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期待
しおりを挟む連絡のない黒い画面を時々気にしながら、パソコンに向かい作業をする。
彼は前回家に来たときに、「連絡しますね」とそう言っていたのに、あの日から一度もメッセージですら送ってくれていない。
……何が連絡しますね、だ。
今日こそくるかもしれないと、期待しては落胆する毎日を送ることにも、少しずつ疲れてきた。
私はぬるくなった珈琲を啜りながら、画面が見えないように裏返した。
どうせ今日も彼からは何のメッセージも送られてこないし、電話が鳴ることもないはずだ。
「今のうちに、進めておかないと」
カタカタと文字を打つ音が、静かな部屋に響いた。
彼からの連絡がないことに薄暗い気持ちはあるものの、本来私は温かさや明るさのある感情を抱くことが少ないから、このほうが執筆には都合が良い。
彼のことを除けば、思考の整理がしやすいから。
以前に棗さんにも言われた「心を刺激される何かに触れることはないですよね?」という言葉をふと思い出す。
全く何にも触れていないわけではないが、刺激が少ないからこそ、小さなことも掬い上げることができると、私は思っている。
素朴な感情の揺れ動きのほうが、私は好きだから。
……そう、そもそも私はそういう人間だ。
心を大きく揺さぶられるような出来事からは、できるだけ逃げてきた。
時間をかけて内面を見つめ続けながら、些細な刺激に何かを感じ、それを残すことができれば、それだけでも十分な人生だった。
つまらない、も含めて、それが私の生活だったのに。
彼と関わりを持ち始めてから、初めての感情に処理が追いつかないことが多い。抱えていられずに、苦しくなる。
それでもその苦しみを抱いていたくなるし、時には求めてしまう。
失うときに感じるであろう大きな喪失を予感しながらも、その瞬間が来るまではと、縋ってでも触れることを望むのだ。
まだ、そのような自分を受け入れられるだけの勇気は持ちあわせていないけれど。
「う、あっ!」
没頭しながら書いていると、画面が見えないようにと裏返していたそれが震え、机に振動が響いた。
彼が部屋に来たあの日から一週間が経っている。
どうしてそれだけの時間をあけたのか、このタイミングで連絡を寄越した理由は何なのか、そういったことをまず聞いてやろうじゃあないかと、瞬時に質問を整理した。
けれど、振動は止まらない。メッセージではなく、電話……?
「あ……」
耳に響く彼の声を想像して、手が震える。
止まない振動と同じように、心臓の音が身体の内側から耳に響き、それにかき乱される。
「ふ……う、」
深呼吸をする。思い切ってそれを返し、表の画面を確認すれば、そこには弘明くんの名前ではなく、棗さんと表示されていた。
以前もこんなことがあったよなと、ふと笑みがこぼれた。
弘明くんだと思って扉を開けたら棗さんだったあの日を思い出す。
いつも良いタイミングで彼女が私の前に現れる。
先程までの震えは止まり、落ち着いたその指で通話ボタンを押した。
「も~! 先生いるなら早く出てくださいよ! 遅すぎます! 何してたんですか?」
「ごめん、ごめん」
「絶対仕事してませんよね? 私、分かりますよ?」
「はいはい、ごめんなさい」
締め切りまで猶予がないわけでもないこのタイミングで連絡してくれているから、本当に何か分かっているのかもしれないと、そういう気持ちがわいてくる。
棗さんは、不思議な人だな。毎回タイミングが絶妙だし。
「で、何していたんですか?」
「何もしてないよ、ただ、ぼーっとね」
「どうだか。先生元気ないですよ? もしかして今度は本当に体調が悪いんですか?」
棗さんの声色から、少しの焦りが伝わった。
画面越しにガタッと大きめの音がし、椅子から立ち上がったのだろうかと、見えていない彼女の行動が容易に想像できる。
そこまで心配されるほどの年齢ではまだないと思うのだが……。
まあ彼女が心配してくれているのは、年齢的な衰えに関してではないのだろうけれど。
「体調は大丈夫。ただ少し考えすぎて疲れただけだよ」
