Day Dream

谷山佳与

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第3章 ライブイベント編

イベント。

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オープニングで自己紹介を終えた私達は決められた立ち位置にたつ。
最初の二チームに分かれて行うミニゲームは、私、Miaちゃん、蒼介。敵にたつ、よしにぃ、早川さんの3人で得点が高い方が勝ち。
ちなみにはるにぃは審判及び司会進行だ。
クイズはこちらが圧勝。
二つ目は、騎士に基づき3ヶ所に付けられた風船を早く割った方が勝ち。
ロッティ以外に武闘派だからね。
まぁ仕方ないんだけど、、、

「何で大将戦が私とよりにもよってたつなの?!おかしいでしょう?」
「いやーおかしくないだろ。シャルロッテ様の得意分野に、王子様は出さねぇな。」
「得意分野って、それは」
「作中の中だけとは言わねぇよな?聞いた話によると、運動神経かなりいいって聞いたしな。諦めろシャルロッテ様」
「ジョージ、後で情報源教えなさい。」

にっこりと笑いながら、シャルロッテで話す。

「…終わった後で話させてもらう。」

と、返事を貰ったところでゲームはスタートした。
結果としては、僅差でたつが勝った。

「っ、悔しいー!」
「シャルロッテ様、汗をかかれましたでしょう?湯浴みに参りましょう。」

試合が終わった後アナスタシア役のMiaちゃんがやって来る。

「そうね。アルフレッド様1度下がりますので、あとの事はお任せしてもいいかしら?ヴァンもここをお願いね。」
「かしこまりました。」
「はい。」

返事を聞いたあと、Miaちゃんと共に舞台袖へ下がる。
わたしは着替えに、Miaちゃんは舞台へ戻り私からの催し物として見てもらいたいモノがある。
という伝言を宰相のアルフレッドに伝えるのだ。

控室でバタバタと着替え舞台裏に戻る。
そこにははるちゃんFRONTIERの3人が待っていた。
事前に知らされていなかった、スタッフさん達もソワソワしている。

「身長以外そっくりだな。」
「双子ですから。それに身長は、私は高い方です。」
「俺らからしたらちぃは小さいよ?」
「はるちゃん達が大きいの。」
「ちぃちゃん、僕ともそっくりだね。身長も近いし。」
「そうだねー。」

舞台裏から舞台下へと移動する。
床下から飛び出す定番の登場の仕方だ。

「ちぃ。」

はるちゃんが差し出した手にタッチをし、かなちゃん、ひなとタッチをすると定位置にのる。

「カウントいきます。5、4、3、2、…UP!」

スペシャルゲストの登場です!って頭上から聞こえる。
パァンと大きな破裂音と共に一気に飛び出す。
イントロが流れ始める。
初めはみんなで歌う。

「不器用に生きる、君を愛おしく想うよー」


キャー!と言う声と共に、え?!HARUがふたり?!
という声も聞こえる。
今回ははるちゃんと2人で歌う箇所を多くして貰っている。
曲に合わせて見様見真似で踊る。
踊りながら、みんなからハイタッチを貰う。
最後ははるちゃんと2人でアカペラで終わらせる。

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