舞台の幕が下りるまで

代永 並木

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大群との戦い

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2人の異能による攻撃で魔物の数を減らす
数体漏れた魔物を騎士達がどうにか食い止める
騎士達が連携して1体ずつ倒していく
矢を放ち魔物を削っていく

「1体ずつなら行ける」
「あぁ」
「突っ込むなよ」
「分かってる。てかあの大群に突っ込む勇気はねぇよ」
「それはそうだな」
「次は俺が攻撃を受ける。反撃は任せたぞ」

5人の騎士は会話をして交代交代に攻撃を受けて攻撃をして倒していく
突っ込まずあくまでダンジョンの中に入るのを阻止、異能騎士達に近寄せないを徹底する
氷の礫を魔物の足に放って転ばせ足止めする

「これなら」

後ろにいた魔物は転んだ魔物を踏んで前へ行く
転んだ魔物も這いずって向かってくる
(普通じゃない)
攻撃を受けても怯まず向かってくる
魔物に痛覚があるかは分かっていないが基本的に攻撃を受ければ反応する
稀にゾンビのように攻撃を受けても怯まずただ真っ直ぐ向かってくる魔物も居るが中には見覚えのある魔物が居てそのような魔物では無いと知っている

「不気味過ぎる」
「ゾンビみたい……」
「頭を撃ち抜くもしくは動けない程の損傷を受けると消滅するようです」
「私異能精度そんな高くないです」
「僕も確実では無いな」
「這いずってる奴なら」

1人が接近して頭目掛けて剣を振るう
しかし、足を掴まれて引っ張られ剣の軌道が逸れて地面に突き刺さる
2人の騎士が気づき真横から剣を振るって掴んでいる手と首を切り落とす

「馬鹿か! 這いずっていても4級の魔物だ」
「すまん」
「慎重に行くぞ、1人でも欠けたら一気に崩れる」
「俺たちが食い止めないと一気に瓦解する」

3人の猛攻を突破した魔物を騎士が食い止めている
もし騎士がやられたら3人で接近してくる魔物の対応もしなければならない
そうなればすぐに捌き切れなくなるだろう

「援軍は来れないのか?」
「今は無理だろ。援軍来たとしても合流出来ない」
「だよな」
「来てるぞ!」

盾を構えて1人が前に出る
4人が横に移動して切りかかる
1人の攻撃を防いだ魔物に3人で斬りかかる
防御の構えを取っていた騎士も剣を構えて突きを繰り出して突き刺す

「2体……」

負傷した魔物が騎士に近付いてくる
攻撃を防いで切り裂く
攻撃を躱して剣を突き刺して倒す

「まだ竜胆副団長は来ないのか!」
「もう数分経ってるよな」
「体力が」

魔物はどんどん増えていく
その結果3人の攻撃を突破した魔物が増えてくる
騎士の負担が大きくなり体力も削れていく
先程までは1体に5人で対応出来ていたから余裕があった
しかし、今は1体につき1人で余裕が無い

「僕も前に出る」

刀を作り出して魔物に突っ込む
騎士が攻撃を防いでいる魔物の首を切り裂く
そして素早く氷の礫を避けて接近してきていた獣型の魔物の攻撃を躱して次々と切り裂いていく

「ゼラさん」
「食い止めるよ」
「はい!」
「押せぇぇぇ!」
「おぉぉぉぉ!」

(魔物は負傷している。動きも鈍い)
素早く接近して胴体を両断する
片手で強く握り横一線に振るう
突きを繰り出して魔物の頭を貫く、引き抜いて次の魔物へ切り掛る
魔物の遅い攻撃を躱して横腹を切り裂く
刀を回し真横に来ていた魔物の腕を切り落とし首を切断する
騎士も魔物を倒していく
息が上がっている
(休ませておく余裕は無い、けど)
攻撃を突破してきた魔物を切り裂く、持ち方を変えて両断、持ち手を変えて切断
一度動きを止めて剣を作り出して飛ばして突き刺す

「少しでも負担を減らす」

刀で魔物の攻撃を防ぐ

「ぐっ……ぐぅ……あぁぁ!」

力を込めて押し返して攻撃を大きく弾く
そして刀を構え直し無防備になった胴体を両断する
虫型の魔物が飛んでくる
そこそこ大きい虫
それが2体
氷の礫や氷柱を避けて向かってくる

「虫型……初めて見るな」

真正面で刀を構えて息を整えて素早く刀を振るう
外殻を砕いて真っ二つに斬る
逆手に持ち柄の先で外殻にヒビを入れて右手から左手に持ち替えて両断する

「何か突っ込んでくる!」
「魔物は吹き飛ばされてる!?」
「なんだあれぇ」

魔物を薙ぎ払って何かが突っ込んでくる
(新しい魔物?)

「盾構えろ!」

騎士達は盾を構える
ゼラは刀を構え突っ込んでくる者に備える

「えっ、なんですあれ!?」

夢が異能で作り上げた氷の礫を向ける

「待ってください。あれは味方です」
「へ? 味方?」
「あんな芸当するのは隊長以外だと1人ですが」

先頭に居た魔物も吹き飛ばしてゼラの前まで来て急停止する
(魔物じゃない?)
見覚えのある服装と体格
大盾を持っている

「危険な状況と聞き援軍として来ました」
「守護隊の」

夢とゼラが基地に行った時対応した男性であった
守護隊は恋歌以外顔を隠している為、男性の表情が分からない
その上、戦闘時に発する威圧感がある
魔物を盾で吹き飛ばして最短で来たようだ
常人が出来る芸当では無い
それに大盾を持つ男性は身体強化の異能者では無い

「えぇっと……1人で?」
「はい、他の隊員は後ろから攻撃を仕掛けて数を減らしています。3名は隊長の援護に行きましたが」
「結構厳しかったから助かる」
「これも仕事ですので」

獣型の魔物が突っ込んでくる
大盾で噛みつきを防ぐ

「温い!」

大盾を振るう
魔物は盾から離れて距離を取る
深く踏み込み大きく振りかぶり盾の端を叩きつけて倒す
他の魔物も接近してきていたが顔面に盾を叩きつけて押し潰す
攻撃を防ぎ弾いて盾で殴り吹き飛ばす
重量のある盾による重い一撃、押し潰し叩き潰す

「つっよ」
「大盾だけ?」
「大盾片手で振り回してる……何あれ」
「守護隊は全員異能者って聞いた事がある、身体強化の異能なのかもな」
「なんにしろ強力な助っ人か」
「騎士の皆さんは少しでも体力回復を」
「僕も手伝う」
「御協力感謝します」
「そろそろ天音さんが戻ってくる予定」
「竜胆副団長が来るまでの時間稼ぎと魔物の殲滅ですか。了解しました」
「少しでも多く削る」

大盾を持つ男性が攻撃を防ぎゼラが無防備なところを切り裂く
負傷しても尚向かってくる魔物に盾を叩き込み倒す
刀で連続で切り裂いていく
ゼラの動きに男性は合わせゼラに向いた魔物の攻撃を完璧に防ぐ
盾の裏から刀を突き出して魔物に突き刺す

「早く行かないとなのに」

一方、天音もまたダンジョン内で大群の魔物と戦っていた
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