「何を考えすぎたんです? 仕事のことじゃあないでしょ。……あの友人と何かありました?」
いつもは茶化す彼女が私を心配してばかりいるのだから、相当弱って聞こえているのだろうか。
なんだか恥ずかしさすらある。
「いや、何かあったとか、そういうことじゃあないんだ。ただ、君も今、彼のことを私の友人として話してくれたけれど、じゃあ友人って何をすれば良いのだろう、どのような存在でいれば良いのだろうって、それが分からなくてね。……君にはまた、良い歳してそんなことも分からないのかと笑われてしまうかもしれないけれど」
自信なく呟いた私に対して、彼女は一度「ははっ!」と大きく笑い、それから深呼吸する。
「そんなの先生とあのご友人の二人が決めれば良いことですよ。ご飯を食べに行くだけの友人が欲しいなら、そういう存在であればいいし、何か相談したら親身になって聞いてくれる友人が欲しいならお互いにそうであれば良いし、友人というよりもう少し踏み込んでみても良いし、とにかく居心地の良いように過ごしたらそれで良いんじゃあないですか? ああ、この人と繋がれて良かった、この関係を続けていけたら嬉しいな、そのくらいの純粋な気持ちで、関われば良いんじゃないのってそう思いますよ」
聞こえた深呼吸はこのためだったのかと思うほど、一気に言い切る彼女に、なんだかそれだけのことで元気をもらえた気がした。
よくも噛まずにここまで話せるな。それに頭の回転が早いのだろう。すらすらと言葉が出てくる。
さすがだと伝えると、「先生がそんなんだから、私がこうなるんですよ」と返された。
「ねぇ、先生。先生は私とどんな友人になりたいですか?」
優しい声色で棗さんがそう尋ねる。どのような友人かと問われると、それは少し難しいかもしれない。
何かあった時には私を助けてくれ、時には厳しいことも言われるけれど、いつも素敵な笑顔を見せてくれる。
太陽みたいに温かい彼女に救われてきた。
与えられてばかりで、私は何か彼女に与えられたのだろうか。
私にとって彼女は大切な人だけれど、彼女にとって私は、いったいどのような友人でいられるのだろう。
「私はね、先生と仕事以外でもたまに会って、からかい合いながら楽しく笑っていたいです。先生が落ち込んでいる時は、背中を叩いて、前を向けるように励ましたい。しんみりした空気感は私たちには似合わないから、ポジティブに過ごしたいなと思います」
答えないと言うことは、どうせ私にとってどんな存在でいられるのだろうとか、そういうくだらないことを考えていたのでしょうと、いつもの調子で彼女が笑う。
その通りだと返すと、「ほうらね! 私は先生のこと何でもお見通しなんですよ!」と、彼女が嬉しそうに声を張る。
その後ろで、楽しそうだなと別の声が聞こえ、彼女が仕事中に電話をくれていたことに気付いた。
「時間をとって悪かったね。それで何の用事だったかな? 私の話に付き合わせて申し訳ない」
「はぁー、やだやだ。担当編集者が作家さんに電話をかけて、雑談することの何がいけないんです? 特に用事はなかったんですよ。ただ、先生がね、寂しいんじゃあないかなって、なんだか急に心配になったんです」
そんなことを気にしちゃう私って可愛いでしょ? と、彼女がからかった口調でそんなことを言う。
「ははっ、可愛い可愛い。君はいつでも可愛いよ」
「先生もそんなことが言えるようになったんですね。成長を感じますよ。……ねぇ、先生。もう少しお話しませんか? どうせ珈琲ばかり飲んでいて、執筆なんてこれっぽっちも進んでいないんでしょうから」
私も飲み物を取ってこようと、彼女が椅子から立ち上がる音がする。
彼女に聞いてほしいほどにまとまった伝えたいことはないが、まだ電話を切りたくないと思ってしまう。
彼女の提案に、素直に甘えてみても良いかもしれない。
どうせ、彼からも連絡が来ないのだから。
「そういえば、彼との友人関係に悩むきっかけとか、そういうのあるんですか?」
彼女の質問に心臓が騒ぎ始めたものの、咳払いで誤魔化し、「そういうわけではないが」と答える。
「君は悩む暇もなく私と関わってくるだろう? 振り回されるというか。棗さんが巻き起こした風に身を委ねて、その風に行き先を決めてもらう感じがするんだ」
