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やり直し
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アリサがいなくなり数日。僕は母親がいなくなってしまったような寂しさを感じていた。
だがそんな時は彼女にもらったリボンを取り出す。
それは自分の幸せを願ってくれている人がいるという証のようで、眺めているだけで勇気づけられる気がした。
そして、せっかくならそのリボンを使えるようになろうと、ティアに髪の結い方を教わりはじめた。その結果、僕は編み込みや凝ったアレンジまで色々な結い方が出来るようになった。
まあそのせいで、最近ティアの髪をセットしてあげるのが僕の役目になってしまったのだが。
そうして落ち着きを取り戻しつつあったある日のこと、ゾーイから手紙が届いた。話したいことがあるのでまた家に遊びにこないかとのことだ。
ティアとテオもぜひという言葉に僕は承諾の返事を書いた。
彼女がこんな曖昧な手紙を送ってくるのは珍しい。話とは一体何だろうかと気になりつつアダムス伯爵家へと3人で向かった。
ちなみに、テオもティアほどではないが彼らとは面識がある。なので、僕達3人はすっかり伯爵家の人たちと打ち解けていた。それこそ本当の両親以上に…
伯爵家に到着し、見慣れたクリーム色の廊下を進む。彼女たちの肖像画にも慣れたもので、まるでここの方が自分の家のように落ち着く気さえした。
「ジョシュ!久しぶりね。」
部屋に入るとすぐ彼女が出迎えてくれた。相変わらず元気一杯の彼女に自然と笑顔になる。
「ゾーイ!久しぶり。元気だった?」
「ええ、元気よ!」
「ゾーイ嬢、お久しぶりです。」
「…久しぶりね。」
テオとティアも各々に挨拶をする。ティアはまだゾーイと折り合いが悪く、少し気まずいようだ。
やや程度の差はあれ4人で数ヶ月ぶりの再会を喜び合い、後ろにいる彼女の家族たちにも挨拶をする。
そして、ひと段落したところでアダムス伯爵が口を開いた。
「今日は呼び出してすまない。ぜひジョシュア君に話したいことがあってね。」
「僕に話、ですか?」
伯爵が直に僕に話があるなど今まで無かったことだ。やや緊張して次の言葉を待つ。
「ああ、ゾーイとのことだ。ぜひ君に婚約を申し込みたいと思ってる。」
「なっ!?」
「なるほど。」
僕が反応するより早くティアとテオが声をあげた。
「お兄様に婚約なんて、まだ早いですわ!」
いやいや、ティアは僕より年下なのにもう婚約してるよね?と彼女の言葉に突っ込みたい気持ちを抑えて伯爵を見る。
「大変嬉しい申し出なのですが、なぜ僕に…?」
すると伯爵は一瞬ゾーイに視線を向けた後、気まずげに咳払いをした。
「あー、まあなんだ。君たちは幼い頃から仲がいいし、ジョシュア君なら娘を預けても安心だからだ。うちは伯爵家だが、様々な商会とのつながりもあるし金銭的にも裕福だ。侯爵家としても婚姻を結ぶメリットはあると思う。」
「はい、それはもちろんです。むしろ侯爵家としては願ってもない申し出だと思います。ただ…ご存知の通り僕は後継ではありません。爵位を賜われるかも怪しいのにゾーイの婚約者など…彼女の立場を不安定にしてしまいます。」
ゾーイと家族になることができたらとても幸せだろう。だが、僕は平民になるかもしれないというのに、彼女を巻き込むことはできない。
「ジョシュ、私はそんなこと…!」
「いや、こんな状態じゃ、君の婚約者になんてなれないよ。もし僕が平民になったら、君は家族や友人たちと同格でいられなくなってしまう。」
そう言って伯爵に向き直る。
