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◆8 リイファちゃん、兄貴が見つかったんだとよ。でもーー本当に挨拶なしかよ?
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お兄さんのバンダナが見つかって、すぐにも兄を見つけてみせると意気込んでリイファが仲間と共にデメロス迷宮に潜ってから、二週間後ーー。
ダンジョンから、エルフのフレシアさん独りが帰ってきた。
僕の妹分、〈ペンダントのリイファ〉はいなくなってしまったのだ。
ちょうど僕の体力が回復して、宿屋一階の食堂でご飯が食べられるようになった頃のことだった。
これまた珍しく〈時の狩人〉のメンバーがみなで晩餐をしに現れ、ちょうど収穫物からの料理を待っていた。
僕と鉢合わせし、一緒に晩餐を取ることになった。
「どうして、誘ってくれなかったんですか?
あれ、リイファは?」
ザッと見回すが、ピンク色の髪をした女の子がいない。
僕が尋ねると、ハーベイさんやエレノアさんは視線を逸らし、言いにくそうにしている。
仕方ない、とばかりにリーダーのバトラーさんが立ち上がって僕を席につけると、ポンと肩を叩いた。
「喜べ、ライオネス。
リイファちゃんの願いがかなったんだ」
武道修道士のランガさんも立ち上がり、僕の前にエールのジョッキをドンと置いて、白い歯を見せた。
「リイファちゃん、兄貴が見つかったんだとよ」
「お兄さんに会えたんだ?」
僕は目を丸くして、身を乗り出す。
これに対し答えたのは、腕を組んでうんうんとうなずいていたリーダーのバトラーさんだ。
「感動の再会を果たしたって話だよ。
僕は現場を見ていないけどね」
エルフのフレシアさんがバトラーさんにお酌をしながらも、自分でもチビチビと果実酒を飲みつつ言った。
「ええ。リイファちゃん、泣いて喜んでたわ」
フレシアさんが、感動の兄妹再会場面を見届けたらしい。
斥候のエレノアさんが笑いながらも舌打ちする。
「ちぇ。いつも良い場面は、フレシアさんに取られちゃうんだよね。
貴重な宝箱を見つけるのも、未踏破の道を真っ先に攻略するのも、こんな可愛いライオネスくんを街中で見つけるのも。
そして今回、リイファちゃんがお兄ちゃんに抱きつくのもーーみんな肝心な場面に出くわすのは、フレシアさんが独りのときだったりするのよね」
魔法使いのハーベイさんは、目の前に並べられた魚のソテーに手づかみで食べている。
メインディッシュの前に淡白な川魚を口にするのが、この人の特徴だ。
「まぁいいじゃないか。
伊達に一千年も生きてないってことだよ」
フレシアさんは穏やかに切り返す。
「随分な言い草ね。
ハーベイちゃんも、すっかり大人みたい」
みんなで、あはははと笑う。
いつもの〈時の狩人〉のメンバーの会食だった。
〈時の狩人〉について、リーダーのバトラーさんは言っていた。
S級冒険パーティーになってもC級から始めた初心者冒険者集団だった頃の雰囲気を忘れないようにしていると。
それはメンバーが入ったり出たりすることを、そのまま引き受けることも意味していた。
(去る者、追わず、か……)
でも、本当を言えば、僕は悲しい。
妹分のリイファがいない。
彼女の八重歯が覗く、満面の笑顔が見られない。
ようやく現場復帰ができるかと思った矢先になのに。
「あら、寂しいの?」
とエルフのフレシアさんが、僕の頭を撫でる。
僕は顔赤くして、「子供扱いしないでください」と頬を膨らますが、ハハハと笑いながら、武道修道士のランガさんは、僕の背中をバンと叩いた。
「自立すんのも、妹分に先を越されちまったな。
だが、いいさ。おまえの愚痴は俺らが聞いてやるから。
早く一人前の冒険者になれよ」
「愚痴なんて……でも、彼女、何か僕に伝言とか、なかったですか?」
僕が宿で療養していたとき、最も頻繁に訪ねて来てくれたのが、リイファだった。
僕すっかり懐いていた彼女が、別れの挨拶もしないのが信じられない。
だけど、リイファについてとフレシアさんが言うには、彼女はお兄さんのランドと感動的な再会を果たすと、そのまま第五階層の攻略に向かったという。
「おいおい、本当に挨拶なしかよ」
