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◆2 監獄塔での回想 ーーやっぱり、私は悪くない!
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王都の鬼門に位置する監獄塔ーー。
私、公爵令嬢チチェローネ・サットヴァは、檻の中に閉じ込められてしまった。
舞踏会の会場から、自宅に帰ることなく、そのまま罪人や容疑者を一緒くたに収容する監獄塔に放り込まれたのだ。
王族の逮捕特権(王族の者は、審議を経ずとも容疑者を拘束することができる)が行使されたに違いない。
なんとも、手回しの良いことだった。
私は、四方を石畳で囲まれた狭い部屋で、小窓に覗く月を見上げながら、首をかしげた。
どうして私が、濡れ衣を着せられたのかわからない。
手を交差させて、自分の胸に手を当てる。
右胸にはサットヴァ公爵家の紋章が刺繍され、左胸には亡き実母から受け継いだ青い羽が挿してある。
思いを馳せるときには、両胸に手を当てる習慣があった。
そして、左胸の、この青い羽だけは、私を取り押さえた衛兵どもにも、看守にも手を出させなかった。
私、公爵家令嬢チチェローネ・サットヴァは、大陸一の大国であるランブルト王国の筆頭公爵家に生まれた。
祖先は建国当時の王様の弟で、公爵位を賜って以来、国の重責を担う家柄だ。
現にお父様は現在、内務大臣をなさっておられる。
王家を除けば、私の実家ーーサットヴァ公爵家と対等な家柄はひとつもない。
それゆえ、王太子との婚約は幼少期からなされていた。
オネスト王太子とは一緒に育ってきたようなもの。
二人とも王宮と私の屋敷を、頻繁に行き来してきた。
でも、性格は違った。
私はわりと真面目な性格で、王太子は奔放な性分だった。
いずれ王妃になるのだからと、いろんな教師がやってきては、私に教育していった。
その一方で、オネスト王太子は、教師の授業を抜け出しては、遊んでばかりいた。
それなのに、「王太子殿下は末が楽しみだ」と大人たちからもてはやされたのは、機転が効くのと、如才なさ、そして顔の良さからだろう。
女は真面目であっても当たり前に思われる、損な役回りなのだ。
大人たちから、
「奔放な王太子を、良くフォローしろ」
と、私は躾られてきた。
「お相手は、いずれ一国の王となる男性なのだから、良く仕えろ」と。
それは仕方ない。
でも恋愛を楽しみたいという乙女心もあったわけで。
十代になって学園生活が始まり、ようやく恋愛気分を味わえると思っていた。
それなのに、あのリリアーナが突然、現われてーー。
私はずっとオネスト王太子の傍らに立つと信じきっていた。
王冠をかぶった彼を隣に、静かにたたずむーーそれが私の役割と思ってた。
でも、今では王太子はリリアーナに首ったけ。
誰はばかることなく、ベタベタしている。
リリアーナと王太子が街歩きする姿を見たと、大勢の人から報告を受けたときには、茫然自失した。
学園に入学した際、
「もうじき俺たちは大人になるんだから、おまえも俺と距離を取れ」
なんて言い出してたのに。
あれは、他の女の子と遊ぶためだったのかしら。
私は街中デートですら、一回もしたことがなかった。
一度、こちらから誘ったときには、窘められてしまった。
「男女で仲睦まじくしているところを、衆人環視の場で披露するなどとーー恥ずかしくないのか、おまえは!」
などと王太子は言っていた。
それなのに、リリアーナとは頻繁に街中で手を繋いで練り歩いた。
それは周知の事実だった。
(婚約者である私をないがしろにして、別の女と街中を歩いて噂になる方が、よほど恥ずかしいと思わないわけ!?)
オネスト王太子の「身分違いの恋」の噂を聞き流しながらも、私は唇を噛んで耐えた。
しかもあのリリアーナがデートした相手は、王太子だけじゃない。
ほかにも、宰相の息子ハイデンライヒとか、騎士団長の息子ロレンツォとか、弟のメルクまでーーいろんな男性と遊び歩いていた。
ちょっと、それって、手当たり次第すぎない?
他にも、リリアーナは大人の殿方とも浮き名を流していた。
そういうの、「淫乱」とか「淫売」って言うんじゃなかった?
それなのに、リリアーナが相手となると、男性陣は途端におかしなことを言い始める。
「彼女は誰と付き合うにしても、壁を作らない。
フラットなんだ。
平等の精神なんだ。
隔てがない。
まさに博愛の精神の体現者なんだ」
などとオネスト王太子が言うから、わけがわかんないことになる。
そもそも、恋愛って独占欲込みのことじゃないの?
