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再び、異世界の勇者
第三十三話、勇者は光とともに
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────カチッ、カチッカチッ……
グレースがユウに呪いをかけてから、約三時間後。
薄暗い小屋の中には、彼女が指で股間をかき回す水音では無く、歯で爪を噛む硬質な音が響いていた。
(……どうして…………っ)
唇に挟んだ指をふるふると震わせながら、グレースは焦燥を募らせる。
いくら何でも遅すぎた。
ユウは転移魔術を使えるのだから、本来であれば自分に呪いを放ったグレースの居場所を特定した瞬間、彼女の目の前に現れてもおかしくは無い。
だと言うのに、すでに三時間が経過しているのだ。
初めは『ユウに会える』と期待に胸を膨らませていたグレースだったが、今やその期待は不安に、興奮は恐怖にと変わっていた。
(どうして、ユウ様は現れないの……っ、どうして……っ!)
部屋の中をうろうろと彷徨き回りながら、グレースは爪を噛み続ける。
ユウが現れない理由。
それを考えれば考えるほど、自分にとって最悪の想像しか思い浮かばないからだ。
ユウとの実力差を考えれば、グレースを恐れて二の足を踏んでいる、と言うことはないだろう。
またグレースを泳がせて、ユウを呪うよう依頼した人間を探そうとしているのだとも考えづらい。
そんな面倒なことをせずとも、捕らえて尋問すればいいだけの話だからだ。
だとすれば、考えられる可能性はただ一つ。
ユウは、グレースの事を相手にする価値も無い存在だと考え、放置する事に決めたのではないだろうか。
「…………っ」
爪を深く噛みすぎたのか、口内に血の味が広がる。
だが、その痛みを気にかける余裕も、グレースには残っていなかった。
ユウに会える。
それだけが希望だったのだ。
薄暗い小屋に閉じ込められ、人の醜い部分ばかりを見せつけられてきた人生において、ユウという存在だけが彼女の『光』だったのだ。
「…………ヒッ、ヒヒッ……」
血の滴る指先を口から離し、グレースは笑みを漏らした。
それは自虐的なものでも、他人をあざ笑うものでも、孤独を紛らわせる為のものでもない。
ただひたすらに、空虚な笑みだった。
グレースは顔を上げ、感情を失った瞳を一点に向ける。
視線の先にあるのは、外へと繋がる扉だ。
その扉から一歩でも先に進めば、母親からかけられた呪いによって、グレースは全身から血を吹き出して死ぬことになる。
グレースにとって恐怖の象徴とも言える扉であり────そして今は、この絶望から逃れる為の希望の扉であった。
「…………」
ふらふらと、グレースは扉に向かって歩いて行く。
もうこれ以上、生きていたくなかった。
一刻も早く、この苦しみから解放されたかった。
一歩、また一歩、グレースは凄惨な死へと歩みを進めていく。
そして、彼女の白く細い手がドアノブに触れようと伸ばされた、その瞬間────
ギィィィィィィ……
扉は、まるでグレースの手から逃れるかのように、外に向かって開かれていった。
「…………あっ」
グレースは顔を上げ、眩しさに目を細める。
それは、あり得ないことだった。
母がかけた強力な呪いの副作用によって、グレースの住む小屋は内と外を遮断する暗闇の結界に包まれていたはずなのだ。
それなのに今、彼女の病的なまでに白い肌は、扉の外から差し込む日の光によって照らされている。
「……どう、して」
困惑しながらも、グレースは次第に眩さに慣れてきた目で、扉のあった場所を見つめた。
するとそこに、誰かが立っていた。
逆光のため黒く塗りつぶされているが、グレースよりも頭一つは背が高く、細身の体格を持つ人影だ。
「……っ」
驚き、息を飲んだグレースが後退ると、その分だけ人影は距離を詰めてきた。
二歩、三歩……
グレースが退がる分だけ、人影は前に進んでくる。
そして、
ギィィィィィ…………バタンッ
完全に室内に入り込んだ人影が、後ろ手に扉を閉めた。
小屋の中に、慣れ親しんだ薄闇が戻ってくる。
「……あっ……あぁっ……」
だが、逆光が失われたことにより顕わになった人影の正体に、グレースは目を見開いて驚愕し、床に腰を落とした。
なぜなら────
「やあ、グレース。こんにちは」
そこに立っていたのは、彼女が待ち望んでいた『勇者ユウ』その人だったのだから。
◇
「やあ、グレース。こんにちは」
「あっ……こ、こんに、ちは……」
思考を整理する間もないままユウに話しかけられ、グレースは反射的に挨拶を返した。
「大丈夫かい? 驚かせてごめんね。立つことは出来る?」
「あっ……」
