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馬車はぎゅうぎゅう
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まだ陽も昇らぬ早朝の五時。
妾は駅に向かうため学園の正門前に立っておる。
気温は摂氏二度。
寒いのじゃ~~。
襟元にふわふわの白い毛織りのマフラーを巻いて、ピンクの手袋、耳当て付きの黒色のボアの帽子、厚底の革のブーツ。
それでも骨身に染みいる寒さなのじゃ。
竜族は寒さに弱いので、隣にいるヤンヤンも両肩を抱いて摩っておる。
「妾が一番乗りなのじゃ」
「そのようですね。早く着きすぎてしまいました」
ヤンヤンが失敗したとため息をつく。
「遅れるより全然良いではないか。すでに列車の切符は買うておるのじゃからな」
乗るのに遅れたら大変じゃ。
妾がそう言うと、ヤンヤンは傍に置いた三つの旅行カバンを見下ろした。
「やっぱり衣装が少なかったかもしれません。わたし、寮に走って行ってもう一つカバンを持ってきた方が・・・・・・」
「いらぬいらぬ!」
慌てて制止する。
どデカい旅行カバン三つでも多いのに、これ以上二人でどうやって運ぶつもりなのか。
「腕が六本のアシュラちゃんでも重かったら持てないと思うぞ」
東方の少年マンガの登場人物に例えると、ヤンヤンは不思議そうな顔をした。
そのとき、男子寮の方角から足早に二人が歩いてきた。
「ミリィ、あのマンガ気に入ったのか? 続きならまた貸してやるよ」
シェン君は黒の薄手のコートでやって来ると、隣の青年を妾たちに紹介する。
「おれの従者で目付け役でもあるサイファだ」
歳はヤンヤンと同じくらいじゃろうか。
二十歳前といった感じじゃ。
シェン君と同じ黒髪で黒目。
頭に立派な龍人族のツノが生えておる。
ということは、王族に連なる者かもしれぬな。
サイファもまた薄い焦げ茶のコートを羽織っていた。
龍人族は寒さに強いのじゃ。
羨ましいのぅ。
サイファは妾の前に来ると冷たい地面に片膝を折り、目線を落として挨拶した。
「帝国の若き姫君様、お会いできて光栄至極にございます」
「うむ」
「兼ねてよりシェン王子から姫君と懇意にさせていただいていると聞いておりました。遅ればせながら深く感謝申し上げます」
「う、うむ」
「シェン王子は時に無作法で無遠慮ですので、姫君に失礼をしたりはしていないでしょうか? もしそのようなことがあればーーー」
「良い良い。妾は堅苦しいのは好かぬ。そういうのはこそばゆくなるのでな」
「ひめ様!」
ヤンヤンがじろりと横から睨んでくる。
じゃが、サイファは律儀な性格らしく、放って置くと延々と挨拶されてしまいそうじゃ。
「学園の中では身分は考慮しないことになっておる。妾はシェン君と友だちになれて嬉しいのじゃ。サイファも気軽に話しかけるが良い」
「もったいないお言葉でございます」
サイファがずっと跪いておるので、妾の目の前に黒々とした長いツノが突き出ていた。
螺旋状になっていて金属のように固そうじゃ。
触ってみたくなるが、我慢我慢。
シェン君のツノにも触ったことはないからの。
龍人族にとってツノは大切なものなのじゃ。
まあ、前にフェニックスがシェン君とケンカしてツノを鷲掴んでいたけどもーーー。
サイファは立ち上がると、今度はヤンヤンに挨拶を始めた。
道中ずっと一緒なので、妾の侍女と仲良くしてくれると助かる。
シェン君は妾たちとは違い、一人一つの小さなカバンしか持っていなかった。
「その荷物で事足りるのか?」
妾が訊ねると、シェン君は笑った。
「どこに行く時もこんなもんだぜ」