「このようなありがたい申し出を頂いておきながら恐縮ですが、お断りさせてください。」
「…そうか。それは残念だ。こちらとしては君が平民になったとしても我が家が援助をすれば問題ないと思っていたのだが。」
「婚約者の家族に支援してもらって生活をするなんてできません。」
「そんな…ジョシュ…」
ショックを滲ませる彼女に、女性側からの婚約の申し出を断るという無礼を働いたことを申し訳なく思う。
あと、なぜかホッとしたように胸を撫で下ろしているティアには、もう少し空気を読んでもらいたい。
「ふう、それなら仕方ないな。だが、一つ聞かせてくれ。君はゾーイをどう思ってる?」
「ゾーイは…明るくて優しくて、僕が知る限り最高の女の子です。彼女と結ばれる人は幸せだと思います。」
「なっ!」
僕がそう答えるとゾーイは顔を押さえてそっぽを向いてしまった。何か気にさわるようなことでも言ってしまっただろうか。
そして、その回答を受けて考え込んでいた伯爵が再び顔を上げる。
「そうか。君の気持ちは理解した。ゾーイとの婚約が嫌なのではなく、あくまで彼女のためを思っての選択ということだね?」
「はい。」
「では一つ、婚約に代わる約束をしないか?」
「約束、ですか…?」
僕が首を傾げると、彼は面白そうに笑って続きを口にした。
「ああ、ひとまず今日は婚約の話は無かったことにする。だが、将来君の立場が確定したとき、それがどんなものであってもゾーイが婚約を望めば婚約をしてくれないか?代わりにアダムス伯爵家は君を援助する。」
その提案に僕は目を瞬いた。
「援助と言われましても、僕など何も…」
「今はそれでいいし、必要なければそれでもいい。だが婚約の件だけだと一方的すぎるからね。君にリスクを背負わせる分の対価だとでも思ってくれ。」
確かにアダムス家の支援があれば今度ティアの未来を変える際に役立つかもしれない。だがそんな事情にゾーイを巻き込んでもいいのだろうか。
「ゾーイには平民になるリスクをしっかり教えておくし、それが無理だと思ったら別の人に嫁がせる。そもそも君は先ほどの理由で言うと誰とも婚約をするつもりはないのだろう?」
「ええ、それはまあ。」
「なら悪くない申し出だと思うのだがどうだろう?」
僕は彼の提案について考えてみる。確かに、僕は誰とも婚約などするつもりはなかった。
だからその申し出で制約を受けるとすれば、ゾーイが全てを受け入れ僕との婚約を望んだ場合、それを断れないということだけだ。
むしろ都合の良すぎる内容に、何か裏があるのではと勘繰ってしまう。
だが彼の真剣な瞳からは娘の幸せを願う父親の顔しか伺えなかった。
「わかりました…そのお話、謹んで受けさせていただきます。」
するとゾーイと伯爵は歓喜の表情となり、後ろに控えていた彼女の家族たちも「よしっ!」だとか「良かったわね!」だとか各々で歓声をあげている。
唯一後ろから「そんな!」という悲痛な声が聞こえてきたが、反応している余裕はなかった。
「それでは、不甲斐ない僕ですが、もし彼女が僕を選んだとしても恥ずかしくないよう、精一杯頑張りますので、これからもどうぞよろしくお願いします。」
僕はそう言ってその約束を受け入れた。
「ああ!よかった。ゾーイもこれで良かったろ?」
「も、もうっ!お父様ったら強引なんだから。でも、まぁ…良かったわ。」
「ああ、そうそう。この話はウッドセン侯爵にも私から手紙を書くから。」
「え?でもそんなことしたら…」
アダムス伯爵家はお金持ちだ。ゾーイが僕と婚約するかもしれないなんて話をしたら、お父様はなんとしても縁をつなげようとするのではないだろうか。
「こちらとしても悪い話ではないのでな。君は気にしなくてよろしい。」
「そう、ですか…そう仰るなら分かりました。」
