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第三章 美少女学園一年目 芽吹き根付く乙女心
【第76話】 再教育(76)あおい
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■あおいサイド(26)
「あおいちゃん、約束を破ったわね」
アリスたちの言葉に、あおいは背筋が凍る。
いつのこと? だって、言いつけはちゃんと守ったはず。
女言葉しか使っていないし、振る舞いにそこまで怪しいところはなかった。
突然の窮地に頭がまとまらず、ドアにもたれ掛かるようにしながら、声を絞り出す。
「えっ、だって、あたし、ちゃんと約束通り、ローターを外さずに……」
「外されましたわ。あおいお嬢様。嘘はダメですよ。思い出してください」
チッチッチッとさくらは指を左右に振る。
アリスは右手に握られた、手のひらサイズのタブレットを、確認するように覗き込む。
「一時間、ローターからのシグナルが途絶えているわ。二時間目のあたりね。何をやっていたのかしら」
「なっ、何って……」
確か、あの時は特別授業で、特進生の先輩たちと……。
あおいは気が付き、「しまった」という顔をした。
「ち、違うんです。アリスさん。あれは、特別授業で、無理やり押し倒されて、下着を脱がされて、仕方なく……」
本当のことだ。自分は無理やり犯されてしまったのだ。そう主張しても、アリスとさくらの返事は冷たい。
「ふふっ。そうなんだ。無理やり脱がされちゃったんだ。力の弱い女の子達に、なすすべなく。それでも約束は約束よ」
「あおいお嬢様。私、知っているんですよ。お嬢様が約束を破って、自分勝手に動いたことを。それはそれは熱心に、おちんちんを舐めていたことを。まるで、アイスキャンディーを頬張るように、うっとりした顔で、フェラチオまでされていましたよね」
「そうなの、さくら。あたしも見てみたかったわ。あおいちゃんの痴態を。でも、それよりも何よりも、まずお仕置きが必要ね」
(お仕置き? 一体何をされるの?)
あおいは、一歩、二歩と後ずさる。
「何をされるのってお顔をされていますね、お嬢様。どうかブレスレットをご確認なさってください」
あおいは、手元に目を向ける。右手首に巻かれたブレスレットは、綺麗な青色に輝いていた。
男らしいことをすると青く、女らしいことをすると赤く染まると言われたブレスレットが。
さっきまでは、シルバーだったはずなのに、どうして。
「今日のあおいちゃんの行動評価がさっき出たの。きちんと女の子らしくしてなきゃダメじゃない。初日からお仕置きが必要なんて、悪い娘ね」
「私もがっかりです。一日目からマゾ雌調教をしてさしあげなきゃいけないなんて、本当に、本当に残念で、涙がこぼれそうです」
残念と言い嘘泣きをしながら、さくらは楽しそうにあおいに近づき、壁ドンをする。
自分より圧倒的に力の強いさくらの威圧感に、あおいは細い体を震わせる。
「大丈夫よ。しっかりその体に覚え込ませてあげるわ。マゾの心を。第三メス化調教室でたっぷりとね」
横から入り込んできたアリスが、ガーゼをあおいの鼻と口に押し当てる。
あおいはフガフガと言いながら抵抗していたが、やがてぐったりと脱力して、意識を手放した。
さくらはあおいの華奢な体を抱きかかえながら、あらためて思う。
Cカップまで大きくなった胸、曲線にくびれたお腹、丸いヒップとふくらみの失われた女の子の股間。
全ては早紀の計画通り。
ぱっちりした瞳の愛らしさあふれるその顔は、誰よりも魅力的だとは思っていた。今では、体つきまで順調に女の子として成長している。
初めて会った時はまだ少年の体だったし、おちんちんもついていたが、いつしかそれもクリトリスとなり、桃色の乳首もぷっくりとして、二つのおっぱいも柔らかく膨らんだ。
まだヴァギナはないが、それ以外に男の子らしさは一切見当たらない。
これからは同級生を置き去りにして、世界標準のセクシーな美少女に羽化していくのだろう。
「あおいお嬢様は、これからもっともっと、女として成熟していくのですよ。心配しなくても大丈夫です。つばさお嬢様にも、クリスティーナお嬢様にもそのうち追いつきますから。ダンス・フォー・オールナイトでは、セクシーで扇情的なドレスを着るのですから、頑張らないといけませんね」
何も返事をしないあおいに、今度はアリスが語り掛ける。首の真ん中まで伸びてきた黒髪を優しく撫でながら。
