こんな馬鹿でダメな男、好きなはずないから

知見夜空

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最終話・夏休みの宿題と

とうとう我慢できなくて(性描写注意)

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 それから僕も風呂に入った。さっきの千堂の姿が脳裏にチラついて、いけないとは思いつつ抜いた。いくら可愛いからって同級生の、それも男で抜くってどうなんだ? 向こうは何も知らないのに、変なことをしてしまって申し訳ない。

 体はスッキリしたが、心にはモヤモヤを抱えたまま風呂を出る。いつもは汗が引くまでバスローブで過ごすが、今日は千堂が居るので早々に部屋着に着替えた。部屋に戻ると、千堂は本格的に僕のベッドで眠っていた。

 そんな無防備な格好で男の部屋で寝るな! 例え男でもダメだ!

 襟を掴んでガクガク揺らしながら言い聞かせたくなったが、なんとか衝動を抑えると

「おい、起きろ。客室があるから、そっちに行け」

 僕のベッドはダブルなのでスペース的には十分だ。しかし千堂と一緒に寝たら僕のほうが身が持たないので、別々に寝たかった。けれど声をかけて肩をゆすっても、千堂はなかなか起きず

「んん~」

 不機嫌そうに唸って寝返りを打った。バスローブがはだけて片方の乳首が露になる。ピシャーンと雷に打たれたような衝撃。海の時も思ったけど、無駄に綺麗なピンク色だ……思わず見入ってしまったが、ブンブンと首を振って気持ちを立て直す。

 千堂が可愛いことは認めたが、性の対象にすることは許していない。無心で服を整えてやろうとしたが、ヤツの襟を掴んだところで

「えっ? わっ、ちょっ……!?」

 千堂に頭を抱きしめられて、裸の胸に顔を突っ込んでしまう。花びらのような柔い感触が……乳首が唇に触れている。

 こういう漫画見たことあるぞ!? 千堂が読んでいたヤツだ!

 確かこういう展開をラッキースケベと言うのだ。男の胸に顔を突っ込んだからってラッキーでもなんでもないと言いたいところだが、あらぬところにドクドクと血が集まる。思考力までそっちに奪われて、気付いたらそろりと舌を伸ばしていた。千堂の乳首を舐めると、快感で脳が痺れた。

 もうちょっとだけ……と浅ましく乳首を舐めてしまう。衝動は治まるどころか、どんどんエスカレートしていく。

 気づいたらもう1つの乳首も指先でスリスリと擦っていた。ぷくっと膨らんだそこを見て、男の乳首も勃つのかと、当たり前のことを知る。

 芯を持って来た乳首を舌と指で弄ぶ。触ってもないのに股間がつきつき痛んで気持ちいい。千堂は「あっ」とか「んっ」とか言って、たまにビクッとするが、目は閉じたままだ。

(千堂のヤツ反応している。僕に乳首を弄られて感じている)

 バスローブの帯を解いて前をはだける。腕は袖に入ったままだが、体の前面が完全に露になる。股間についたそれは、プルンと天井を指していた。こんなことしていいはずないが、とっくに理性は死んでいた。僕は無防備に露出したそれをハァハァと見下ろすと、興奮に身を焼かれながら、堪えきれず肉棒にしゃぶりついた。

 思えば子どもの頃、はじめてコイツのここを見た時から、ずっとこうしたかったのかもしれない。棒キャンディみたいにしゃぶって、玉も口に含んで余さず舐め回す。千堂の「あっ、んっ」って嬌声の間隔が短くなる。腰が揺れるほど感じている様子なのに、なぜか魔法にでもかかったように起きない。射精させようというより、ただ味わうための舌遣いだったが、執拗に舐められた千堂は精を吐き出した。

 精液なんて普通は自分のものでも汚く感じる。だけど千堂が僕に出してくれたものだと思うと、吐き出すのがもったいなくて、そのまま飲み込んだ。

 欲望は一度では収まらず、再び咥えようとしたが

「……めっちゃチンコしゃぶろうとするじゃん」
「……へっ?」

 目を上げると、千堂がこちらを見ていて

「えっ!? 起きていたのか!? って、うわぁ!?」

 僕はもともとベッドの下部に居たので、飛びのいた拍子にベッドから落下した。

「お前、何回ベッドから落ちるの?」

 僕の慌てように千堂はクックと笑っていた。僕は千堂の普通さが逆に信じられず

「なんでそんなに普通なんだ? 何をされたか分かってないのか?」
「多分、全部分かっているけど? 俺の乳首とチンポ、犬みたいに舐めしゃぶったことだろ?」

 千堂の露骨な表現に、僕のほうが真っ赤になって

「じゃあ、なんでそんなに普通なんだ!? と言うか、分かっていたなら起きろ!」
「怖くて体が動かなかったんだよ」

 その返答に心臓が凍った。当たり前だが、嫌な想いをさせてしまったんだと死にそうなくらい後悔した。しかし次の瞬間には

「と言うのは冗談で、本当はお前がどこまでするのか気になって寝たフリしていた。寝込みを襲うなんて白石クンのエッチ~」

 千堂はいつものように、アハハとおどけた。無理に明るく振る舞っているのではなく、本当に何も気にしていないかのように。
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