19 / 80
第一章 王国編
第19話 仕方なく訓練を受ける
しおりを挟む
貴族たちにもっと面白い茶番は出来なかったのかと尋ねられるも、流石にそこまで女王に言い続ける度胸は無かったと言ったが陛下はもっと言って楽しませる方が喜ぶ人物であると言っていた。
前の世界の事があるので権力者相手では慎重にならざるを得ないのがある。仕事で因縁をつけられてロクでもない事になったことがあったからだ。
会社勤めだった頃、理解に苦しむ言葉遣いというものがあり、世間で一般的に使われている言い回しでも急に怒鳴りつけてくるのが居たからである。
流石に何かおかしいのではないかと思い、友人らに聞いたがやはりおかしいと思うし嫌がらせを受けているからではないかと言っていたものだ。
そうこう考えているとメアリーに連れて来られたのは国家魔術部という部署らしくここで適性検査と国民カード発行、ギルド登録等の全てをしてくれるのだという。
メアリーが検査官の一人に声をかけると早速、水晶玉のような石がありこれに触れると適正等の情報が表示されるので触れるようにと言われた。
「ではライリー、これに触れてください」
「さて、どうなるのか?」
「……大体は分かっていましたが、あなたもプリーストの適正がありますね。他には狙撃手の適正あり。あとは、商業適正があります。この商業適正が交渉する事と分析についての適正なのでしょう」
「前の世界では希望する仕事は一つもできませんでしたけどね?」
「でも、この世界のこの国では適正を見極めたうえで向いている仕事が出来るようにしています。たまにやってみるとどうして出来ているのか分からないような仕事をする人もいますけどね?」
「そのあたりは透視しても分からないものなのでしょうか? この仕事をすると実はいくら儲けられるとか?」
「世の理というのは人間の理解が及ばないところが多いものです。プリーストの個性でもあるのですが、例えば私はお金とか物的なものの透視は苦手です。なのであなたがこの町のここに行って○○な交渉をすれば幾らくらい儲けられますといったような透視は苦手ですし、やったところでほとんど当たりません。
こういう透視は一般的に魔族領に近い住民のプリーストほど的中率が上がっていきます。たまに苦手で世の中のためになる透視を積極的にするプリーストがそういうところにいると迫害されていたりします」
「やはり悪人の多いところほど善人が嫌な目に遭うというのは共通のようですね」
「悪人にとって善人は都合が悪いですからね。特に悪い噂を流す人間が多いところでは、悪意を持った人間が多い方が都合がいい。悪意を持った人間は人を追い詰め、破滅し苦しむ姿を見るのが好きなものです。
そして、善人を追い詰めた悪人は今度は周りの悪人から悪い噂を流され、死に追いやったりした事実と汚い手口を披露され、さらにあることない事を吹聴され追い詰められる。その悪人たちは崩壊し苦しむ姿を見て楽しむ。これが延々と繰り返されている場所があるのです」
「前の世界の私のいたところがまさにそのような場所でした。なので帰りたくないし、魔族領も似たような場所というのなら行きたくはないですね」
「でも、今回は全く状況が違います。転移魔法はいつでも使えるので都合が悪くなればすぐに帰還できます。それにあなたの事を悪く言う人間も居ないし、善い仲間だと思っている人で構成された部隊と行動する事になります」
「魔族領と時間差があるのに転移魔法が使えるのですか? 時間差のために時空の歪みで体がバラバラになるとかはないのでしょうか?」
「その心配はありません。この国も魔族領も肉体的な活動においては人間も動物も特に違いはありません。精神の方は影響を受けますので調整をする必要があります。悪意に満ちた場所へ徐々に近づくので当然、波動の影響を受けます。
そのため、この国から転移する先が魔族領の中心に近ければ近いほど波動が低いので、転移して魔族領に向かうという場合、受け付けないようにするためのタリスマンの装着や薬での調整、魔法での調整等が必要となります。
