【完結】【R-18】三十歳童貞を貫いて魅了魔法を習得。先輩に復讐H、好きな子と即ハメして決意する。「それは、僕自身が淫魔になることだ」

湊零

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第三章『魅了H。駆出し淫魔は大悪魔に誘惑され、黒い天使は嫉妬する』

第五十三話「感じ合い、性行為」(★)

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「うっ、く……か、はぁっ……」

「大丈夫。慌てないで。ゆっくりでいいから、大きく息を吸って、吐いて……」

「すぅーっ、はぁーっ。……うぅっ」

 僕と向かい合うようにして、小さな秘孔に凶悪なペニスを呑み込んでいくミカエリ。

「あれ? すごくキツイよ。この前、同じくらいの触手を美味しそうに咥えてたよね?」

「あんなの……初めてだなんて認められません……っ。だから、アソコだけ浄化魔法を使用したのです……っ。く、あああっ」

 ブチィッ!
 処女膜を貫通し、ペニスはそのまま一気に未開発な膣奥を掘削していく。

 あまりの衝撃に白目を剝きそうな天使。

「大丈夫? おめでとう。全部、挿入はいったよ」

「うぅ……ひぐっ……。感じます……。日高さんのが、私の奥まで……繋がって……」

 凶暴な肉杭が、根本まで細い身体の中心まで埋め込まれている。
 けどミカエリは苦痛よりも、性器と性器を深く結合する歓びを感じていた。

「そのまま……。まだ動かさないで……もっと日高さんを感じたいんです……」

「そんなこと言われたら、ますます歯止めがかからなくなるよ」

 ぎゅっと両手で抱きしめられて、柔らかい身体が密着する。

 倉林さんの時とは違う。
 快楽だけでない、相手を信頼し、感じようとする行為。
 僕は興奮とはまた少し違った激情に駆られる。

「あ……っ、まだ大きくなるんです、か……?」

「ごめん、ミカエリ……。僕の方が、もう我慢できない」

「わ、かりました……ゆっくり、お願いします……」

 本当は今すぐミカエリの身体ごと持ち上げて、力任せに腰を振り回したい欲動をぐっとこらえた。

 代わりに、小刻みに上下に振動させるようにして、腰をリズミカルに突く。

「んっ……あっ、あんっ……は、はぁっ……」

 ミカエリは僕の胸板に顔を押し付けたまま、短く吐息を漏らし、感じているようだ。

 頭の奥に火花が散るような刺激ではないけど、いつもよりねっとりとした膣壁の収縮や、ぬるぬるの愛液が絡みついてくる感覚を味わえる。
 徹夜明けには、むしろこれくらいじっくりとした方が心地いいかもしれない。

 ぴちゃっ……ぱちゅっ……ぱちゅっ……ぴちゃっ……。

 のぼせるようなお風呂場の気温。
 互いに全裸で汗をかきながら、密着し、快楽を共有する。

「はぁっ……。気持ち、いいです……。すごく……んんっ」

 金髪が激しく揺れて、僕の肌をくすぐる。

 気付けば、僕よりもミカエリの方が、自ら快感を求めて腰を振っていた。

「どうしてでしょう……。相手の性器を受け入れて、腰を振る。これだけの行為が……とても気持ちいいです……はぁっ」

 その後は互いにしばらく無言のまま、吐息と水音だけが二人を包み込む。

 体位もテクニックも至ってシンプルなのに、身体をくっつけて感じ合うことがとてつもなく気持ちいい。

 氷室先輩、倉林さん。
 彼女たちからは感じられなかったこの気持ち。
 これは……。

 その時、思考が断ち切られるように、精液が尿道を駆け上がってきた。

「く、はぁっ……ごめんミカエリ……膣内なか射精すよ……っ!」

「は、いっ……。このまま、一番奥で……私を、満たしてください……」

 打ち付ける腰の動きと、肌と肌がぶつかり合う音が、ヒートアップする。
 お互い、自分と相手のことしか感じられない。

 まるで心を通わせて演奏するような一体感の最中、僕は精を解き放つ──。

 その時。

「宋真っ! 魔界から帰ったぞ! また一人で慰めて……ってなぁあああああああっ!?」

「!? し、シトラス!?」

 突然浴室のドアをバーン! と開け放ち、現れたシトラス。

 僕は驚きと嬉しさと恥ずかしさで混乱し、とりあえずミカエリを引きはがそうとする。

 しかし、ミカエリは忘我の境地に入っていて、一ミリも離れるまいと僕をホールドしていた。

「あっ、射精るっ」

 びっびゅるうるうううううううううううっ。

 シトラスに見られながら、僕はミカエリの膣内で射精した。
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