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16 まさか気づかれるとはな
しおりを挟む俺の体は宙に浮き、
店の窓から外に放りだされた。
大男の俺がぶつかったせいで、
窓ガラスが粉々に割れる。
「ちっ。
気づかれてたか。」
俺は自分に呪文をかけ
地面にたたきつけられる前に
体を宙に浮かせた。
「ななな、何事?!」
ミィナ(過去)が慌てた顔で
店の外に出てきた。
その後ろから
ソフィアが杖を構えて出てくる。
「さっきから、
私の様子をちらちらうかがって、
なんのつもり?」
よしよし
まだ、正体はばれていないな。
俺は杖を構えて、
呪文を唱える。
「クラッシュ!」
さっさと、気絶させよう。
ソフィアの正面で
爆発が起きる。
「ずいぶん、魔力が強いのね・・・?」
ソフィアは自身にシールドをはって
俺の攻撃を防いだ。
「まあ、天才なんでな。」
さて、どうしようか。
俺が杖を持ち直した時、
ミィナが俺に向かって言った。
「ええ、、
なんか
アイザイアっぽい、、、?」
なんでミィナ(過去)が気づくんだよ・・・。
タイムトラベルしてきた方のミィナは
全然気が付かなかったぞ、、、?
「誰だよ、アイザイアって。」
とりあえず、
そう言ってごまかしてみる。
最悪ミィナ(過去)にばれても
ソフィアにばれなければいい。
「確かに魔力の形が、
アイザイア様に似ているわ、、、!」
と、ソフィアが言う。
あーあ、、、。
「人違いではないか、、、?」
「いいえ!
よくみれば見るほど、
アイザイア様な気がするわ!」
「うんうん!
なんとなく、よくわかんないけど
アイザイアな気がする!!」
ミィナ(過去)も俺を指さして
言った。
なんにもわかってないんじゃねぇか!
「さあ、正体を明かして!
アイザイア!」
とミィナ(過去)が偉そうに言う。
なんでミィナ(過去)がそっち側なんだよ!
「ああ、そうだよ。俺がアイザイアだ、、、!」
まさかこんな感じでばれるとは、
予想外だったよ、、、。
ソフィアとミィナは顔を見合わせた。
「アイザイア!」
「アイザイア様!!」
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