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本編 東の妖精姫
過去も未来も護るから 3。
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翌朝早い時間に目を覚ました私は、医務室の医師に再度診察をしていただいて、朝食をしっかり食べることを条件に寝泊まりしている部屋に戻ることを許された。
部屋に戻ってくれば、少し眠そうなノアお兄様がいらっしゃったが、私の事以外にも色々有りすぎて仮眠を少し取っただけの状態だったが、国に居る時よりかはしっかり寝れたと笑いながら仰った。
今日が皆忙し為、朝食は部屋で食べる様にし、食べ終わったあと少し休憩をしつつ挙式に参加すべく、湯浴みをし、国から持参したドレスに着替えると、髪を結って、アクセサリーを付け化粧をすると準備を整えた。
あまり時間がなかったのだが、淡いピンク色のふんわりとしたドレスでウェスと部分は太めのリボンとフリルで身体のラインが出るようなデザインとなっている。
編み込みをして髪をアップにしたところへ、紺色の太めのリボンと白いレースを飾り仕上げてもらった。
ノアお兄様は、黒いフロックコートに、ベスト、縁には金糸で刺繍が入っており、ロングブーツにズボンの裾を入れ、オールバックに髪をまとめていた。
2人で、会場の入口へ向かうとライラックが受付の隣に立っていた。
詰襟の黒いロングコートは、身体のラインはっきりと分かりノアお兄様同様金糸で細かい刺繍が襟から裾にかけてと袖に入っていた。
髪は左耳がはっきりと見えるように、右側へ流しており少し違和感を覚えた。
受付が終わると、待っていたと言わんばかりに私の前にライラックが立ち、ノアお兄様は分かった様な表情で私のエスコートをライラックに譲ると一人指定された席へと向かった。
「レティが待っているから、私達も移動しましょう。」
と、にこりと笑を浮かべるライラックは友人ではなく、王子として対応をしている。
入口では他国の王族や自国の貴族など婚礼の儀式に招待された人たちの目がある。
この様な対応を取るのは普通だが、レティが待っているのは何かあったのだろうか?
ライラックに連れられながらやってきたのは、聖堂にある花嫁の控え室では無く、人払いされた部屋だった。
「あの、ライラック様?レティは・・・・。」
部屋の真ん中で立ち止まったライラックを見上げながら、そう尋ねる。
くるりと振り返った、ライラックは私との距離を縮め、目の前に来ると一度視線を宙に泳がせたが膝を降り、私の前に跪き手を取った。
「レティは別室でメリーが来るのを待ってるよ。どうしても婚姻の儀の前に話したいことがあって。メリッサ・ジョセフィーヌ・オステン王女殿下・・・・・・・俺と結婚してくれますか?」
「・・・・え?」
「いや、俺はレティもメリーも大切な存在で、レティの婚約結婚に関しては特に抵抗は無かったんだ。女が兄貴の隣で幸せに笑って居てくれて二人の子供は可愛いだろうなって。
だけどメリーに関してはどうしても嫌で、メリーが隣で幸せに笑っていて欲しいと、他の誰かがメリーの隣に立つのは嫌だし他の男の子供を身ごもるのもものすごく嫌だと思ったんだ。どうしてもメリーの婚約に関しては祝福できない。ものすごく遅くなったけれど気づいたんだ。だから、俺と家族になって欲しい。」
「っ・・・・。」
滲む視界の中、ものすごく困ったような照れたような表情を見せるライラックに、ボロボロと涙を流しながら何度も頷いた。
「良かった。」
と立ち上がったライラックにぎゅうっと抱きしめられた。
「お化粧直してもらわないとな。」
ちゅっと目尻に口びりを寄せるライラックは安堵したように笑う。
そのまま片手で抱きかかえられると、レティが待っている部屋まで連れて行かれた。
事情を知っていたのであろうレティは、自分の事のように喜んでくれたし、ライラックはレティの部屋へ私を送り届けたあと、ラザルート様のところへ行かないといけないとの事で、控え室を出ていった。
