23 / 27
第1章 幼少期
22話 姫視察を終えて
しおりを挟む
[コルラド王国城 城門前]
三人は無事城に戻ってくる。
ソニアは何故か顔がほくほくしていた。
ずっとマイを抱っこしていただけなのだが・・
城門の衛兵が敬礼しながらお出迎え。
『マイ姫様お帰りなさいませ!!』
「ただいま!」
マイがソニアの腕の中から挨拶する。
衛兵達はいつもの通りメロメロだ・・
「マイ姫様、私はここで、隊舎の方に戻ります。
荷物の整理をしないと・・それとマイ姫様が考えてるすばらしい事業計画も整理させてほしいのです。
明日からソニアの隣に移りますので・・」
『え!!セイド移るの!?』
マイとソニアがビックリしている。
「是非!!朝食後の準備の時にすでに異動願いを出しましたから、許可されるかは分かりませんが、
マイ姫様の左手として働きたいのです。
もし叶わないとしたら・・この身を・・」
セイドは急振り向き膝を着く、そして胸の中から短剣を取り出す。
「ちょっと!止めなさい!分かったから!セイドをわたしの側近として取り立てるから!」
「はは!!」
セイドは短剣を置き臣下の礼を取る。
ソニアはやれやれと言う表情でセイドを見ているが、幼馴染と一緒に大好きなマイに仕える事が心なしか嬉しそうに見える。
「でもパパに聞いてからだからね!パパ達が帰って来たらお願いしてみるから、それまではソニアの隣の部屋使っていいよ、一応わたしからも隊長さんに聞いてみるから、それから引っ越ししよ?ね?」
「善処します」
(いやいや!なんでわたしが気を使ってるのよ!!)
マイが何とも言えない表情でいる。
「一つお願いが有るのですがいいでしょうか?」
「うん、ここで話せる事なら・・」
(なんか怖いのよねセイド・・目がマジだし・・)
「マイ姫様はどこまで目指すのでしょうか?
できるのであればこの世界に平和を皆に平和を・・是非そのお手伝いを・・」
(重!!セイドそれは少し荷が!!)
キュっとマイが締め付けられる。
(うん?ソニア?)
マイが恐る恐るソニアを見る。
キラキラした顔でマイを見ながらウンウンと頷いている。
(あー、こっちもか・・)
実は衛兵すらすごい事を聞いていると思い、にこにこしながらもうんうんと頷いている。
「あい、無理しない程度にがんばるね・・」
『はい!!』
ソニア・セイド・衛兵達が盛大に答える。
そして、ソニアとマイは城に入っていく。
(ここってパパの国だよね?頼むならパパだと思うんだけど・・)
マイが一人考え込みながら気付くと部屋の前までソニアに抱っこされ連れて来てもらっていた。
「ソニア、一緒にお風呂入ろ?顔汚しちゃったし」
「はい!!ご褒美です!」
(前までは滅相もみたいな流れだったのに・・最近はめちゃくちゃ喜んでくれるから、私は嬉しいんだけど・・)
コルラドの王城には、お風呂が2つある。
1つ目は王族用、マイが2歳にお風呂と言う物が欲しいとコルラド王に絵を書きおねだりしてから作られた。
大きさはちょっとオーバーサイズになり職人が全力で装飾をし、豪華絢爛になったのは言うまでもない。
2つ目は、マイが王城で働いている人達用にとアイナに頼み作られている。
大きさは2つ目の方が大きく男女に分かれている。
基本ソニアと入る場合はマイが従者用の方に行くのだが、一角だけマイ専用の脱衣場と洗い場が設けられている。
これは配慮と言うか勝手にソニアとマイ信者達が作ってしまっている。
二人はゆっくり湯船に浸かる、夕方の時間は夜のお勤めと昼のお勤めの交代と重なり女性の方が多い。
マイが来ると分かるとみんな孫を扱うようにちやほやする。
若い女性は、自分の子供のように。
これが従者用お風呂の風物詩だ。
マイのお風呂大作戦は閑話で話します。
「姫さま、例の宝石をどう売るのですか?」
ソニアが率直に聞く。
「え~と、まずは事業所を立ち上げるんだけど、何か特別な申請とか要らないみたいだからセイドにやって貰おうかなと、わたしだと何かと問題が起きそうだしね、5歳だとまずいでしょう?」
