19 / 27
Act.1
馬車の中(侍従官視点)*
しおりを挟む
婚姻の許可は出ない、というジルベールの発言に、その場はシンと息を飲んだ。
「なんですと?! そんな、何の権限で!」
ギュネ侯爵がカッとなって突っかかるのを制し、ジルベールは羊皮紙のリボンを解いて、するりを広げて見せる。
「こちらが、王太子殿下の教令(命令書)です。署名も印璽も間違いありません」
「結婚は家の事情、王家の干渉もできないはず――」
ギュネ侯爵が怒りに顔を真っ赤にしてなおも食い下がるが、ジルベールは首を振った。騒ぎを聞きつけたラングレー伯爵も部屋にやってきて、異様な状況に目を瞠る。
「……これはいったい……あなたは、ジルベール卿?」
ジルベールは旧知の間柄のラングレー伯爵を見て、頷いてみせる。
「ラングレー伯爵、ご息女のロクサーヌ嬢と、殿下の婚約の内示が出ています。にもかかわらず、ロクサーヌ嬢の姉君の婚姻について、事前に王家に一言の相談もなかった。殿下は大変、ご立腹です」
「そんな……!」
ラングレー伯爵が絶句し、ギュネ侯爵が怒り狂った。
「王太子ごときが、なぜわしの結婚に文句をつける!」
「殿下におかれましては、年老いた義兄など不愉快千万であると」
「なんだと!」
ギュネ侯爵はあまりの言われように地団駄を踏む。
「国王陛下なならばともかく、王太子ごときが――」
「ラングレー伯爵は王太子妃を出す以上、王家の姻戚となります。その責任をあまりに軽くみているようです。王太后陛下も、だからロクサーヌ嬢では頼りないと、王太子妃の選定にも改めて不満を表明なさいました」
「それは――」
反論もできないラングレー伯爵に対し、ジルベールはもう一つの巻物を取り出し、するすると開いて見せる。
「王太后陛下におかれては、アニエス嬢を侍女に召し出すと。王太子殿下は、アニエス嬢の結婚を強行するのであれば、ロクサーヌ嬢との結婚は白紙に戻さざるを得ぬと仰せになりました。至急、王太后宮にアニエス嬢を連れていきます」
一方、ソファに横たわる令嬢は、周囲のやり取りにも反応せず、さっきから苦しげな荒い呼吸を繰り返し、うなされていた。
「何か飲まされているわ」
覗き込んだジルベールの耳元で、ジョアナが囁く。娘の口元から漂う匂いに覚えがあった。
近頃王都で流行し被害の出ている怪しい薬物、王太子周辺が出どころを追っている媚薬の香り。やはり噂通りギュネ侯爵と関わりが――
だが、今はこの娘を王宮に保護するのが先決だ。
ジルベールは思い決めると、毛織のショールでくるんだ意識のない娘を抱き上げる。金茶色の長い髪が散らばる。驚くほど軽く、そして体は熱を持っていた。
「お待ちください、娘をどこに――」
「待て、それはわしの花嫁じゃ!」
ジルベールは慌てふためく父親と年老いた花婿を睨みつけ、宣言した。
「王太后陛下のご命令です! ご令嬢を王太后宮にお連れする! 道を開けよ!」
「待て、勝手なことを! 許さんぞ、者ども――」
ギュネ侯爵があくまで阻もうとするのを、しかしわずかに冷静さを取り戻したラングレ―伯爵が制止した。
「侯爵閣下、ここはひとまず、ご命令に従う以外にございません」
「だが! こんな屈辱、国王陛下に申し上げてきっと痛い目を見せてやる!」
「どうぞ、ご自由に。……陛下のご容態については、ギュネ侯爵の方がよくご存知でしょう」
国王は倒れて病状は悪化の一途をたどっている。それを知るジルベールは余裕の笑みを浮かべ、ギュネ侯爵は悔しそうに顔を歪める。
ジルベールが令嬢を抱えて部屋を出ようとすると、ジョアナが寝台から毛布をもってきて、令嬢の足元を覆った。
「大判のショールでは足が丸見えですわ。未婚のご令嬢ですのに」
怒りのあまり顔色がどす黒くなっているギュネ侯爵と、蒼褪めたラングレー伯爵を振り切り、為すすべもなく見送るだけの使用人たちの前を通り過ぎ、ジルベールは待機していた馬車に乗り込む。馬車の奥で身を潜めていた王太子は、毛布にくるまれた女を見て息を飲み、ひったくるように抱き取る。
「何があった」
「説明は後で、すぐに馬車を出します! ジョアナ!」
うっかり、王太子の手に令嬢を渡してしまって、ジルベールはしまったと思う。王太子は毛布にくるまれた令嬢を抱きしめて離そうとしない。遅れて乗り込んできたジョアナが意外な光景に凍りつく。
王太子はラングレー伯爵の娘と知り合いなのか?
