【改訂版アップ】10日間の異世界旅行~帰れなくなった二人の異世界冒険譚~

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113. 後日談 ホクサイ大陸へ

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113. 後日談 ホクサイ大陸へ
 二人と別れてから北上し、王都マルニクへと寄っていく。特に誰かに会うわけではないんだけど、王都の冒険者からナンホウ大陸で知り合った冒険者の話を少し聞くことが出来た。

 船で知り合ったカステルのメンバーは内乱の間、ホクサイ大陸に拠点を移していたらしく、そのあとこのランタクに戻ってきていたようだ。最後は優階位になってすでに冒険者は引退しているようだった。
 内乱の際に巻き込まれて亡くなった冒険者もいるようなので、他の人たちが無事だったのかまでは分からなかったけど、生き延びてくれてるといいなあ。

 町で少し店を見て回ってから北上し、現在ホクサイ大陸との玄関口になっているサラクの港町へと向かう。サラクは旧ランタク時代、海外との交易で栄えた港町だったが、モクニク国に統合されてからはかなり衰退していたところだった。ホクサイ大陸との交易を考えるとやはり遠いからね。
 ランタク国として再び独立したことで、ホクサイ大陸との交易のために再整備されて港町としての活気が戻ってきているようだ。

 交易のために道路はかなり整備されていたので走るのはかなり楽だったけど、やはり走っている車の数も多かった。まあ渋滞すると言うほどではなかったんだけどね。以前の道路の状況を考えるとかなり差を感じてしまう。

 サラクの町は港町としては高台にあるところで、港を少し見下ろすようなところに多くの建物があった。荷下ろしの後からの搬送は少し大変そうだけど、今だったら車もあるから大丈夫なんだろうな。

 ヤーマン国への船の予約に行くと、二日後に出航の船を予約できた。ほとんど満席になっていたんだけど、かなり上のクラスの部屋だけど、少し残っていたのは助かった。どうやらちょっと前にキャンセルが出たらしい。
 以前と同じく冒険者としての登録もあったんだけど、さすがに今回は遠慮させてもらった。折角だからのんびりと楽しみたいからね。もしもの時は加勢するつもりだけど。

 部屋はかなり広く、展望デッキもあってなかなかいい感じだ。まあそれだけの値段を出したんだからこのくらいはあってもらいたいけどね。

 さすがに航路が長いため、到着までは20日ほどかかってしまったけど、そのあいだかなりのんびりと過ごすことができた。以前よりも船の中の娯楽が増えているのも助かった。
 魔獣の襲撃や嵐に遭遇と言うこともなく、無事にオカニウムに到着する。まあ途中少し時化には遭ったけどそのくらいは許容範囲だろう。


 オカニウムの町はかなり大きくなっていて、船から見た感じでは海岸線の町のエリアが倍近くに伸びていた。主要都市はどこも発展しているね。それだけ魔獣の脅威が少なくなってきている証拠だろうな。

 港に到着して下船すると、ジェンはすぐに走り出してしまった。向かった先はメイルミの宿だろう。メイサンとルミナは元気だろうか?

 目的の建物にやって来て中に入ったんだが、なんか雰囲気が変わっている。受付にいる人も知らない人だった。人を雇ったんだろうか?それとも・・・。ジェンの表情が一気に暗くなってしまった。

「とりあえず話を聞いてみよう。」

「え、ええ・・・。」

 建物の造りは前と全く変わっておらず、店の名前も同じだが、店の雰囲気はちょっと変わってしまっている。受付へと向かうと、若い男の子が対応してきた。

「いらっしゃいませ。」

「こんにちは。すみません、ちょっとお聞きしたいのですが、以前ここはメイサンとルミナというお二人が経営していたと思うのですが、経営者が変わったのでしょうか?」

「ああ、メイサンさんとルミナさんですね。時々聞きに来る方がいらっしゃいますよ。ええ、前にやっていらっしゃった人たちですね。お二人が引退すると言うことで宿の権利ごとうちの父が引き継いだんですよ。」

「引退と言うことはなくなられたわけではないんですね。」

「ええ、さすがに身体がきつくなってきたとおっしゃていたそうです。ただ引き継ぎの条件として最低でも10年は宿として経営してもらうことが条件だったようですよ。ここを家と思っている人たちがいるからと聞いています。」