普通はその負担を減らすために馬車等で徐々に近づく事になります。そうすれば自然と馴染むし、中継点が必要となる長期の作戦行動をする場合も有利になります」
「ああ。転移が必要になったら中継点でこなれさせてからまた向かうという事ができるからですね」
「そういう事です。前の世界では低波動なところというのは避けようが無かったと思いますがこの世界では上手くやれば避けられるのです。
それに裏切られて苦しい思いをしてもそこから助けが来る事もほとんど無かったようですが、これからは私も、仲間も出来る限りの事はします。前の世界での苦しみはこの世界ではきっといい結果となって成就しますよ。宝くじのように」
「そういう事なら行くとしますか。どうせならハーレムも出来るといいと思うのですが?」
「ハーレムですか? 説得しては徐々にこちらに送られて来るのであれば、ある意味ハーレムと言えなくもないですが、考えは変わってきますからね」
「まあ、これだけ良い国に来るという事は自立も出来る人間という事になりますから依存心があっても徐々に無くなって健全な人間になっていくという事でもあるわけですね」
「そうですね。魔族領で才能を見出す事が出来る人間がこちらに来た場合、まずは向こうでの悪習を改める事、悪習であったことを認める事からはじめます。
その教育の中で成長していくと精神性も向上していきます。そうなれば魔族領での常識がおかしい事に気が付き健全な思考へと変化します。
そうなれば、ハーレムというものは依存心を深めさせる事によって形成されているのもありますからそういうハーレムしか理解が出来なかったという人物の場合はハーレムの形成に参加せずに一人の自立した人物として本当の愛を知り、結婚をして幸せな人生を送るという人もいます」
「まあ、そうなりますよね」
「とはいえ、心からあなたの事がいいなと思ってついて来る子もいると思います。それこそが本当にうれしい事ではないのですか?」
「そうですね。そういう子の方がいいですね。前の世界では出会った事もありませんでしたが。
前の世界にある友人がいたのですが酷い裏切り方をされてしまいました。突然姿を消して各地を放浪した後、結婚をしたという報告を知り合いにしたそうですが、裏切った事を知っていた知り合いとその周りの人たちはアレじゃ幸せになんてなるわけないと言っていたそうです」
「人を裏切るという事はそういう事です。誠実で思いやりのある人間の方が良い結果を残しやすいものです」
「それはそうですが、やはり魔族領に近いほど悪人が得をするようなところを見ることが増えるのでしょうか?」
「そうなります。さて、適性検査の結果の詳細も出たところで次はあちらの部屋に移動しましょう」
そう言うと、今度は小さめの会議室のようなところへ通された。これからしばらくの間、こちらの国と魔族領の違い、この世界の事といった事を教えてくれるのだという。
ソフィアと領地はどうするのかと尋ねると、領地は美少女ちゃんたちが寂しがる事があるかもしれないくらいで特に問題ないとしてソフィアは俺に話していなかったと言っていたが魔族領へ向かう部隊と行動を共にするので別の訓練と準備をするのだという。
魔族領へ向かう部隊は定期的に出てはいるが、今回は今までと事情が違い転移者が現れたという事で念入りに準備をしてなるべく多くの交渉が出来るようにしていきたいのだという。
前の世界の事があるので権力者相手では慎重にならざるを得ないのがある。仕事で因縁をつけられてロクでもない事になったことがあったからだ。
会社勤めだった頃、理解に苦しむ言葉遣いというものがあり、世間で一般的に使われている言い回しでも急に怒鳴りつけてくるのが居たからである。
流石に何かおかしいのではないかと思い、友人らに聞いたがやはりおかしいと思うし嫌がらせを受けているからではないかと言っていたものだ。
そうこう考えているとメアリーに連れて来られたのは国家魔術部という部署らしくここで適性検査と国民カード発行、ギルド登録等の全てをしてくれるのだという。
メアリーが検査官の一人に声をかけると早速、水晶玉のような石がありこれに触れると適正等の情報が表示されるので触れるようにと言われた。