ヤンヤンに聞かせてやりたいのじゃ。
服に靴に、装飾品の箱に、何かあったときの薬箱、手芸用品、手土産にお菓子。
妾より重そうなカバン三つじゃ足りないらしいからの。
そして、正門前で待ち始めて十五分。
ようやく最後の一人がやって来た。
「ごめんごめーん。寝過ごしちゃった!」
ジョーは小走りだったが、大量の荷物を台車に山ほど積んでいた。
カバンじゃなくて段ボールなのじゃ。
しかも一番上に積んでるのは動物用のケージじゃなかろうか。
「おい、ジョー。おまえ何だよそれ」
呆れた様子のシェン君に、ジョーが首を傾げる。
「えっ? 帰宅の時はいつもこうだけど?」
「マジかよ」
目を丸くするシェン君。
妾も訊ねる。
「その上の籠には何が入っておるのじゃ?」
「これ? モモちゃんだよ」
「も、モモちゃん?」
「うん。モモンガのモモちゃん」
安直な名前もじゃが、学園の寮でモモンガを飼っていることに驚いた。
そして、ジョー以外の全員が顔を見合わせる。
正門の前には前もって呼んでおいた一台の馬車。
そう、一台の馬車が待っていた。
「いや、絶対載らないじゃろ」
妾の声にジョー以外の全員が大きく頷いた。
その後、なんとか一台の馬車に乗れたのは、そう・・・・・・奇跡じゃ!
サイファと御者がジョーの荷物を馬車の屋根にくくり付け、時間がないのでみなが急いで馬車に乗り込んだ。
元々、二頭立ての大型の馬車だったのじゃが、それでも御者台に御者とサイファが座り、妾とヤンヤンとシェン君、モモちゃんの籠を持ったジョーが中に乗った。
足元には妾たちのカバン。
身動きなど取れようはずもない。
学園の最寄り駅まで、妾たちは二十分も同じ姿勢を取らねばならなかった。
肩と膝が痛い・・・・・・。
しかも籠の中でモモちゃんが便意を催したので臭いが・・・・・・。
ジョーよ、おぬし覚えておれ・・・・・・。
妾は駅に向かうため学園の正門前に立っておる。
気温は摂氏二度。
寒いのじゃ~~。
襟元にふわふわの白い毛織りのマフラーを巻いて、ピンクの手袋、耳当て付きの黒色のボアの帽子、厚底の革のブーツ。
それでも骨身に染みいる寒さなのじゃ。
竜族は寒さに弱いので、隣にいるヤンヤンも両肩を抱いて摩っておる。
「妾が一番乗りなのじゃ」
「そのようですね。早く着きすぎてしまいました」
ヤンヤンが失敗したとため息をつく。
「遅れるより全然良いではないか。すでに列車の切符は買うておるのじゃからな」
乗るのに遅れたら大変じゃ。
妾がそう言うと、ヤンヤンは傍に置いた三つの旅行カバンを見下ろした。
「やっぱり衣装が少なかったかもしれません。わたし、寮に走って行ってもう一つカバンを持ってきた方が・・・・・・」
「いらぬいらぬ!」
慌てて制止する。
どデカい旅行カバン三つでも多いのに、これ以上二人でどうやって運ぶつもりなのか。
「腕が六本のアシュラちゃんでも重かったら持てないと思うぞ」
東方の少年マンガの登場人物に例えると、ヤンヤンは不思議そうな顔をした。
そのとき、男子寮の方角から足早に二人が歩いてきた。
「ミリィ、あのマンガ気に入ったのか? 続きならまた貸してやるよ」
シェン君は黒の薄手のコートでやって来ると、隣の青年を妾たちに紹介する。
「おれの従者で目付け役でもあるサイファだ」
歳はヤンヤンと同じくらいじゃろうか。
二十歳前といった感じじゃ。
シェン君と同じ黒髪で黒目。
頭に立派な龍人族のツノが生えておる。
ということは、王族に連なる者かもしれぬな。
サイファもまた薄い焦げ茶のコートを羽織っていた。
龍人族は寒さに強いのじゃ。
羨ましいのぅ。
