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第3章 勇気を持って一歩踏み出せば
同じ瞬間を生きているから。
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ふわふわ漂う感覚と優しい風に頬を撫でられ、ゆっくりと目を覚ました。
体を起こせば、色とりどりのお花畑の真ん中に、真っ白のドレスをまとって座って居た。
この光景はずっと昔見たことがある。
それは、いつだっただろうか?
立上り辺りを見回すと誰もいない。
だけど、どこに行くべきかは体が覚えている。
体が向かう方向へ迎えば、白亜のお城が見えてきた。
どことなく、王城に似ているそれは私が近づいたことで、門が勝手に開いた。
そのまま中へ入っていき、広い廊下を静かに奥へと進んでいく。
一際大きいい扉に手を触れた時、声をかけられた。
「シル」
「” ”様」
声をかけてきたのは、顔は見えないけれど、きっと親しい、恋人なのだろう。
胸の奥から”嬉しい””会えた”と言う感情が溢れてくる。
そのままその男性へと近寄り、きゅっと抱きしめる。
ほのかに香るシトラスの香りに、顔を更にうずめる。
これはいつの記憶なのだろう?
全く知らない人。だけど懐かしいと感じる人。
私を”シル”と愛おしそうに、甘く呼んでくれる人。
ずっと一緒に入れると思った人。
心から愛した人。
これはいつの記憶だろう?
この人から離れたくないと思った。
傍にいてと、離れないでと。
だけど、争いの火はここまでやってきていて、彼は・・・・・どうなった?
”・・・・シア、・・・レ・・・ティ・・・”
また、誰かに呼ばれて、目を開けた。
この声を私は知っている。
「レティーシア。」
「・・・・らず・・・さ、ま?」
名前を呼んでくれたのは、私の大好きなラザルート様。
どこか、苦しそうな表情をする彼は、どうしたのだろうかと、手を伸ばす
少しひんやりとした、ラズ様の頬に触れ”気持ちいい”と呟く。
あれ?
私どうしたっけ?少し具合が悪くなって、医務室に・・・・・、それから・・・?
体を起こそうにも、重く、身体の上から何かに押さえつけられているかのように、思い。
「目は覚めたようだけど、まだ、意識はこちらに完全に戻ってきては居ないね。」
そう発したのは、ルイ様。
どうしてここに。それにアル兄様迄いる。
ただ、熱をだしただけなのに、なんで??熱で回らぬ頭を傾げながら、ぼんやりと見つめる。
「ラザルートはこのままレティのそばを離れないでくださいね。レティーシアの魔力の波動に同調して、魔力を馴染ませてくれれば大丈夫ですから。それと、レティーシアひとまずこれを付けておきましょうか。」
ルイ様から付けられたのは、細かい銀細工と沢山の石がついたブレスレット。
外しちゃダメと言われたそれは、魔力酔いを緩和してくれるものらしい。
言われるがまま、ブレスレットを反対の手でさする。
そのあと、ルイ様がラズ様に何か話していたけど、良く聞き取れなかった。
「レティーシア、安心して大丈夫ですよ。ラザルートが傍にいますから。今度は夢に引きずられて泣く事もないですよ。」
身体を少し起こされアル兄様がぎゅっとハグをしてくれて、目元をぬぐってくれた。そして昔してくれたみたいにおデコと頬にキスをくれた
そこで自身が泣いていたことに気がついた。
いつの間に・・・。
確かに夢が幸せから悲しいものに変わったからだろうか?
私を”シル”と読んでくれたあの人はどうなったのだろうか??
熱が下がった暁には、レオ兄様か父様に相談しよう。あぁ、ルイさまでも何か分かるかも知れない。
「うん。ルイ兄様、”シル様”ってご存知でしょうか?」
「シル?夢で見たのかい?」
「夢の中で、そう呼ばれてました・・・・の・・・。」
「そう。分かった確認しておくから、水分をとってゆっくり御休み。」
ルイ様の言葉に頷き、サイドテーブルに置かれていた水を飲ませてもらいゆっくりと飲み干すと再び体を横たえる。
”おやすみ”という声が聞こえた。
体を起こせば、色とりどりのお花畑の真ん中に、真っ白のドレスをまとって座って居た。
この光景はずっと昔見たことがある。
それは、いつだっただろうか?
