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4,ミカエラの恋
思惑
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あの、目の前で消えていく黒い魔物たちを見たときの驚きは忘れることができない。
夏至の日以来の、絶望的な気分さえ消えていくのではないかと思われた。――長い緊張と恐怖、圧し掛かる重圧に押しつぶされそうだったミカエラにとって、シウリンはまさしく希望そのものだった。
――彼さえ側にいてくれれば、もう、魔物の影に怯えることもないのだ。
ミカエラ以外の城の重鎮たちも皆、同じことを考えているのか、あの日、魔物退治を終えて城に戻ってから、ミカエラも加えて重鎮たちは密かに会合を持った。
『やはり、彼が金の龍騎士に間違いない』
辺境伯の執務室で、シュテファンをはじめとする、代々の伯に仕えてきた重鎮の家柄の聖騎士が数人。
『――妻がソリスティアにいると言うことは、つまり〈聖婚〉の――』
『だが、総督の名はシウリンではなかったように思うがな』
老騎士が一人、首を傾げたが、もとより聞き慣れない東の人名で、彼らには覚えにくい名前だった。
『それに――ナキアから入る情報では、総督は今、帝都にいるらしいぞ?』
夏至の日以来、ガルシア領からは何度も使者を送り、救援を要請している。満足な返事は未だかつてないが、それでも、ナキアからの情報には注目していた。
『そうそう、北の、ルートガー辺境伯領でも結界は破れたらしい』
『なんと、やはり女王の空位が――』
『それがよ、イフリート公爵は〈聖婚〉の皇子が贋者で、天と陰陽の怒りを買ったために、結界が破れたのだと抜かしておるとか』
『そんな馬鹿な!〈聖婚〉はあくまで〈聖婚〉で、女王の結界と関係するはずない!』
最近入った情報は、イフリート公爵が〈禁苑〉からの離脱を宣言し、〈禁苑〉から破門されたという、極めて不穏なものであった。
『此度の〈聖婚〉は、聖剣まで出現した〈聖剣の大婚〉であったと言うが、やはりあの剣がそうであろうか?』
白髪の混じる髭を扱きながら、別の騎士が言う。
『だとすれば、やはりシウリンが、〈聖婚〉の皇子ということになりますね』
シュテファンも頷く。アクシデントがあって、砂漠の向こうの神殿跡に転移してしまい、歩いて戻らざるを得なくなったと言っていた。カンダハルより東の情勢はほとんど入って来ないのだが、東の帝都では騒乱が起きたとかいう噂もあり、それ絡みで不測の事態が起きたということなのか。
『彼には〈王気〉もあるし、彼が贋の皇子なんてことはあり得ないわ。金の龍種がこんな女王国の西の果てに来るなんてこと、天と陰陽の思し召しとしか思えない』
ずっと黙っていたミカエラが、シウリンの美しい金色の〈王気〉の光を想い浮かべ、ウットリと顔を赤らめる。
『この地に、残ってくださればいいのに――』
誰に言うともなく、ぽつりと呟くミカエラに、だが老騎士たちも同意する。
『たしかに、あの騎士がわが領に残ってくれれば、魔物の脅威に怯えなくともすみます』
『ミカエラ様の婿になってもらえば、必ずや強い魔力を持つ跡継ぎを生んでくれましょう』
そんなことを言い出した老騎士たちに、恋心を読まれたように感じて、ミカエラが俯いた。
『ですが、彼はソリスティアの妻のもとに急いで帰ると――』
シュテファンが懸念を表明すると、老騎士が言う。
『〈王気〉がある以上、龍種なのであろう。姫の夫君として文句はないし、それほどの身分の男であれば、妻が一人ということはあるまい』
老騎士たちもシュテファンも、ミカエラを上から下までじっと見る。
『もし真実、〈聖婚〉の皇子であるとすれば、奥方は女王家のアデライード姫ということか』
『さよう、母御のユウラ女王は絶世の美女と聞いておる。とすればかの姫も相当に――』
ミカエラは絶世の美女とまでは言えないが、このような鄙びた場所に暮らすのは惜しいと、常々言われるほど、周辺では美しいと評判だった。何よりも、辺境伯家の跡取りとして、この三年、立派に役割を果たしてきたのだ。