と文句を口にしたのは、斥候のエレノアさんだ。
視線を僕のほうに向けて憎まれ口を叩いているのを見ると、僕を気遣ってくれてるらしい。
でも、たしかにそれは、僕の本音でもあった。
魔法使いのハーベイさんは口数が少ないが、珍しく口を開いた。
「まあ、よかったじゃないか。
リイファちゃんの目的が果たされたんだから」
たしかにその思いは、僕だけではなく、みなが共有していると思う。
斥候のエレノアさんは口許をナプキンで拭きながら、改めて指摘する。
「でも、あのデメロス迷宮、かなり難易度高いわよ。
それなのに、さらに深層に潜るなんて。心配だな」
バトラーさんは、いつものごとくパンパンと手を叩くと、明るい声でまとめた。
「さあ、荷物係ライオネスくんの復帰だ。
他人の心配なんかしてる場合じゃないぞ。
デメロスには、まだまだ未踏破の地域は多いんだ。
今夜は英気を養って、明日からさっそく潜ろうじゃないか!」
リーダーはそう言って、僕のほうに向けてジョッキを掲げる。
〈時の狩人〉メンバーのみなが手にしたジョッキやコップを掲げてから、歓声を上げた。
おお!?
そのタイミングで、テーブルの上にドンと置かれたのは、塩胡椒をふんだんにまぶして焼いた肉の塊だった。
フレシアさんがスクッと立って、笑みを浮かべた。
「これはライオネスくんの快気祝いだから、〈時の狩人〉のみんなで食べましょう!」
目を丸くしたのは、僕だけではなかった。
リーダーのバトラーさんが笑みをこぼしつつ、
「用意がいいなぁ、フレシアは。
いつの間に、獣を狩ったんだ?」
と明るい声をあげ、食事用ナイフを突き刺していく。
リーダーに倣ってメンバーたちも口々に語らいながら、豪勢な料理に舌鼓を打ちはじめた。
「これはうまいなぁ。
ほんと、何処でこんなの狩ったんだか。
第五階層って、あんまり獲物がいるとは聞いてないけど」
「まぁ、フレシアさんの活動範囲は広いからね。
静かに弓矢で射たれたら、私たちでも気づくことすらできない」
「とんだサプライズだ」
僕の快気祝いという名目だけど、実質は迷宮から久しぶりに戻って来たお祝いなのは承知している。
デメロス迷宮の探索は、よほど大変だったのだろう。
威勢良く肉にかぶりつく仲間の姿を、目を細めて眺めてから、僕も久しぶりの肉料理を堪能した。
肉汁がジューシーで、噛めば噛むほど味わい深い。
魔物肉のような獣臭さがない、実に上品な味だった。
ふと気づけば、豪勢な肉料理をサプライズ提供した、肝心のフレシアさんが、その肉料理を自分の皿に盛り付けていない。
「どうしたんですか。食べないんですか?
おいしいですよ」
フレシアさんは、自分はチビチビとお酒を飲むだけだった。
「私、お腹いっぱいだから、今晩は遠慮するわ」
「そうですか」
とだけ答えて、僕は再び手掴みで肉にかぶりつく。
僕にとっては久方ぶりのまっとうな食事だった。
肉を食べるなんて何週間ぶりだろう。
久しぶりに口にしたのが、こんな美味しいお肉でよかった。
バクバクと肉を頬張ってから、ぐいっとエールを飲む。
「ん?」
何かが歯の間に絡まった気がした。
異物を口から吐き出す。
指で摘んで、目の前に持ってきた。
「こいつ、毛か?」
フレシアさんは獣を狩るだけではなく、捌くことについても名手だ。
味付けは料理人に任されるけど、毛を剃り、皮を剥ぎ、解体する作業は手際良く、丁寧だった。
そんな彼女が毛を剃り残すなんて珍しい。
そう思っていたら、目の前に摘み出されたモノを凝視して、息を呑んだ。
「細いーーまさか、髪の毛?」
僕が今、指で摘んで目の前にしているモノーーそれは、一筋のピンク色の髪の毛……。
僕の頭に真っ先に浮かんだのは、リイファの笑顔だった。
お兄さんが見つかるかも、と希望に満ちた、あの笑顔……。
ダンジョンから、エルフのフレシアさん独りが帰ってきた。
僕の妹分、〈ペンダントのリイファ〉はいなくなってしまったのだ。
ちょうど僕の体力が回復して、宿屋一階の食堂でご飯が食べられるようになった頃のことだった。
これまた珍しく〈時の狩人〉のメンバーがみなで晩餐をしに現れ、ちょうど収穫物からの料理を待っていた。
僕と鉢合わせし、一緒に晩餐を取ることになった。
「どうして、誘ってくれなかったんですか?