彼氏彼女になったら、もう他の男や女には目を向けないのが貞節ってもんじゃないの?
だいたい、未婚の女性である私を公衆の面前で断罪するって、どうするつもりなわけ?
もし、このまま無罪で監獄塔から出られたとしても、じつは私は詰んでいる。
王太子殿下から婚約破棄されたんだもの。
フリーになったとしても、あれほど公衆の面前で断罪されちゃあ、事実無根でした、と大人が裁決しても、同世代の者は誰も信じないでしょうね。
我がサットヴァ公爵家の力で揉み消した、と思われるのが関の山だ。
結局は、私は悪女認定されちゃうに決まってる。
そうなると、結局、私はこれから独りで生きていくことになる。
けれど、彼らはーーあのリリアーナにお追唱している殿方たちは、今後、どうするつもりなのかしら?
宰相や騎士団長のご子息、私の弟もみな、あのリリアーナに惚れているみたいだ。
けれど、リリアーナを手に入れられるのはオネスト王太子殿下だけという現実を、どう受け止めているのかしら?
私は腕を組んで思案する。
(考えてみれば、不思議な女性だわ。
あのリリアーナって娘。
初めから私を敵視して、自分ばっかが正しいって顔して……)
学園でいきなり言われたことを、今でもよく覚えている。
「チチェローネ様。
貴女はいずれ悪に染まって、人々に災いをもたらします。
貴女は平和を乱す者、悪しき権力者ーー悪女になってしまいます。
くれぐれも、オネスト王太子を巻き込まないで」
当時を思い出して、私は改めて強く拳を握る。
(何なの? そのセリフ。
女王様にでもなったつもりなのかしら。
私を悪女認定したがる強い意志は、いったいどこからーー?)
だいたいうるさいのよね。
「男も女も同じ人間」とか、「民に公平でなければならない」とか、「民主主義」だの、「社会的公正」だのと、明らかに学園の教育課程にない、おかしな言葉を発する変な女ーー。
考え込んだまま、粗末なベッドで就寝すること三日ーー。
朝食を片付ける際、老看守が声をかけてきた。
「面会だ。部屋を出ろ。
サットヴァ公爵家の方々がいらっしゃった」
監獄塔に閉じ込められてから三日。
ついに家族が訪問してきたのだった。
私、公爵令嬢チチェローネ・サットヴァは、檻の中に閉じ込められてしまった。
舞踏会の会場から、自宅に帰ることなく、そのまま罪人や容疑者を一緒くたに収容する監獄塔に放り込まれたのだ。
王族の逮捕特権(王族の者は、審議を経ずとも容疑者を拘束することができる)が行使されたに違いない。
なんとも、手回しの良いことだった。
私は、四方を石畳で囲まれた狭い部屋で、小窓に覗く月を見上げながら、首をかしげた。
どうして私が、濡れ衣を着せられたのかわからない。
手を交差させて、自分の胸に手を当てる。
右胸にはサットヴァ公爵家の紋章が刺繍され、左胸には亡き実母から受け継いだ青い羽が挿してある。
思いを馳せるときには、両胸に手を当てる習慣があった。
そして、左胸の、この青い羽だけは、私を取り押さえた衛兵どもにも、看守にも手を出させなかった。
私、公爵家令嬢チチェローネ・サットヴァは、大陸一の大国であるランブルト王国の筆頭公爵家に生まれた。
祖先は建国当時の王様の弟で、公爵位を賜って以来、国の重責を担う家柄だ。
現にお父様は現在、内務大臣をなさっておられる。
王家を除けば、私の実家ーーサットヴァ公爵家と対等な家柄はひとつもない。
それゆえ、王太子との婚約は幼少期からなされていた。
オネスト王太子とは一緒に育ってきたようなもの。
二人とも王宮と私の屋敷を、頻繁に行き来してきた。
でも、性格は違った。
私はわりと真面目な性格で、王太子は奔放な性分だった。
いずれ王妃になるのだからと、いろんな教師がやってきては、私に教育していった。
その一方で、オネスト王太子は、教師の授業を抜け出しては、遊んでばかりいた。
それなのに、「王太子殿下は末が楽しみだ」と大人たちからもてはやされたのは、機転が効くのと、如才なさ、そして顔の良さからだろう。
女は真面目であっても当たり前に思われる、損な役回りなのだ。
大人たちから、
「奔放な王太子を、良くフォローしろ」
と、私は躾られてきた。
「お相手は、いずれ一国の王となる男性なのだから、良く仕えろ」と。
それは仕方ない。
でも恋愛を楽しみたいという乙女心もあったわけで。