これはティアの運命を変えるだけでなく、ゾーイを幸せにする力までつける必要がありそうだ。
ずいぶん難易度は上がってしまったが、僕は不思議とふわふわした気分で帰路に着いた。
だがそんな時は彼女にもらったリボンを取り出す。
それは自分の幸せを願ってくれている人がいるという証のようで、眺めているだけで勇気づけられる気がした。
そして、せっかくならそのリボンを使えるようになろうと、ティアに髪の結い方を教わりはじめた。その結果、僕は編み込みや凝ったアレンジまで色々な結い方が出来るようになった。
まあそのせいで、最近ティアの髪をセットしてあげるのが僕の役目になってしまったのだが。
そうして落ち着きを取り戻しつつあったある日のこと、ゾーイから手紙が届いた。話したいことがあるのでまた家に遊びにこないかとのことだ。
ティアとテオもぜひという言葉に僕は承諾の返事を書いた。
彼女がこんな曖昧な手紙を送ってくるのは珍しい。話とは一体何だろうかと気になりつつアダムス伯爵家へと3人で向かった。
ちなみに、テオもティアほどではないが彼らとは面識がある。なので、僕達3人はすっかり伯爵家の人たちと打ち解けていた。それこそ本当の両親以上に…
伯爵家に到着し、見慣れたクリーム色の廊下を進む。彼女たちの肖像画にも慣れたもので、まるでここの方が自分の家のように落ち着く気さえした。
「ジョシュ!久しぶりね。」
部屋に入るとすぐ彼女が出迎えてくれた。相変わらず元気一杯の彼女に自然と笑顔になる。
「ゾーイ!久しぶり。元気だった?」
「ええ、元気よ!」
「ゾーイ嬢、お久しぶりです。」
「…久しぶりね。」
テオとティアも各々に挨拶をする。ティアはまだゾーイと折り合いが悪く、少し気まずいようだ。
やや程度の差はあれ4人で数ヶ月ぶりの再会を喜び合い、後ろにいる彼女の家族たちにも挨拶をする。
そして、ひと段落したところでアダムス伯爵が口を開いた。
「今日は呼び出してすまない。ぜひジョシュア君に話したいことがあってね。」
「僕に話、ですか?」
伯爵が直に僕に話があるなど今まで無かったことだ。やや緊張して次の言葉を待つ。
「ああ、ゾーイとのことだ。ぜひ君に婚約を申し込みたいと思ってる。」
「なっ!?」
「なるほど。」
僕が反応するより早くティアとテオが声をあげた。
「お兄様に婚約なんて、まだ早いですわ!」
いやいや、ティアは僕より年下なのにもう婚約してるよね?と彼女の言葉に突っ込みたい気持ちを抑えて伯爵を見る。
「大変嬉しい申し出なのですが、なぜ僕に…?」
すると伯爵は一瞬ゾーイに視線を向けた後、気まずげに咳払いをした。
「あー、まあなんだ。君たちは幼い頃から仲がいいし、ジョシュア君なら娘を預けても安心だからだ。うちは伯爵家だが、様々な商会とのつながりもあるし金銭的にも裕福だ。侯爵家としても婚姻を結ぶメリットはあると思う。」
「はい、それはもちろんです。むしろ侯爵家としては願ってもない申し出だと思います。ただ…ご存知の通り僕は後継ではありません。爵位を賜われるかも怪しいのにゾーイの婚約者など…彼女の立場を不安定にしてしまいます。」
ゾーイと家族になることができたらとても幸せだろう。だが、僕は平民になるかもしれないというのに、彼女を巻き込むことはできない。
「ジョシュ、私はそんなこと…!」
「いや、こんな状態じゃ、君の婚約者になんてなれないよ。もし僕が平民になったら、君は家族や友人たちと同格でいられなくなってしまう。」
そう言って伯爵に向き直る。
「このようなありがたい申し出を頂いておきながら恐縮ですが、お断りさせてください。」
「…そうか。それは残念だ。こちらとしては君が平民になったとしても我が家が援助をすれば問題ないと思っていたのだが。」