だが、問い詰めている暇はない。すぐに扉を閉め、ピシリと馬の鞭が鳴って、馬車が動き始めた。
「意識がないのか……」
毛布にくるまれた女は睫毛を伏せ、だがさっきから苦しげな呼吸を繰り返し、額には汗が浮いている。発熱して身体が熱く、苦悶の表情で唸っている。
「何か飲まされています。おそらくは例の媚薬を――」
「あれをか!」
王太子もまた、女の口元の匂いを嗅いで、眉を寄せる。王都で最近、乱交パーティーなどで使用され、王宮が出所を追っている催淫性のある薬。
「意識がなくなるなんて、どれだけ飲ませたのだ!」
「効果が出やすくなるように、強い酒に混ぜたのでしょう。修道院育ちということでしたら、酒に慣れていないかもしれません。意識がないのはそのせいと思われます」
「アニエス……」
王太子が愛し気に意識のない女の瞼に口づけるのを見て、ジルベールとジョアナは顔を見合わせる。
「……その……お知り合いなのですか?」
勇気を振り絞ってジョアナが問うが、王太子は端麗な眉を寄せ、首を振った。
「いや……初対面だ」
どう見ても嘘なのだが、それ以上の問いは拒むような雰囲気があった。
「……修道院なら、安全だと思っていたのに……」
「ん……うう……い……うう……」
だが令嬢は苦し気に首を振り、はあはあと荒い息を吐いている。
「解毒薬は――」
王太子の問いに、ジルベールもまた眉を顰める。
「完全な解毒薬はまだありません。飲まされた量にもよりますが、薬を抜いてしまう以外には――」
「どうやって抜く?」
「その……この薬は催淫性が強く感覚も鋭くなります。性的に達してしまえば効果は抜けるので、乱交目的には便利な薬ですが、達しない限り効果が長く続いて、拷問にも使うことがあります。……今はおそらく混ぜた酒のせいで意識がないのでマシでしょうが、酒が切れて意識が戻ったら相当に苦しむことになると――」
ジルベールの応えに、ジョアナが声にならない悲鳴をあげた。
「……あのクソジジイめ……!」
「意識を失っている間に、貞操を奪って囲い込むつもりだったのでしょうが――」
目が覚めた時には老人の妻になっていて、逃れられないということだ。王太子はしばらく考えていたが、意を決したように二人に告げた。
「今から見聞きしたことは忘れろ、いいな?」
「殿下?」
王太子が毛布の下に手を入れ、ごそごそと意識のない女の身体をまさぐる気配に気づき、ジョアナが思わず顔を覆う。
「ふ……ううっ……んっ……んんっ……」
「殿下まさかご自身で……?」
「私以外に誰がいる。ジルベール、目を閉じろ! 早く!」
気づけば隣に座るジョアナがジルベールにぎゅっとしがみついていて、ジルベールも王太子たちから目を背けるようにして、ほとんどジョアナと抱き合うような体勢になる。
「んっ……んんっ……あっあああっ……やあっ……あっ、はあっ、はあっ……」
薄暗い馬車の中に、令嬢の甘い声が響き、ガラガラと疾走する車輪の音のはざまから、わずかに水音のようなものが漏れ聞こえる。
状況が見えないだけに、耳から入る情報があまりに淫靡で、ジルベールは自身の下半身に血が集まるのを感じ、腕の中のジョアナをぎゅっと抱きしめた。
「あっ、あっ……ああっ……はっ……ああああっああ―――――っ」
女が甲高い悲鳴をあげ、はあ、はあと荒い息を吐く。一度では媚薬が抜けていないと判断したのか、王太子は処置を続け、甘い声はさらに続いた。
結局、王太后宮に到着するまでに、女は三度ほど達して、それ以後は呼吸も落ち着き、深い眠りに落ちたらしい。
肩にもたれて眠る女を王太子が愛おしそうに抱きしめ、その長い髪を撫で続ける様子に、ジルベールは踏み込めないものを感じ取って、何も尋ねることができなかった。
「なんですと?! そんな、何の権限で!」
ギュネ侯爵がカッとなって突っかかるのを制し、ジルベールは羊皮紙のリボンを解いて、するりを広げて見せる。
