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第五話 ファーストコンタクト
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長い長い廊下は、俺たち以外誰もいないことを証明するように静かだった。
「えーっと、そうですね……よかったところ、かぁ」
殿下が俺を見下ろし、答えを待ち侘びている。てか殿下まじで背高いな。威圧感がすごい。
「あー、まずオーラがすごかったです。堂々としていて、近寄りがたいというか……」
「ふーん」
期待はずれの回答だったようだ。冷たい視線が続きを促している。
「あと内容ですね。密度がすごくて、洗練された印象を受けました」
「はぁ」
低いため息は心臓に悪い。俺に対する『こいつ、ないわー』という感情が、ありありと顔に出ている。
ロイヤル問答面倒くせーよ。もう正解を言ってくれ。
「他は?」
気がついたら無限に続く正解当てゲームに巻き込まれていた。これが王族のやり方か、恐ろしい。
「ええっとー、そうですね」
「もうないのか」
あるにはある。だけどそれは、殿下が期待しているものではないかもしれない。
話しかけるチャンスはまだあるってカイが言ってた。でも、この一回で出来ることはやりきりたい。
「あー、あれですね。詩的な表現といいますか、春が来たくだりが素晴らしかったです。澄んだ新芽が~ってところ。情景が浮かんで、花の香りまでしてくるような……詩集の朗読を聴いている気分になりました」
「そうか」
あれ? 返事はそっけないけど今までで一番表情が動いた気がする。
「俺あんまり詩とか興味ないけど、才能ってあるんだなと思いました。本を出したりしないんですか?」
「お前……」
これいけただろ。あとは名乗って、顔を覚えてもらって、目標に一歩近づけるはずだ。
「詩は夫人や令嬢が嗜むものだ。それを男で、しかも王族である俺に勧めるとは――記憶喪失という噂は本当だったようだな」
「すみま、申し訳ございません!」
噂出回るの早すぎるだろ。終わった。こっから好感度上がる方法が思いつかない。
これはループ間違いなしだ。カイ、無能な主人公でごめんな。
俺が冷や汗をかきながら必死で謝ると、突然殿下が笑い出した。
「でもまあ、今までで一番素直で面白い褒め言葉だった」
殿下はひとしきり笑った後、俺の頭に手を乗せて「また話を聞かせてくれ」と言い残し、去っていった。
まさか頭ぽんぽんされる側になるとは……。さりげなさすぎて反応が遅れた。
王族ってもっと近寄りがたい感じだと思ってた。でも先ほどの殿下は、肩の力が抜けた年相応の笑顔を見せてくれた。
前世の高校時代を思い出して懐かしい気持ちになる。友情ルート、難しそうだけど案外単純なのかもしれないな——
「あー! 俺名乗ってない!」
前言撤回。一筋縄ではいかないようだ。静まり返った廊下には、俺の声だけが虚しく反響していた。
殿下と出会って次の日の放課後、俺は裏庭のベンチに座り項垂れていた。
学院生活、問題が多すぎる。
殿下のことはまだいい。次に会った時に「キースです!」と第一声で名乗ればいいから。顔は覚えてもらってるみたいだし、むしろ順調だと思う。
とにかくやるべきことが多い。それも一朝一夕で身につかないことばかりで、先行きが不安になる。
俺の気持ちとは裏腹に頭上では散り際の桜がひらひらと優雅に舞っていた。
日本で作られたゲームだからか、この国にも桜がある。初めて見るのに懐かしくて不思議な気分だ。
「どうした? ため息なんかついて」
「オリヴァー先生」
俺が顔を上げると先生は俺の横に座り煙草を吸い始めた。手にはマッチと携帯灰皿のような物を持っている。
「先日はありがとうございました。最後いろいろあってはしゃぎすぎましたけど」
「別に大したことはしてない」
オリヴァー先生は俺に視線を一回だけ送り、あとは関心がなさそうな様子で薄い煙を吐き出している。
適度に放っておいてくれる感じが今の俺には心地いい。
「オリヴァー先生って、先生ですよね?」
「それは嫌味か?」
「違います! えーっと、先生って、生徒から授業の質問されたらどんな質問にも答えてくれますか?」
「普通は答えるだろ。俺はあんまり長いと帰すけど」
すごくオリヴァー先生らしい答えだなと思う。
「その質問が笑っちゃうくらい初歩的なものでも大丈夫だと思いますか?」
「大抵いけると思うが」
「俺、この国の名前がアースタクト王国って昨日知りました……」
「は!? あ、いや記憶喪失なら仕方ないか」
オリヴァー先生が、まだ半分も吸ってない吸い殻を雑な手つきで携帯灰皿に入れる。