ユウに言われ、そこで初めてグレースは自分が床に座り込んでいることに気づく。
慌てて立ち上がろうとするが、手も脚も震えて力が入らず、自力で立ち上がることは出来そうにもない。
「ふふっ、腰が抜けちゃったのかい? なら……」
「…………っ!?」
そして次にユウが取った行動に、グレースは声も出ないほどの驚きと衝撃を受けることになる。
なんとユウは、グレースが自力では立ち上がれないと見て取るや、素早く近づいて体の下に手を差し込むと、そのまま持ち上げてしまったのだ。
世に言う、『お姫様抱っこ』というやつである。
「これで落ち着いて話が出来るね」
「あっ……あの、あっ、あっ……」
「どこかに座って話したいんだけど、そこの椅子を使ってもいいかい?」
「えっ、あっ……」
「借りるね」
会話と言うにはあまりにも一方的な会話が繰り広げられ、グレースを胸元に抱えたまま、ユウは椅子に腰掛けた。
「さて……グレース。僕が何をしに来たか、分かってるかい?」
「……ひっ」
息が掛かるような距離で尋ねられ、グレースは息を飲む。
グレースを殺しに、もしくは捕縛しに来たはずのユウの口調があまりにも優しく、その顔に笑みが浮かんでいたから────ではない。
グレースを抱き上げているユウの手が、いきなり尻をさわさわとまさぐってきたからである。
「僕はね、グレース。君に罰を与えに来たんだ」
「あっ、んっ……ふぅんっ、んっ……」
そして笑顔を浮かべたまま尻をまさぐり続けながら、そんなことを言ってくる。
罰を与えるというユウの言葉。
それにはグレースも同感だ。
何人もの人間を呪い、苦しめ、殺してきた自分には、相応の報いがあってしかるべきだと思っている。
だから、ユウに斬り殺されることも、母親にかけられた呪いによって血を吹き出しながら死ぬことも覚悟していたし、むしろそれを望んですらいた。
……だが今は、明らかにそういう雰囲気では無い。
「どうしようかなぁ……このまま抱き潰してもいいけど、それもマンネリだし……」
「ひぁっ!? んっ、あっ、あっ、あぁっ……!」
ローブの下に手を侵入させ、グレースの薄い尻肉や細い太ももの上を滑らせながら、ユウがとんでもないことを言い出す。
その言葉を理解することはおろか、まともに思考をするだけの余裕も、グレースには無かった。
初めて他人の手から……それも、密かに憧れていたユウから与えられる性的な快楽に、ただ身もだえ、喘ぎ声で喉を震わせるばかりだ。
「……感じやすいんだね、グレース。まだ肌に触れただけなのに、こんなに反応して……。このままだとローブが汚れちゃうかもしれないから、脱いじゃおうか」
「あっ、あぁっ……!」
反論も抵抗も、する暇などなかった。
あっというまに裸に剥かれて貧相な肉体が晒され、グレースは悲痛な声を上げる。
目に涙が滲み、足や腰がガクガクと震えるが、それが恐怖からくるものなのか、それとも羞恥からくるものなのかも、よく分からなくなっていた。
感情という感情が頭の中で混ざり合い、グレースの思考をさらなる混乱へと導いていく。
だが……
「綺麗だよ、グレース」
「……っ!? ~~~~~~~っ!!?♡♡」
耳元でそう囁かれた瞬間、グレースの頭の中で強烈な光が爆発した。
その光はぐちゃぐちゃになった感情をまっ白に塗りつぶし、混乱する思考を押し流し、一瞬の時間差を置いて全身を駆け巡る。
それは、生まれて初めて褒められた喜びと、それによる深い絶頂が生み出したもの……
母親に植え付けられた劣等感という呪縛からグレースを解放する、『性なる光』であった。
「ふふふ……可愛いね、グレース。君は本当に可愛い」
「~~~~っ!♡(ビクッ) ~~~~っ!!♡♡(ビクッ、ビクッ)」
褒められるたびに頭の中で光が弾け、何度もグレースを絶頂に導いていく。
そんなグレースを見下ろしながら、
「おかげで、君に与える罰をどうするか、やっと決まったよ。グレース……」
ユウはそう呟くと、顔に浮かべていた笑みを更に深めたのだった。
グレースがユウに呪いをかけてから、約三時間後。
薄暗い小屋の中には、彼女が指で股間をかき回す水音では無く、歯で爪を噛む硬質な音が響いていた。
(……どうして…………っ)
唇に挟んだ指をふるふると震わせながら、グレースは焦燥を募らせる。
いくら何でも遅すぎた。
ユウは転移魔術を使えるのだから、本来であれば自分に呪いを放ったグレースの居場所を特定した瞬間、彼女の目の前に現れてもおかしくは無い。
だと言うのに、すでに三時間が経過しているのだ。
初めは『ユウに会える』と期待に胸を膨らませていたグレースだったが、今やその期待は不安に、興奮は恐怖にと変わっていた。
(どうして、ユウ様は現れないの……っ、どうして……っ!)