「ではライリー、これに触れてください」
「さて、どうなるのか?」
「……大体は分かっていましたが、あなたもプリーストの適正がありますね。他には狙撃手の適正あり。あとは、商業適正があります。この商業適正が交渉する事と分析についての適正なのでしょう」
「前の世界では希望する仕事は一つもできませんでしたけどね?」
「でも、この世界のこの国では適正を見極めたうえで向いている仕事が出来るようにしています。たまにやってみるとどうして出来ているのか分からないような仕事をする人もいますけどね?」
「そのあたりは透視しても分からないものなのでしょうか? この仕事をすると実はいくら儲けられるとか?」
「世の理というのは人間の理解が及ばないところが多いものです。プリーストの個性でもあるのですが、例えば私はお金とか物的なものの透視は苦手です。なのであなたがこの町のここに行って○○な交渉をすれば幾らくらい儲けられますといったような透視は苦手ですし、やったところでほとんど当たりません。
こういう透視は一般的に魔族領に近い住民のプリーストほど的中率が上がっていきます。たまに苦手で世の中のためになる透視を積極的にするプリーストがそういうところにいると迫害されていたりします」
「やはり悪人の多いところほど善人が嫌な目に遭うというのは共通のようですね」
「悪人にとって善人は都合が悪いですからね。特に悪い噂を流す人間が多いところでは、悪意を持った人間が多い方が都合がいい。悪意を持った人間は人を追い詰め、破滅し苦しむ姿を見るのが好きなものです。
そして、善人を追い詰めた悪人は今度は周りの悪人から悪い噂を流され、死に追いやったりした事実と汚い手口を披露され、さらにあることない事を吹聴され追い詰められる。その悪人たちは崩壊し苦しむ姿を見て楽しむ。これが延々と繰り返されている場所があるのです」
「前の世界の私のいたところがまさにそのような場所でした。なので帰りたくないし、魔族領も似たような場所というのなら行きたくはないですね」
「でも、今回は全く状況が違います。転移魔法はいつでも使えるので都合が悪くなればすぐに帰還できます。それにあなたの事を悪く言う人間も居ないし、善い仲間だと思っている人で構成された部隊と行動する事になります」
「魔族領と時間差があるのに転移魔法が使えるのですか? 時間差のために時空の歪みで体がバラバラになるとかはないのでしょうか?」
「その心配はありません。この国も魔族領も肉体的な活動においては人間も動物も特に違いはありません。精神の方は影響を受けますので調整をする必要があります。悪意に満ちた場所へ徐々に近づくので当然、波動の影響を受けます。
そのため、この国から転移する先が魔族領の中心に近ければ近いほど波動が低いので、転移して魔族領に向かうという場合、受け付けないようにするためのタリスマンの装着や薬での調整、魔法での調整等が必要となります。
普通はその負担を減らすために馬車等で徐々に近づく事になります。そうすれば自然と馴染むし、中継点が必要となる長期の作戦行動をする場合も有利になります」
「ああ。転移が必要になったら中継点でこなれさせてからまた向かうという事ができるからですね」
「そういう事です。前の世界では低波動なところというのは避けようが無かったと思いますがこの世界では上手くやれば避けられるのです。
それに裏切られて苦しい思いをしてもそこから助けが来る事もほとんど無かったようですが、これからは私も、仲間も出来る限りの事はします。前の世界での苦しみはこの世界ではきっといい結果となって成就しますよ。宝くじのように」
「そういう事なら行くとしますか。どうせならハーレムも出来るといいと思うのですが?」
「ハーレムですか? 説得しては徐々にこちらに送られて来るのであれば、ある意味ハーレムと言えなくもないですが、考えは変わってきますからね」
「まあ、これだけ良い国に来るという事は自立も出来る人間という事になりますから依存心があっても徐々に無くなって健全な人間になっていくという事でもあるわけですね」