「歳では無く、姫さまが表に出るのが問題ですから」
「まあ、わたしは気にして無いんだけどな~」
マイが湯船の中で腕組している。
その行動を見て皆ほのぼのしている。
「そうね、セイドにまず工房と契約させて普通の家庭でも気軽に料理出来る様にするのが近々の目標かな、ユリウスに聞いたらこの王都でも台所が有る家庭はまだ少ないって聞いたから、数家族で共有して料理をする事が多いって、陣で作成した物は大きくて高額だもん」
現在王城や貴族達の家にある厨房や台所は大きい為、陣を装飾した機器が置けるのだ。
しかも、出回っている機器は金貨50枚からと高額である。
精霊が好む陣の作成は、技師も少なく精霊によって装飾材料が変わる為高額になるのだ。
しかしマイが作った玉を使うと溜めた物を放出する為、小さく低コストで作れる。
ただマイの事業が普及すると、陣技師達の仕事が減るので陣には陣の良さを最大限活かせる様に研究は一年ほどしたのである。
精霊達に協力してもらう形にすると高火力、低火力の調整や冷やす能力向上等メリットもあるのだ。
これで、お互いの市場を犯す事無く販売できる。
「まずは王都に普及させながら他の領地まで行き渡ればいいかな~販売価格は金貨15枚程で売りたいのよ・・市場の半額なら大分手の届く範囲かな?もっと大量に作れるようになったら金額を下げていくつもりよ」
ソニアはキラキラした目でマイを見ながらブンブンと首を振っている。
何故か他の女性陣も興味深々でマイの近くで聞いていた。
(みんなどうした?ここに居る人は結構身分の高い方達だった様な?お給金足りなのかしら?)
何故みんな興味深々かと言うと、大きい台所はちょっと使いずらかったり、自分の家に設置できるか検討しているのだ。
「まず手始めに皆に使って貰う?試作だけど・・」
『是非!!マイ姫様!!!』
女性用風呂が一気に沸き立つ。
男性用風呂ではビックリした声が聞こえる。
(お風呂場で騒いではいけません皆さん・・)
と思いつつも騒ぐ女性陣の力に圧倒されるマイであった。
やっとの思いで脱出しソニアがテキパキとマイを乾かし着替えさせ食堂にマイと向かう。
「ソニア今日は一日ずっと一緒だったね~楽しかった~」
「はい!私はご褒美だらけでした・・」
二人は話しながら、笑いながら一日を過ごすのだった。
食事も美味しく頂きそしてレウスと寝るまでマイは今日一日楽しかったーと思いながら眠りにつくのであった。
三人は無事城に戻ってくる。
ソニアは何故か顔がほくほくしていた。
ずっとマイを抱っこしていただけなのだが・・
城門の衛兵が敬礼しながらお出迎え。
『マイ姫様お帰りなさいませ!!』
「ただいま!」
マイがソニアの腕の中から挨拶する。
衛兵達はいつもの通りメロメロだ・・
「マイ姫様、私はここで、隊舎の方に戻ります。
荷物の整理をしないと・・それとマイ姫様が考えてるすばらしい事業計画も整理させてほしいのです。
明日からソニアの隣に移りますので・・」
『え!!セイド移るの!?』
マイとソニアがビックリしている。
「是非!!朝食後の準備の時にすでに異動願いを出しましたから、許可されるかは分かりませんが、
マイ姫様の左手として働きたいのです。
もし叶わないとしたら・・この身を・・」
セイドは急振り向き膝を着く、そして胸の中から短剣を取り出す。
「ちょっと!止めなさい!分かったから!セイドをわたしの側近として取り立てるから!」
「はは!!」
セイドは短剣を置き臣下の礼を取る。
ソニアはやれやれと言う表情でセイドを見ているが、幼馴染と一緒に大好きなマイに仕える事が心なしか嬉しそうに見える。
「でもパパに聞いてからだからね!パパ達が帰って来たらお願いしてみるから、それまではソニアの隣の部屋使っていいよ、一応わたしからも隊長さんに聞いてみるから、それから引っ越ししよ?ね?」
「善処します」
(いやいや!なんでわたしが気を使ってるのよ!!)