 まだ生きていると言うことを聞いてジェンはほっとしている。

「あの、申し訳ありませんがお二人が今住まれているところを教えていただくことは出来ませんか?両親がとても世話になったと聞いているのでお礼を言いたいんです。」

「・・・わかりました。もしそのようなことを言ってきた方にはお教えしてかまわないと言われていますので大丈夫ですよ。」


 教えてもらった住所に向かうが、ジェンが焦ってしまって大変だった。まあ会いたい気持ちは分かるけどね。今は町の中央から少し離れたアパートに住んでいるようだ。

「こんにちは!!メイサン、ルミナ、いますか?」

 ドアをノックして声をかけると、しばらくしてドアが少し開いた。

「どちら様でしょうか?」

 そこには年をとっているが当時の面影のある女性が立っていた。

「ルミナ!!」

 ジェンがルミナに抱きついてしまった。

「ルミナ、元気でいてくれて良かった。ジェニファーよ。久しぶり!!」

 抱きつかれたルミナは困惑しているが、いったん離れた後のジェンの顔を見て驚いていた。

「本当に、ほんとうにジェニファーなの?それとジュンイチさん?」

「うん、うん、ほんとに、元気そうで良かったわ。」


 自分たちの姿に困惑していたんだが、少し話をしてジェンのことは分かったみたいで、顔の表情も和らいできた。

「とりあえず中に入って。」

「あのメイサンは?」

「ちょっと身体を壊してしまってね。今はあまり起き上がることが出来ないのよ。」

「すみませんが、状態を見させてもらってもいいですか?」

 メイサンがいる部屋に行くとベッドに横たわって休んでいるメイサンがいた。

「メイサン、お久しぶり!!元気・・・ではないみたいだけど、大丈夫そうで良かったわ。」

 メイサンはルミナをみてどういうことだという表情をしている。ここで他の人たちにも話した内容を伝えるとかなり驚いていたが、信じてくれたようだ。

「先に治療を済ませましょう。」

 メイサンの身体を確認すると、骨が弱っていたみたいで、背骨が圧迫骨折しているようだった。そのせいで身体を動かすと激痛が走るみたいだ。他の場所も確認しながら治癒魔法で治療をしていく。向こうの世界では医学知識もかなり身につけたので以前よりも治療は楽になった。一通りの治療を終えると、問題なく起き上がることが出来るようになったみたい。

「おお、身体が軽くなった。しかも痛みもないぞ。すまないな。こんな事をしてもらって。」

「ううん。今までのお世話になったことを考えるとこのくらい何でも無いわ。」

 メイサンも元気になったことだし、折角なので近くのお店を予約して食事をすることにした。お店は以前も行っていたところがいくつかまだ残っていたのでそこを予約した。

 宿は5年ほど前に譲ったらしく、前に来た人がまた泊まりに来るかもしれないと言うことで宿として引き継いでもらうことを条件に人を探したらしい。

 この日はかなり夜遅くまで語り合って、ジェンはかなりうれしそうにしていた。ジェンにとってはこっちの両親のような人たちだったからなあ。


~ルミナSide~
 夢を見た。夢の中でジェンが話してきた。遠い世界に行くと言うことだったが、戻ってこれたらまた必ず会いに行くからと言っていた。メイサンに話をすると同じような夢を見たらしい。

 その後、アムダの討伐の話を聞いてジュンイチさんとジェンが亡くなったことを聞いた。討伐の時を考えるとあ夢を見たときと同じ時だったことが分かった。亡くなったわけではないのかしら?

 国で追悼の儀を行うと言うことになったようで、私達は招待されたので行くことにした。今回の夢の話を共有したかったこともある。アキラとマラルにも聞いたところ同じような夢を見ていたようだったから。
 そこで結婚式の時にもあった二人の知り合いと話をしたのだけど、やはり似たような夢を見たようだった。これは本当なんだろうか? 