「こちらが、王太子殿下の教令(命令書)です。署名も印璽も間違いありません」
「結婚は家の事情、王家の干渉もできないはず――」
ギュネ侯爵が怒りに顔を真っ赤にしてなおも食い下がるが、ジルベールは首を振った。騒ぎを聞きつけたラングレー伯爵も部屋にやってきて、異様な状況に目を瞠る。
「……これはいったい……あなたは、ジルベール卿?」
ジルベールは旧知の間柄のラングレー伯爵を見て、頷いてみせる。
「ラングレー伯爵、ご息女のロクサーヌ嬢と、殿下の婚約の内示が出ています。にもかかわらず、ロクサーヌ嬢の姉君の婚姻について、事前に王家に一言の相談もなかった。殿下は大変、ご立腹です」
「そんな……!」
ラングレー伯爵が絶句し、ギュネ侯爵が怒り狂った。
「王太子ごときが、なぜわしの結婚に文句をつける!」
「殿下におかれましては、年老いた義兄など不愉快千万であると」
「なんだと!」
ギュネ侯爵はあまりの言われように地団駄を踏む。
「国王陛下なならばともかく、王太子ごときが――」
「ラングレー伯爵は王太子妃を出す以上、王家の姻戚となります。その責任をあまりに軽くみているようです。王太后陛下も、だからロクサーヌ嬢では頼りないと、王太子妃の選定にも改めて不満を表明なさいました」
「それは――」
反論もできないラングレー伯爵に対し、ジルベールはもう一つの巻物を取り出し、するすると開いて見せる。
「王太后陛下におかれては、アニエス嬢を侍女に召し出すと。王太子殿下は、アニエス嬢の結婚を強行するのであれば、ロクサーヌ嬢との結婚は白紙に戻さざるを得ぬと仰せになりました。至急、王太后宮にアニエス嬢を連れていきます」
一方、ソファに横たわる令嬢は、周囲のやり取りにも反応せず、さっきから苦しげな荒い呼吸を繰り返し、うなされていた。
「何か飲まされているわ」
覗き込んだジルベールの耳元で、ジョアナが囁く。娘の口元から漂う匂いに覚えがあった。
近頃王都で流行し被害の出ている怪しい薬物、王太子周辺が出どころを追っている媚薬の香り。やはり噂通りギュネ侯爵と関わりが――
だが、今はこの娘を王宮に保護するのが先決だ。
ジルベールは思い決めると、毛織のショールでくるんだ意識のない娘を抱き上げる。金茶色の長い髪が散らばる。驚くほど軽く、そして体は熱を持っていた。
「お待ちください、娘をどこに――」
「待て、それはわしの花嫁じゃ!」
ジルベールは慌てふためく父親と年老いた花婿を睨みつけ、宣言した。
「王太后陛下のご命令です! ご令嬢を王太后宮にお連れする! 道を開けよ!」
「待て、勝手なことを! 許さんぞ、者ども――」
ギュネ侯爵があくまで阻もうとするのを、しかしわずかに冷静さを取り戻したラングレ―伯爵が制止した。
「侯爵閣下、ここはひとまず、ご命令に従う以外にございません」
「だが! こんな屈辱、国王陛下に申し上げてきっと痛い目を見せてやる!」
「どうぞ、ご自由に。……陛下のご容態については、ギュネ侯爵の方がよくご存知でしょう」
国王は倒れて病状は悪化の一途をたどっている。それを知るジルベールは余裕の笑みを浮かべ、ギュネ侯爵は悔しそうに顔を歪める。
ジルベールが令嬢を抱えて部屋を出ようとすると、ジョアナが寝台から毛布をもってきて、令嬢の足元を覆った。
「大判のショールでは足が丸見えですわ。未婚のご令嬢ですのに」
怒りのあまり顔色がどす黒くなっているギュネ侯爵と、蒼褪めたラングレー伯爵を振り切り、為すすべもなく見送るだけの使用人たちの前を通り過ぎ、ジルベールは待機していた馬車に乗り込む。馬車の奥で身を潜めていた王太子は、毛布にくるまれた女を見て息を飲み、ひったくるように抱き取る。
「何があった」
「説明は後で、すぐに馬車を出します! ジョアナ!」
うっかり、王太子の手に令嬢を渡してしまって、ジルベールはしまったと思う。王太子は毛布にくるまれた令嬢を抱きしめて離そうとしない。遅れて乗り込んできたジョアナが意外な光景に凍りつく。