十代になって学園生活が始まり、ようやく恋愛気分を味わえると思っていた。
それなのに、あのリリアーナが突然、現われてーー。
私はずっとオネスト王太子の傍らに立つと信じきっていた。
王冠をかぶった彼を隣に、静かにたたずむーーそれが私の役割と思ってた。
でも、今では王太子はリリアーナに首ったけ。
誰はばかることなく、ベタベタしている。
リリアーナと王太子が街歩きする姿を見たと、大勢の人から報告を受けたときには、茫然自失した。
学園に入学した際、
「もうじき俺たちは大人になるんだから、おまえも俺と距離を取れ」
なんて言い出してたのに。
あれは、他の女の子と遊ぶためだったのかしら。
私は街中デートですら、一回もしたことがなかった。
一度、こちらから誘ったときには、窘められてしまった。
「男女で仲睦まじくしているところを、衆人環視の場で披露するなどとーー恥ずかしくないのか、おまえは!」
などと王太子は言っていた。
それなのに、リリアーナとは頻繁に街中で手を繋いで練り歩いた。
それは周知の事実だった。
(婚約者である私をないがしろにして、別の女と街中を歩いて噂になる方が、よほど恥ずかしいと思わないわけ!?)
オネスト王太子の「身分違いの恋」の噂を聞き流しながらも、私は唇を噛んで耐えた。
しかもあのリリアーナがデートした相手は、王太子だけじゃない。
ほかにも、宰相の息子ハイデンライヒとか、騎士団長の息子ロレンツォとか、弟のメルクまでーーいろんな男性と遊び歩いていた。
ちょっと、それって、手当たり次第すぎない?
他にも、リリアーナは大人の殿方とも浮き名を流していた。
そういうの、「淫乱」とか「淫売」って言うんじゃなかった?
それなのに、リリアーナが相手となると、男性陣は途端におかしなことを言い始める。
「彼女は誰と付き合うにしても、壁を作らない。
フラットなんだ。
平等の精神なんだ。
隔てがない。
まさに博愛の精神の体現者なんだ」
などとオネスト王太子が言うから、わけがわかんないことになる。
そもそも、恋愛って独占欲込みのことじゃないの?
彼氏彼女になったら、もう他の男や女には目を向けないのが貞節ってもんじゃないの?
だいたい、未婚の女性である私を公衆の面前で断罪するって、どうするつもりなわけ?
もし、このまま無罪で監獄塔から出られたとしても、じつは私は詰んでいる。
王太子殿下から婚約破棄されたんだもの。
フリーになったとしても、あれほど公衆の面前で断罪されちゃあ、事実無根でした、と大人が裁決しても、同世代の者は誰も信じないでしょうね。
我がサットヴァ公爵家の力で揉み消した、と思われるのが関の山だ。
結局は、私は悪女認定されちゃうに決まってる。
そうなると、結局、私はこれから独りで生きていくことになる。
けれど、彼らはーーあのリリアーナにお追唱している殿方たちは、今後、どうするつもりなのかしら?
宰相や騎士団長のご子息、私の弟もみな、あのリリアーナに惚れているみたいだ。
けれど、リリアーナを手に入れられるのはオネスト王太子殿下だけという現実を、どう受け止めているのかしら?
私は腕を組んで思案する。
(考えてみれば、不思議な女性だわ。
あのリリアーナって娘。
初めから私を敵視して、自分ばっかが正しいって顔して……)
学園でいきなり言われたことを、今でもよく覚えている。
「チチェローネ様。
貴女はいずれ悪に染まって、人々に災いをもたらします。
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くれぐれも、オネスト王太子を巻き込まないで」
当時を思い出して、私は改めて強く拳を握る。
(何なの? そのセリフ。
女王様にでもなったつもりなのかしら。
私を悪女認定したがる強い意志は、いったいどこからーー?)
だいたいうるさいのよね。
「男も女も同じ人間」とか、「民に公平でなければならない」とか、「民主主義」だの、「社会的公正」だのと、明らかに学園の教育課程にない、おかしな言葉を発する変な女ーー。
考え込んだまま、粗末なベッドで就寝すること三日ーー。
朝食を片付ける際、老看守が声をかけてきた。
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