サイファは妾の前に来ると冷たい地面に片膝を折り、目線を落として挨拶した。
「帝国の若き姫君様、お会いできて光栄至極にございます」
「うむ」
「兼ねてよりシェン王子から姫君と懇意にさせていただいていると聞いておりました。遅ればせながら深く感謝申し上げます」
「う、うむ」
「シェン王子は時に無作法で無遠慮ですので、姫君に失礼をしたりはしていないでしょうか? もしそのようなことがあればーーー」
「良い良い。妾は堅苦しいのは好かぬ。そういうのはこそばゆくなるのでな」
「ひめ様!」
ヤンヤンがじろりと横から睨んでくる。
じゃが、サイファは律儀な性格らしく、放って置くと延々と挨拶されてしまいそうじゃ。
「学園の中では身分は考慮しないことになっておる。妾はシェン君と友だちになれて嬉しいのじゃ。サイファも気軽に話しかけるが良い」
「もったいないお言葉でございます」
サイファがずっと跪いておるので、妾の目の前に黒々とした長いツノが突き出ていた。
螺旋状になっていて金属のように固そうじゃ。
触ってみたくなるが、我慢我慢。
シェン君のツノにも触ったことはないからの。
龍人族にとってツノは大切なものなのじゃ。
まあ、前にフェニックスがシェン君とケンカしてツノを鷲掴んでいたけどもーーー。
サイファは立ち上がると、今度はヤンヤンに挨拶を始めた。
道中ずっと一緒なので、妾の侍女と仲良くしてくれると助かる。
シェン君は妾たちとは違い、一人一つの小さなカバンしか持っていなかった。
「その荷物で事足りるのか?」
妾が訊ねると、シェン君は笑った。
「どこに行く時もこんなもんだぜ」
ヤンヤンに聞かせてやりたいのじゃ。
服に靴に、装飾品の箱に、何かあったときの薬箱、手芸用品、手土産にお菓子。
妾より重そうなカバン三つじゃ足りないらしいからの。
そして、正門前で待ち始めて十五分。
ようやく最後の一人がやって来た。
「ごめんごめーん。寝過ごしちゃった!」
ジョーは小走りだったが、大量の荷物を台車に山ほど積んでいた。
カバンじゃなくて段ボールなのじゃ。
しかも一番上に積んでるのは動物用のケージじゃなかろうか。
「おい、ジョー。おまえ何だよそれ」
呆れた様子のシェン君に、ジョーが首を傾げる。
「えっ? 帰宅の時はいつもこうだけど?」
「マジかよ」
目を丸くするシェン君。
妾も訊ねる。
「その上の籠には何が入っておるのじゃ?」
「これ? モモちゃんだよ」
「も、モモちゃん?」
「うん。モモンガのモモちゃん」
安直な名前もじゃが、学園の寮でモモンガを飼っていることに驚いた。
そして、ジョー以外の全員が顔を見合わせる。
正門の前には前もって呼んでおいた一台の馬車。
そう、一台の馬車が待っていた。
「いや、絶対載らないじゃろ」
妾の声にジョー以外の全員が大きく頷いた。
その後、なんとか一台の馬車に乗れたのは、そう・・・・・・奇跡じゃ!
サイファと御者がジョーの荷物を馬車の屋根にくくり付け、時間がないのでみなが急いで馬車に乗り込んだ。
元々、二頭立ての大型の馬車だったのじゃが、それでも御者台に御者とサイファが座り、妾とヤンヤンとシェン君、モモちゃんの籠を持ったジョーが中に乗った。
足元には妾たちのカバン。
身動きなど取れようはずもない。
学園の最寄り駅まで、妾たちは二十分も同じ姿勢を取らねばならなかった。
肩と膝が痛い・・・・・・。
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ジョーよ、おぬし覚えておれ・・・・・・。
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