部屋の中をうろうろと彷徨き回りながら、グレースは爪を噛み続ける。
ユウが現れない理由。
それを考えれば考えるほど、自分にとって最悪の想像しか思い浮かばないからだ。
ユウとの実力差を考えれば、グレースを恐れて二の足を踏んでいる、と言うことはないだろう。
またグレースを泳がせて、ユウを呪うよう依頼した人間を探そうとしているのだとも考えづらい。
そんな面倒なことをせずとも、捕らえて尋問すればいいだけの話だからだ。
だとすれば、考えられる可能性はただ一つ。
ユウは、グレースの事を相手にする価値も無い存在だと考え、放置する事に決めたのではないだろうか。
「…………っ」
爪を深く噛みすぎたのか、口内に血の味が広がる。
だが、その痛みを気にかける余裕も、グレースには残っていなかった。
ユウに会える。
それだけが希望だったのだ。
薄暗い小屋に閉じ込められ、人の醜い部分ばかりを見せつけられてきた人生において、ユウという存在だけが彼女の『光』だったのだ。
「…………ヒッ、ヒヒッ……」
血の滴る指先を口から離し、グレースは笑みを漏らした。
それは自虐的なものでも、他人をあざ笑うものでも、孤独を紛らわせる為のものでもない。
ただひたすらに、空虚な笑みだった。
グレースは顔を上げ、感情を失った瞳を一点に向ける。
視線の先にあるのは、外へと繋がる扉だ。
その扉から一歩でも先に進めば、母親からかけられた呪いによって、グレースは全身から血を吹き出して死ぬことになる。
グレースにとって恐怖の象徴とも言える扉であり────そして今は、この絶望から逃れる為の希望の扉であった。
「…………」
ふらふらと、グレースは扉に向かって歩いて行く。
もうこれ以上、生きていたくなかった。
一刻も早く、この苦しみから解放されたかった。
一歩、また一歩、グレースは凄惨な死へと歩みを進めていく。
そして、彼女の白く細い手がドアノブに触れようと伸ばされた、その瞬間────
ギィィィィィィ……
扉は、まるでグレースの手から逃れるかのように、外に向かって開かれていった。
「…………あっ」
グレースは顔を上げ、眩しさに目を細める。
それは、あり得ないことだった。
母がかけた強力な呪いの副作用によって、グレースの住む小屋は内と外を遮断する暗闇の結界に包まれていたはずなのだ。
それなのに今、彼女の病的なまでに白い肌は、扉の外から差し込む日の光によって照らされている。
「……どう、して」
困惑しながらも、グレースは次第に眩さに慣れてきた目で、扉のあった場所を見つめた。
するとそこに、誰かが立っていた。
逆光のため黒く塗りつぶされているが、グレースよりも頭一つは背が高く、細身の体格を持つ人影だ。
「……っ」
驚き、息を飲んだグレースが後退ると、その分だけ人影は距離を詰めてきた。
二歩、三歩……
グレースが退がる分だけ、人影は前に進んでくる。
そして、
ギィィィィィ…………バタンッ
完全に室内に入り込んだ人影が、後ろ手に扉を閉めた。
小屋の中に、慣れ親しんだ薄闇が戻ってくる。
「……あっ……あぁっ……」
だが、逆光が失われたことにより顕わになった人影の正体に、グレースは目を見開いて驚愕し、床に腰を落とした。
なぜなら────
「やあ、グレース。こんにちは」
そこに立っていたのは、彼女が待ち望んでいた『勇者ユウ』その人だったのだから。
◇
「やあ、グレース。こんにちは」
「あっ……こ、こんに、ちは……」
思考を整理する間もないままユウに話しかけられ、グレースは反射的に挨拶を返した。
「大丈夫かい? 驚かせてごめんね。立つことは出来る?」
「あっ……」
ユウに言われ、そこで初めてグレースは自分が床に座り込んでいることに気づく。
慌てて立ち上がろうとするが、手も脚も震えて力が入らず、自力で立ち上がることは出来そうにもない。
「ふふっ、腰が抜けちゃったのかい? なら……」
「…………っ!?」
そして次にユウが取った行動に、グレースは声も出ないほどの驚きと衝撃を受けることになる。
なんとユウは、グレースが自力では立ち上がれないと見て取るや、素早く近づいて体の下に手を差し込むと、そのまま持ち上げてしまったのだ。
世に言う、『お姫様抱っこ』というやつである。
「これで落ち着いて話が出来るね」
「あっ……あの、あっ、あっ……」