「婚約者の家族に支援してもらって生活をするなんてできません。」
「そんな…ジョシュ…」
ショックを滲ませる彼女に、女性側からの婚約の申し出を断るという無礼を働いたことを申し訳なく思う。
あと、なぜかホッとしたように胸を撫で下ろしているティアには、もう少し空気を読んでもらいたい。
「ふう、それなら仕方ないな。だが、一つ聞かせてくれ。君はゾーイをどう思ってる?」
「ゾーイは…明るくて優しくて、僕が知る限り最高の女の子です。彼女と結ばれる人は幸せだと思います。」
「なっ!」
僕がそう答えるとゾーイは顔を押さえてそっぽを向いてしまった。何か気にさわるようなことでも言ってしまっただろうか。
そして、その回答を受けて考え込んでいた伯爵が再び顔を上げる。
「そうか。君の気持ちは理解した。ゾーイとの婚約が嫌なのではなく、あくまで彼女のためを思っての選択ということだね?」
「はい。」
「では一つ、婚約に代わる約束をしないか?」
「約束、ですか…?」
僕が首を傾げると、彼は面白そうに笑って続きを口にした。
「ああ、ひとまず今日は婚約の話は無かったことにする。だが、将来君の立場が確定したとき、それがどんなものであってもゾーイが婚約を望めば婚約をしてくれないか?代わりにアダムス伯爵家は君を援助する。」
その提案に僕は目を瞬いた。
「援助と言われましても、僕など何も…」
「今はそれでいいし、必要なければそれでもいい。だが婚約の件だけだと一方的すぎるからね。君にリスクを背負わせる分の対価だとでも思ってくれ。」
確かにアダムス家の支援があれば今度ティアの未来を変える際に役立つかもしれない。だがそんな事情にゾーイを巻き込んでもいいのだろうか。
「ゾーイには平民になるリスクをしっかり教えておくし、それが無理だと思ったら別の人に嫁がせる。そもそも君は先ほどの理由で言うと誰とも婚約をするつもりはないのだろう?」
「ええ、それはまあ。」
「なら悪くない申し出だと思うのだがどうだろう?」
僕は彼の提案について考えてみる。確かに、僕は誰とも婚約などするつもりはなかった。
だからその申し出で制約を受けるとすれば、ゾーイが全てを受け入れ僕との婚約を望んだ場合、それを断れないということだけだ。
むしろ都合の良すぎる内容に、何か裏があるのではと勘繰ってしまう。
だが彼の真剣な瞳からは娘の幸せを願う父親の顔しか伺えなかった。
「わかりました…そのお話、謹んで受けさせていただきます。」
するとゾーイと伯爵は歓喜の表情となり、後ろに控えていた彼女の家族たちも「よしっ!」だとか「良かったわね!」だとか各々で歓声をあげている。
唯一後ろから「そんな!」という悲痛な声が聞こえてきたが、反応している余裕はなかった。
「それでは、不甲斐ない僕ですが、もし彼女が僕を選んだとしても恥ずかしくないよう、精一杯頑張りますので、これからもどうぞよろしくお願いします。」
僕はそう言ってその約束を受け入れた。
「ああ!よかった。ゾーイもこれで良かったろ?」
「も、もうっ!お父様ったら強引なんだから。でも、まぁ…良かったわ。」
「ああ、そうそう。この話はウッドセン侯爵にも私から手紙を書くから。」
「え?でもそんなことしたら…」
アダムス伯爵家はお金持ちだ。ゾーイが僕と婚約するかもしれないなんて話をしたら、お父様はなんとしても縁をつなげようとするのではないだろうか。
「こちらとしても悪い話ではないのでな。君は気にしなくてよろしい。」
「そう、ですか…そう仰るなら分かりました。」
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