マイが何とも言えない表情でいる。
「一つお願いが有るのですがいいでしょうか?」
「うん、ここで話せる事なら・・」
(なんか怖いのよねセイド・・目がマジだし・・)
「マイ姫様はどこまで目指すのでしょうか?
できるのであればこの世界に平和を皆に平和を・・是非そのお手伝いを・・」
(重!!セイドそれは少し荷が!!)
キュっとマイが締め付けられる。
(うん?ソニア?)
マイが恐る恐るソニアを見る。
キラキラした顔でマイを見ながらウンウンと頷いている。
(あー、こっちもか・・)
実は衛兵すらすごい事を聞いていると思い、にこにこしながらもうんうんと頷いている。
「あい、無理しない程度にがんばるね・・」
『はい!!』
ソニア・セイド・衛兵達が盛大に答える。
そして、ソニアとマイは城に入っていく。
(ここってパパの国だよね?頼むならパパだと思うんだけど・・)
マイが一人考え込みながら気付くと部屋の前までソニアに抱っこされ連れて来てもらっていた。
「ソニア、一緒にお風呂入ろ?顔汚しちゃったし」
「はい!!ご褒美です!」
(前までは滅相もみたいな流れだったのに・・最近はめちゃくちゃ喜んでくれるから、私は嬉しいんだけど・・)
コルラドの王城には、お風呂が2つある。
1つ目は王族用、マイが2歳にお風呂と言う物が欲しいとコルラド王に絵を書きおねだりしてから作られた。
大きさはちょっとオーバーサイズになり職人が全力で装飾をし、豪華絢爛になったのは言うまでもない。
2つ目は、マイが王城で働いている人達用にとアイナに頼み作られている。
大きさは2つ目の方が大きく男女に分かれている。
基本ソニアと入る場合はマイが従者用の方に行くのだが、一角だけマイ専用の脱衣場と洗い場が設けられている。
これは配慮と言うか勝手にソニアとマイ信者達が作ってしまっている。
二人はゆっくり湯船に浸かる、夕方の時間は夜のお勤めと昼のお勤めの交代と重なり女性の方が多い。
マイが来ると分かるとみんな孫を扱うようにちやほやする。
若い女性は、自分の子供のように。
これが従者用お風呂の風物詩だ。
マイのお風呂大作戦は閑話で話します。
「姫さま、例の宝石をどう売るのですか?」
ソニアが率直に聞く。
「え~と、まずは事業所を立ち上げるんだけど、何か特別な申請とか要らないみたいだからセイドにやって貰おうかなと、わたしだと何かと問題が起きそうだしね、5歳だとまずいでしょう?」
「歳では無く、姫さまが表に出るのが問題ですから」
「まあ、わたしは気にして無いんだけどな~」
マイが湯船の中で腕組している。
その行動を見て皆ほのぼのしている。
「そうね、セイドにまず工房と契約させて普通の家庭でも気軽に料理出来る様にするのが近々の目標かな、ユリウスに聞いたらこの王都でも台所が有る家庭はまだ少ないって聞いたから、数家族で共有して料理をする事が多いって、陣で作成した物は大きくて高額だもん」
現在王城や貴族達の家にある厨房や台所は大きい為、陣を装飾した機器が置けるのだ。
しかも、出回っている機器は金貨50枚からと高額である。
精霊が好む陣の作成は、技師も少なく精霊によって装飾材料が変わる為高額になるのだ。
しかしマイが作った玉を使うと溜めた物を放出する為、小さく低コストで作れる。
ただマイの事業が普及すると、陣技師達の仕事が減るので陣には陣の良さを最大限活かせる様に研究は一年ほどしたのである。
精霊達に協力してもらう形にすると高火力、低火力の調整や冷やす能力向上等メリットもあるのだ。
これで、お互いの市場を犯す事無く販売できる。
「まずは王都に普及させながら他の領地まで行き渡ればいいかな~販売価格は金貨15枚程で売りたいのよ・・市場の半額なら大分手の届く範囲かな?もっと大量に作れるようになったら金額を下げていくつもりよ」
ソニアはキラキラした目でマイを見ながらブンブンと首を振っている。
何故か他の女性陣も興味深々でマイの近くで聞いていた。
(みんなどうした?ここに居る人は結構身分の高い方達だった様な?お給金足りなのかしら?)
