戦国時代にタイムスリップ?武器なし 知識なし 度胸なし 高校生の天下取り!!

やん。

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2話

当主の器?

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 おそらくタイムスリップして2日程度が経った。ひょんな事からこの時代・領地の当主として勝昌(勝吉)は、過ごしているが・・・
 (やばいやばい。早く元の世界に戻りたい。でも戻る方法が全く分からない。いつまでもこんな所に居たら死んでしまう。)
そんな事を考えていると・・・
 「勝昌さま~。」
と、村の美女から、声をかけられる。皮肉にも
元の世界で望んだ事が、この世界で実現する。
 (うひょー。美女に名前呼ばれるの悪くない。)
 前当主の生まれ変わりだと、村で話が広がり
今では村を守る救世主扱いである。だが、
勝昌に、そんな事出来るわけがなかった。なぜなら、ただのナヨナヨ高校生であり、特に知識も勇気もなにもないからである。すると、突然、
 「ヴォ~~~。」
 「敵、敵襲!」
近くの領地がトドメを刺しに来た。
 「勝昌様!ご指示を!」
 「勝昌さま~。」
皆の視線が突き刺さる。
 (まずい、まずい、戦うしかないのか?)
 (いや、でも、圧倒的に数は不利だ!)
 (死にたくない。死にたくない。)
 勝昌の心は完全に生きたい!という気持ちにだけ支配されていた。
 勝昌は、意を決して言葉を発する。
 「
 ただこの決断には難色を示す者たちもいた。
 「何を弱気な事を!勝昌様が居てくだされば必ず勝てまする!ここからです!」
 するとそこに、敵の使者が現れる。
 「最後の警告に来た!降伏をされるのなら今のうちです。」
 少しの間、静寂が訪れる。
 その空気をかき消したのは、
1人の兵士であった。
 「降伏などせぬ。亡くなった妻・息子達の仇だー!」
 「
 先程の使者がその場で倒れる。
 流石にコレはまずいのは勝昌にも分かった。
 (もう、戦う以外の方法が無くなった。もしくは、どさくさに紛れて逃げるか!どちらかだ!)
 勝昌は、あたふたしながら、自分の持ち物を探る。
出てきたのは、カラフルなパジャマと、スマートフォン、そして・・・・
 ポケットの中に、食べかけのチョコ。コレでは何の話にもならない!絶望だった。
 「にっ逃げるぞー。」
なんと、周りの人間を置いて一目散に逃げ始める
どさくさにどころではない。
それでも今は彼が当主なのだ!
当主が、トップが逃げては戦にならない。
勝昌は全力で逃げる。しかし、
 「ドン!」
何かにぶつかってしまう。
勝昌は、目を開けることすらできなかった。
 (もう終わりだ。)
ただ、意外にも何も起こらない。すると、
 「
まさかの返答に一瞬固まる。
そこには屈強な男が立っていた。
どうやら、少し交流があった領地の者達の、援軍が来てくれたらしい。
 「ワーー。」
皆が歓声を上げる。
これで希望の光が見えた。
 「勝昌様これで戦えまするぞ!」
 「すぐに軍議を!」
これからどう戦うべきか、援軍を含めて話し合いが行われる事になったのであった。

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