王太子はラングレー伯爵の娘と知り合いなのか?
だが、問い詰めている暇はない。すぐに扉を閉め、ピシリと馬の鞭が鳴って、馬車が動き始めた。
「意識がないのか……」
毛布にくるまれた女は睫毛を伏せ、だがさっきから苦しげな呼吸を繰り返し、額には汗が浮いている。発熱して身体が熱く、苦悶の表情で唸っている。
「何か飲まされています。おそらくは例の媚薬を――」
「あれをか!」
王太子もまた、女の口元の匂いを嗅いで、眉を寄せる。王都で最近、乱交パーティーなどで使用され、王宮が出所を追っている催淫性のある薬。
「意識がなくなるなんて、どれだけ飲ませたのだ!」
「効果が出やすくなるように、強い酒に混ぜたのでしょう。修道院育ちということでしたら、酒に慣れていないかもしれません。意識がないのはそのせいと思われます」
「アニエス……」
王太子が愛し気に意識のない女の瞼に口づけるのを見て、ジルベールとジョアナは顔を見合わせる。
「……その……お知り合いなのですか?」
勇気を振り絞ってジョアナが問うが、王太子は端麗な眉を寄せ、首を振った。
「いや……初対面だ」
どう見ても嘘なのだが、それ以上の問いは拒むような雰囲気があった。
「……修道院なら、安全だと思っていたのに……」
「ん……うう……い……うう……」
だが令嬢は苦し気に首を振り、はあはあと荒い息を吐いている。
「解毒薬は――」
王太子の問いに、ジルベールもまた眉を顰める。
「完全な解毒薬はまだありません。飲まされた量にもよりますが、薬を抜いてしまう以外には――」
「どうやって抜く?」
「その……この薬は催淫性が強く感覚も鋭くなります。性的に達してしまえば効果は抜けるので、乱交目的には便利な薬ですが、達しない限り効果が長く続いて、拷問にも使うことがあります。……今はおそらく混ぜた酒のせいで意識がないのでマシでしょうが、酒が切れて意識が戻ったら相当に苦しむことになると――」
ジルベールの応えに、ジョアナが声にならない悲鳴をあげた。
「……あのクソジジイめ……!」
「意識を失っている間に、貞操を奪って囲い込むつもりだったのでしょうが――」
目が覚めた時には老人の妻になっていて、逃れられないということだ。王太子はしばらく考えていたが、意を決したように二人に告げた。
「今から見聞きしたことは忘れろ、いいな?」
「殿下?」
王太子が毛布の下に手を入れ、ごそごそと意識のない女の身体をまさぐる気配に気づき、ジョアナが思わず顔を覆う。
「ふ……ううっ……んっ……んんっ……」
「殿下まさかご自身で……?」
「私以外に誰がいる。ジルベール、目を閉じろ! 早く!」
気づけば隣に座るジョアナがジルベールにぎゅっとしがみついていて、ジルベールも王太子たちから目を背けるようにして、ほとんどジョアナと抱き合うような体勢になる。
「んっ……んんっ……あっあああっ……やあっ……あっ、はあっ、はあっ……」
薄暗い馬車の中に、令嬢の甘い声が響き、ガラガラと疾走する車輪の音のはざまから、わずかに水音のようなものが漏れ聞こえる。
状況が見えないだけに、耳から入る情報があまりに淫靡で、ジルベールは自身の下半身に血が集まるのを感じ、腕の中のジョアナをぎゅっと抱きしめた。
「あっ、あっ……ああっ……はっ……ああああっああ―――――っ」
女が甲高い悲鳴をあげ、はあ、はあと荒い息を吐く。一度では媚薬が抜けていないと判断したのか、王太子は処置を続け、甘い声はさらに続いた。
結局、王太后宮に到着するまでに、女は三度ほど達して、それ以後は呼吸も落ち着き、深い眠りに落ちたらしい。
肩にもたれて眠る女を王太子が愛おしそうに抱きしめ、その長い髪を撫で続ける様子に、ジルベールは踏み込めないものを感じ取って、何も尋ねることができなかった。
37
あなたにおすすめの小説