何故みんな興味深々かと言うと、大きい台所はちょっと使いずらかったり、自分の家に設置できるか検討しているのだ。
「まず手始めに皆に使って貰う?試作だけど・・」
『是非!!マイ姫様!!!』
女性用風呂が一気に沸き立つ。
男性用風呂ではビックリした声が聞こえる。
(お風呂場で騒いではいけません皆さん・・)
と思いつつも騒ぐ女性陣の力に圧倒されるマイであった。
やっとの思いで脱出しソニアがテキパキとマイを乾かし着替えさせ食堂にマイと向かう。
「ソニア今日は一日ずっと一緒だったね~楽しかった~」
「はい!私はご褒美だらけでした・・」
二人は話しながら、笑いながら一日を過ごすのだった。
食事も美味しく頂きそしてレウスと寝るまでマイは今日一日楽しかったーと思いながら眠りにつくのであった。
0
あなたにおすすめの小説
3歳で捨てられた件
玲羅
恋愛
前世の記憶を持つ者が1000人に1人は居る時代。
それゆえに変わった子供扱いをされ、疎まれて捨てられた少女、キャプシーヌ。拾ったのは宰相を務めるフェルナー侯爵。
キャプシーヌの運命が再度変わったのは貴族学院入学後だった。
強い祝福が原因だった
棗
恋愛
大魔法使いと呼ばれる父と前公爵夫人である母の不貞により生まれた令嬢エイレーネー。
父を憎む義父や義父に同調する使用人達から冷遇されながらも、エイレーネーにしか姿が見えないうさぎのイヴのお陰で孤独にはならずに済んでいた。
大魔法使いを王国に留めておきたい王家の思惑により、王弟を父に持つソレイユ公爵家の公子ラウルと婚約関係にある。しかし、彼が愛情に満ち、優しく笑い合うのは義父の娘ガブリエルで。
愛される未来がないのなら、全てを捨てて実父の許へ行くと決意した。
※「殿下が好きなのは私だった」と同じ世界観となりますが此方の話を読まなくても大丈夫です。
※なろうさんにも公開しています。
【完結】乙女ゲーム開始前に消える病弱モブ令嬢に転生しました
佐倉穂波
恋愛
転生したルイシャは、自分が若くして死んでしまう乙女ゲームのモブ令嬢で事を知る。
確かに、まともに起き上がることすら困難なこの体は、いつ死んでもおかしくない状態だった。
(そんな……死にたくないっ!)
