No DOG No LIFE

てるる

文字の大きさ
5 / 9

頑固じーさん

しおりを挟む
トシを取ると、イヌもワガママになるらしい。

カムイは生まれつき神経質でビビりである。
眠っているときに、ちょっとでも触ろうもんなら、
跳び起きて、がうがう大騒ぎ。
まあ、動物としてはアタリマエの反応であろう。
わたしも何人たりとも我が睡眠を妨げることは
許さぬ人種である。
(だから上の子の夜泣きが2歳まで続いたときは、
地獄の拷問から逃れるために死にたくなった)

カムイ10歳、気が短くなってますますこらえ性が
なくなってきた感がある。
そのうえ、甘えたに拍車がかかってきた。


「うちの子、あたしじゃないとダメなの~」

というママッ子が自立するために、幼稚園などの
お泊り保育があるわけですよ。
子どものしつけとは、そういうものです。
いつまでも親が生きて面倒を見ることが
できないからね。

実のところ、イヌも同じで、習慣の動物であるからこそ、
環境が変わることでストレスを受けないように、
いろんな経験をさせるのがよいのです。
繊細なキャラなのに、社交を無理強いするのは
論外かと思いますが、苦手なことだからと
避けすぎるのは、可能性や成長の妨げに
なる気がします。

そんなこともあり、やむを得ずカムイを預ける必要が
あるときは、いつもの獣医さんのところに泊まらせる。
いつも猛者を扱っていらっしゃるせいか、
先生は「フレンドリーですよ」と笑ってくださるが
カムイとしては、とりあえず誰かかまってくれ!
みたいな感じなのだろう。

さて。
道楽な母は、たまにふらりと居なくなる。
上の兄と1泊で出かけるときは、カムイはシュンとして、
活動停止状態になるらしい。
まあ、最近はほとんどの時間寝てるけどね。
ところが。
今回下の兄と1泊の旅に出たら、
真夜中に母を探して吠え続け、たいへんな騒動で
残されたダンナと長兄はすっかり寝不足に
なってしまったらしい。

やっぱり母が一番なのねえ!

などとうっとりしている場合ではない。
母と次兄不在がこんなにストレスになるのは
具合が悪いではないか。

困った困った。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...

MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。 ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。 さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

とある男の包〇治療体験記

moz34
エッセイ・ノンフィクション
手術の体験記

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

上司、快楽に沈むまで

赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。 冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。 だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。 入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。 真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。 ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、 篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」 疲労で僅かに緩んだ榊の表情。 その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。 「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」 指先が榊のネクタイを掴む。 引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。 拒むことも、許すこともできないまま、 彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。 言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。 だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。 そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。 「俺、前から思ってたんです。  あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」 支配する側だったはずの男が、 支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。 上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。 秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。 快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。 ――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。

性別交換ノート

廣瀬純七
ファンタジー
性別を交換できるノートを手に入れた高校生の山本渚の物語

夫婦交換

山田森湖
恋愛
好奇心から始まった一週間の“夫婦交換”。そこで出会った新鮮なときめき

あるフィギュアスケーターの性事情

蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。 しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。 何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。 この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。 そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。 この物語はフィクションです。 実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。

処理中です...