『アデライード姫も要は、レイノークス辺境伯の令嬢で、その意味では我らが姫と身分に大きく差があるわけではない。今は頑なにソリスティアに帰ろうとしているが、姫君がうまく篭絡すれば、かの騎士をこの地に留める道も開けよう。――わがガルシア領の未来のためにも、この機会を逸することはできぬ』
『千載一遇の好機ではあるな』
『さよう、さよう』
城の古老たちの願いは、要するに、シウリンにはただ単に魔物の攘うだけでなく、ミカエラの婿となって強い魔力を持つ跡継ぎをこの地に与えて欲しいという、極めて切実なるものであった。
ナキアの貴族社会と隔絶されているガルシア辺境伯家は、魔力の強い貴種との婚姻が困難で、ここ数代、当主やそれに連なる者の魔力の減退が問題となっていた。ミカエラはそこそこの魔力量があるために、フェルディナンドは息子アルフォンソの妻に迎え、魔力の強い子を得たいと思ったのだ。――だが、フェルディナンドもアルフォンソも亡き今となっては、婿を領外より迎える以外にない。たまたま領内にやってきた龍種らしき騎士なんて、最高の婿候補だ。――たとえ彼に妻がいたとしても、この社会は一夫多妻が習いである。何としても、婚姻を彼に承知させろと、ミカエラに詰め寄ったのだ。
ミカエラとて、結婚相手がシウリンのような人であれば嬉しいし、彼の子であれば、その子もまた金の〈王気〉と強い魔力を持つであろうから、それを得られれば言うことはない。
だが問題は、ミカエラには男を口説いた経験もなく、またシウリンの方は一日も早く、妻の元に帰りたそうにしている。
とにかく、色仕掛けでも何でも説得しろ、と言いくるめられ、ミカエラはシウリンと交渉し、彼のために日持ちのする固焼きのパンを焼き、粒麺(クスクス)を新たに作るのに時間がかかる、少し痛んだ彼の長靴も修理するのに数日欲しい、彼のマントも、いくつかの綻びを繕わなければならないからと、適当な理由をでっちあげ、無理に数日の滞在をもぎ取った。
この短い滞在中にシウリンとの距離を縮め、ミカエラの魅力に落とさなければならないのだ。
だが昨日、今日とミカエラはシウリンを遠くから見つめることしかできていない。
なんとか、機会を作らなければ――。
夏至の日以来の、絶望的な気分さえ消えていくのではないかと思われた。――長い緊張と恐怖、圧し掛かる重圧に押しつぶされそうだったミカエラにとって、シウリンはまさしく希望そのものだった。
――彼さえ側にいてくれれば、もう、魔物の影に怯えることもないのだ。
ミカエラ以外の城の重鎮たちも皆、同じことを考えているのか、あの日、魔物退治を終えて城に戻ってから、ミカエラも加えて重鎮たちは密かに会合を持った。
『やはり、彼が金の龍騎士に間違いない』
辺境伯の執務室で、シュテファンをはじめとする、代々の伯に仕えてきた重鎮の家柄の聖騎士が数人。
『――妻がソリスティアにいると言うことは、つまり〈聖婚〉の――』
『だが、総督の名はシウリンではなかったように思うがな』
老騎士が一人、首を傾げたが、もとより聞き慣れない東の人名で、彼らには覚えにくい名前だった。
『それに――ナキアから入る情報では、総督は今、帝都にいるらしいぞ?』
夏至の日以来、ガルシア領からは何度も使者を送り、救援を要請している。満足な返事は未だかつてないが、それでも、ナキアからの情報には注目していた。
『そうそう、北の、ルートガー辺境伯領でも結界は破れたらしい』
『なんと、やはり女王の空位が――』
『それがよ、イフリート公爵は〈聖婚〉の皇子が贋者で、天と陰陽の怒りを買ったために、結界が破れたのだと抜かしておるとか』
『そんな馬鹿な!〈聖婚〉はあくまで〈聖婚〉で、女王の結界と関係するはずない!』
最近入った情報は、イフリート公爵が〈禁苑〉からの離脱を宣言し、〈禁苑〉から破門されたという、極めて不穏なものであった。
『此度の〈聖婚〉は、聖剣まで出現した〈聖剣の大婚〉であったと言うが、やはりあの剣がそうであろうか?』
白髪の混じる髭を扱きながら、別の騎士が言う。
『だとすれば、やはりシウリンが、〈聖婚〉の皇子ということになりますね』
