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灼熱が心の灼熱に焼かれる
口付けから始まる異世界交流
しおりを挟む数分後、スッキリしたのかしてないのか微妙な表情で海音の部屋に戻ってきたナルタは、あまりの情けなさに思わず床に体育座りをした。
「……ナルタくん大丈夫……??もしかして朝のパンが身体に良くなかった……??」
「いや……違う。ちょっと……うん、まぁ、とりあえず話を戻す」
はぁ……と脱力のため息を吐いてから、ナルタはトイレに行く前に思わず床に放り投げた黒魔術書を指さした。
「その……海音が言ったように……い、いや、その前に!!わ、悪かった……と、突然……そ、その、きっ……き、キスとかして……!!」
トイレで心を落ち着かせてきた筈なのに、海音の唇の柔らかさを思い出して再び身体が燃え上がる。
昔、自分を召喚した召喚士の中では魔力欲しさに身体を重ねたがったり恋人のように接して欲しいとせがんできた人間が何人もいた。
無理矢理キスをしてくる事も何度もあった。
当時は人間はこういう事ばかりするものだと思っていたのだが、まさか自分からキスをしてしまう日が来るとは思ってもいなかった。
人間のキスという行為が、何か意味のある事なのは理解している。
魔力増幅の手段の一つということも理解している。
だからさっきキスしたのも、そんなものだと思った。
しかし、昂る心と反比例するように、違う、もっと何か大切な事があるのだと、悲しいような切ないような気持ちが込み上げてきた。
「……えっと、どう言ったらいいのか……分からないんだけどね」
少しの沈黙の後に、海音がぽそりと呟く。
「私……ナルタくんに、ファーストキス……う、奪われちゃった……」
「えっ……あっ、そ、それは、その……」
ファーストキスってなんだ??
奪った??それはやっぱり良くないことだったのか??
今度は焦りを感じてナルタは視線を彷徨わせる。
何が良くなかったのかが分からない。
だっていつも人間は俺の意思関係なしに何度もしてきただろ。
俺からはダメな行為だったのか?
「……あっ、そっか……ナルタくん、分からないんだね」
机の椅子に座っていた海音が腰を上げ、少しだけナルタに近付いた。
「ナルタくん、あのね……唇へのキスは……想い合う人達がしてもいい、本当はお互いに幸せになる行為なんだよ」
「……っ、そ、それは、知ら、」
ズガン、と心に太い杭を打ち付けられたような気持ちになった。
それじゃ、俺がした事は……。
まるで酷く叱られた子供のように、ナルタは深く肩を落として服の裾をきつく握る。
「そ、それは……謝っても許されない……こと、なのか……?」
ここまで情けない気持ちになるのも訳が分からない。
そもそも、自分にこんな風に辛くなる気持ちがあることすら知らなかった。
でも、ただ、何故か辛くて悲しい。
泣きたくなる程に。
海音はナルタの悲しそうな声を聞いて少しだけ驚いた。
やはり、唇にキスをするという行為の意味を知らなかったのか。
『どうしよう……叱るつもりじゃなくて、なんでキスしたのかを聞きたかっただけなのに……』
キスに対する認識は人それぞれだろう。
ましてや、海音に関してはファーストキスだったのだ。
キスをした経験のない彼女にしてみれば、これが許す許さないの問題なのかは判断などつかず。
しかし、それでも一つだけ海音にははっきりしていることがあった。
「……ナルタくん、あのね」
「………………」
「……ナルタくんにキスされた時……私、あまり嫌な気持ちにはならなかったんだ」
「……へっ??」
ナルタは思わず素っ頓狂な声を出しながら頭を上げた。
「だから、大学のちょっと苦手な教授にキスされそうになる想像をしてみたんだけど……それは凄く嫌で、ゾッとしちゃった」
海音は思わず自分の肩を抱いた。
「でも……ナルタくんにキスされた時はね、何だか胸がきゅんとして……体の奥がほかほかして……だから、これが私の魔力を増幅させる手段だったのかなって、聞きたかったの」
