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第九話 二人目の攻略対象
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カイとルキウス君について話し合った次の日、俺は教室のドアを開け「ごきげんよう」と挨拶すると、一直線にルキウス君の席に向かった。
学院の教室は階段状になっていて、大学の講義室を思い出す。
「ルキウス様、ごきげんよう。今日もいい天気ですね」
クラスメイトに様付けで呼ぶのいつまで経っても慣れないなぁ。毎回不自然じゃないか不安になる。呼びかけ一つに神経を使うの、貴族の学校って感じだ。
俺の心配を他所にルキウス君は無言で小さく頷いている。彼の表情は読めないが、嫌がっているようには見えない。俺はいつも通りルキウス君に笑いかけ、自分の席に向かう。
俺の席は窓際の一番後ろ。隣には緊張した様子のカイが既に座っていた。
「おはよう」
「おはようございます。キース、いよいよですね」
「演習何限だっけ?」
「四限と五限です」
「ありがとう。時間割を教室に貼ってくれたら便利なのに」
「そんなことしたら景観壊れちゃいますよ」
たしかに。でも歴史と品位を感じる内装が掲示物で台無しになるのも面白そうだ。
学院の授業は前世の大学に似ている。クラス担任はいるし授業はほぼ固定だが、授業時間は一コマ九十分と長い。それに、授業を教えてくれる先生のほとんどは学院の研究室に所属している。オリヴァー先生は講師って言ってたな。
窓から入った柔らかな日差しと風が眠気を誘う。俺は春の陽気と戦いながら、午前の授業に挑むことになった。
演習場とは名ばかりのだだっ広いグラウンド。土埃が舞う風景は前世の校庭に似ていて、懐かしい気持ちになる。
これは確かに着替えてから集合するのも納得だ。装飾の多い制服から動きやすい演習着になるのはテンションが上がる。ずっと演習着でいいくらいだ。
「今日からしばらくここで魔法の演習を行います。今回は土魔法です」
演習の先生は魔法学の先生とは違うみたいだ。優しそうな女性の先生と補助の先生が四人。事故に備えるためか剣術の授業と同じくらい先生が多い。
「まずは三人一組になってください。あ、男女混合でもいいですよ」
その瞬間、男子サイドに緊張が走った。青春だなぁ。軽い牽制のような空気で皆の足が止まる。俺はその隙を突くように、カイを連れルキウス君に声をかけた。
「ルキウス様、一緒に組みませんか?」
「……」
無言の時間が辛い。微動だにしないということは、あまり乗り気ではないのかもしれない。
「俺はともかく、カイは土魔法が得意ですよ。入学試験でも上位の成績だったと聞いてます」
ここは意地でも自分達を売り込むべきだ。アピールポイントが全てカイなのは情けないが、手段を選んでいられない。
カイは俺の横で「自分土魔法得意です」という顔で胸を張っている。なんて頼もしい相棒だ。
「……足、引っ張らないでよ」
ルキウス君はそう言って仏頂面で腕を組み、俺と視線が合うと小さく目を逸らした。
初めて声聞いた。結構発言が強めだ。侯爵家で魔術師団副団長の息子だから魔法に関するプライドが鬼高いのかもしれない。
これ大丈夫か。魔法で下手なことしたら永遠に知り合い以下の存在から脱却できない気がする。
カイに顔を向けると、彼は小さな声で「ここで三人組になるのがルキウスくんと仲良くなる定石ですから。やるしかありません」と告げた。
これはもう腹を括るしかない。俺は覚悟を決め、先生にルキウス君とカイと三人組になったことを報告した。
報告の最中、後ろで「……あのルキウス様に声かけたのかよ」「残念、狙ってたのに。楽できて羨ましい」「変わり者同士、ある意味お似合いだな」と噂する声が聞こえて、二人に申し訳ないと思った。
クラス全員が三人組になると先生が演習の課題を説明し始めた。
「皆さんにはまず土魔法で石を造ってもらいます」
先生が涼しい顔で一メートル四方の石を造ってみせる。
「これと同じ大きさのものを六つ造ってください。そして土魔法で造ったゴーレムに、その造った石を所定の場所まで運ばせること。以上が今回の課題です」
結構大変そうな課題だ。周りを見ても難しい顔をしている人がほとんどだ。
「では始めてください」
