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茶々、爪切り大嫌い
しおりを挟む先程、流血事件の話をしたが、大体の猫は爪切りが嫌いな子が多いのではないだろうか。
うちの子も例外ではない。
子猫であれば爪を切る行為をするまでの段階として、手を触って嫌がらないぐらい慣れさせてから爪切りに踏み切ったりと対策をとれると思う。だが、もうすでに1歳半だった茶々。最初は物凄い嫌がって1つ切るのでさえとても、それはもう大変だった。嫌がりようが半端なかった。
というのも、腕の中からすり抜けるのはお手の物だったし、攻防の末、飼い主の胸上に足を押し付けて尚且つ爪まで出して、ぐいぐい距離を取ろうとするのである。私の皮膚はえぐられる、えぐられる。
もちろんなるべく嫌がらないように対策がないのかネットや動画で調べてみた。
毛布を頭にかぶせて切るところを見えないようにして切る方法や、洗濯ネットをかぶせて爪だけ出るようにして素早く切る方法。一人が脇を掴んで抱っこし、もう一人が爪を切る方法もあった。やり方も色々出てくる。
毛布も洗濯ネットもダメだった。ことごとく切っている間に反撃を受ける。そもそも一人暮らしに、もう一人助っ人なんて頼れない。新しい環境になって、しばらくの間はまず環境に慣れてもらうため、新しい人間に会わせないようにしていたのもある。園長先生が出てくる動物番組で取り上げられていた爪切りの方法もあったのだが、私には難しかった。
最終手段は動物病院で切ってもらうことなのだが、慣れてもらうに越したことはない。ワタシガンバルヨ。
そんな苦労の末、最近では前足に限り、覆いかぶさって後ろにも前にも行けないようにしてなるべく早く切ること前提で切らしてくれるようになった。
でも、終わった後は速攻で逃げられるし、しばらく近づいては来ない。
後ろ足は茶々が爆睡していてちょっとの物音でも起きないぐらいの時にしれっと切るようにしている。しかしこれは中々、熟睡してくれていることがないのが難点なのだ。
そもそも深い眠りについてくれる時は、ほぼ私も一緒になって寝ているのである。なんなら私の腕枕で寝ていることもある。
お前のためでもあるんだぞ、茶々。爪切り許してください、お願いします。
皆さんは、一人で爪切りする時どうしているのでしょう。何かいい案があれば教えて欲しいものだ。
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