「そっ、それじゃ……」
「ナルタくん、もし、そうなら……私、ナルタくんにキスされても……いいよ」
「……~~~~~っ!?」
顔が爆発した。
この心の昂り具合をどう表現したらいいのか分からない。
また身体中が焼けるように熱くなって、気がおかしくなりそうだった。
『きっ……キスしても……いいのか!?』
頭の中で海音の言葉を反芻して、昔人間への腹いせに山の麓の村を焼き潰した時の快感にも近い高揚感を感じた。
「っ、あっ、あのっ、な、お、俺、人間にとって、キスがどんな意味を持つか、とかよく分かってない、け、けど」
胸の昂りが抑えられなくて、思わず言葉も途切れ途切れになってしまう。
「 こっ……これからは!!ちゃんと海音に聞いてから!!きっ……キスするから!!」
キスするから、の部分は既に声が上擦っていた。
何だか無性に恥ずかしい。
「……ナルタくん、キスよりももっと大事な事、私まだ教えて貰えてないよ」
突然キスする宣言されて、海音も少し頬を染めてナルタからやんわりと目を逸らした。
その仕草さえナルタには愛しくて身体中の熱が荒れ狂う。
「えっ!?えっ、あっ、ああ……そうか、そうだよな……ご、ごほん、おほん」
ナルタは一度深呼吸をして、体内に荒れ狂う熱を沈めてから改めて海音の言葉を整理した。
『キスの事で思わず他の事を考えられなくなってたけど……あの行為自体に魔力を増幅させる機能があるかって事だよな?魔術書には肉体関係を結べとしか書いてなかったし……うーん……』
キスは肉体関係に含まれるのだろうか?
基準がよく分からない。
「……分からない」
ナルタは結局そうだとも違うとも言えず、また項垂れた。
「そっか……じゃあ……あの、」
海音はナルタに視線を戻して、ナルタの前で正座した。
「さっきは突然過ぎてよく分からなかったんだけど、もう一度……その、キス……して貰ってもいい……?」
またナルタの顔が爆発した。
「おまっ……おっ、えっ!?そそそそそれってつまり!?」
「や、やだっ……な、何度も言わせないで……」
恥じらう姿がドえらい可愛くてたまらない。
『またっ、また、き、キスするのか……??して、いいのか……!?』
再び心臓が荒れ狂い、喉が渇いてきたような気がしてきた。
体育座りをするナルタの前で、恥ずかしそうにほんのりと頬を染める海音。
爆発しそうな心臓を抑えながら、ナルタはふらりと立ち上がった。
「……ほ、本当に……し、していいんだよな?」
海音の目の前で膝をついて、ナルタは海音を見つめる。
「……う、うん……」
長いまつ毛がふるりと揺れる。
口から心臓が飛び出してしまいそうだ。
ナルタはしっかりと理性を保ちつつ、恐る恐る海音の頬に触れる。
「ん……」
頬を撫でられて、海音は少し擽ったそうに肩を窄める。
『……ああ、そっか、やっと分かった気がする』
ナルタは瞳を閉じた海音の顔を見て、キスをする意味を気持ちで理解した。
『相手が愛しいから……キスするんだな』
そしてゆっくりと二人の唇は重なり合う。
暖かくて、柔らかくて、優しいキスだった。
『ん……やっぱり、胸がきゅんとして……身体の芯が暖かくなってくる……不思議……これが魔力増幅……?』
海音はそっと自分の胸元に手を添える。
胸の鼓動はとくとくと少しだけ早い気がした。
『……なんか、今凄く幸せな気持ちだ……』
ナルタは海音の唇の感触を自分の唇で感じる事に深い幸福感を抱いていた。
このままもっとキスしていたい。
満たされていく気持ちがまるでバターのように蕩けて、身体中にじんわりと染み込むようだった。
『でも、確かに少しだけ身体に魔力が蓄えられている気がする……さっきより少し身体が軽い』
無意識のうちに爬虫類のようなしっぽがふるふると横に振れる。
『どれだけキスしていればいいのか分からないけど……このままは息が持たないよな……』
思わず無呼吸のまま唇を重ねていた事に気付き、名残惜しく感じながらもナルタはそっと唇を離した。
「……どうだった?」