「ほお……、私は台風か何かですか?」
「例え話だよ。台風ほど激しくはないかな。なんだかんだ私には心地よい風だからね。ただ、彼とは、身を委ねてしまいたいわけではないというか。委ねた先に何があるのかを気にしてしまうし、巻き起こった風の行く先の責任を、負えるほどの自信がないというか……」
話をしながら、これは友人について考えているわけではないと、彼女に伝わってしまっただろうと気付いた。咳払いで誤魔化したところで、何の意味もないのだろう。
「彼が私みたいだったら、先生は悩まなかったんでしょうね。私と先生の関係性で想像したことが、彼とできそうにないんですよね? でもそういうものだと思いますよ。全く同じになんかならないから」
「まぁ……、そうと分かってはいるのだけれど」
「いいや、分かってないですよ」
はっきりと言うねと返せば、今さらでしょう? と彼女が笑う。
私にとっては楽しくない話題ではあるけれど、彼女のカラッとした笑い声が聞こえると安心すら感じられる。
「色んな友人がいて良いのでは? と私は思います。先生と彼がこれが良いと思える関係を、ふたりでゆっくり築いていけば良いんですよ。私とだって5年目でしょう? まだまだこれからですもん。それに、先生と深く関われば、分かります。先生がどれだけ魅力的かって」
私の何が魅力的なのか、なんて考えちゃダメですよ、と棗さんが付け足す。こうも考えを見透かされると恥ずかしくなってくる。
「先生、自信がないことは、時に自分の足を引っ張りますよ。手を伸ばせば掴める幸せを、自ら捨てるのはもったいないです。時には我儘になってみて。それだけで世界が広がりますよ」
「自信……ね、」
「そうです、自信です! 先生、うじうじがおさまったら、また、書くペースあげてくださいね! でないと家に突撃しますからね!」
じゃあそろそろ切りますね、と言って、こちらの返事待たずにガチャンと受話器が置かれる音がした。
彼女はいつも、そっと置くことをしないので、相手によったら怒らせてしまったのかと思うような勢いだ。
私が彼女のオフィスに行った時には、別の編集者の人に「そんなに強く置かない!」と怒られていたな。
その癖を直していないというより、私だから意識せずにそうしているのだろう。
「ははっ、」
電話を終えた後も、棗さんのことを思いながら、少しの時間笑いが止まらなかった。
他人からすればこれの何が面白いのかと呆れられそうだが、彼女は些細なことでも私に笑顔を届けてくれる。
「さあて、書くか」
大きく深呼吸と伸びをして、再びパソコンへと向かう。
珈琲は完全に冷たくなってしまったけれど、それに寂しさを感じないくらいには、私の胸は温かかった。
数時間書き続け、無視できないほど空腹になった私はコンビニへと出かけた。
スーパーの惣菜を購入することが多いが、最近はレジでいつも同じ店員さんに当たってばかりで、じっと見つめられる度に、また買いに来たのかと、そう思われている気がして落ち着かなくなってしまう。
だから、次に買い物に行く時は、自炊をする日だと決めている。
棗さんなら、そんなこと気にしているんですか! と笑い飛ばすのだろうな。
私は本当に、どうでもいいことばかりを気にしてしいるし、周囲の人間もそう思っているはずだと、思い込んでしまうことが多い。
自信のなさ、他人からの視線を気にしてしまう癖、これらが些細な日常生活ですら不便にしてしまう。
分かっていても、なかなか変えられるものでもない。
世界が広がると彼女は言っていたが、何も大きく広げなくとも、こうしてわざわざ遠くのコンビニに行かずに済むくらいにはしたいものだ。
……まぁ、いつもと違う景色に触れられて、それはそれで良い体験にはなるけれどね。
「……あれ?」
帰宅すると、ドアノブに紙袋がかかっていた。中を見れば、サブレやパウンドケーキ、おかき、珈琲など、色々なものが入っている。
甘いものからしょっぱいものまで、しかも私の好きなブランドの珈琲まであった。
隙間に入り込んでいたメッセージカードを手に取り開いて見ると、隅っこではなく中央に棗と大きく名前が書かれており、その大きな主張に声を出して笑った。
