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別れのときまで
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パピヨンのカムイ、10歳。
習慣性の動物ではあるけれども、
自らその習慣を成長、変化させている。
最近、後追いが激しくなった。
分離不安にならぬよう、パピーの頃から
ほどほど留守番に慣れるように気を付けてきたのに、だ。
老人は甘えん坊でワガママになっていくものであろうから、
これはいたしかたあるまい。
さらに。
最近、毎朝家人を順番に起こすという
新たな技を見出したらしい。
いつもわたしの枕元に寝ているので、
5時半のアラームが鳴る前に(!)まずは、わたしの
顔をなめ、その後部屋を出ていき、
ダンナの部屋の戸を叩き、息子たちを起こしに
行く。
そして、またわたしのところに戻ってくる。
誰に教わったわけでもないのに。
自己都合で、どんどんやることを変えてくるのが
悪魔的である。
今春ひとり暮らしをはじめる長兄は完全にナメられ、
次兄は友だちと思っている様子で、
父はなでなでしてくれるひと、母は全面的に信頼、
と言いたいところだが、いつもぺったりへばりついているし、
抱っこは好きでも、過去に爪切りに失敗したり、
グルーミングで痛い思いをさせたせいか、
「嫌なことをするひと」と認識しているらしく、
なでさせてくれない。
なでようとすると、さーっと逃げていく。
悲しい。
10年かけて、どんどんお互いに関係を深めてきているのに、
その深まりごとに別れが近づいてくるのが
とてもとても悲しい。
でも、それは愛ゆえですわね。
だから、死期を迎えたイヌやネコを、保健所に持ち込むひとの
感性が理解できない。
これまで共に過ごしてきた時間はなんだったのか。
襤褸雑巾のようになるまで、慰めや癒しを与え、
一緒に居てくれた毛玉を
どうして手放すことができるのか。
そのメンタリティがまったく理解できない。
最期は飼い主の許で旅立ちたい性格のヒトばかりとは
限らないだろうけれども、飼い主自ら放棄するとは
どういう了見なのか。
安楽とは名ばかりの酸欠で窒息するガス室。
そんな残酷な仕打ちで送られようとも、
きっと彼らは許してくれるのだろうけれども。
習慣性の動物ではあるけれども、
自らその習慣を成長、変化させている。
最近、後追いが激しくなった。
分離不安にならぬよう、パピーの頃から
ほどほど留守番に慣れるように気を付けてきたのに、だ。
老人は甘えん坊でワガママになっていくものであろうから、
これはいたしかたあるまい。
さらに。
最近、毎朝家人を順番に起こすという
新たな技を見出したらしい。
いつもわたしの枕元に寝ているので、
5時半のアラームが鳴る前に(!)まずは、わたしの
顔をなめ、その後部屋を出ていき、
ダンナの部屋の戸を叩き、息子たちを起こしに
行く。
そして、またわたしのところに戻ってくる。
誰に教わったわけでもないのに。
自己都合で、どんどんやることを変えてくるのが
悪魔的である。
今春ひとり暮らしをはじめる長兄は完全にナメられ、
次兄は友だちと思っている様子で、
父はなでなでしてくれるひと、母は全面的に信頼、
と言いたいところだが、いつもぺったりへばりついているし、
抱っこは好きでも、過去に爪切りに失敗したり、
グルーミングで痛い思いをさせたせいか、
「嫌なことをするひと」と認識しているらしく、
なでさせてくれない。
なでようとすると、さーっと逃げていく。
悲しい。
10年かけて、どんどんお互いに関係を深めてきているのに、
その深まりごとに別れが近づいてくるのが
とてもとても悲しい。
でも、それは愛ゆえですわね。
だから、死期を迎えたイヌやネコを、保健所に持ち込むひとの
感性が理解できない。
これまで共に過ごしてきた時間はなんだったのか。
襤褸雑巾のようになるまで、慰めや癒しを与え、
一緒に居てくれた毛玉を
どうして手放すことができるのか。
そのメンタリティがまったく理解できない。
最期は飼い主の許で旅立ちたい性格のヒトばかりとは
限らないだろうけれども、飼い主自ら放棄するとは
どういう了見なのか。
安楽とは名ばかりの酸欠で窒息するガス室。
そんな残酷な仕打ちで送られようとも、
きっと彼らは許してくれるのだろうけれども。
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