レティの侍女であるマリーさんにお化粧を直してもらって、レティたっての願いでベール持ちをして欲しいとお願いされ、私は快く引き受けた。
部屋に戻ってくれば、少し眠そうなノアお兄様がいらっしゃったが、私の事以外にも色々有りすぎて仮眠を少し取っただけの状態だったが、国に居る時よりかはしっかり寝れたと笑いながら仰った。
今日が皆忙し為、朝食は部屋で食べる様にし、食べ終わったあと少し休憩をしつつ挙式に参加すべく、湯浴みをし、国から持参したドレスに着替えると、髪を結って、アクセサリーを付け化粧をすると準備を整えた。
あまり時間がなかったのだが、淡いピンク色のふんわりとしたドレスでウェスと部分は太めのリボンとフリルで身体のラインが出るようなデザインとなっている。
編み込みをして髪をアップにしたところへ、紺色の太めのリボンと白いレースを飾り仕上げてもらった。
ノアお兄様は、黒いフロックコートに、ベスト、縁には金糸で刺繍が入っており、ロングブーツにズボンの裾を入れ、オールバックに髪をまとめていた。
2人で、会場の入口へ向かうとライラックが受付の隣に立っていた。
詰襟の黒いロングコートは、身体のラインはっきりと分かりノアお兄様同様金糸で細かい刺繍が襟から裾にかけてと袖に入っていた。
髪は左耳がはっきりと見えるように、右側へ流しており少し違和感を覚えた。
受付が終わると、待っていたと言わんばかりに私の前にライラックが立ち、ノアお兄様は分かった様な表情で私のエスコートをライラックに譲ると一人指定された席へと向かった。
「レティが待っているから、私達も移動しましょう。」
と、にこりと笑を浮かべるライラックは友人ではなく、王子として対応をしている。
入口では他国の王族や自国の貴族など婚礼の儀式に招待された人たちの目がある。
この様な対応を取るのは普通だが、レティが待っているのは何かあったのだろうか?
ライラックに連れられながらやってきたのは、聖堂にある花嫁の控え室では無く、人払いされた部屋だった。
「あの、ライラック様?レティは・・・・。」
部屋の真ん中で立ち止まったライラックを見上げながら、そう尋ねる。
くるりと振り返った、ライラックは私との距離を縮め、目の前に来ると一度視線を宙に泳がせたが膝を降り、私の前に跪き手を取った。
「レティは別室でメリーが来るのを待ってるよ。どうしても婚姻の儀の前に話したいことがあって。メリッサ・ジョセフィーヌ・オステン王女殿下・・・・・・・俺と結婚してくれますか?」
「・・・・え?」
「いや、俺はレティもメリーも大切な存在で、レティの婚約結婚に関しては特に抵抗は無かったんだ。女が兄貴の隣で幸せに笑って居てくれて二人の子供は可愛いだろうなって。
だけどメリーに関してはどうしても嫌で、メリーが隣で幸せに笑っていて欲しいと、他の誰かがメリーの隣に立つのは嫌だし他の男の子供を身ごもるのもものすごく嫌だと思ったんだ。どうしてもメリーの婚約に関しては祝福できない。ものすごく遅くなったけれど気づいたんだ。だから、俺と家族になって欲しい。」
「っ・・・・。」
滲む視界の中、ものすごく困ったような照れたような表情を見せるライラックに、ボロボロと涙を流しながら何度も頷いた。
「良かった。」
と立ち上がったライラックにぎゅうっと抱きしめられた。
「お化粧直してもらわないとな。」
ちゅっと目尻に口びりを寄せるライラックは安堵したように笑う。
そのまま片手で抱きかかえられると、レティが待っている部屋まで連れて行かれた。
事情を知っていたのであろうレティは、自分の事のように喜んでくれたし、ライラックはレティの部屋へ私を送り届けたあと、ラザルート様のところへ行かないといけないとの事で、控え室を出ていった。
レティの侍女であるマリーさんにお化粧を直してもらって、レティたっての願いでベール持ちをして欲しいとお願いされ、私は快く引き受けた。
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