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HERO

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ある日、僕は家でゲームをしていた。愛理にソシャゲのデータはすべて消されていたので、適当に格ゲーをやっている。僕はあまり格ゲーは得意ではないのだが、格ゲーのいいところはやはり誰でもできる所だと思う、僕でも格ゲーは操作くらいはできるしな、僕は何となく時間を見る。
僕 「もうこんな時間か...」
そろそろご飯の時間なので僕は格ゲーをやめ、下に降りた。
いつもなら鈴美や愛理がいるのに、今日はどこにもいなかった。
僕 「またしょうもない悪戯か...」
始めはそう思っていたがどこを探してもいなかった。
鈴美に電話をかけてみた。
僕 「もしもし?」
鈴美「助けt...」
ここで通話は切れた。
一応愛理に電話をかけてみたが、電話は繋がらなかった。
僕 「助けて...か、誘拐でもされてるんだろうか」
まぁ誘拐されてるんだろうがされてないんだろうが外にでて悪いことはない。
そのまま僕は外を出た。
本来なら警察に電話した方がいいのだが、生憎と僕はそんなことをするつもりはない。
もしかしたら誘拐されてない可能性だってあるし、そもそも誘拐されてても僕一人で大丈夫だと思ったからだ。幸いなことに鈴美の電話にはGPSがついているため、だから場所はだいたいわかっている。
僕 「ここか」
そこには黒い服をきた男が何人かいた。
男1「誰だ?お前?」
僕 「僕はそこの少女の義理の兄さ、ここに来たってことは僕が今から何をするかわかるだろう?」
男1「口で言えても実際にできるとはかぎらねぇんだよ。」
男2「可哀相に、お前はここで死ぬんだからな。」
3人の男が襲ってきた。
それから数分が過ぎた
僕 「誘拐なんてもうするんじゃないぞ」
僕はその男3人を身動きが取れない状態にした。
鈴美「え、お兄ちゃんそんな強かったっけ?」
愛理「...」
僕 「たまたまだよ」
と、適当に言葉を返す
鈴美「適当なわけがないじゃん。もしも作戦とかがないなら警察を呼んでるはずだし」
話すのがめんどくさくなったので僕はこう言った
僕 「まぁ、そう思うなら勝手にそう思っておいてくれ、じゃ、帰るぞ」
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