 ここに戻ってきたときにこの場所が亡くなっていたら悲しいだろうとメイサンと話をしてできる限り宿の営業を続けていくことにした。
 しかしさすがに身体の言うことも利かなくなってきて、メイサンも身体を壊してしまったために営業することは難しくなってしまった。そこで宿を引き継いでもらえる人を探して権利を引き渡した。
 できれば私達が生きている間だけでも、少なくとも10年は宿の営業を続けてほしいこと、宿の名前は変えないこと、もし私達を訪ねてくる人がいたら教えてほしいことが条件で探したところ、知り合いの一人が引き継いでくれた。

 何人か昔の常連客が挨拶に来ることはあったが、最も来てほしい二人はやってこなかった。二人が亡くなってもう20年もたつのね。戻ると言っていたけど、私達が生きている間に戻ってこれるのかしら?

 今日も誰かが訪ねてきた。少し聞き覚えのある声で私達のことを呼んでいる。まさか?まさか?ドアを開けると急に抱きついてきた。
 驚いていて顔を見ると、懐かしい顔がそこにあった。ジェンなの?でも全く年を取っていないわ。でも・・・。

 話を聞くと、どう考えても本人としかも思えない。家に入ってもらってメイサンと一緒に詳しく話を聞いて驚いた。時を超えてきたのね・・・。

 このあと二人にメイサンの治療を行ってもらい、かなり回復することが出来たようだ。元気になったメイサンと一緒に食事に行って、夜遅くまで二人と語り合った。
 よかった・・・本当に良かった・・・。また無事に会えてよかった。私達の娘・・・。



~~ジェンSide~~
 メイサンとルミナに会えてよかった。もっと早く会いに来たかったけど、いろいろあってこれなかったからね。
 こっちに来てから本当に不安だったときに助けてくれた二人。あのときこの二人と会えなかったらどうなっていただろう?正直なところ本当の両親のように思っている。夕べは遅くまでずっと語り合ったのよね。


 オカニウムに来て会いたい人はあと二人。アキラとマラルは元気にしているかしら。一応少し話は聞いているんだけど、私のことをどう思ってくれているのかとても不安なのよね。
 あっちの世界でも友人と呼ぶ人は出来たし、親友と言ってもおかしくないくらい深いつきあいの人もいる。でもアキラとマラルは初めての親友だからやっぱり違うのよね。だからこそ会うのが怖い。

 それで少し賭をしてみることにした。実は今回オカニウムに来るのを後回しにしたのもその約束があったからだ。コーランさんにも魔符核のことは今回の事が終わるまで販売するのは待ってもらっている。おそらくあれを販売したらばれてしまうだろうからね。


 ちょうど今日がその日になる。少し早い時間に出発して目的の場所へとやって来た。町が拡張されたけど、内陸の方には広がっていなかったのでよかった。約束の場所はまだ当時のまま残っていた。

 ここは初めて3人で魔獣を退治した場所だ。あの頃はスライムを倒すのも大変だったのよね。アキラは毒スライムにやられてしまったし・・・。懐かしいなあ。

「もし何かあったときは私達の出会いの場所に集まって私のことを思い出してほしい。」

 二人に伝えた言葉だ。最後に会ったときに3人で狩りをしたときの場所の話になり、あれが私達の本当の出会いと言ってもいいわねという話になってそこに集まったのだ。出来るだけ毎年この日のお昼に集まろうと言った約束。
 もちろん何かの目印があるわけでもないし、近くにちょっと特徴のある岩があるくらいの変哲のない場所だ。

 もう20年も経ったけど、来てくれているのだろうか? 1時間ほど待っていたけど、誰かが現れることはなかった。さすがに20年は長かったわよね・・・。うーん、どうしようかなあ・・・。