「ん……えっと、やっぱり胸がきゅんとして……体の中がほかほかになったよ。ナルタくんはどう?」
「俺は……その、少し身体が軽くなった!!多分これならこのしっぽも少しの間だけなら消せるかも……」
海音の頬はほんのりと赤いままだったが、ナルタはそんな海音を見てしまったらまたキスしたくなる事が分かっていたのでそそくさと視線を逸らしてしっぽを見た。
「ん!!……しょ!!」
ぐっと軽く力むと、しっぽはぴくりと震えてから、空気に解けるようにさぁっと消え失せた。
「わぁ……!!本当にしっぽが消えた!!」
ぱぁ!!と手を合わせて喜ぶ海音を見て、ナルタも思わずつられて笑った。
「海音はどうだ?具合が悪いとか変な違和感とか無いか?」
「うん、特に無さそうだよ。これで一緒にお出かけできるね!!」
「わっ!?」
海音にぎゅっと手を握られてナルタは顔を赤くしながら驚いた。
自分からキスはしたくせに、海音から触れられることにはまだ全く耐性がなかった。
ナルタはしっぽを消しておけるタイムリミットは恐らく三十分程度だろうと海音に伝えて、
二人は徒歩十分圏内にある服屋に向かった。
「急いでナルタくんにぴったりな服を選ぼうね!!」
「お、おう!!」
出掛ける時に母に「ナルタくん用のお駄賃」と言われて数枚のお札を手渡されたが、札の価値が分からないナルタの代わりに海音が預かる事になった。
急いで子供服売り場に行き、ナルタの背丈に合いそうなサイズを探して、ある程度海音がデザインを見繕ってからナルタを更衣室に案内した。
「服の着方は……分かるかな?」
「俺の知ってる服とはだいぶ形が違うけど……まぁ大丈夫だろ、着てみる」
「うん、ナルタくんなら大丈夫だよ」
小さくガッツポーズしながらナルタを見送る海音を見て、何だか少し胸がムズムズしたナルタであった。
数分後、更衣室から出てきたナルタは海音の見立て通り、選んだ服はよく似合っていた。
地味すぎず派手過ぎない、わんぱく盛りの男の子の印象を受ける。
「俺の知ってる服よりずっと着やすかった!!」
「そっか!!ナルタくん、すごく似合ってるよ」
「え!!!!!!……あ、ありがと……」
海音の思った事を素直に言う性格のせいで、ナルタは常に心臓が忙しなく動いてしまうのであった。
それからは急いで会計を済ませてアパートまで走ったものの、アパートの前で遂にぽろんっとしっぽが飛び出してしまった。
「きゃっ大変!!どうしよう……え、えい!!」
「うおっ、おいいきなり何して、うっ!?」
咄嗟に海音はナルタを後ろから抱き上げて、アパートまで走り始める。
『うっ!!むっ、胸、めちゃくちゃ柔らかい胸が!!背中に……っ!!』
途端に股間が熱くなり始め、思わずしっぽまでぴくぴく震えてしまう。
『海音ーーーっ!!お前の胸もめちゃくちゃに好きだーーーっ!!』
齢四桁の最高峰の炎龍も、荒れ狂う性欲の前ではこのザマである。
「はぁ、はぁ……家に着くまで誰にも会わなくて良かったね……」
「ん、お、おう……そうだな……」
結局海音に抱き上げられたまま家に戻り、ナルタは背中の柔らかい感触の事で頭がいっぱいになっていた。
海音の腕から解放されたナルタは、なんとか煩悩を振り払って海音に振り返る。
「今は体調はどうだ?気分が悪いとか具合が悪いとか……」
荷物を海音の部屋に置いて、海音は首を傾げた。
「うん……大丈夫だと思う」
「そ、そっか」
「ありがとう、ナルタくん」
にっこり笑う海音の顔を見て、ナルタは少しだけ嬉しくなった。
と、その時に玄関のドアが開く音がした。
「ただいま……疲れた……」
「あ、お父さんが帰ってきたみたい」
「えっ」
スーツ姿のくたびれた中年男性がリビングの椅子にどかりと座り、長いため息を吐いた。
「お父さんおかえりなさい」
「ああ、海音ただいま。」
「あ、あのね……」
母の時と同じように海音は父にナルタを紹介し、事の経緯を掻い摘んで説明した。
「はぁ……そんなことってあるか?」
くたびれたサラリーマンが更にくたびれた顔でナルタを見下ろした。
