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第2章 学園祭編。
何しに来たの?
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『それで?いったい何やってるの?二人とも。レギュラーシーズン始まったばかりでしょ?』
大聖堂前の噴水前で降ろしてもらった私は、噴水の縁に座っている二人の兄に問いかけた。
『俺達オフで今回日本に来たから大丈夫』
『それで?来日の目的は??』
超が付くほど行動派な兄達でも、レギュラーシーズン真っ只中にいくら私に会うためとはいえわざわざ日本に来るはずが無い。
なにか急用でもあったのだろうか??
『それは、前々からオファーがあったんだ。学校で講義じゃないけど、交流を含め試合をしてくれって。それで今回オーナーが他のチームのオーナーにも掛け合って、ファンの人たちに人気投票を今回してもらって、全体の上位4名が今回の学園祭に参加が決定。
もちろん四人が所属しているチームは試合が重ならないように調整を重ねて今回の来日ができました。』
『へ~、それで?他の二人は??』
『時間まで各自自由行動だから、何してるかわからない。』
要はチームのTOPが今回の日本行きを承諾。
自分のチームからのみ行くのであては不公平だから他のチームも巻き込んでの、日本来日。
おかげで試合調整が大変だったと。
高等部でそんなイベントがあるなんて聞いてないから大学部の方だろうな~と納得する。
『それで?イベント自体は何時からなんです?12時集合ならそれ以降にあるのでしょう?』
『うわっ!ディの敬語気持ち悪い!!』
からかうようにリアムが大げさなリアクションをとる。
『リアム、ディをからかうとフィーが口を利いてくれなくなるぞ?
イベントは一時からだな。大学のバスケ部と試合を・・・』
『いいな~。私もルーク達と試合をしたいな・・・。』
ぽつりと口に出したのは以外にも私で、ルークとディは苦笑している。
リアムは出ればいいよ!
などと無責任なことを言っている。
『フィー、その時間帯休憩だろう?僕が久野さんに言っておくから、見にいてきたらいいよ。龍は?その時間空いている?』
『俺は適当に休憩を取らないと、全く取れないから好きな時に取っていいって達也が言っていたから合わせられるぞ?』
龍の返事にディがにこやかに笑みを浮かべ手を叩いた。
『止めたところでフィーが脱走するのは目に見えているので、龍、一緒にフィーといってもらえますか?龍が一緒なら変な人たちも寄ってきませんでしょうし。』
『え?いいの??龍は?それで大丈夫?』
『俺は構わない。』
『じゃあ決まりですね。フィー、さっさとこれ配って教室に帰りましょうか。』
『うん。』
ディに持っていてもらったビラを受け取ると三人に別れを告げ昇降口へと向かうことにした。
ひとまず龍が教室まで迎えに来てくれるらしいので、大人しく教室で待機をすると約束をして。
大聖堂前の噴水前で降ろしてもらった私は、噴水の縁に座っている二人の兄に問いかけた。
『俺達オフで今回日本に来たから大丈夫』
『それで?来日の目的は??』
超が付くほど行動派な兄達でも、レギュラーシーズン真っ只中にいくら私に会うためとはいえわざわざ日本に来るはずが無い。
なにか急用でもあったのだろうか??
『それは、前々からオファーがあったんだ。学校で講義じゃないけど、交流を含め試合をしてくれって。それで今回オーナーが他のチームのオーナーにも掛け合って、ファンの人たちに人気投票を今回してもらって、全体の上位4名が今回の学園祭に参加が決定。
もちろん四人が所属しているチームは試合が重ならないように調整を重ねて今回の来日ができました。』
『へ~、それで?他の二人は??』
『時間まで各自自由行動だから、何してるかわからない。』
要はチームのTOPが今回の日本行きを承諾。
自分のチームからのみ行くのであては不公平だから他のチームも巻き込んでの、日本来日。
おかげで試合調整が大変だったと。
高等部でそんなイベントがあるなんて聞いてないから大学部の方だろうな~と納得する。
『それで?イベント自体は何時からなんです?12時集合ならそれ以降にあるのでしょう?』
『うわっ!ディの敬語気持ち悪い!!』
からかうようにリアムが大げさなリアクションをとる。
『リアム、ディをからかうとフィーが口を利いてくれなくなるぞ?
イベントは一時からだな。大学のバスケ部と試合を・・・』
『いいな~。私もルーク達と試合をしたいな・・・。』
ぽつりと口に出したのは以外にも私で、ルークとディは苦笑している。
リアムは出ればいいよ!
などと無責任なことを言っている。
『フィー、その時間帯休憩だろう?僕が久野さんに言っておくから、見にいてきたらいいよ。龍は?その時間空いている?』
『俺は適当に休憩を取らないと、全く取れないから好きな時に取っていいって達也が言っていたから合わせられるぞ?』
龍の返事にディがにこやかに笑みを浮かべ手を叩いた。
『止めたところでフィーが脱走するのは目に見えているので、龍、一緒にフィーといってもらえますか?龍が一緒なら変な人たちも寄ってきませんでしょうし。』
『え?いいの??龍は?それで大丈夫?』
『俺は構わない。』
『じゃあ決まりですね。フィー、さっさとこれ配って教室に帰りましょうか。』
『うん。』
ディに持っていてもらったビラを受け取ると三人に別れを告げ昇降口へと向かうことにした。
ひとまず龍が教室まで迎えに来てくれるらしいので、大人しく教室で待機をすると約束をして。
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