「どこかに座って話したいんだけど、そこの椅子を使ってもいいかい?」
「えっ、あっ……」
「借りるね」
会話と言うにはあまりにも一方的な会話が繰り広げられ、グレースを胸元に抱えたまま、ユウは椅子に腰掛けた。
「さて……グレース。僕が何をしに来たか、分かってるかい?」
「……ひっ」
息が掛かるような距離で尋ねられ、グレースは息を飲む。
グレースを殺しに、もしくは捕縛しに来たはずのユウの口調があまりにも優しく、その顔に笑みが浮かんでいたから────ではない。
グレースを抱き上げているユウの手が、いきなり尻をさわさわとまさぐってきたからである。
「僕はね、グレース。君に罰を与えに来たんだ」
「あっ、んっ……ふぅんっ、んっ……」
そして笑顔を浮かべたまま尻をまさぐり続けながら、そんなことを言ってくる。
罰を与えるというユウの言葉。
それにはグレースも同感だ。
何人もの人間を呪い、苦しめ、殺してきた自分には、相応の報いがあってしかるべきだと思っている。
だから、ユウに斬り殺されることも、母親にかけられた呪いによって血を吹き出しながら死ぬことも覚悟していたし、むしろそれを望んですらいた。
……だが今は、明らかにそういう雰囲気では無い。
「どうしようかなぁ……このまま抱き潰してもいいけど、それもマンネリだし……」
「ひぁっ!? んっ、あっ、あっ、あぁっ……!」
ローブの下に手を侵入させ、グレースの薄い尻肉や細い太ももの上を滑らせながら、ユウがとんでもないことを言い出す。
その言葉を理解することはおろか、まともに思考をするだけの余裕も、グレースには無かった。
初めて他人の手から……それも、密かに憧れていたユウから与えられる性的な快楽に、ただ身もだえ、喘ぎ声で喉を震わせるばかりだ。
「……感じやすいんだね、グレース。まだ肌に触れただけなのに、こんなに反応して……。このままだとローブが汚れちゃうかもしれないから、脱いじゃおうか」
「あっ、あぁっ……!」
反論も抵抗も、する暇などなかった。
あっというまに裸に剥かれて貧相な肉体が晒され、グレースは悲痛な声を上げる。
目に涙が滲み、足や腰がガクガクと震えるが、それが恐怖からくるものなのか、それとも羞恥からくるものなのかも、よく分からなくなっていた。
感情という感情が頭の中で混ざり合い、グレースの思考をさらなる混乱へと導いていく。
だが……
「綺麗だよ、グレース」
「……っ!? ~~~~~~~っ!!?♡♡」
耳元でそう囁かれた瞬間、グレースの頭の中で強烈な光が爆発した。
その光はぐちゃぐちゃになった感情をまっ白に塗りつぶし、混乱する思考を押し流し、一瞬の時間差を置いて全身を駆け巡る。
それは、生まれて初めて褒められた喜びと、それによる深い絶頂が生み出したもの……
母親に植え付けられた劣等感という呪縛からグレースを解放する、『性なる光』であった。
「ふふふ……可愛いね、グレース。君は本当に可愛い」
「~~~~っ!♡(ビクッ) ~~~~っ!!♡♡(ビクッ、ビクッ)」
褒められるたびに頭の中で光が弾け、何度もグレースを絶頂に導いていく。
そんなグレースを見下ろしながら、
「おかげで、君に与える罰をどうするか、やっと決まったよ。グレース……」
ユウはそう呟くと、顔に浮かべていた笑みを更に深めたのだった。
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30話まで読み終えました。
面白いです!
闇を抱えたグレースという更に強烈なキャラクターが出てきて目が離せなくなりました。
更新は大変だと思いますが、次を楽しみにしています。
ありがとうございます。
ひさおさん、感想ありがとうございます。
ちょっと重めのキャラが出てきましたが……基本はコメディなんですよねぇ……
というわけで、話自体はそれほど重くはならないと予想されますです。
ユウがなんとかしてくれるはず。
最高(*´∀`)b
ありがとうございます。
次話も頑張りまっす。
再開キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
れんさん、感想ありがとうございます。
しばらく放置していて申し訳ありませんでした。
今度は完結まで持って行きたいな~