あれ、リイファは?」
ザッと見回すが、ピンク色の髪をした女の子がいない。
僕が尋ねると、ハーベイさんやエレノアさんは視線を逸らし、言いにくそうにしている。
仕方ない、とばかりにリーダーのバトラーさんが立ち上がって僕を席につけると、ポンと肩を叩いた。
「喜べ、ライオネス。
リイファちゃんの願いがかなったんだ」
武道修道士のランガさんも立ち上がり、僕の前にエールのジョッキをドンと置いて、白い歯を見せた。
「リイファちゃん、兄貴が見つかったんだとよ」
「お兄さんに会えたんだ?」
僕は目を丸くして、身を乗り出す。
これに対し答えたのは、腕を組んでうんうんとうなずいていたリーダーのバトラーさんだ。
「感動の再会を果たしたって話だよ。
僕は現場を見ていないけどね」
エルフのフレシアさんがバトラーさんにお酌をしながらも、自分でもチビチビと果実酒を飲みつつ言った。
「ええ。リイファちゃん、泣いて喜んでたわ」
フレシアさんが、感動の兄妹再会場面を見届けたらしい。
斥候のエレノアさんが笑いながらも舌打ちする。
「ちぇ。いつも良い場面は、フレシアさんに取られちゃうんだよね。
貴重な宝箱を見つけるのも、未踏破の道を真っ先に攻略するのも、こんな可愛いライオネスくんを街中で見つけるのも。
そして今回、リイファちゃんがお兄ちゃんに抱きつくのもーーみんな肝心な場面に出くわすのは、フレシアさんが独りのときだったりするのよね」
魔法使いのハーベイさんは、目の前に並べられた魚のソテーに手づかみで食べている。
メインディッシュの前に淡白な川魚を口にするのが、この人の特徴だ。
「まぁいいじゃないか。
伊達に一千年も生きてないってことだよ」
フレシアさんは穏やかに切り返す。
「随分な言い草ね。
ハーベイちゃんも、すっかり大人みたい」
みんなで、あはははと笑う。
いつもの〈時の狩人〉のメンバーの会食だった。
〈時の狩人〉について、リーダーのバトラーさんは言っていた。
S級冒険パーティーになってもC級から始めた初心者冒険者集団だった頃の雰囲気を忘れないようにしていると。
それはメンバーが入ったり出たりすることを、そのまま引き受けることも意味していた。
(去る者、追わず、か……)
でも、本当を言えば、僕は悲しい。
妹分のリイファがいない。
彼女の八重歯が覗く、満面の笑顔が見られない。
ようやく現場復帰ができるかと思った矢先になのに。
「あら、寂しいの?」
とエルフのフレシアさんが、僕の頭を撫でる。
僕は顔赤くして、「子供扱いしないでください」と頬を膨らますが、ハハハと笑いながら、武道修道士のランガさんは、僕の背中をバンと叩いた。
「自立すんのも、妹分に先を越されちまったな。
だが、いいさ。おまえの愚痴は俺らが聞いてやるから。
早く一人前の冒険者になれよ」
「愚痴なんて……でも、彼女、何か僕に伝言とか、なかったですか?」
僕が宿で療養していたとき、最も頻繁に訪ねて来てくれたのが、リイファだった。
僕すっかり懐いていた彼女が、別れの挨拶もしないのが信じられない。
だけど、リイファについてとフレシアさんが言うには、彼女はお兄さんのランドと感動的な再会を果たすと、そのまま第五階層の攻略に向かったという。
「おいおい、本当に挨拶なしかよ」
と文句を口にしたのは、斥候のエレノアさんだ。
視線を僕のほうに向けて憎まれ口を叩いているのを見ると、僕を気遣ってくれてるらしい。
でも、たしかにそれは、僕の本音でもあった。
魔法使いのハーベイさんは口数が少ないが、珍しく口を開いた。
「まあ、よかったじゃないか。
リイファちゃんの目的が果たされたんだから」
たしかにその思いは、僕だけではなく、みなが共有していると思う。
斥候のエレノアさんは口許をナプキンで拭きながら、改めて指摘する。
「でも、あのデメロス迷宮、かなり難易度高いわよ。
それなのに、さらに深層に潜るなんて。心配だな」
バトラーさんは、いつものごとくパンパンと手を叩くと、明るい声でまとめた。
「さあ、荷物係ライオネスくんの復帰だ。
他人の心配なんかしてる場合じゃないぞ。
デメロスには、まだまだ未踏破の地域は多いんだ。
今夜は英気を養って、明日からさっそく潜ろうじゃないか!」
リーダーはそう言って、僕のほうに向けてジョッキを掲げる。
〈時の狩人〉メンバーのみなが手にしたジョッキやコップを掲げてから、歓声を上げた。
おお!?
そのタイミングで、テーブルの上にドンと置かれたのは、塩胡椒をふんだんにまぶして焼いた肉の塊だった。
フレシアさんがスクッと立って、笑みを浮かべた。
「これはライオネスくんの快気祝いだから、〈時の狩人〉のみんなで食べましょう!」
目を丸くしたのは、僕だけではなかった。
リーダーのバトラーさんが笑みをこぼしつつ、
「用意がいいなぁ、フレシアは。
いつの間に、獣を狩ったんだ?」
と明るい声をあげ、食事用ナイフを突き刺していく。
リーダーに倣ってメンバーたちも口々に語らいながら、豪勢な料理に舌鼓を打ちはじめた。
「これはうまいなぁ。
ほんと、何処でこんなの狩ったんだか。
第五階層って、あんまり獲物がいるとは聞いてないけど」
「まぁ、フレシアさんの活動範囲は広いからね。
静かに弓矢で射たれたら、私たちでも気づくことすらできない」
「とんだサプライズだ」
僕の快気祝いという名目だけど、実質は迷宮から久しぶりに戻って来たお祝いなのは承知している。
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肉汁がジューシーで、噛めば噛むほど味わい深い。
魔物肉のような獣臭さがない、実に上品な味だった。
ふと気づけば、豪勢な肉料理をサプライズ提供した、肝心のフレシアさんが、その肉料理を自分の皿に盛り付けていない。
「どうしたんですか。食べないんですか?
おいしいですよ」
フレシアさんは、自分はチビチビとお酒を飲むだけだった。
「私、お腹いっぱいだから、今晩は遠慮するわ」
「そうですか」
とだけ答えて、僕は再び手掴みで肉にかぶりつく。
僕にとっては久方ぶりのまっとうな食事だった。
肉を食べるなんて何週間ぶりだろう。
久しぶりに口にしたのが、こんな美味しいお肉でよかった。
バクバクと肉を頬張ってから、ぐいっとエールを飲む。
「ん?」
何かが歯の間に絡まった気がした。
異物を口から吐き出す。
指で摘んで、目の前に持ってきた。
「こいつ、毛か?」
フレシアさんは獣を狩るだけではなく、捌くことについても名手だ。
味付けは料理人に任されるけど、毛を剃り、皮を剥ぎ、解体する作業は手際良く、丁寧だった。
そんな彼女が毛を剃り残すなんて珍しい。
そう思っていたら、目の前に摘み出されたモノを凝視して、息を呑んだ。
「細いーーまさか、髪の毛?」
僕が今、指で摘んで目の前にしているモノーーそれは、一筋のピンク色の髪の毛……。
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