先生が合図すると、皆真剣な面持ちで土魔法を発動する。
すごいな。さすが子供の頃から魔法を使い慣れているだけあって、石を造るのに苦労している生徒はほとんどいない。
ルキウス君もカイも、俺が石を一つ造っている間に二つ造り上げていた。
「すごいですね。コツとか聞いてもいいですか?」
「魔力を練って出すだけ」
「えっと、ありがとうございます。ちょっと俺にはレベルが高いみたいです」
ルキウス君がすごくシンプルな答えをくれた。残念なことに、俺がその域に到達するのはまだ時間がかかりそうだ。
「下から造り上げていく感じと言いますか。一層造るごとに圧縮して固めるイメージです。ゴーレムもその要領で造れますよ」
「ありがとう! やってみる!」
カイが教えてくれた通りに意識を集中させる。
「できた!」
一メートル四方の石が数分で出来る。便利すぎる力だ。魔法が使えるタイプの主人公で本当よかった。
アドバイスのおかげか、先ほど造ったものより心なしか角が尖ってる気がする。
「さっきより造るのが速くなりましたね」
「カイ、ありがとう! この調子でゴーレムも……」
「キース、ルキウス様が造るみたいですよ」
魔術師団副団長の息子はどれほどの実力があるのか。皆同じことを思っていたようで、石を造る最中の生徒まで手を止めてルキウス君を見つめている。
自分の心臓の音が聞こえてしまうのではと思うくらい、辺りは静寂に包まれている。
圧倒的だった。瞬きをする間もなく、ゴーレムが完成した。
自身の魔力を見せびらかすような、巨大なものではない。しかし、ゴーレムを構成するパーツの一つ一つが、精密で力強く、実力を感じさせるものだった。
「面倒くさいから全部運ぶよ」
ルキウス君のゴーレムが動き出す。その動作は一ミリの誤差すら感じない。ただ石を運ぶために最適化された動きがそこにあった。
「ルキウスさん! 危ないので一つずつ運んでください」
ゴーレムが六つ一気に石を持ち上げると、先生が慌てて注意した。ルキウス君は返事をすることなく指示に従う。
ゴーレムは俺らがいた場所から十メートル程離れたところまで石を運び、最小限の繊細な動きでそれを置いた。
「ルキウスさん、カイさん、キースさんを合格とします。残りの時間は自習をしていてください」
石を造っただけで合格してしまった。周囲からブーイングが起こったが、先生の咳払いですぐに静まった。
「終わってしまいましたね」
カイが遠い目をしている。たぶん俺も同じ目をしていると思う。とりあえずルキウス君にお礼を言っておこう。
「ルキウス様、ありがとうございました。任せてしまったような形になってしまい、申し訳ありません」
「別に大したことしてない。君は記憶喪失の割に出来てた方じゃない? そっちの……カイもちゃんと上手かったし、気にしなくていい」
ルキウス君は一気に言い切ると、土魔法で作った簡素な椅子に座り休憩し始めた。
俺が記憶喪失なこと知ってたんだ。カイの魔法もチェックしていたみたいだし、無関心そうで意外とよく見ている。
そっけないようで気にかけてくれてたの結構嬉しい。ゲームでルキウス君が好きだった人は、そんなところに沼ったんだろうな。
「暇になってしまいましたね。どうします?」
「ゴーレムの作り方教えて! で、できたらルキウス君に見せよう。話しかけるきっかけにちょうどいい」
カイに耳打ちすると静かに頷いてくれた。
「初心者は膝下くらいの高さで造るとやりやすいですよ」
カイにお礼を言ってゴーレムを造る。予想はしていたが、石を造るより数倍神経を使う。
「できた!」
「頭が完全にあれですね……」
「結構よくね?」
「確かにちょっとわくわくします」
十分後、某アニメを参考に造ったゴーレムが完成した。技術が足りなくて頭しか再現できなかったが、動くプラモデルみたいでかっこいい。
「カイはやろうと思わなかった?」
「考えたこともなかったです。幼少期からゴーレムの作り方はこれだって叩き込まれますし、フォルムをいじっても無駄に魔力を消費するだけなので」
「二人で協力して完全再現してみようぜ。小さいやつならいけるだろ」
「わかりました。まずはコックピットから……」
「そこは初心者に合わせて足から造ってほしい」
カイとしょうもない計画を立てながら笑い合う。こういう自習の時にやる遊びみたいなものってなぜか楽しい。
「くだらない」