「そうですね。魔族領で才能を見出す事が出来る人間がこちらに来た場合、まずは向こうでの悪習を改める事、悪習であったことを認める事からはじめます。
その教育の中で成長していくと精神性も向上していきます。そうなれば魔族領での常識がおかしい事に気が付き健全な思考へと変化します。
そうなれば、ハーレムというものは依存心を深めさせる事によって形成されているのもありますからそういうハーレムしか理解が出来なかったという人物の場合はハーレムの形成に参加せずに一人の自立した人物として本当の愛を知り、結婚をして幸せな人生を送るという人もいます」
「まあ、そうなりますよね」
「とはいえ、心からあなたの事がいいなと思ってついて来る子もいると思います。それこそが本当にうれしい事ではないのですか?」
「そうですね。そういう子の方がいいですね。前の世界では出会った事もありませんでしたが。
前の世界にある友人がいたのですが酷い裏切り方をされてしまいました。突然姿を消して各地を放浪した後、結婚をしたという報告を知り合いにしたそうですが、裏切った事を知っていた知り合いとその周りの人たちはアレじゃ幸せになんてなるわけないと言っていたそうです」
「人を裏切るという事はそういう事です。誠実で思いやりのある人間の方が良い結果を残しやすいものです」
「それはそうですが、やはり魔族領に近いほど悪人が得をするようなところを見ることが増えるのでしょうか?」
「そうなります。さて、適性検査の結果の詳細も出たところで次はあちらの部屋に移動しましょう」
そう言うと、今度は小さめの会議室のようなところへ通された。これからしばらくの間、こちらの国と魔族領の違い、この世界の事といった事を教えてくれるのだという。
ソフィアと領地はどうするのかと尋ねると、領地は美少女ちゃんたちが寂しがる事があるかもしれないくらいで特に問題ないとしてソフィアは俺に話していなかったと言っていたが魔族領へ向かう部隊と行動を共にするので別の訓練と準備をするのだという。
魔族領へ向かう部隊は定期的に出てはいるが、今回は今までと事情が違い転移者が現れたという事で念入りに準備をしてなるべく多くの交渉が出来るようにしていきたいのだという。
10
あなたにおすすめの小説
領民の幸福度がガチャポイント!? 借金まみれの辺境を立て直す【領地ガチャ】が最強すぎた!内政でUR「温泉郷」と「聖獣」を引き当てて…
namisan
ファンタジー
「役立たず」と中央から追放された没落貴族の俺、アルト・フォン・クライナー。継いだのは、借金まみれで作物も育たない見捨てられた辺境領地だけだった。
絶望する俺に発現したスキルは【領地ガチャ】。それは、領民の「幸福度」をポイントとして消費し、領地発展に必要なものを引き当てる唯一無二の能力だった。
「領民を幸せにすれば、領地も豊かになる!」
俺は領民と共に汗を流し、壊れた水路を直し、地道に幸福度を稼ぐ。
『N:ジャガイモの種』『R:土木技術書』
地味だが確実な「当たり」で、ほのぼのと領地を再建していく。
だが、ある日。溜め込んだ幸福度で引いたガチャが、俺の運命を激変させる。
『UR(ウルトラレア):万病に効く【奇跡の温泉郷】』
この「当たり」が、中央の腐敗した貴族たちの欲望を刺激した。
借金のカタに領地を狙う大商会の令嬢。
温泉利権を奪うため、父の命で派遣されてきた元婚約者の侯爵令嬢。
「領民の幸福(ガチャポイント)を脅かす者は、誰であっても許さない」
これは、ただ平穏に暮らしたかっただけの俺が、ガチャで得た力(と証拠とゴーレムと聖獣)を駆使し、ほのぼの領地を守り抜き、いつの間にか最強の領主として成り上がっていく物語。
異世界のんびり放浪記
立花アルト
ファンタジー
異世界に転移した少女リノは森でサバイバルしながら素材を集め、商人オルソンと出会って街アイゼルトヘ到着。
冒険者ギルドで登録と新人訓練を受け、採取や戦闘、魔法の基礎を学びながら生活準備を整え、街で道具を買い揃えつつ、次の冒険へ向けて動き始めた--。
よくある異世界転移?です。のんびり進む予定です。
小説家になろうにも投稿しています。
初期スキルが便利すぎて異世界生活が楽しすぎる!