乙女ゲームの記憶が正しければ、あと数年で死んでしまうルイシャは、「生きる」ために努力することにした。
2023.9.3 投稿分の改稿終了。
2023.9.4 表紙を作ってみました。
2023.9.15 完結。
2023.9.23 後日談を投稿しました。
幽閉王女と指輪の精霊~嫁いだら幽閉された!餓死する前に脱出したい!~
二階堂吉乃
恋愛
同盟国へ嫁いだヴァイオレット姫。夫である王太子は初夜に現れなかった。たった1人幽閉される姫。やがて貧しい食事すら届かなくなる。長い幽閉の末、死にかけた彼女を救ったのは、家宝の指輪だった。
1年後。同盟国を訪れたヴァイオレットの従兄が彼女を発見する。忘れられた牢獄には姫のミイラがあった。激怒した従兄は同盟を破棄してしまう。
一方、下町に代書業で身を立てる美少女がいた。ヴィーと名を偽ったヴァイオレットは指輪の精霊と助けあいながら暮らしていた。そこへ元夫?である王太子が視察に来る。彼は下町を案内してくれたヴィーに恋をしてしまう…。
不倫されて離婚した社畜OLが幼女転生して聖女になりましたが、王国が揉めてて大事にしてもらえないので好きに生きます
天田れおぽん
ファンタジー
ブラック企業に勤める社畜OL沙羅(サラ)は、結婚したものの不倫されて離婚した。スッキリした気分で明るい未来に期待を馳せるも、公園から飛び出てきた子どもを助けたことで、弱っていた心臓が止まってしまい死亡。同情した女神が、黒髪黒目中肉中背バツイチの沙羅を、銀髪碧眼3歳児の聖女として異世界へと転生させてくれた。
ところが王国内で聖女の処遇で揉めていて、転生先は草原だった。
サラは女神がくれた山盛りてんこ盛りのスキルを使い、異世界で知り合ったモフモフたちと暮らし始める――――
※第16話 あつまれ聖獣の森 6 が抜けていましたので2025/07/30に追加しました。
御家騒動なんて真っ平ごめんです〜捨てられた双子の片割れは平凡な人生を歩みたい〜
伽羅
ファンタジー
【幼少期】
双子の弟に殺された…と思ったら、何故か赤ん坊に生まれ変わっていた。
ここはもしかして異世界か?
だが、そこでも双子だったため、後継者争いを懸念する親に孤児院の前に捨てられてしまう。
ようやく里親が見つかり、平和に暮らせると思っていたが…。
【学院期】
学院に通い出すとそこには双子の片割れのエドワード王子も通っていた。
周りに双子だとバレないように学院生活を送っていたが、何故かエドワード王子の影武者をする事になり…。
公爵夫人は命がけ!
保谷なのめ
ファンタジー
そこそこの家柄に生まれた平凡な貴族令嬢リディア。
そこへ突然、両親が持ってきた縁談相手は「冷酷無比」「人を喰らう」などと恐れられる、〝帝国の剣〟公爵キースだった。
領地へ嫁いだその翌朝。リディアは突如として思い出す——ここは自分が前世で書いた恋愛小説の世界。そして、リディアは本来のヒロインの相手役であるキースの〝死別した元妻〟キャラだったのだ!
このままだと『物語』が開始する2年後までに死んでしまう!その運命を変えるため、リディアは作者としての知識と、彼女自身の生きる意志を武器に抗い始める。
冷酷と噂の夫との距離も、少しずつ近づいて――?
死ぬ運命の〝元妻〟令嬢が、物語をぶっ壊して生き残る!運命改変ファンタジー!
小説家になろう、カクヨムでも更新中です。https://ncode.syosetu.com/n1631ku/
1日1話、毎日更新です!
黒豚辺境伯令息の婚約者
ツノゼミ
ファンタジー
デイビッド・デュロックは自他ともに認める醜男。
ついたあだ名は“黒豚”で、王都中の貴族子女に嫌われていた。
そんな彼がある日しぶしぶ参加した夜会にて、王族の理不尽な断崖劇に巻き込まれ、ひとりの令嬢と婚約することになってしまう。
始めは同情から保護するだけのつもりが、いつの間にか令嬢にも慕われ始め…
ゆるゆるなファンタジー設定のお話を書きました。
誤字脱字お許しください。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる