身代わり人魚姫はわんこ王子の溺愛包囲網から逃げられません!

空廻ロジカ

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はじめての夜・2

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 ベッドに横たえられ、夜着を脱がされてゆく。衣装というような衣装を身に着けない人魚族ではあるが、胸を暴かれるのはやはり恥ずかしい。

「かわいいおっぱい、もっと見せて?」

 思わず胸を隠そうとしたルーナだったが、レナートに阻止される。
 完全に夜着を脱がされてしまうと、豊かな双丘がまろび出た。

「……これは?」

 くびにかかる小粒の真珠玉を連ねた鎖を指に絡めて、レナートが問う。
 その真珠鎖の中ほどには、つややかに輝く桃色の二枚貝が吊り下げられている。

「大切なものなの。外さないで……」

 侍女たちに体を清められる際も、これだけは外さないでとルーナは頼んだ。片時も、その身から離したくない。

「わかったよ、クレア」

 レナートは頷き、そしてルーナの乳房にそっと手を這わせた。
 その頂はすでにぷくりと膨らんでいる。

「珊瑚みたいにきれいなピンク色だね」

 指先で摘ままれ、そっと頂点に口づけられた。

「ひぁ……っ」

 ルーナは思わず腰を跳ねさせる。レナートはさらにくりくりと摘まみ上げたり、舌で天辺をちろちろと舐めてはルーナを追い詰めた。

「ふぁ、あん……っ。あぁ……っ」

 嬌声が止まらない。おまけに、先ほど足を舐められた際に感じた何かが溢れ出てくる感覚が、ますます強くなってきた。
 今度ははっきりと分かる。その感覚は、腰の――真新しい脚のその付け根から生じているのだ。

「な、なにか……出て……」
「……濡れてきたんだね?」
「濡れて……?」
「わからないなら、教えてあげるよ」

 レナートが腿のあいだに手を差し入れてきて、脚の付け根に触れた。そこはすでにぬかるみを帯びていて、指でつぷりと肉ひだを割られるとくちゅっという水音が響いた。

「は……っ、ん……」
「とても感じやすい体だね。もうびしょびしょだよ?」
「レナート……っ」

 花びらを指で挟まれて揺らされると、そこから甘い痺れが全身に広がってゆく。

「わかる? クレア。これが気持ちいいってことだよ」

 ルーナは必死にこくこくと頷いた。初めて感じる感覚ではあったが、これがおそらく快楽に分類されるだろうことは、ルーナにも理解できた。

「ね、脚を開いて。もっと、気持ちよくしてあげるから……」

 ルーナはおずおずとながら言われた通りにする。気持ちよくなれるという言葉に釣られたというより、今この地上でルーナが頼れる人物はレナートだけなのだ。彼の言葉をきくのはルーナにとってごく自然なことだった。

「ふふ。きみの真珠がぴくぴくして……かわいい」

 レナートは秘裂の上方にある、桃色の突起を見て満足そうに言った。そしておもむろに――そこにくちづけたのだ。

「――ッ」

 その刹那、脳天まで突き抜けるような衝撃が全身を駆け抜け、ルーナは全身を震わせた。

「なに……これ……っ」
「きみの体の、いちばん感じるところ」

 くちびるを離してレナートが答える。

「ごめんね、吃驚びっくりさせて。……きみのここが、あんまりにもかわいいからキスしたくなっちゃった」
「レナート……っ」
「もっと、して欲しい?」

 レナートが瞳に熱を載せて問う。その瞳に見つめられるだけで、ただでさえ火照った体が、さらに熱くなるのを感じる。

「わからな……っ」
「……だいじょうぶ。ゆっくり、高めてあげるから。僕にまかせて?」

 ルーナは熱に潤んだ瞳でレナートを見つめた。彼のアクアマリンの瞳が少し色を強めている。

「わかったわ」

 ルーナは頷いて体の力を抜いた。この真新しい人間の体のことは――きっと同じ人間であるレナートのほうがよく知っている筈なのだ。

「ゆっくり、根元からほぐしてあげる」

 そう言うとレナートは、ルーナの秘所に色づく真珠を護る鞘の、その付け根に指を置いた。
 そのままゆっくりと力を込めて、やわやわと圧しつけてくる。

「ん……っ、はぁ……んっ」

 むずむずとした感覚がそこから広がって、ルーナは息をいた。

「気持ちいい?」
「気持ち、いい……」

 今度ははっきりと快楽だと感じたので、ルーナは素直に答えた。

「素敵な体だね、ルーナ。もっともっと、悦くしてあげる……」

 レナートは深みを増した声で囁くと、二本の指先を使い、ルーナの真珠を包む鞘を揉むように押しはじめた。

「は……っ、あぁ……っっ」
「きみの真珠がどんどん、姿を現してきたよ。とても美味しそうだ」

 芯を持ちつやつやと輝く肉の粒をみとめて、レナートがうっとりと囁く。熱い吐息がかかり、ルーナは体をくねらせた。

「息でも感じるんだ。敏感な体だね」
「あ……あぁ……」
「ねぇ、もっと気持ちよくなりたいよね?」

 ルーナはごくりと唾を呑み込んだ。はじめての快楽はすでに充分に高められ、解放される瞬間を望んでいる。――この先に何があるのか、知ってみたい。

「なりたい……、気持ちよくなりたい……っ」
「じゃあ、僕も気持ちよくなっていい?」

 当然のようにルーナはこくりと頷いた。性交とはふたりで気持ちよくなるものだと、先ほど知ったばかりだ。それなら、自分ばかり気持ちがいいのは道理に合わない。

「ありがとう、クレア」

 微笑んで、レナートも夜着を脱ぎ捨てた。その引き締まったしなやかな裸体に、ルーナは息を呑む。
 笑みを浮かべてはいるがどこか辛そうな彼の表情に、薄くはあるがまんべんなく筋肉のついたその裸身。ぞくぞくするような色香を感じてしまう。

 レナートがぐっとルーナの脚を押し開き、濡れそぼつとば口に何かを押し当てた。
 見ると、レナートの脚のあいだからは、ルーナのそこには無いものがそそり立っている。

「これが、人間の男の欲望だよ」
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