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第7話 それぞれの強さ
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===とある将軍===
「船を接岸せよ」
5000人を超える兵士、11組のS級冒険者達。
この戦争は勝ったも同然であった。
逆に敗北などありえないというものだった。
将軍は兵士達が着陸するのを見届けて、自らも着陸した。
「船を守る部隊はここで待機4900の兵士で行軍する。この大陸にどのような資源があり、どのようなモンスターがいて、どのような先住民族がいるかの調査だ。刃向かうものや邪魔者は駆逐するのみじゃ」
兵士達は内陸に向かって行軍を始める。
「将軍、斥候兵からの情報です。なぜか滅茶苦茶巨大な城があります」
「なんだとおおおお、どこかの国が先に上陸したのか、ありえんぞ、この大陸が見つかった時は城など無かったと聞いているが……」
「城の外に農民がいたのでとりあえず連れてきました」
「ほう、そやつは?」
「金髪のロングヘアーで巨乳で巨尻の美女でございます。将軍のお好きにしてください」
「ほほう」
将軍はテントの中で待つ事数分で1人の美女が入ってきた。
「1つ尋ねる、そなたはどこの国のものじゃ?」
「私でございますか? 私はクシー王に従う農民でございます」
美女の背中には鍬が背負われている。
さすがにそれでこちらに攻撃してくるはずはないだろう。
「ほう、ならクシー王はお前を満足させてくれるのか?」
「それはどういう意味でございましょうか?」
「我は将軍、この軍のリーダー、我と体のごふぁああああああ」
それは台風のようだった。
金髪のロングヘアーの美女。
彼女は超スピードで鍬を掴むなり、将軍の頭を吹き飛ばしたのだ。
将軍は即死。
「将軍うちとったりいいいいい」
その場が凍り付いた。
「は?」
「え?」
「どゆこと?」
「戦争始まってないよね?」
「はいいいいい」
「ちょ、、、」
「将軍なにしんでんすかあああああああ」
美女の周囲に大勢の兵士達が群がる。
だが美女は鍬を振り回すだけで、地面そのものが耕され、分解され、しまいには粉々になる。
「ぎゃあああ、ば、ば、ばけものがいるぞおおお」
「めっちゃ美女だけどモンスターだろおおお」
「た、たすけてくれええええ」
「ぎゃあああああああ、聞いてないよおおおお」
兵士達はパニックになり船があった本陣へと逃走を始める。
「まったく男なのにだらしないわね、とりあえずクシーちゃんに褒めてもらえるわね」
===とある将軍補佐===
「てか、なんで将軍討たれてるのよ、しかも戦争始まってないからね」
将軍補佐の悲しい嘆き。
謎の農民の美女はモンスターとしか情報がなく。
美女はモンスターであり鍬でなんでも分解する恐ろしいモンスターであるとしか伝わらない。
「ふうう、まずは紅茶を飲んでおちつかないと」
「やぁ、紅茶なら僕がもらったよ、あれうまいよねーすげーうまいよねうんうん」
「って、だれええええええええええ」
その時とある将軍補佐の頭は高速で回転して落下した。
「将軍補佐って死んでるしいいいいいい」
「いやーまいったねー君達、死んでみる? 僕のスピードに追い付いてこれるかな、僕の長靴最高だろ?」
大勢の兵士達が集まってくる中、高速で次から次へと兵士達の首が落下する。
もはやお手玉状態で、空中に無数の兵士の首がお手玉されている。
「あははは、たのしーなー、僕ね走り屋トムってんだ。みんなはトムって呼ぶ、よろしくね」
「よろしくできるかあああ、ぎゃああ、にげろおおおおおおおお」
兵士達はあっという間に船に立てこもった。
冒険者達は四方にちり、ダンジョン調査などをしている。
兵士達の役目、武力でもって敵を制圧が武力でもって敵に制圧されていた。
残りの兵士は3500名となった。
====ガチャ王国====
「それがねークシーちゃん私えっちぃな目で見られたのよ慰めてくれる?」
「農民カチャスがんばったな、慰めるのは出来ないが、とりあえず休んでくれ」
「はいはいー」
「いやー面白いね、人間を殺すのって面白い、首が落ちるのも面白い」
「あまり癖になるな、人殺しは中毒だぞ、走り屋トム」
「だねーじゃちょっと走って来るよ」
「そうしたほうがいいだろう」
俺は2人の強さを知った時身震いした。
農民カチャスは★120個これはもはや人間を越えている力だ。冒険者を遥かに通り越している。
走り屋トムは★140個これはもはや神を超えている。
この2人の異常な強さ、それは尖がりネイチャンが覚悟を決めて気付いた事。
自分達が弱くて兵士達が強いのではなく、自分達が強すぎて兵士達が弱すぎるの解釈だった。
「王よ、兵士達はどうやら懲りないようです」
「そうか、冒険者の方は俺が相手したいんだが、どうしようか、兵士達の問題もあるしなーあいつらに頼むとするか」
「御意でございます」
執事長ダンディのコウモリが情報を集めてくれる。
====臨時の将軍====
「ふふふ、ついに俺の時代が来た。将軍が死に、補佐も死んだ。そしてこの俺が将軍となった。この危機的状況を打破すれば俺は将軍の上を目指せる。ふふふふ、全軍すすめー敵など殺せー絶対油断はするなー農民だろうが商人だろうが殺せえええええ」
臨時の将軍が怒り狂っていた。
「将軍、前方に巨漢と女性と赤子がおります」
「なにぃいい、女性は捕まえて奴隷、巨漢も奴隷、赤子も奴隷じゃああああ」
「御意でございます」
「まったく、こんなところになんで夫婦がいるんだよ、おかしいだろ」
「しょ、将軍、赤ちゃんだけおいて2人がいなくなりました」
「どういうことだ」
「それがおしゃぶりをはずしていなくなりました」
「な、なぜにいいい」
「しょ、しょうぐん、赤ちゃんが泣いて、ぎゃああ、鼓膜がやぶれる、がああああああ」
「赤ちゃんが高速で暴れてます、もはや人間の赤ちゃんじゃないかと」
「た、たすけてくれええ、足が赤ちゃんにもがれたぞおおおおお」
「きいていなぞおお、この大陸は化物しかいねーのかあああ」
「ばぶばぶううううううう」
「赤ちゃんが怒ってますミルクの時間では」
「んなもん知るかあああ、赤ちゃん捕まえろおおおお」
「赤ちゃん早いです早すぎます、捕まえられません、あああ、兵士の頭をつぶしました、どんだけの力ですかあああ」
「こっち来ました赤ちゃんが、将軍逃げましょう」
「何をいうか、赤子ごときに軍を撤退させられたと聞いたら俺は打ち首どころじゃねーぞ」
「ばぶううう」
「お、お前が赤ちゃんか、落ち着け、どうどう、落ち着け」
「ばぶううううううううう」
「赤ちゃんパンチか、ふ、時には大人とぐおおおおおおおおおお」
臨時の将軍船まで吹き飛ばされて重傷。
====ガチャ王国====
「それにしても王には驚かされます。魔王の赤ちゃんの遊び相手を兵士達にさせるとは」
「ダンディもそう思うだろ、俺達だと疲れるからさ、兵士達にさせようと思って」
「ですが、あの赤ちゃん、兵士を300人くらい殺しましたよ」
「は、はは、やばいな」
「もはや、いえ、これから皆さんで魔王の赤ちゃんを教育していきましょうか」
「だな、色々頼むよ」
「当たり前ですまったく、とんでもないガチャ引いてしまいましたよ」
====負傷の将軍====
「はぁはぁ、どういう事なんだ。あの化け物級の赤ちゃんが、あ、あれはトラウマ、オ、俺は家庭を築けるのだろうか、赤子が生まれたら恐怖だ。ああ」
「将軍、謎の赤ん坊が消えました。商人の夫婦がお詫びにやってきました」
「ほう、そんなもん知るか捕まえろ、商品も全部奪っちまえ」
「御意でございます」
兵士が部屋から出て行く。
現在負傷の将軍は包帯を全身に巻いてミイラ状態だ。
彼は思案する。
その時ドアが吹き飛んだ。
いや爆発が起きた。
次から次へと爆発していく。
船そのものが吹き飛んでいく。
「う、うそだろおおおおおおお」
負傷の将軍は跡形もなく吹き飛んだ。
====ガチャ王国====
「魔王の赤ちゃんを鑑定した時はさ、測定不能だったよな」
「ですな」
「商人パパスは★130でこれもやばい感じだよな、彼は商品を武器にしてしまうからな」
「あれは恐ろしい力です。最先端の爆弾をつくり船などあっという間に吹き飛ばせるでしょう」
「ダンディもそう思うだろう、メイド長カファルは★130でこれもやばいよな」
「そうですね」
「ダンディも何気に★130だし」
「褒めて頂きありがとうございます」
「メイド長のカンフーで守り、商人パパスで爆撃、うん恐ろしい」
「ちょうど煙が見えてきましたね」
「だな、そろそろ俺と騎士団長殿のお仕事だ。執事長ダンディ、ここからコウモリで連絡頼むよ」
「御意でございます」
「チャニーから情報はきてる?」
「それはばっちしでございます」
「よっこらせっと動きますかな」
「船を接岸せよ」
5000人を超える兵士、11組のS級冒険者達。
この戦争は勝ったも同然であった。
逆に敗北などありえないというものだった。
将軍は兵士達が着陸するのを見届けて、自らも着陸した。
「船を守る部隊はここで待機4900の兵士で行軍する。この大陸にどのような資源があり、どのようなモンスターがいて、どのような先住民族がいるかの調査だ。刃向かうものや邪魔者は駆逐するのみじゃ」
兵士達は内陸に向かって行軍を始める。
「将軍、斥候兵からの情報です。なぜか滅茶苦茶巨大な城があります」
「なんだとおおおお、どこかの国が先に上陸したのか、ありえんぞ、この大陸が見つかった時は城など無かったと聞いているが……」
「城の外に農民がいたのでとりあえず連れてきました」
「ほう、そやつは?」
「金髪のロングヘアーで巨乳で巨尻の美女でございます。将軍のお好きにしてください」
「ほほう」
将軍はテントの中で待つ事数分で1人の美女が入ってきた。
「1つ尋ねる、そなたはどこの国のものじゃ?」
「私でございますか? 私はクシー王に従う農民でございます」
美女の背中には鍬が背負われている。
さすがにそれでこちらに攻撃してくるはずはないだろう。
「ほう、ならクシー王はお前を満足させてくれるのか?」
「それはどういう意味でございましょうか?」
「我は将軍、この軍のリーダー、我と体のごふぁああああああ」
それは台風のようだった。
金髪のロングヘアーの美女。
彼女は超スピードで鍬を掴むなり、将軍の頭を吹き飛ばしたのだ。
将軍は即死。
「将軍うちとったりいいいいい」
その場が凍り付いた。
「は?」
「え?」
「どゆこと?」
「戦争始まってないよね?」
「はいいいいい」
「ちょ、、、」
「将軍なにしんでんすかあああああああ」
美女の周囲に大勢の兵士達が群がる。
だが美女は鍬を振り回すだけで、地面そのものが耕され、分解され、しまいには粉々になる。
「ぎゃあああ、ば、ば、ばけものがいるぞおおお」
「めっちゃ美女だけどモンスターだろおおお」
「た、たすけてくれええええ」
「ぎゃあああああああ、聞いてないよおおおお」
兵士達はパニックになり船があった本陣へと逃走を始める。
「まったく男なのにだらしないわね、とりあえずクシーちゃんに褒めてもらえるわね」
===とある将軍補佐===
「てか、なんで将軍討たれてるのよ、しかも戦争始まってないからね」
将軍補佐の悲しい嘆き。
謎の農民の美女はモンスターとしか情報がなく。
美女はモンスターであり鍬でなんでも分解する恐ろしいモンスターであるとしか伝わらない。
「ふうう、まずは紅茶を飲んでおちつかないと」
「やぁ、紅茶なら僕がもらったよ、あれうまいよねーすげーうまいよねうんうん」
「って、だれええええええええええ」
その時とある将軍補佐の頭は高速で回転して落下した。
「将軍補佐って死んでるしいいいいいい」
「いやーまいったねー君達、死んでみる? 僕のスピードに追い付いてこれるかな、僕の長靴最高だろ?」
大勢の兵士達が集まってくる中、高速で次から次へと兵士達の首が落下する。
もはやお手玉状態で、空中に無数の兵士の首がお手玉されている。
「あははは、たのしーなー、僕ね走り屋トムってんだ。みんなはトムって呼ぶ、よろしくね」
「よろしくできるかあああ、ぎゃああ、にげろおおおおおおおお」
兵士達はあっという間に船に立てこもった。
冒険者達は四方にちり、ダンジョン調査などをしている。
兵士達の役目、武力でもって敵を制圧が武力でもって敵に制圧されていた。
残りの兵士は3500名となった。
====ガチャ王国====
「それがねークシーちゃん私えっちぃな目で見られたのよ慰めてくれる?」
「農民カチャスがんばったな、慰めるのは出来ないが、とりあえず休んでくれ」
「はいはいー」
「いやー面白いね、人間を殺すのって面白い、首が落ちるのも面白い」
「あまり癖になるな、人殺しは中毒だぞ、走り屋トム」
「だねーじゃちょっと走って来るよ」
「そうしたほうがいいだろう」
俺は2人の強さを知った時身震いした。
農民カチャスは★120個これはもはや人間を越えている力だ。冒険者を遥かに通り越している。
走り屋トムは★140個これはもはや神を超えている。
この2人の異常な強さ、それは尖がりネイチャンが覚悟を決めて気付いた事。
自分達が弱くて兵士達が強いのではなく、自分達が強すぎて兵士達が弱すぎるの解釈だった。
「王よ、兵士達はどうやら懲りないようです」
「そうか、冒険者の方は俺が相手したいんだが、どうしようか、兵士達の問題もあるしなーあいつらに頼むとするか」
「御意でございます」
執事長ダンディのコウモリが情報を集めてくれる。
====臨時の将軍====
「ふふふ、ついに俺の時代が来た。将軍が死に、補佐も死んだ。そしてこの俺が将軍となった。この危機的状況を打破すれば俺は将軍の上を目指せる。ふふふふ、全軍すすめー敵など殺せー絶対油断はするなー農民だろうが商人だろうが殺せえええええ」
臨時の将軍が怒り狂っていた。
「将軍、前方に巨漢と女性と赤子がおります」
「なにぃいい、女性は捕まえて奴隷、巨漢も奴隷、赤子も奴隷じゃああああ」
「御意でございます」
「まったく、こんなところになんで夫婦がいるんだよ、おかしいだろ」
「しょ、将軍、赤ちゃんだけおいて2人がいなくなりました」
「どういうことだ」
「それがおしゃぶりをはずしていなくなりました」
「な、なぜにいいい」
「しょ、しょうぐん、赤ちゃんが泣いて、ぎゃああ、鼓膜がやぶれる、がああああああ」
「赤ちゃんが高速で暴れてます、もはや人間の赤ちゃんじゃないかと」
「た、たすけてくれええ、足が赤ちゃんにもがれたぞおおおおお」
「きいていなぞおお、この大陸は化物しかいねーのかあああ」
「ばぶばぶううううううう」
「赤ちゃんが怒ってますミルクの時間では」
「んなもん知るかあああ、赤ちゃん捕まえろおおおお」
「赤ちゃん早いです早すぎます、捕まえられません、あああ、兵士の頭をつぶしました、どんだけの力ですかあああ」
「こっち来ました赤ちゃんが、将軍逃げましょう」
「何をいうか、赤子ごときに軍を撤退させられたと聞いたら俺は打ち首どころじゃねーぞ」
「ばぶううう」
「お、お前が赤ちゃんか、落ち着け、どうどう、落ち着け」
「ばぶううううううううう」
「赤ちゃんパンチか、ふ、時には大人とぐおおおおおおおおおお」
臨時の将軍船まで吹き飛ばされて重傷。
====ガチャ王国====
「それにしても王には驚かされます。魔王の赤ちゃんの遊び相手を兵士達にさせるとは」
「ダンディもそう思うだろ、俺達だと疲れるからさ、兵士達にさせようと思って」
「ですが、あの赤ちゃん、兵士を300人くらい殺しましたよ」
「は、はは、やばいな」
「もはや、いえ、これから皆さんで魔王の赤ちゃんを教育していきましょうか」
「だな、色々頼むよ」
「当たり前ですまったく、とんでもないガチャ引いてしまいましたよ」
====負傷の将軍====
「はぁはぁ、どういう事なんだ。あの化け物級の赤ちゃんが、あ、あれはトラウマ、オ、俺は家庭を築けるのだろうか、赤子が生まれたら恐怖だ。ああ」
「将軍、謎の赤ん坊が消えました。商人の夫婦がお詫びにやってきました」
「ほう、そんなもん知るか捕まえろ、商品も全部奪っちまえ」
「御意でございます」
兵士が部屋から出て行く。
現在負傷の将軍は包帯を全身に巻いてミイラ状態だ。
彼は思案する。
その時ドアが吹き飛んだ。
いや爆発が起きた。
次から次へと爆発していく。
船そのものが吹き飛んでいく。
「う、うそだろおおおおおおお」
負傷の将軍は跡形もなく吹き飛んだ。
====ガチャ王国====
「魔王の赤ちゃんを鑑定した時はさ、測定不能だったよな」
「ですな」
「商人パパスは★130でこれもやばい感じだよな、彼は商品を武器にしてしまうからな」
「あれは恐ろしい力です。最先端の爆弾をつくり船などあっという間に吹き飛ばせるでしょう」
「ダンディもそう思うだろう、メイド長カファルは★130でこれもやばいよな」
「そうですね」
「ダンディも何気に★130だし」
「褒めて頂きありがとうございます」
「メイド長のカンフーで守り、商人パパスで爆撃、うん恐ろしい」
「ちょうど煙が見えてきましたね」
「だな、そろそろ俺と騎士団長殿のお仕事だ。執事長ダンディ、ここからコウモリで連絡頼むよ」
「御意でございます」
「チャニーから情報はきてる?」
「それはばっちしでございます」
「よっこらせっと動きますかな」
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