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第二部 異世界での訓練
224. 異世界1567日目 船旅
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出港の日までは町で買い物をしたり、役場で訓練をしたりして過ごす。ホクサイ大陸では手に入りにくい食材関係も追加で購入したので食材関係はもう十分だろう。
出港の前日にはまたみんなで集まって食事をとる。イクサのメンバーはあのあと狩りに行ったみたいだが、やっぱり収納バッグがあると効率が違うとかなり喜んでいた。実は収納バッグは運べる量もそうだけど、魔獣の解体を後回しにできるのが一番大きなメリットなんだよね。
翌日朝早くに乗船口へ向かう。船の到着は1日遅れてしまったようだが、出航日は変わらないと聞いていたので大丈夫だろう。
受付に行って手続きを済ませると、ここから係の人が案内してくれるようだ。貴族専用と思われる通路を抜けると、船の乗船口につながっていた。
船はこっちに来るときに乗った船と変わらない大きさで、形状もかなり似ていてやはり窓は小さい。ただこっちの船は貴族エリアのスペースを多くとっているらしいのでおそらく豪華なんだろうなあ。ちょっと期待しておこう。
乗船口からすぐのエレベーターに乗って着いたロビーは、天井も高く、いろいろな美術品が展示されていて船の中とは思えない豪華なところだった。ここまで贅沢にしなくてもいいのにと思うのは庶民のせいだろうか?
案内する人が居るので、途中チェックもなくここから別のエレベーターに乗って部屋に移動する。通常はエレベーターの入口にいる係員に部屋のカードを見せないと乗ることができないらしい。今回の部屋はもちろん最上級ではないが、今までの船旅では一番豪華なクラスになる。
えらく立派な廊下を抜けて部屋に入る。広さはこっちに来るときに乗った部屋とあまり差がないくらいだった。やっぱり船なのでスペースの広さも限度があるのかな?まあそれでも十分に広いんだけどね。案内してくれた係は一通り部屋の案内をして部屋から出て行ったが、用事があれば係の人がすぐにやってくるみたい。
いつものように部屋全体に浄化魔法をかけてから部屋用のシューズに履き替える。部屋に入ってすぐにウォークインクローゼットがあり、反対側には洗面台とトイレがあった。洗面台の鏡は壁一面の大きな作りになっていて彫刻まで施されている。こんなところにお金をかけているんだな。
その奥はかなり広い部屋となっていて、さらにその奥は寝室となっている。ベッドはさすがに豪華なものが置いてあり、ぐっすりと寝ることができそうだ。
さらにその奥にお風呂があるんだが、ここは前の船と違っていた。天井と壁に外を見られるような大きめの窓が付いていたのである。露天風呂みたいな感じで入れるんだな。立派な浴槽があって、二人でも十分なくらいの大きさだった。
「ここってさすがに外から覗かれることはないよなあ?」
「窓の外の視界に入らないところに壁があるから、そのあたりは考えて設計して見るみたいよ。」
「それもそうか。さすがに外から丸見えだとちょっとね。」
これで星を見ながら・・・とか思っていると、ジェンからすごい目でにらまれてしまった。変なことを考えていたわけではないですよ・・・。
部屋の確認が終わったので続いて船の中の探検に向かう。こっちの船は貴族エリアと平民エリアは完全に分かれていて行き来ができないようになっていた。
レストランが3つ、遊技場やダンスホール、舞台などがあり、廊下やホールなどもかなり余裕を持った作りになっている。
デッキは空調管理されており、プールがあって周りにくつろげるスペースが造られていた。ここの他に自分たち上位の部屋の人のみが入れるデッキもあり、そこにも小さなプールがあった。小さいと言っても使う人数を考えると十分な広さなんだけどね。ここで本格的に泳ぐ人も居ないだろうし。