「俺は本当にこの世界の生き物じゃない」
ナルタは自分のしっぽを掴んで海音の父に見せる。
「えぇ……?」
くたびれた父はナルタのしっぽを恐る恐る触り、そして海音を見た。
「海音……本当に彼をここに置いておくのか?」
「だって私が召喚しちゃったし……」
「はぁ……君の言う話が本当だとしてもだな……。なんであったとしても、養う人が増えるのは色々と大変なんだよ」
父の言う事は最もだろう。
よく分からないという顔をするナルタを見て、海音は一歩前に出た。
「私がナルタくんの面倒を見るし、ナルタくんもまだこの時代に慣れてないだけで、分かるようになってきたら色々協力してくれると思う」
「お前な……。色々って何だ?本当に彼が龍だとしたら、俺の会社に火をつけてくれるとかか……?」
黙って話を聞いていた海音の母が、まあまあと言いながら人数分のお茶を出して三人の顔を見た。
「親戚の豊君も時々泊まりに来るし、ナルタくんも親戚の子だと思えばいいじゃない。」
「豊君は家の事情があるだろ?」
「それならナルタくんだって突然この世界?に呼ばれてきて、周りは知らない人ばかりなのよ?あなたはそんな彼をここから追い出して警察に届けてそれで終わりにしようと思うの?それこそ、ナルタくんが人間じゃないことも含めて面白がる人達に目をつけられるだけだと思うのだけど」
ナルタは驚いて海音の母を見た。
朝に海音の母に海音が事情を話した時は、割とすんなりと受け入れてもらえてはいたが、まさか海音の父相手にここまで言ってくれるとは思ってもいなかった。
海音の父も黙って渋い顔をしている。
「俺も……いや、俺に出来ることがあればやる。分からないことはまだ色々あるけど、それは海音から教えてもらうし、しばらく生活していれば分かってくることもあると思う。なんか、アレだろ?俺がここにいることで、あの札ってやつが必要になるんだよな?なら、俺が見つけてきて回収すれば……」
ナルタは分からないなりに自分の誠意を見せようとしたのだが、海音に「ナルタくん」と優しく牽制されてしまう。
「ナルタくん、お金は働いたら貰えるもので、奪ったりしたら悪い人になっちゃうんだよ。だからナルタくんの気持ちは嬉しいけど、それはやらないでね」
「……そうなのか……ごめんな」
しっぽがしゅんとリビングの床に垂れる。
そのナルタの様子を見て海音の母はふふと笑った。
「豊君よりずっと素直でいい子じゃない?きっと大丈夫よ。」
「……豊君のご両親も暫くは出張がないからこちらに預ける予定は今のところは無いとこの前言ってたしな。……仕方ない。」
「えっ」
くたびれたサラリーマンの海音の父は、短く溜息を吐いてから茶を一気に飲んで椅子から立ち上がる。
「ナルタくんだっけ?……酷い怪我はしないようにな」
そう言って海音の父は両親の部屋に去っていった。
これは許されたと取って良いのだろうか?
「……ふう、ありがとうお母さん」
安堵の溜息を吐いてから、海音は母にぺこりとお辞儀をした。
「あら、なんてことないのよ。仕事で疲れたあの人は少し面倒臭いけど……ナルタくんはあまり気にしないでね。疲れさえ取れればもう少し話の通じる人だから」
「えっと……ありがとう」
海音に召喚されてから初めてな事ばかりで頭が追いついていかない。
前に俺がこの世界に召喚された時は千年以上前の筈だが、何もかもがあの頃とは変わってしまっていた。
ただ力と気分のままに人間を蹂躙していたあの頃とは全然違う。
隣には海音がいて、両親がいて。
俺は親の顔も何も覚えていないが、その存在は人間にとって大事なものということは分かる。
その大事なものを、俺は何度も奪ってきた事も知っている。
なら、だからこそ……海音を守るならこの両親も守る対象になるのではないか?
そして、ナルタは口を開く。
「この恩は、いつか必ず返す」
海音と一緒に居られることが、今の俺にとって一番大切な事だから。
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