立上り辺りを見回すと誰もいない。
だけど、どこに行くべきかは体が覚えている。
体が向かう方向へ迎えば、白亜のお城が見えてきた。
どことなく、王城に似ているそれは私が近づいたことで、門が勝手に開いた。
そのまま中へ入っていき、広い廊下を静かに奥へと進んでいく。
一際大きいい扉に手を触れた時、声をかけられた。
「シル」
「” ”様」
声をかけてきたのは、顔は見えないけれど、きっと親しい、恋人なのだろう。
胸の奥から”嬉しい””会えた”と言う感情が溢れてくる。
そのままその男性へと近寄り、きゅっと抱きしめる。
ほのかに香るシトラスの香りに、顔を更にうずめる。
これはいつの記憶なのだろう?
全く知らない人。だけど懐かしいと感じる人。
私を”シル”と愛おしそうに、甘く呼んでくれる人。
ずっと一緒に入れると思った人。
心から愛した人。
これはいつの記憶だろう?
この人から離れたくないと思った。
傍にいてと、離れないでと。
だけど、争いの火はここまでやってきていて、彼は・・・・・どうなった?
”・・・・シア、・・・レ・・・ティ・・・”
また、誰かに呼ばれて、目を開けた。
この声を私は知っている。
「レティーシア。」
「・・・・らず・・・さ、ま?」
名前を呼んでくれたのは、私の大好きなラザルート様。
どこか、苦しそうな表情をする彼は、どうしたのだろうかと、手を伸ばす
少しひんやりとした、ラズ様の頬に触れ”気持ちいい”と呟く。
あれ?
私どうしたっけ?少し具合が悪くなって、医務室に・・・・・、それから・・・?
体を起こそうにも、重く、身体の上から何かに押さえつけられているかのように、思い。
「目は覚めたようだけど、まだ、意識はこちらに完全に戻ってきては居ないね。」
そう発したのは、ルイ様。
どうしてここに。それにアル兄様迄いる。
ただ、熱をだしただけなのに、なんで??熱で回らぬ頭を傾げながら、ぼんやりと見つめる。
「ラザルートはこのままレティのそばを離れないでくださいね。レティーシアの魔力の波動に同調して、魔力を馴染ませてくれれば大丈夫ですから。それと、レティーシアひとまずこれを付けておきましょうか。」
ルイ様から付けられたのは、細かい銀細工と沢山の石がついたブレスレット。
外しちゃダメと言われたそれは、魔力酔いを緩和してくれるものらしい。
言われるがまま、ブレスレットを反対の手でさする。
そのあと、ルイ様がラズ様に何か話していたけど、良く聞き取れなかった。
「レティーシア、安心して大丈夫ですよ。ラザルートが傍にいますから。今度は夢に引きずられて泣く事もないですよ。」
身体を少し起こされアル兄様がぎゅっとハグをしてくれて、目元をぬぐってくれた。そして昔してくれたみたいにおデコと頬にキスをくれた
そこで自身が泣いていたことに気がついた。
いつの間に・・・。
確かに夢が幸せから悲しいものに変わったからだろうか?
私を”シル”と読んでくれたあの人はどうなったのだろうか??
熱が下がった暁には、レオ兄様か父様に相談しよう。あぁ、ルイさまでも何か分かるかも知れない。
「うん。ルイ兄様、”シル様”ってご存知でしょうか?」
「シル?夢で見たのかい?」
「夢の中で、そう呼ばれてました・・・・の・・・。」
「そう。分かった確認しておくから、水分をとってゆっくり御休み。」
ルイ様の言葉に頷き、サイドテーブルに置かれていた水を飲ませてもらいゆっくりと飲み干すと再び体を横たえる。
”おやすみ”という声が聞こえた。
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