 来た道を引き返していると、すごい勢いで車が一台やって来て、車を止めると中から女性が二人出てきた。

「ほら、もう1時間も遅くなったじゃない。」

「これでも急いで戻ってきたのよ。まさか途中で車が動かなくなるとは思わなかったわよ。」

「まあ仕事であちこち行っているのは分かっているけどね。まあ少し遅れたけどこのくらいならよしとするかな。」

「それじゃあ、少し離れたところで待機しておいてね。」

「さて、今回も少し飲みながら話でもしますか。」

 覚えてくれていた・・・。
 20年経ったいまでも覚えてくれていたんだ・・・。

「あ、すみませんね。騒がしくしてしまって・・・。えっ?」

「マルラどうしたの?」

「アキラ、マルラ・・・。ただいま。『仮パーティーアマジの3人で初めて一緒に戦った場所』で良かったかな。えへへへ。」

「「ジェ、ジェン?!」」

「ま、間違いないよね。その合い言葉・・・ほんとにジェンなんだよね?」

「姿が変わっていないことは驚いたけど、間違いないよね?」

「うん、ごめんね心配かけて。」

 二人が私に駆け寄ってきて抱きついてきた。

「どこに行っていたのよ!!亡くなったと言っても信じられなくて、あの夢を見てからずっと待っていたわよ!!」

「ほんとうに、本当に戻ってきたのね。」


 しばらくして落ち着いてきてから話をする。

 あれから毎年この日のこの時間に二人で集まっていたようだ。仕事のこともあるけど、この日だけはわがままを許してほしいと伝えて、どちらか一人だけでもここに来ていたようだ。アムダの英雄についていろいろと聞かれたけど、このことだけは誰にも話さなかったみたい。

 二人のことを聞くと今は子供達も成人してアキラは孫までいるようだ。話は尽きず、しばらくしてから町に戻り、夜遅くまで話が続いた。

 だけど本当のことを話すことが出来なくてごめんね。本当は私にも子供が出来たよって言いたいけど、向こうの世界のことを言わないのはこの世界に来るときに私達が課した制約なんだ。よほどのことが無い限りはこれを破るわけにはいかない。


~アキラSide~
 ジェンが亡くなったあと、国で行われた追悼式に出席した。そのときに他の知り合いと話をして同じような夢を見ていた事を聞いて驚いた。もしかして本当に戻ってくるのかな?

 町に戻った後、マルラとジェンとのことについて改めて話をした。最後に会ったときに話した約束を続けていこうと言うことだった。


 おたがい忙しくなってきても、その日だけはここに戻ってきて集まろうと決めた。さすがに一人しか来られないときもあったけど、出来るだけ二人そろってこの場所に集まった。そして天気がいいときは二人でジェンのことを飲みながら語り合った。そしてもう20年以上この行事は続いている。

 今年は車のトラブルでマルラが遅れてしまったけど、予定よりも1時間ほど遅れて到着した。最近は車でこの場所まで送ってもらい、ピクニック気分で語り合うのが恒例行事になっている。
 今はお互いに忙しくてなかなか会うことが出来ないから、余計に話すことが尽きないのよね。もういい加減に仕事を引退したいと思っているんだけど、マルラは副支店長だし、私も事務長になっているからなかなかやめさせてくれないのよね。

 車を降りるとこんなところに珍しく冒険者と思われる人がいた。少し警戒はしたけど、近くに護衛もいるから大丈夫かな?
 マルラが少し声をかけたんだけど、なぜか固まっている。どうしたのかと思って立っていた女性の方を向くと声をかけてきた。

「アキラ、マルラ・・・。ただいま。『仮パーティーアマジの3人で初めて一緒に戦った場所』で良かったかな。えへへへ。」

 笑いながら驚くことを言ってきた。

 え?え?なんでその合い言葉を知っているの?3人だけの秘密だったことなのに。旦那にも話したことのないのに・・・。
 それにその姿・・・当時のままだよね?だけど、だけど、間違いないよね。

「「ジェ、ジェン?!」」

「ま、間違いないよね。その合い言葉・・・ほんとにジェンなんだよね?」

「姿が変わっていないことは驚いたけど、間違いないよね?」

「うん、ごめんね心配かけて。」

 しばらく声も出なかった。でもお互いの顔を見て笑いながら泣いていた。本当に戻ってきたのね。


 このあとお酒を酌み交わしながらいろいろと話をした。戻ってきてからもいろいろとあってこっちに来るのが遅れたことを謝っていた。

 昨日この町に着いてからメイサンとルミナに会ってきたらしい。夕べはずっと3人で話していたようだ。

 その後ジュンイチさんとも再会したけど、ジェンと同じく当時の姿のままだった。本当に時間を超えてきたのね。二人はこのあとハクセンやアルモニアにも行ってお世話になった人たちに会ってくるみたい。また落ち着いたらこの町にも戻ってくると言っている。

 ただ彼らの事は内緒にしておいてくれと言われたんだけど、仕方が無いわよね。二人が生きていると分かったらいろいろと大変なことになりそうだからね。


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