「その前にしっかりとマゾの心を魂に刻みましょうね。そのエッチな体に相応しい女の子の心を。私たちがしっかりみっちり教えてあげるから、安心していいわよ。ふふふっ」
「あおいちゃん、約束を破ったわね」
アリスたちの言葉に、あおいは背筋が凍る。
いつのこと? だって、言いつけはちゃんと守ったはず。
女言葉しか使っていないし、振る舞いにそこまで怪しいところはなかった。
突然の窮地に頭がまとまらず、ドアにもたれ掛かるようにしながら、声を絞り出す。
「えっ、だって、あたし、ちゃんと約束通り、ローターを外さずに……」
「外されましたわ。あおいお嬢様。嘘はダメですよ。思い出してください」
チッチッチッとさくらは指を左右に振る。
アリスは右手に握られた、手のひらサイズのタブレットを、確認するように覗き込む。
「一時間、ローターからのシグナルが途絶えているわ。二時間目のあたりね。何をやっていたのかしら」
「なっ、何って……」
確か、あの時は特別授業で、特進生の先輩たちと……。
あおいは気が付き、「しまった」という顔をした。
「ち、違うんです。アリスさん。あれは、特別授業で、無理やり押し倒されて、下着を脱がされて、仕方なく……」
本当のことだ。自分は無理やり犯されてしまったのだ。そう主張しても、アリスとさくらの返事は冷たい。
「ふふっ。そうなんだ。無理やり脱がされちゃったんだ。力の弱い女の子達に、なすすべなく。それでも約束は約束よ」
「あおいお嬢様。私、知っているんですよ。お嬢様が約束を破って、自分勝手に動いたことを。それはそれは熱心に、おちんちんを舐めていたことを。まるで、アイスキャンディーを頬張るように、うっとりした顔で、フェラチオまでされていましたよね」
「そうなの、さくら。あたしも見てみたかったわ。あおいちゃんの痴態を。でも、それよりも何よりも、まずお仕置きが必要ね」
(お仕置き? 一体何をされるの?)
あおいは、一歩、二歩と後ずさる。
「何をされるのってお顔をされていますね、お嬢様。どうかブレスレットをご確認なさってください」
あおいは、手元に目を向ける。右手首に巻かれたブレスレットは、綺麗な青色に輝いていた。
男らしいことをすると青く、女らしいことをすると赤く染まると言われたブレスレットが。
さっきまでは、シルバーだったはずなのに、どうして。
「今日のあおいちゃんの行動評価がさっき出たの。きちんと女の子らしくしてなきゃダメじゃない。初日からお仕置きが必要なんて、悪い娘ね」
「私もがっかりです。一日目からマゾ雌調教をしてさしあげなきゃいけないなんて、本当に、本当に残念で、涙がこぼれそうです」
残念と言い嘘泣きをしながら、さくらは楽しそうにあおいに近づき、壁ドンをする。
自分より圧倒的に力の強いさくらの威圧感に、あおいは細い体を震わせる。
「大丈夫よ。しっかりその体に覚え込ませてあげるわ。マゾの心を。第三メス化調教室でたっぷりとね」
横から入り込んできたアリスが、ガーゼをあおいの鼻と口に押し当てる。
あおいはフガフガと言いながら抵抗していたが、やがてぐったりと脱力して、意識を手放した。
さくらはあおいの華奢な体を抱きかかえながら、あらためて思う。
Cカップまで大きくなった胸、曲線にくびれたお腹、丸いヒップとふくらみの失われた女の子の股間。
全ては早紀の計画通り。
ぱっちりした瞳の愛らしさあふれるその顔は、誰よりも魅力的だとは思っていた。今では、体つきまで順調に女の子として成長している。
初めて会った時はまだ少年の体だったし、おちんちんもついていたが、いつしかそれもクリトリスとなり、桃色の乳首もぷっくりとして、二つのおっぱいも柔らかく膨らんだ。
まだヴァギナはないが、それ以外に男の子らしさは一切見当たらない。
これからは同級生を置き去りにして、世界標準のセクシーな美少女に羽化していくのだろう。
「あおいお嬢様は、これからもっともっと、女として成熟していくのですよ。心配しなくても大丈夫です。つばさお嬢様にも、クリスティーナお嬢様にもそのうち追いつきますから。ダンス・フォー・オールナイトでは、セクシーで扇情的なドレスを着るのですから、頑張らないといけませんね」
何も返事をしないあおいに、今度はアリスが語り掛ける。首の真ん中まで伸びてきた黒髪を優しく撫でながら。
「その前にしっかりとマゾの心を魂に刻みましょうね。そのエッチな体に相応しい女の子の心を。私たちがしっかりみっちり教えてあげるから、安心していいわよ。ふふふっ」
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