メッセージカードは奇抜な色とデザインで、それすらも棗さんらしいと思ってしまう。
『私は先生の編集者であり、ファンであり、友人であり、人生の後輩です! 友人ってなんだろう? にこだわるのも良いけれど、友人という存在に絞らなくてもいいんですよ。とにかく先生のペースでね!』
最後には『親友より』と書かれており、こんなふうに私のことを気にかけて、思ってくれている人がいるというだけで、少しの自信になる気がした。
ありがたく思いながら、しばらくそのメッセージカードを眺めていると、上着のポケットの中でメールが届いたのか短い振動がした。
さすがにこのタイミングは棗さんではないはずだ。
思わず棗さんからのカードを握りしめたその手で、恐る恐るメールボックスを開いた。
『今、何していますか?』
絵文字も何もない短い文章。たったこれだけの内容で、私の心をざわつかせる。
すぐに返事をすべきか、しばらくしてから返事をするべきか迷ったけれど、彼が私のことを考えてくれている時に返すべきだろう。
このタイミングを逃してしまうのは良くない気がして、少しの間もあけずに、「今からご飯を食べるところだよ」と返事をした。
玄関の鍵を開けていると、すぐに返信の振動がする。
……と思ったが、振動は止まずに、それが電話だと分かった。
メールの返信とは違い、一度切られてしまってもおかしくないほどの時間をあけ、ゆっくりと通話ボタンを押した。
鼓動が身体の内側から全身に響き、指先まで震えてくる。
私が電話に出たことに対して、良かったと言った彼の、安堵のため息が聞こえる。
『出てくれないかと思いました。電話は抵抗あります……?』
何かの作業中に抜けてきたのだろうか。息切れしているのか、いつもより息が荒く感じる。
「最近は棗さんとしか話していなかったから。なかなか慣れなくて」
『棗さん? ああ、以前お会いした女性ですね。よく話されるんですか?』
「今日も話したかな」
『仕事の話?』
「え? ああ、まあそうだね」
『いいなぁ。俺も仕事の話があれば、もっと気軽にあなたに電話をかけられるのにね』
心の底から羨ましそうな声でそんなことを言う彼に、動揺した私は「それより今は仕事は大丈夫なの?」という関係のない話題を繋げてみた。
それもお見通しなのだろう。「まだ少しあるからいいんです」と話を戻される。
『連絡をするとそう言ったけれど、あなたからの連絡を期待していました。いつも俺からだから、たまにはあなたからも求めてほしいなあと。でもそれじゃあいけないなって思って、メールしたんです』
私の期待からくるものなのか、実際にそうなのかは分からないが、彼の声も震えているように感じた。
『思ったより早い返信がきて、俺、とても嬉しかったです。もしかしたら俺からの連絡を待ってくれていたのかなと、胸が踊りました。でも確かめないと分からないから、電話もしてみたんです。文字だけだと、あなたの気持ちが分からないから。俺の都合の良いように、期待してしまうから』
「期待って……」
『やっぱり声からは伝わりますね。あなたの気持ちが、俺の一方的な願望でなくて良かったと、声を聞いて思いました』
「何が伝わるって? 一方的な願望?」
たった少し声を聞いただけで、私の何が伝わったのだろうか。
なかなか連絡がもらえずに気にしていたこと? 友人関係に悩んでいたこと? それとも今、会いたいと思っていること……?
『なんでしょうね。あなたには俺の気持ちが伝わらない?』
「弘明くんの気持ち?」
『ねぇ、隆義さん。電話って、ダメかも。声を聞くと会いたくなりますね。あなたに、たまらなく会いたいです』
「……っ、」
何も言葉を返せずに黙り込んでいると、彼は「伝わっているからいいんです」と画面越しに笑った。
それじゃあ今、たったこれだけのことで胸が満たされていることも彼には伝わっているのだろうか。
それでも、それを直接言葉にして伝えることは難しい。
素直に認めてしまう勇気は、今の私にはまだないのだ。
彼が仕事に戻るまでの時間、他愛のない話をし続けた。
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