こっちのスペースでは軽食や飲み物も用意されているんだが、アルコールも含めて無料らしい。ジェンは早速アルコールの確認に言っていたが、残念ながらそこまでいいお酒は置いていないようだった。ただ別料金を払えば注文はできるみたい。
船内を一通り見て回り、お昼は音楽を聴きながらゆったりと食事をとる。食事の後はフィットネスクラブのようなスペースに行って簡単な筋トレなどを行った。そのあとは上級客エリアのデッキでゆったりと過ごし、夕食の後は部屋でお風呂に入ってから甘い夜を過ごす。
今回はさすがにゆっくりしたかったこともあり、冒険者として登録はしなかった。登録してしまうと、日程の半分以上が戦えるように備えておかないといけないことになってしまうからね。
まあよっぽどの時は戦闘には参加しようと思っているけど、小説みたいな展開はそうそうないだろう。そもそも魔獣の遭遇率事態がかなり低いらしいので、今回こっちに来るときはほんとに運が悪かったんだろう。
天候に恵まれたこともあり、予定よりも若干早く、7日後のお昼にはライガの町が見えてきた。今回の船旅はかなりのんびりと過ごした感じだったなあ。
~ジェンSide~
ついにナンホウ大陸ともお別れになる。ナンホウ大陸に来てから本当にいろいろなことがあった。いろいろと大変だったけど、いろいろと楽しいこともあったわね。
アラクの町で前に知り合った冒険者たちとの食事は楽しかったわね。収納バッグはかなり喜んでくれて良かった。金額が若干下がっても折角だから知っている人に有効に使ってもらった方がやっぱりうれしいものね。
そういえば前に重量軽減バッグを渡したあの二人は元気にしているかな?私たちを目標にすると言っていたけど、がんばっているのかな?やっぱりあれくらいの時が一番伸び悩む頃だからね。収納バッグや重量軽減バッグは大きなアドバンテージだわ。
今回の船は貴族向けに特化しているだけあってさすがに豪華だったわ。おいている調度品もかなりいいものだし、専属の係の人の教育も行き届いていたわね。前に地球で乗った船よりも豪華だったわ。
出てくる食事もおいしかったし、お酒もかなりいい物を置いていたわね。まあその分値段も高かったけど、味見するにはちょうど良かったわ。ホクサイ大陸のお酒もいろいろあったから今度いろいろ買っておかないといけないわね。
お風呂も広くて晴れた日の星空はきれいだった。改めてみてみたんだけど、地球にいたときの星空に似ているのよね。完全に一緒って言うわけじゃないんだけど、星座とか見てみると似ているものが多いのよね。やっぱり地球の別の姿なのかしら?
お風呂でそんなことを考えていたらイチが変なちょっかいをかけてくるから大変だったのよね。いくら外から見えないと言ってもやっぱり外からの視線が気になってしまうわよ。
出港の前日にはまたみんなで集まって食事をとる。イクサのメンバーはあのあと狩りに行ったみたいだが、やっぱり収納バッグがあると効率が違うとかなり喜んでいた。実は収納バッグは運べる量もそうだけど、魔獣の解体を後回しにできるのが一番大きなメリットなんだよね。
翌日朝早くに乗船口へ向かう。船の到着は1日遅れてしまったようだが、出航日は変わらないと聞いていたので大丈夫だろう。
受付に行って手続きを済ませると、ここから係の人が案内してくれるようだ。貴族専用と思われる通路を抜けると、船の乗船口につながっていた。
船はこっちに来るときに乗った船と変わらない大きさで、形状もかなり似ていてやはり窓は小さい。ただこっちの船は貴族エリアのスペースを多くとっているらしいのでおそらく豪華なんだろうなあ。ちょっと期待しておこう。
乗船口からすぐのエレベーターに乗って着いたロビーは、天井も高く、いろいろな美術品が展示されていて船の中とは思えない豪華なところだった。ここまで贅沢にしなくてもいいのにと思うのは庶民のせいだろうか?