底冷えするような声。それが俺たちに向けられたものだと気づくのに少し時間がかかった。
冷ややかな目が俺を貫く。失望が混じったようなルキウス君の表情は、今までに見たどんな顔よりも温度を感じなかった。
学院の教室は階段状になっていて、大学の講義室を思い出す。
「ルキウス様、ごきげんよう。今日もいい天気ですね」
クラスメイトに様付けで呼ぶのいつまで経っても慣れないなぁ。毎回不自然じゃないか不安になる。呼びかけ一つに神経を使うの、貴族の学校って感じだ。
俺の心配を他所にルキウス君は無言で小さく頷いている。彼の表情は読めないが、嫌がっているようには見えない。俺はいつも通りルキウス君に笑いかけ、自分の席に向かう。
俺の席は窓際の一番後ろ。隣には緊張した様子のカイが既に座っていた。
「おはよう」
「おはようございます。キース、いよいよですね」
「演習何限だっけ?」
「四限と五限です」
「ありがとう。時間割を教室に貼ってくれたら便利なのに」
「そんなことしたら景観壊れちゃいますよ」
たしかに。でも歴史と品位を感じる内装が掲示物で台無しになるのも面白そうだ。
学院の授業は前世の大学に似ている。クラス担任はいるし授業はほぼ固定だが、授業時間は一コマ九十分と長い。それに、授業を教えてくれる先生のほとんどは学院の研究室に所属している。オリヴァー先生は講師って言ってたな。
窓から入った柔らかな日差しと風が眠気を誘う。俺は春の陽気と戦いながら、午前の授業に挑むことになった。
演習場とは名ばかりのだだっ広いグラウンド。土埃が舞う風景は前世の校庭に似ていて、懐かしい気持ちになる。
これは確かに着替えてから集合するのも納得だ。装飾の多い制服から動きやすい演習着になるのはテンションが上がる。ずっと演習着でいいくらいだ。
「今日からしばらくここで魔法の演習を行います。今回は土魔法です」
演習の先生は魔法学の先生とは違うみたいだ。優しそうな女性の先生と補助の先生が四人。事故に備えるためか剣術の授業と同じくらい先生が多い。
「まずは三人一組になってください。あ、男女混合でもいいですよ」
その瞬間、男子サイドに緊張が走った。青春だなぁ。軽い牽制のような空気で皆の足が止まる。俺はその隙を突くように、カイを連れルキウス君に声をかけた。
「ルキウス様、一緒に組みませんか?」
「……」
無言の時間が辛い。微動だにしないということは、あまり乗り気ではないのかもしれない。
「俺はともかく、カイは土魔法が得意ですよ。入学試験でも上位の成績だったと聞いてます」
ここは意地でも自分達を売り込むべきだ。アピールポイントが全てカイなのは情けないが、手段を選んでいられない。
カイは俺の横で「自分土魔法得意です」という顔で胸を張っている。なんて頼もしい相棒だ。
「……足、引っ張らないでよ」
ルキウス君はそう言って仏頂面で腕を組み、俺と視線が合うと小さく目を逸らした。
初めて声聞いた。結構発言が強めだ。侯爵家で魔術師団副団長の息子だから魔法に関するプライドが鬼高いのかもしれない。
これ大丈夫か。魔法で下手なことしたら永遠に知り合い以下の存在から脱却できない気がする。
カイに顔を向けると、彼は小さな声で「ここで三人組になるのがルキウスくんと仲良くなる定石ですから。やるしかありません」と告げた。
これはもう腹を括るしかない。俺は覚悟を決め、先生にルキウス君とカイと三人組になったことを報告した。
報告の最中、後ろで「……あのルキウス様に声かけたのかよ」「残念、狙ってたのに。楽できて羨ましい」「変わり者同士、ある意味お似合いだな」と噂する声が聞こえて、二人に申し訳ないと思った。
クラス全員が三人組になると先生が演習の課題を説明し始めた。
「皆さんにはまず土魔法で石を造ってもらいます」
先生が涼しい顔で一メートル四方の石を造ってみせる。
「これと同じ大きさのものを六つ造ってください。そして土魔法で造ったゴーレムに、その造った石を所定の場所まで運ばせること。以上が今回の課題です」
結構大変そうな課題だ。周りを見ても難しい顔をしている人がほとんどだ。
「では始めてください」
先生が合図すると、皆真剣な面持ちで土魔法を発動する。
すごいな。さすが子供の頃から魔法を使い慣れているだけあって、石を造るのに苦労している生徒はほとんどいない。
ルキウス君もカイも、俺が石を一つ造っている間に二つ造り上げていた。
「すごいですね。コツとか聞いてもいいですか?」
「魔力を練って出すだけ」
「えっと、ありがとうございます。ちょっと俺にはレベルが高いみたいです」
ルキウス君がすごくシンプルな答えをくれた。残念なことに、俺がその域に到達するのはまだ時間がかかりそうだ。
「下から造り上げていく感じと言いますか。一層造るごとに圧縮して固めるイメージです。ゴーレムもその要領で造れますよ」
「ありがとう! やってみる!」
カイが教えてくれた通りに意識を集中させる。
「できた!」
一メートル四方の石が数分で出来る。便利すぎる力だ。魔法が使えるタイプの主人公で本当よかった。
アドバイスのおかげか、先ほど造ったものより心なしか角が尖ってる気がする。
「さっきより造るのが速くなりましたね」
「カイ、ありがとう! この調子でゴーレムも……」
「キース、ルキウス様が造るみたいですよ」
魔術師団副団長の息子はどれほどの実力があるのか。皆同じことを思っていたようで、石を造る最中の生徒まで手を止めてルキウス君を見つめている。
自分の心臓の音が聞こえてしまうのではと思うくらい、辺りは静寂に包まれている。
圧倒的だった。瞬きをする間もなく、ゴーレムが完成した。
自身の魔力を見せびらかすような、巨大なものではない。しかし、ゴーレムを構成するパーツの一つ一つが、精密で力強く、実力を感じさせるものだった。
「面倒くさいから全部運ぶよ」
ルキウス君のゴーレムが動き出す。その動作は一ミリの誤差すら感じない。ただ石を運ぶために最適化された動きがそこにあった。
「ルキウスさん! 危ないので一つずつ運んでください」
ゴーレムが六つ一気に石を持ち上げると、先生が慌てて注意した。ルキウス君は返事をすることなく指示に従う。
ゴーレムは俺らがいた場所から十メートル程離れたところまで石を運び、最小限の繊細な動きでそれを置いた。
「ルキウスさん、カイさん、キースさんを合格とします。残りの時間は自習をしていてください」
石を造っただけで合格してしまった。周囲からブーイングが起こったが、先生の咳払いですぐに静まった。
「終わってしまいましたね」
カイが遠い目をしている。たぶん俺も同じ目をしていると思う。とりあえずルキウス君にお礼を言っておこう。
「ルキウス様、ありがとうございました。任せてしまったような形になってしまい、申し訳ありません」
「別に大したことしてない。君は記憶喪失の割に出来てた方じゃない? そっちの……カイもちゃんと上手かったし、気にしなくていい」
ルキウス君は一気に言い切ると、土魔法で作った簡素な椅子に座り休憩し始めた。
俺が記憶喪失なこと知ってたんだ。カイの魔法もチェックしていたみたいだし、無関心そうで意外とよく見ている。
そっけないようで気にかけてくれてたの結構嬉しい。ゲームでルキウス君が好きだった人は、そんなところに沼ったんだろうな。
「暇になってしまいましたね。どうします?」
「ゴーレムの作り方教えて! で、できたらルキウス君に見せよう。話しかけるきっかけにちょうどいい」
カイに耳打ちすると静かに頷いてくれた。
「初心者は膝下くらいの高さで造るとやりやすいですよ」
カイにお礼を言ってゴーレムを造る。予想はしていたが、石を造るより数倍神経を使う。
「できた!」
「頭が完全にあれですね……」
「結構よくね?」
「確かにちょっとわくわくします」
十分後、某アニメを参考に造ったゴーレムが完成した。技術が足りなくて頭しか再現できなかったが、動くプラモデルみたいでかっこいい。
「カイはやろうと思わなかった?」
「考えたこともなかったです。幼少期からゴーレムの作り方はこれだって叩き込まれますし、フォルムをいじっても無駄に魔力を消費するだけなので」
「二人で協力して完全再現してみようぜ。小さいやつならいけるだろ」
「わかりました。まずはコックピットから……」
「そこは初心者に合わせて足から造ってほしい」
カイとしょうもない計画を立てながら笑い合う。こういう自習の時にやる遊びみたいなものってなぜか楽しい。
「くだらない」
底冷えするような声。それが俺たちに向けられたものだと気づくのに少し時間がかかった。
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