「読み書きは?」
「できます」
この国の言葉は自然に話せるし書ける。脳内では日本語のはずなのに不思議だ。
「計算は?」
「問題ないです」
計算も普通にできる。前世では数学が得意だったし、卒業まで問題はないと思う。
「読み書き計算は問題ない、と」
「はい。でも、古典とか地理歴史とか教養が壊滅的で。あと魔法も」
「……魔法か」
オリヴァー先生が黙り込む。いろいろと考えてくれてるみたいだ。申し訳ないけど本当にありがたい。
「とりあえず古典と地理歴史は真剣に相談したら親身になってくれると思う。悪い噂は聞いたことがない」
「よかったー」
二人とも厳しそうな感じだったからちょっと心配だったけど、先生が言うなら大丈夫そうだ。
「あと教養はあれだ。伯爵に頼めば家庭教師を雇うなり対応してもらえるはずだ」
「ちょっと相談してみます」
家庭教師というのは盲点だった。たしかに俺の事情を完璧に把握している人に任せたほうがよさそうだ。伯爵とは話したことがないから家令にお願いしてみよう。
「魔法は……」
なぜか先生が口籠る。
「魔法は?」
「俺でよければ教える」
「えっ! いいんですか! お願いします!」
まさか先生から提案されるとは思わなかった。
「お前、少しは悩めよ」
「いやー、正直魔法学の先生が怖くて。俺が魔法の知識ゼロってわかったら鼻で笑われたし」
「あー、うん。魔術師はな……変わったのが多いから」
「先生は魔術師ではないんですか?」
「俺は研究職。講師だから授業も一応やってるけど。で、どうする?」
「ぜひお願いします! なんなら今すぐにでも!」
「気が早すぎだろ。二日後の放課後ここのベンチ集合で」
思いっきり頭を下げたら笑われてしまった。でも約束は取り付けた。心の中で魔法が使えるかもという期待が広がる。
「わかりました! これからお願いします!」
「はいはい。あー、お前といると吸う暇なくなるわ」
オリヴァー先生はぼやきながら校舎に戻って行った。研究室があるのだろうか。話す機会はたくさんあるし、今度聞いてみよう。
「やったー!」
目の前の問題が一つ片付いた気分だ。そうなるともう一つの問題も気になってしまう。
殿下と友達になれるかな。俺的にはもう友達のつもりだけど。
だって知り合い以下の男の頭を撫でるのは、どう考えてもやばいやつだ。友達でもちょっと距離近いなとは思うけど、殿下なりの親愛表現なのだろう。たぶん。
「頑張るかぁ」
静かな呟きに呼応するように、桜の花びらはゆっくりと落ちていった。
「えーっと、そうですね……よかったところ、かぁ」
殿下が俺を見下ろし、答えを待ち侘びている。てか殿下まじで背高いな。威圧感がすごい。
「あー、まずオーラがすごかったです。堂々としていて、近寄りがたいというか……」
「ふーん」
期待はずれの回答だったようだ。冷たい視線が続きを促している。
「あと内容ですね。密度がすごくて、洗練された印象を受けました」
「はぁ」
低いため息は心臓に悪い。俺に対する『こいつ、ないわー』という感情が、ありありと顔に出ている。
ロイヤル問答面倒くせーよ。もう正解を言ってくれ。
「他は?」
気がついたら無限に続く正解当てゲームに巻き込まれていた。これが王族のやり方か、恐ろしい。
「ええっとー、そうですね」
「もうないのか」
あるにはある。だけどそれは、殿下が期待しているものではないかもしれない。
話しかけるチャンスはまだあるってカイが言ってた。でも、この一回で出来ることはやりきりたい。
「あー、あれですね。詩的な表現といいますか、春が来たくだりが素晴らしかったです。澄んだ新芽が~ってところ。情景が浮かんで、花の香りまでしてくるような……詩集の朗読を聴いている気分になりました」
「そうか」
あれ? 返事はそっけないけど今までで一番表情が動いた気がする。
「俺あんまり詩とか興味ないけど、才能ってあるんだなと思いました。本を出したりしないんですか?」
「お前……」
これいけただろ。あとは名乗って、顔を覚えてもらって、目標に一歩近づけるはずだ。
「詩は夫人や令嬢が嗜むものだ。それを男で、しかも王族である俺に勧めるとは――記憶喪失という噂は本当だったようだな」
「すみま、申し訳ございません!」
噂出回るの早すぎるだろ。終わった。こっから好感度上がる方法が思いつかない。
これはループ間違いなしだ。カイ、無能な主人公でごめんな。
俺が冷や汗をかきながら必死で謝ると、突然殿下が笑い出した。
「でもまあ、今までで一番素直で面白い褒め言葉だった」
殿下はひとしきり笑った後、俺の頭に手を乗せて「また話を聞かせてくれ」と言い残し、去っていった。
まさか頭ぽんぽんされる側になるとは……。さりげなさすぎて反応が遅れた。
王族ってもっと近寄りがたい感じだと思ってた。でも先ほどの殿下は、肩の力が抜けた年相応の笑顔を見せてくれた。
前世の高校時代を思い出して懐かしい気持ちになる。友情ルート、難しそうだけど案外単純なのかもしれないな——
「あー! 俺名乗ってない!」
前言撤回。一筋縄ではいかないようだ。静まり返った廊下には、俺の声だけが虚しく反響していた。
殿下と出会って次の日の放課後、俺は裏庭のベンチに座り項垂れていた。
学院生活、問題が多すぎる。
殿下のことはまだいい。次に会った時に「キースです!」と第一声で名乗ればいいから。顔は覚えてもらってるみたいだし、むしろ順調だと思う。
とにかくやるべきことが多い。それも一朝一夕で身につかないことばかりで、先行きが不安になる。
俺の気持ちとは裏腹に頭上では散り際の桜がひらひらと優雅に舞っていた。
日本で作られたゲームだからか、この国にも桜がある。初めて見るのに懐かしくて不思議な気分だ。
「どうした? ため息なんかついて」
「オリヴァー先生」
俺が顔を上げると先生は俺の横に座り煙草を吸い始めた。手にはマッチと携帯灰皿のような物を持っている。
「先日はありがとうございました。最後いろいろあってはしゃぎすぎましたけど」
「別に大したことはしてない」
オリヴァー先生は俺に視線を一回だけ送り、あとは関心がなさそうな様子で薄い煙を吐き出している。
適度に放っておいてくれる感じが今の俺には心地いい。
「オリヴァー先生って、先生ですよね?」
「それは嫌味か?」
「違います! えーっと、先生って、生徒から授業の質問されたらどんな質問にも答えてくれますか?」
「普通は答えるだろ。俺はあんまり長いと帰すけど」
すごくオリヴァー先生らしい答えだなと思う。
「その質問が笑っちゃうくらい初歩的なものでも大丈夫だと思いますか?」
「大抵いけると思うが」
「俺、この国の名前がアースタクト王国って昨日知りました……」
「は!? あ、いや記憶喪失なら仕方ないか」
オリヴァー先生が、まだ半分も吸ってない吸い殻を雑な手つきで携帯灰皿に入れる。
「読み書きは?」
「できます」
この国の言葉は自然に話せるし書ける。脳内では日本語のはずなのに不思議だ。
「計算は?」
「問題ないです」
計算も普通にできる。前世では数学が得意だったし、卒業まで問題はないと思う。
「読み書き計算は問題ない、と」
「はい。でも、古典とか地理歴史とか教養が壊滅的で。あと魔法も」
「……魔法か」
オリヴァー先生が黙り込む。いろいろと考えてくれてるみたいだ。申し訳ないけど本当にありがたい。
「とりあえず古典と地理歴史は真剣に相談したら親身になってくれると思う。悪い噂は聞いたことがない」
「よかったー」
二人とも厳しそうな感じだったからちょっと心配だったけど、先生が言うなら大丈夫そうだ。
「あと教養はあれだ。伯爵に頼めば家庭教師を雇うなり対応してもらえるはずだ」
「ちょっと相談してみます」
家庭教師というのは盲点だった。たしかに俺の事情を完璧に把握している人に任せたほうがよさそうだ。伯爵とは話したことがないから家令にお願いしてみよう。
「魔法は……」
なぜか先生が口籠る。
「魔法は?」
「俺でよければ教える」
「えっ! いいんですか! お願いします!」
まさか先生から提案されるとは思わなかった。
「お前、少しは悩めよ」
「いやー、正直魔法学の先生が怖くて。俺が魔法の知識ゼロってわかったら鼻で笑われたし」
「あー、うん。魔術師はな……変わったのが多いから」
「先生は魔術師ではないんですか?」
「俺は研究職。講師だから授業も一応やってるけど。で、どうする?」
「ぜひお願いします! なんなら今すぐにでも!」
「気が早すぎだろ。二日後の放課後ここのベンチ集合で」
思いっきり頭を下げたら笑われてしまった。でも約束は取り付けた。心の中で魔法が使えるかもという期待が広がる。
「わかりました! これからお願いします!」
「はいはい。あー、お前といると吸う暇なくなるわ」
オリヴァー先生はぼやきながら校舎に戻って行った。研究室があるのだろうか。話す機会はたくさんあるし、今度聞いてみよう。
「やったー!」
目の前の問題が一つ片付いた気分だ。そうなるともう一つの問題も気になってしまう。
殿下と友達になれるかな。俺的にはもう友達のつもりだけど。
だって知り合い以下の男の頭を撫でるのは、どう考えてもやばいやつだ。友達でもちょっと距離近いなとは思うけど、殿下なりの親愛表現なのだろう。たぶん。
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