愛された側妃と、愛されなかった正妃
編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。
夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。
連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。
正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。
※カクヨムさんにも掲載中
※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります
※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。
もう無理して私に笑いかけなくてもいいですよ?
冬馬亮
恋愛
公爵令嬢のエリーゼは、遅れて出席した夜会で、婚約者のオズワルドがエリーゼへの不満を口にするのを偶然耳にする。
オズワルドを愛していたエリーゼはひどくショックを受けるが、悩んだ末に婚約解消を決意する。
だが、喜んで受け入れると思っていたオズワルドが、なぜか婚約解消を拒否。関係の再構築を提案する。
その後、プレゼント攻撃や突撃訪問の日々が始まるが、オズワルドは別の令嬢をそばに置くようになり・・・
「彼女は友人の妹で、なんとも思ってない。オレが好きなのはエリーゼだ」
「私みたいな女に無理して笑いかけるのも限界だって夜会で愚痴をこぼしてたじゃないですか。よかったですね、これでもう、無理して私に笑いかけなくてよくなりましたよ」
娼館で元夫と再会しました
無味無臭(不定期更新)
恋愛
公爵家に嫁いですぐ、寡黙な夫と厳格な義父母との関係に悩みホームシックにもなった私は、ついに耐えきれず離縁状を机に置いて嫁ぎ先から逃げ出した。
しかし実家に帰っても、そこに私の居場所はない。
連れ戻されてしまうと危惧した私は、自らの体を売って生計を立てることにした。
「シーク様…」
どうして貴方がここに?
元夫と娼館で再会してしまうなんて、なんという不運なの!
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
王子を身籠りました
青の雀
恋愛
婚約者である王太子から、毒を盛って殺そうとした冤罪をかけられ収監されるが、その時すでに王太子の子供を身籠っていたセレンティー。
王太子に黙って、出産するも子供の容姿が王家特有の金髪金眼だった。
再び、王太子が毒を盛られ、死にかけた時、我が子と対面するが…というお話。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
婚約破棄された令嬢が記憶を消され、それを望んだ王子は後悔することになりました
kieiku
恋愛
「では、記憶消去の魔法を執行します」
王子に婚約破棄された公爵令嬢は、王子妃教育の知識を消し去るため、10歳以降の記憶を奪われることになった。そして記憶を失い、退行した令嬢の言葉が王子を後悔に突き落とす。
過去1ヶ月以内にノーチェの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、ノーチェのすべての番外編を読むことができます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
番外編を閲覧することが出来ません。
過去1ヶ月以内にノーチェの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、ノーチェのすべての番外編を読むことができます。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。