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いつもの日常
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「なあ,相澤」
「ん~?」
「俺,彼女ほしー」
「そうだな」
「えっ,何その素っ気ない反応!?」
放課後,俺は自分の席に座って,片瀬はいつもその前の席にやってきて,二人でたわいない話をするいつもの光景.
「彼女だよ!?俺ら青春真っ只中のはずの高2よ!?俺は切実なの!」
「できるだろ,お前ならすぐにさ」
「そう思ってた頃の俺はもういない,,」
窓際の一番後ろの席だから,景色は良いし,授業中寝てもばれにくい.毎日それなりに充実してるし,彼女と言われてもなかなかピンとこない.
嘆いている片瀬をほっといて帰り支度をしていると,名前を呼ばれた.
「相澤君,この前掃除変わってくれてありがとう!」
そう言ってめちゃくちゃ頭下げている同じクラスの女子.別にたいしたことしてないのに,わざわざ言いに来てくれたようだ.
「全然いいって(笑)用事あったんだろ?そういうときはお互いさま」
「!!ありがとう!!そうだね,今度相澤君が掃除できないときあったら言って!私変わるから!」
「おう,そのときは頼むな!」
そういうとその子は笑って,待っていた友達と共に帰っていった.その背を見送って視線をずらすと,ものすごい顔した片瀬がいた.あ,さては今人気の顔芸人の真似だな?
「おーまーえーは!興味ないとか言いながら,女子にモテまくってさ~.性格も良いなんてマジ何食って生きてんだよ~,,」
なんかすごく過大評価されてる気がする.片瀬の方が普通にモテるのに(笑)
「待て待て,俺別に性格良いわけじゃないよ.顔が良いのは自覚してるし?(笑)お前の方が部活レギュラーだし,面白いし,服センスあるじゃん」
「そうやって,褒めてくるあたり憎めないんだよな~.嘘でも」
「嘘じゃないって(笑)」
「ああ,大恋愛みたいなことしてみたい,,」
実際片瀬はイケメンだし,人一倍気が利く.話も面白いし,男子からも女子からも好かれる人気者だ.
にしても,
恋,か.
やっぱり,今の俺にはピンとこない
「ん~?」
「俺,彼女ほしー」
「そうだな」
「えっ,何その素っ気ない反応!?」
放課後,俺は自分の席に座って,片瀬はいつもその前の席にやってきて,二人でたわいない話をするいつもの光景.
「彼女だよ!?俺ら青春真っ只中のはずの高2よ!?俺は切実なの!」
「できるだろ,お前ならすぐにさ」
「そう思ってた頃の俺はもういない,,」
窓際の一番後ろの席だから,景色は良いし,授業中寝てもばれにくい.毎日それなりに充実してるし,彼女と言われてもなかなかピンとこない.
嘆いている片瀬をほっといて帰り支度をしていると,名前を呼ばれた.
「相澤君,この前掃除変わってくれてありがとう!」
そう言ってめちゃくちゃ頭下げている同じクラスの女子.別にたいしたことしてないのに,わざわざ言いに来てくれたようだ.
「全然いいって(笑)用事あったんだろ?そういうときはお互いさま」
「!!ありがとう!!そうだね,今度相澤君が掃除できないときあったら言って!私変わるから!」
「おう,そのときは頼むな!」
そういうとその子は笑って,待っていた友達と共に帰っていった.その背を見送って視線をずらすと,ものすごい顔した片瀬がいた.あ,さては今人気の顔芸人の真似だな?
「おーまーえーは!興味ないとか言いながら,女子にモテまくってさ~.性格も良いなんてマジ何食って生きてんだよ~,,」
なんかすごく過大評価されてる気がする.片瀬の方が普通にモテるのに(笑)
「待て待て,俺別に性格良いわけじゃないよ.顔が良いのは自覚してるし?(笑)お前の方が部活レギュラーだし,面白いし,服センスあるじゃん」
「そうやって,褒めてくるあたり憎めないんだよな~.嘘でも」
「嘘じゃないって(笑)」
「ああ,大恋愛みたいなことしてみたい,,」
実際片瀬はイケメンだし,人一倍気が利く.話も面白いし,男子からも女子からも好かれる人気者だ.
にしても,
恋,か.
やっぱり,今の俺にはピンとこない
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