もちろん、どスケベ処女なご令嬢は流しのクリフェラ師に恋してしまったのです [再公開]

空廻ロジカ

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2.クリフェラ師はどスケベ処女に溺れる・2

 蓮路れんじ依里子よりこをベッドにうつ伏せにさせると、尻を高く持ち上げた。
 依里子は期待と恐れに身を震わせる。処女を喪う覚悟をして蓮路に声をかけたし、今までのやりとりで蓮路が信用に足る人物だというのはわかった。それでも、怖いものは怖い――。

「……大丈夫、痛くしねーよ」

 覆いかぶさってきた蓮路がやさしく告げる。その深い声に、依里子は胸が高鳴るのを感じた。
 蓮路の雄がそっと依里子の秘部に触れる。そしてそのまま――蓮路はゆるゆると腰を前後させ、秘裂をなぞりはじめた。

(――え?)

「依里子。アンタには処女のままでいてもらう。こんなにエロい処女、国中探してもいねーよ」
「蓮路、さん……?」
「俺がアンタを、世界一エロい処女にしてやる。貫通するのは、それからでも遅くねぇだろ?」

 背後で熱い吐息とともに蓮路が告げた。徐々に彼の腰の動きが速くなり、依里子を翻弄する。

(蓮路さんの――熱い)

 ぐちゃぐちゃと音をたてて、局部が擦れあう。依里子は蓮路の熱を、形をもっと感じようと神経をそこに集中させた。
 これまで、男性器にとくに興味はなかった。自慰をする際の妄想でだって、ぼんやりとしか思い描いたことはない。それなのに今、自分の秘部を蓮路のそれが擦りあげていると思うと、愛しさにも似た奇妙な感情が込み上げるのだ。

「蓮路、さぁん……っ」

 自分のものとは思えない、鼻にかかったねだるような声で蓮路を呼んでしまう。

「依里子……っ」

 蓮路の掠れる声が背中に振ってきて、依里子はうぶ毛が逆立つような快感を覚えた。
 これはSEXではない。けれどSEXもきっと、相手のすべてが愛おしくなってしまうような、そんな行為なのだろう。

「蓮路さ、い……っ、いく……っ」
「俺、も……っ、もうすぐだ……っ」

 荒い息のはざまで、言葉を交わし合う。蓮路がさらに激しく打ち付けてきて、パンパンという肌のぶつかる音が室内に響き渡った。

「い……、いぁ……、は、あぁあ――――……っ」
「……くっ……」

 依里子は背をのけ反らせ、快楽の頂点を味わった。その直後、蓮路もシーツの上に白濁をぶち撒ける。
 依里子の腹に彼のしたものが着かないよう、蓮路が腰を支えてくれた。

「……う、ふぅ……っ」

 ともすれば脱力しそうな依里子を、蓮路が抱えて身を起こしてくれる。

「蓮路さ……、んむ!?」

 頭を抱えて後ろを向かされ、くちづけられる。蓮路が、依里子のくちびるを味わうように吸っていた。

「ん……んん……っ」

 依里子はそれに応えてくちびるを開け、彼の侵入を許した。ぬるりと熱い塊が侵入はいり込んできて、咥内を探られる。舌の付け根を刺激されると、体の芯に甘い痺れが走った。

「……ふぁ……っ」

 くちびるが離れた後も、蓮路は依里子の顎に手をかけたままだった。依里子はとろんとした瞳で彼を見上げた。

「キスははじめてか?」

 依里子はこくりと頷いた。すると蓮路は満足げに頷いて、こう言った。

「アンタのはじめては全部、俺がもらう」
「……え?」

 依里子が問い返すと、蓮路はにやりと笑って、こう告げたのだ。

「キスもクリフェラも、もう俺がもらった。クリフェラ係の対価だ。そしてアンタの処女も――俺のモンだ。俺が取り立てるまで……ほかの男にやるんじゃねーぞ」

 依里子は蓮路の熱をはらんだ瞳をみつめた。
 私は、彼のもの――。そう思うと、歓びとしか言いようのない感情が湧き上がる。

 だから依里子は黙って、ふたたびこくりと頷いたのだった。
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