モブ喰い勇者 ~美少女ヒロイン? いえ、興味ありません~

布施鉱平

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地球に残された少女

第二十六話、抱きしめ合うふたり

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「優さまぁ……ぐすっ、優さまぁ……」

 夕日が差し込む教室の中で、裕子はしっかりと優の体を抱きしめていた。

 優の匂い、優の暖かさ、優の細マッチョな肉体。

 それに包まれているだけで、この一年で傷ついた心が癒やされていくのを感じていた。

「ごめんね、裕子。帰ってくるのが遅くなって」

 頭上から、優の声が降ってくる。

 ずっとずっと、待ち望んでいた声だ。

「……どこへ、行かれていたのですか……?」

 優の体にしがみついたまま、裕子は尋ねた。
 
「異世界に、勇者として召喚されていたんだよ」

 優が答える。

 それは、どう考えてもありえない、荒唐無稽な答えだった。

 普通の人間であれば、馬鹿にされたと思って憤慨するか、もしくはまともに答えるつもりがないのだと思って呆れかえるだろう。

「! そうだったのですか……」

 だが裕子は、それを信じた。

 というより、むしろその答えに納得した。

 なぜなら、いつ呼び出されても優の所に向かえるよう渡されていた超高性能GPS(軍仕様)から、ある日突然優の反応が消えたからだ。

 水中に落としても、トラックに轢かれても壊れないほど頑丈なものだったので、裕子はそのことをずっとおかしいと思っていた。

 それに、優が鍵のかかった教室にいきなり現れたことや、なぜか少年漫画の主人公みたいな格好をしていることも『異世界』というファンタジーなものが存在しているなら不思議ではない。

「大丈夫……だったのですか? お怪我などは、されていないのですか?」

 体を離し、裕子は心配そうな顔で優を見上げた。

「もちろんだよ。魔王はサクッと倒したんだけど、帰ってくる方法を見つけるのに手間取ってしまってね。…………寂しかっただろう?」
「あっ……♡」

 優の手が、裕子のむき出しになった尻タブをギュッと握りしめる。

「さ、寂しかった……です……っ♡」

 触れられた部分から、全身に快感の波が走っていく。

 久しぶりに味わうその感覚に声を震わせながら、裕子は自らの心情を伝えた。

「優さまがいなくなってから……んっ♡ ずっと、ずっと、寂しかった、です……っ♡」
「そう……ごめんね、裕子」
「い、いえっ、ゆ、優さまが謝ることなんて、なにも……ひぅっ♡」

 尻を掴んでいた指がアナルの周囲をなぞるように動き、裕子は息を飲んだ。

「あっ、だ、だめです、優さま……っ♡ そこは、今日はまだ綺麗にしてなくて……♡」
「大丈夫だよ、裕子。〈清浄化クリーン〉」
「んぅ……っ♡」

 ずぬっ、と裕子のアナルに指先を差し込んだ優が、腸内を清潔な状態にする魔術(本来の用途ではない)を唱える。

 すると、最近少々便秘気味だった裕子の腹部から、膨満感や重苦しさがスッと消えて無くなった。

「優さま、今のは……?」
「魔術だよ、裕子。向こうの世界で学んできたんだ」
「魔術……すごいです、優さま」

 容姿端麗にして文武両道な優が、さらに魔術まで使えるようになったことを知り、裕子は感嘆の瞳を優に向ける。
 
「裕子、舌を出して」
「はい……んっ」

 優に命じられ、裕子は素直に舌を出した。

 すると優は、アナルをいじっているのとは逆の指で裕子の舌に触れ、

「〈回復ヒール〉」

 回復魔術によって、舌に付いた噛み跡を治療した。

 そして、傷が残っていないかを確認するように顔を近づけると……

「じゅるっ、ちゅっ、ちゅるるっ」
「……っ!♡ んっ、ふっ、ちゅぶ……っ♡」

 そのまま裕子の舌に吸い付き、自らの舌を絡めていった。

 一年ぶりのディープキスに、裕子の脳内に麻薬にも似た快楽物質が精製される。

 それは瞬く間に全身を駆け巡り、乳首を硬く勃起させ、クリトリスを充血させ、したたるほどの愛液を膣内に分泌させた。
 
「れるっ、ちゅっ、ちゅるっ……」
「んちゅっ、んむっ、ちゅっ、ちゅっ……♡」

 優から送り込まれる唾液を飲み込むたび、裕子の心が幸せに満たされていく。
 母乳を与えられた赤ん坊のように、裕子は夢中で優の舌に吸い付き、甘さすら感じる唾液を飲み干していった。

「ちゅっ、じゅる……ちゅぽっ」
「んぁっ、はっ、はっ、優さまぁ……♡」

 唇が離れ、ふたりの舌が透明な唾液の糸で繋がる。

 裕子は蕩けた顔でその糸が切れて落ちるのを見たあと、自然な動きでその場にひざまずいた。
 そして、口でズボンのチャックを下げようとして……戸惑った。

 優のズボンに、チャックが存在しなかったからだ。

「ふふふ……ごめんね、裕子。向こうの世界の服だから、チャックがないんだよ」
「はぁ……っ♡ はぁ……っ♡ はぁ……っ♡」

 裕子が、どうしたらいいのか尋ねるように、荒い息を吐きながら優の顔を見上げる。

 目の前のチンポは、すでにズボンの布地を押し上げて勃起しているのだ。

 はやく解放してあげないと可哀想だし、ディープキスのあとはディープスロートフェラをするように躾られた裕子の口が、舌が、喉が、切実に優のチンポの味を求めていた。

「ふふふ……いい子だね、裕子」
「あ……っ♡」 

 頭を撫でられ、その感触に裕子はうっとりと目を閉じた。

 嬉しい。

 優に撫でられるのが、優に褒められるのが、泣きたくなるくらいに嬉しい。

「ちゃんと僕の言いつけを覚えていたご褒美をあげるよ。……さぁ、目を開けてごらん」

 優にうながされ、裕子はうっすらと目を開いた。

 するとそこには……

「……っ!!♡♡」

 ギンギンに反り返り、先端から先走りを滲ませた、あまりにも逞しい優のチンポがそびえ立っていた。

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