案内する人が居るので、途中チェックもなくここから別のエレベーターに乗って部屋に移動する。通常はエレベーターの入口にいる係員に部屋のカードを見せないと乗ることができないらしい。今回の部屋はもちろん最上級ではないが、今までの船旅では一番豪華なクラスになる。
えらく立派な廊下を抜けて部屋に入る。広さはこっちに来るときに乗った部屋とあまり差がないくらいだった。やっぱり船なのでスペースの広さも限度があるのかな?まあそれでも十分に広いんだけどね。案内してくれた係は一通り部屋の案内をして部屋から出て行ったが、用事があれば係の人がすぐにやってくるみたい。
いつものように部屋全体に浄化魔法をかけてから部屋用のシューズに履き替える。部屋に入ってすぐにウォークインクローゼットがあり、反対側には洗面台とトイレがあった。洗面台の鏡は壁一面の大きな作りになっていて彫刻まで施されている。こんなところにお金をかけているんだな。
その奥はかなり広い部屋となっていて、さらにその奥は寝室となっている。ベッドはさすがに豪華なものが置いてあり、ぐっすりと寝ることができそうだ。
さらにその奥にお風呂があるんだが、ここは前の船と違っていた。天井と壁に外を見られるような大きめの窓が付いていたのである。露天風呂みたいな感じで入れるんだな。立派な浴槽があって、二人でも十分なくらいの大きさだった。
「ここってさすがに外から覗かれることはないよなあ?」
「窓の外の視界に入らないところに壁があるから、そのあたりは考えて設計して見るみたいよ。」
「それもそうか。さすがに外から丸見えだとちょっとね。」
これで星を見ながら・・・とか思っていると、ジェンからすごい目でにらまれてしまった。変なことを考えていたわけではないですよ・・・。
部屋の確認が終わったので続いて船の中の探検に向かう。こっちの船は貴族エリアと平民エリアは完全に分かれていて行き来ができないようになっていた。
レストランが3つ、遊技場やダンスホール、舞台などがあり、廊下やホールなどもかなり余裕を持った作りになっている。
デッキは空調管理されており、プールがあって周りにくつろげるスペースが造られていた。ここの他に自分たち上位の部屋の人のみが入れるデッキもあり、そこにも小さなプールがあった。小さいと言っても使う人数を考えると十分な広さなんだけどね。ここで本格的に泳ぐ人も居ないだろうし。
こっちのスペースでは軽食や飲み物も用意されているんだが、アルコールも含めて無料らしい。ジェンは早速アルコールの確認に言っていたが、残念ながらそこまでいいお酒は置いていないようだった。ただ別料金を払えば注文はできるみたい。
船内を一通り見て回り、お昼は音楽を聴きながらゆったりと食事をとる。食事の後はフィットネスクラブのようなスペースに行って簡単な筋トレなどを行った。そのあとは上級客エリアのデッキでゆったりと過ごし、夕食の後は部屋でお風呂に入ってから甘い夜を過ごす。
今回はさすがにゆっくりしたかったこともあり、冒険者として登録はしなかった。登録してしまうと、日程の半分以上が戦えるように備えておかないといけないことになってしまうからね。
まあよっぽどの時は戦闘には参加しようと思っているけど、小説みたいな展開はそうそうないだろう。そもそも魔獣の遭遇率事態がかなり低いらしいので、今回こっちに来るときはほんとに運が悪かったんだろう。
天候に恵まれたこともあり、予定よりも若干早く、7日後のお昼にはライガの町が見えてきた。今回の船旅はかなりのんびりと過ごした感じだったなあ。
~ジェンSide~
ついにナンホウ大陸ともお別れになる。ナンホウ大陸に来てから本当にいろいろなことがあった。いろいろと大変だったけど、いろいろと楽しいこともあったわね。
アラクの町で前に知り合った冒険者たちとの食事は楽しかったわね。収納バッグはかなり喜んでくれて良かった。金額が若干下がっても折角だから知っている人に有効に使ってもらった方がやっぱりうれしいものね。
そういえば前に重量軽減バッグを渡したあの二人は元気にしているかな?私たちを目標にすると言っていたけど、がんばっているのかな?やっぱりあれくらいの時が一番伸び悩む頃だからね。収納バッグや重量軽減バッグは大きなアドバンテージだわ。
今回の船は貴族向けに特化しているだけあってさすがに豪華だったわ。おいている調度品もかなりいいものだし、専属の係の人の教育も行き届いていたわね。前に地球で乗った船よりも豪華だったわ。
出てくる食事もおいしかったし、お酒もかなりいい物を置いていたわね。まあその分値段も高かったけど、味見するにはちょうど良かったわ。ホクサイ大陸のお酒もいろいろあったから今度いろいろ買っておかないといけないわね。
お風呂も広くて晴れた日の星空はきれいだった。改めてみてみたんだけど、地球にいたときの星空に似ているのよね。完全に一緒って言うわけじゃないんだけど、星座とか見てみると似ているものが多いのよね。やっぱり地球の別の姿なのかしら?
お風呂でそんなことを考えていたらイチが変なちょっかいをかけてくるから大変だったのよね。いくら外から見えないと言ってもやっぱり外からの視線が気になってしまうわよ。
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