シュテファンも頷く。アクシデントがあって、砂漠の向こうの神殿跡に転移してしまい、歩いて戻らざるを得なくなったと言っていた。カンダハルより東の情勢はほとんど入って来ないのだが、東の帝都では騒乱が起きたとかいう噂もあり、それ絡みで不測の事態が起きたということなのか。
『彼には〈王気〉もあるし、彼が贋の皇子なんてことはあり得ないわ。金の龍種がこんな女王国の西の果てに来るなんてこと、天と陰陽の思し召しとしか思えない』
ずっと黙っていたミカエラが、シウリンの美しい金色の〈王気〉の光を想い浮かべ、ウットリと顔を赤らめる。
『この地に、残ってくださればいいのに――』
誰に言うともなく、ぽつりと呟くミカエラに、だが老騎士たちも同意する。
『たしかに、あの騎士がわが領に残ってくれれば、魔物の脅威に怯えなくともすみます』
『ミカエラ様の婿になってもらえば、必ずや強い魔力を持つ跡継ぎを生んでくれましょう』
そんなことを言い出した老騎士たちに、恋心を読まれたように感じて、ミカエラが俯いた。
『ですが、彼はソリスティアの妻のもとに急いで帰ると――』
シュテファンが懸念を表明すると、老騎士が言う。
『〈王気〉がある以上、龍種なのであろう。姫の夫君として文句はないし、それほどの身分の男であれば、妻が一人ということはあるまい』
老騎士たちもシュテファンも、ミカエラを上から下までじっと見る。
『もし真実、〈聖婚〉の皇子であるとすれば、奥方は女王家のアデライード姫ということか』
『さよう、母御のユウラ女王は絶世の美女と聞いておる。とすればかの姫も相当に――』
ミカエラは絶世の美女とまでは言えないが、このような鄙びた場所に暮らすのは惜しいと、常々言われるほど、周辺では美しいと評判だった。何よりも、辺境伯家の跡取りとして、この三年、立派に役割を果たしてきたのだ。
『アデライード姫も要は、レイノークス辺境伯の令嬢で、その意味では我らが姫と身分に大きく差があるわけではない。今は頑なにソリスティアに帰ろうとしているが、姫君がうまく篭絡すれば、かの騎士をこの地に留める道も開けよう。――わがガルシア領の未来のためにも、この機会を逸することはできぬ』
『千載一遇の好機ではあるな』
『さよう、さよう』
城の古老たちの願いは、要するに、シウリンにはただ単に魔物の攘うだけでなく、ミカエラの婿となって強い魔力を持つ跡継ぎをこの地に与えて欲しいという、極めて切実なるものであった。
ナキアの貴族社会と隔絶されているガルシア辺境伯家は、魔力の強い貴種との婚姻が困難で、ここ数代、当主やそれに連なる者の魔力の減退が問題となっていた。ミカエラはそこそこの魔力量があるために、フェルディナンドは息子アルフォンソの妻に迎え、魔力の強い子を得たいと思ったのだ。――だが、フェルディナンドもアルフォンソも亡き今となっては、婿を領外より迎える以外にない。たまたま領内にやってきた龍種らしき騎士なんて、最高の婿候補だ。――たとえ彼に妻がいたとしても、この社会は一夫多妻が習いである。何としても、婚姻を彼に承知させろと、ミカエラに詰め寄ったのだ。
ミカエラとて、結婚相手がシウリンのような人であれば嬉しいし、彼の子であれば、その子もまた金の〈王気〉と強い魔力を持つであろうから、それを得られれば言うことはない。
だが問題は、ミカエラには男を口説いた経験もなく、またシウリンの方は一日も早く、妻の元に帰りたそうにしている。
とにかく、色仕掛けでも何でも説得しろ、と言いくるめられ、ミカエラはシウリンと交渉し、彼のために日持ちのする固焼きのパンを焼き、粒麺(クスクス)を新たに作るのに時間がかかる、少し痛んだ彼の長靴も修理するのに数日欲しい、彼のマントも、いくつかの綻びを繕わなければならないからと、適当な理由をでっちあげ、無理に数日の滞在をもぎ取った。
この短い滞在中にシウリンとの距離を縮め、ミカエラの魅力に落とさなければならないのだ。
だが昨日、今日とミカエラはシウリンを遠くから見つめることしかできていない。
なんとか、機会を作らなければ――。
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