霜月雹花
ファンタジー
神の悪戯により死んでしまった主人公は、別の神の手により3つの便利なスキルを貰い異世界に転生する事になった。転生し、普通の人生を歩む筈が、又しても神の悪戯によってトラブルが起こり目が覚めると異世界で10歳の〝家無し名無し〟の状態になっていた。転生を勧めてくれた神からの手紙に代償として、希少な力を受け取った。
神によって人生を狂わされた主人公は、異世界で便利なスキルを使って生きて行くそんな物語。
書籍8巻11月24日発売します。
漫画版2巻まで発売中。
猫を拾ったら聖獣で犬を拾ったら神獣で最強すぎて困る
マーラッシュ
ファンタジー
旧題:狙って勇者パーティーを追放されて猫を拾ったら聖獣で犬を拾ったら神獣だった。そして人間を拾ったら・・・
何かを拾う度にトラブルに巻き込まれるけど、結果成り上がってしまう。
異世界転生者のユートは、バルトフェル帝国の山奥に一人で住んでいた。
ある日、盗賊に襲われている公爵令嬢を助けたことによって、勇者パーティーに推薦されることになる。
断ると角が立つと思い仕方なしに引き受けるが、このパーティーが最悪だった。
勇者ギアベルは皇帝の息子でやりたい放題。活躍すれば咎められ、上手く行かなければユートのせいにされ、パーティーに入った初日から後悔するのだった。そして他の仲間達は全て女性で、ギアベルに絶対服従していたため、味方は誰もいない。
ユートはすぐにでもパーティーを抜けるため、情報屋に金を払い噂を流すことにした。
勇者パーティーはユートがいなければ何も出来ない集団だという内容でだ。
プライドが高いギアベルは、噂を聞いてすぐに「貴様のような役立たずは勇者パーティーには必要ない!」と公衆の面前で追放してくれた。
しかし晴れて自由の身になったが、一つだけ誤算があった。
それはギアベルの怒りを買いすぎたせいで、帝国を追放されてしまったのだ。
そしてユートは荷物を取りに行くため自宅に戻ると、そこには腹をすかした猫が、道端には怪我をした犬が、さらに船の中には女の子が倒れていたが、それぞれの正体はとんでもないものであった。
これは自重できない異世界転生者が色々なものを拾った結果、トラブルに巻き込まれ解決していき成り上がり、幸せな異世界ライフを満喫する物語である。
悪徳貴族の、イメージ改善、慈善事業
ウィリアム・ブロック
ファンタジー
現代日本から死亡したラスティは貴族に転生する。しかしその世界では貴族はあんまり良く思われていなかった。なのでノブリス・オブリージュを徹底させて、貴族のイメージ改善を目指すのだった。
底辺から始まった俺の異世界冒険物語!
ちかっぱ雪比呂
ファンタジー
40歳の真島光流(ましまみつる)は、ある日突然、他数人とともに異世界に召喚された。
しかし、彼自身は勇者召喚に巻き込まれた一般人にすぎず、ステータスも低かったため、利用価値がないと判断され、追放されてしまう。
おまけに、道を歩いているとチンピラに身ぐるみを剥がされる始末。いきなり異世界で路頭に迷う彼だったが、路上生活をしているらしき男、シオンと出会ったことで、少しだけ道が開けた。
漁れる残飯、眠れる舗道、そして裏ギルドで受けられる雑用仕事など――生きていく方法を、教えてくれたのだ。
この世界では『ミーツ』と名乗ることにし、安い賃金ながらも洗濯などの雑用をこなしていくうちに、金が貯まり余裕も生まれてきた。その頃、ミーツは気付く。自分の使っている魔法が、非常識なほどチートなことに――
やさしい異世界転移
みなと
ファンタジー
妹の誕生日ケーキを買いに行く最中 謎の声に導かれて異世界へと転移してしまった主人公
神洞 優斗。
彼が転移した世界は魔法が発達しているファンタジーの世界だった!
元の世界に帰るまでの間優斗は学園に通い平穏に過ごす事にしたのだが……?
この時の優斗は気付いていなかったのだ。
己の……いや"ユウト"としての逃れられない定めがすぐ近くまで来ている事に。
この物語は 優斗がこの世界で仲間と出会い、共に様々な困難に立ち向かい希望 絶望 別れ 後悔しながらも進み続けて、英雄になって誰かに希望を託すストーリーである。
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
MP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる