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九章 冤罪と断罪
冤罪と断罪
「リヴィアスっ!」
ざわめきの中、響いたウィキッド侯爵家の長男アルギロスの声が、悲鳴のようにリヴィアスには聞こえた。
ミストラル、ステラ、グレイシア、アイシクル、カエルム国王、ミーティア王妃、先に会場で待機していたレイン、アウラ、リヒトに囲まれ、アルギロスの姿は見えないが、声でリヴィアスの肩がびくりと跳ねる。
婚約破棄をして二ヶ月、恋愛感情は元々ないとはいえ、それでもアルギロスの六年間の酷い扱いが、リヴィアスの心に影を落とす。
ラディウスが隣でリヴィアスの右手に触れる。
「……ヴィア。心配するな。俺が側にいる」
耳元で低く柔らかな声で囁くラディウスに安心して、リヴィアスの身体から少しずつ余分な力が抜けていく。
ミストラル達に囲まれ、側にラディウスがいてくれる安堵で、リヴィアスは徐々に冷静さを取り戻していく。
冷静になれたところに、ブラカーシュ王国の王族達――イリオス国王、リュミエール、ルミナス、オーロラがパーティー会場にやって来る。
「――揃ったな。これで、ヴィアと一緒に、元婚約者共をぎゃふんと言わせられる……」
静かに、隣にいるリヴィアスにしか聞こえない声で、ラディウスが呟いた。
(……僕はぎゃふんと言わせるより、顔も見たくもないのですが……)
困ったようにリヴィアスは内心で本音を思う。
婚約破棄をしたのだから、今後のパーティーにお互い出席したとしても、もう挨拶することも、会うこともないとリヴィアスは思っていた。
ラディウスからは一、二度は会うことになるというのは分かるが、お互い、特にアルギロス側は無駄に高いプライドが邪魔をして、リヴィアスを見掛けたら、離れるだろうと思う。
リヴィアスはもちろんだが、アルギロスもまた、未練はないと思っていた。
だが、実際はリヴィアスの予想とは違っていた。
あちらは、リヴィアスが入場した途端、他の貴族達を無視して大声で名を叫んだ。
守るように囲んでくれる家族と親族から、冷ややかな魔力が漂っているのをリヴィアスは感じた。
ラディウスはまだ魔力は漏れてはいない。少しだけ、アルギロスがどのような反応をするのか、と面白そうに見ている。
「……おかしいな。レイディアンスは“水碧の大公殿下”と言われているから分かるが、プロミネンスは炎神系、ライトニングは雷神系、エリスロースは竜神の加護を持って生まれるはず……水神、氷神系の冷ややかな魔力が漂うのは何故だ?」
と、余裕のある呟きをする始末だ。
「大公殿下! リヴィアスと話がしたいのです! そこをどいて頂けませんか?!」
アルギロスからまた自分の名前を叫ばれ、リヴィアスはびくりと震える。
自分より背が高い面々に囲まれていることで、リヴィアスはまだアルギロスの姿が見えないが、それでも声を聞くと動揺する。
(……アシェル様のお陰で、落ち着けたのに……)
徐々に指先が冷たくなっていくのを感じる。
それをいち早く気付き、ラディウスが右手でそっと温める。
「――自ら婚約破棄を宣言しておきながら、まだ我が息子の名を呼ぶか。前にも言ったはずだ。我が大公家とお前との縁は切れた。お前が自ら切った。それでも執拗に我が息子の邪魔をすると言うなら、こちらも相手になるが?」
冷ややかな紺碧色の目を鋭く細め、ミストラルはアルギロスに返す。
かなり弱めた威圧をアルギロスに向けると、ウィキッド侯爵が慌てて前に出る。
「ミストラル殿下! 申し訳ございません! 今はどうか、少しだけお待ち頂けますでしょうか」
「そうだな。ミストラル、落ち着け。まずは私の話を聞いてくれ」
謝るウィキッド侯爵に同意するように、パーティー会場の王族が座る場所で、イリオス国王もミストラルに声を掛ける。
「……陛下。私は至って落ち着いておりますが? 落ち着いていなければ、そこの小僧と隣の小娘の首を即刻撥ねています」
「「ヒィッ」」
ミストラルに鋭く睨まれ、アルギロスと、リヴィアスからは見えないが隣にいたらしいプサリ男爵家の養女モノリスが小さく悲鳴を上げる。
そのくらい簡単にやってのける実力があるだけに、不幸なことに想像してしまった周囲の貴族達からざわめきが消え、会場内がしんと静まる。
「それでは、まず、我が王家主催のパーティーを始める前に、皆も知っている通り、二ヶ月前の王立タイバス学園の卒業パーティーで、ウィキッド侯爵家の長男アルギロスが、レイディアンス大公家の次男で我が甥にあたるリヴィアスに婚約破棄を宣言した。更には先の国内に流行った病の特効薬を作り、民達を救ったのはリヴィアスではなく、プサリ男爵家の養女モノリスだと発言したことについて、レイディアンス大公家の長男グレイシアの要請により、我が王家の査問機関が調査した結果を皆に報告しよう」
静かになったのを見計らい、椅子に腰掛け、イリオス国王が厳かに告げ、隣に立つ王太子のリュミエールを見上げる。
リュミエールは頷き、一度、周囲を見渡したあとに口を開いた。
「結論から言うと、国内に流行った病の特効薬は、レイディアンス大公家の次男リヴィアス卿が作ったもので間違いない。特効薬の実物もレシピを含め、国王陛下に報告し、宮廷薬師の薬師長に提出して、承認を得ている。私も王家の代表として、その場に立ち会っており、レシピの筆跡もリヴィアス卿のものであり、その場で特効薬も作った。鑑定の魔導具でも、製作者はリヴィアス卿であると記されてあり、プサリ男爵家の養女の名前は一切なかった」
リュミエールは金色の目を細め、アルギロスとモノリスを見据える。
「う、嘘ではありません! 私が特効薬を作りました!」
モノリスが必死の形相で、イリオス国王とリュミエールを見つめる。
「では、聞くが、特効薬に使う素材は何だ? 其方が作ったというのなら、分かるだろう?」
尚も金色の目を細め、リュミエールはモノリスを睨む。
「い、一年前に作ったものなので、お、覚えていません」
顔を青くして、モノリスは小さく言う。
「リヴィアス卿は分かるか?」
「はい、殿下。細々としたものは省略致しますが、主に使用する素材を申し上げます」
ミストラル達に囲まれた場所から数歩左にずれて、リヴィアスは頷き、細々としたものは省略し、主に使う素材を告げた。
それをレシピで確認したリュミエールは大きく頷いた。
「――合っているな。間違いない。これでも、其方が作ったものと申すか?」
冷めた金色の目でモノリスを見下ろし、リュミエールは衛兵を呼ぶ。
「プサリ男爵令嬢。其方はリヴィアス卿の功績をさも己のもののように言い、リヴィアス卿に冤罪を掛けようとした。更には、リヴィアス卿に婚約者がいるにもかかわらず、婚約者を誘惑し、不貞を行った。リヴィアス卿は準王族だ。そのリヴィアス卿に、これは許されるものではない」
モノリスから少し離れた位置で、彼女の家族と思われるプサリ男爵夫妻と義兄が緩く頭を振った。
「よって、プサリ男爵令嬢の養女としての立場と薬師見習いの資格を剥奪。今後も、貴族の養女になることを認めないものとする。リヴィアス卿に謝罪したのち、王城より即刻立ち去れ」
イリオス国王の代わりに、リュミエールが言い放つ。
男爵家の養女としての立場を剥奪……つまりは、平民に戻ることになることを理解したモノリスは顔色を変える。
「そ、そんな……! ごめんなさい! そんなつもりはなかったんです! 私はリヴィアス様のことが、好きで、お側にいたくて……! 平民に戻りたくない……!」
王家の決定に、モノリスが青褪めた顔で必死に叫ぶ。
「尚更、悪いな。リヴィアス卿は王弟の息子――準王族にあたる。安易に触れられるものでもなく、其方が掻き乱したことで、リヴィアス卿の婚約も穢した。これは王家の決定事項であり、覆ることはない」
「いやぁ……! アル様ぁ! 助けて! お養父様! お養母様! お義兄様!」
リュミエールの言葉に、モノリスは悲鳴と共に、アルギロスと男爵家の家族に助けを求めるが、王家の決定を誰も覆すことは出来ない。
「リヴィアス様! そんなつもりはなかったんです! 私は、ただ貴方のことが……!」
必死にモノリスはリヴィアスに向かって手を延ばすが、間にミストラルが入り、美しい『月華の君』の姿を遮る。
「気安く我が息子の名を呼ぶな。息子も呼ぶことを認めていないはずだ」
ミストラルが冷ややかに言い放ち、モノリスにのみ軽い威圧を放つ。
すぐその威圧を感じ取り、モノリスはがくがくと足を震わせ、床にぺたりと座り込んだ。その近くに、衛兵達が囲い、逃げられないようにする。
泣き喚くモノリスを不快に感じたのか、ミストラルは沈黙魔法を掛けた。
声が届かなくなり、モノリスは絶望の表情になった。
平民から男爵家の養女になった少女の夢は、儚くも散り、心の底から嫌悪していた平民に逆戻りすることになった。
※いつも読んで下さり、ありがとうございます!
ひとまず、一人目の断罪? です。
次話も断罪です。
続けて一話で書こうかと思ったのですが、予想以上に長くなったので、二つに分けました。
どうにか24時までには更新したいと思っていますので、宜しくお願い致します!
ざわめきの中、響いたウィキッド侯爵家の長男アルギロスの声が、悲鳴のようにリヴィアスには聞こえた。
ミストラル、ステラ、グレイシア、アイシクル、カエルム国王、ミーティア王妃、先に会場で待機していたレイン、アウラ、リヒトに囲まれ、アルギロスの姿は見えないが、声でリヴィアスの肩がびくりと跳ねる。
婚約破棄をして二ヶ月、恋愛感情は元々ないとはいえ、それでもアルギロスの六年間の酷い扱いが、リヴィアスの心に影を落とす。
ラディウスが隣でリヴィアスの右手に触れる。
「……ヴィア。心配するな。俺が側にいる」
耳元で低く柔らかな声で囁くラディウスに安心して、リヴィアスの身体から少しずつ余分な力が抜けていく。
ミストラル達に囲まれ、側にラディウスがいてくれる安堵で、リヴィアスは徐々に冷静さを取り戻していく。
冷静になれたところに、ブラカーシュ王国の王族達――イリオス国王、リュミエール、ルミナス、オーロラがパーティー会場にやって来る。
「――揃ったな。これで、ヴィアと一緒に、元婚約者共をぎゃふんと言わせられる……」
静かに、隣にいるリヴィアスにしか聞こえない声で、ラディウスが呟いた。
(……僕はぎゃふんと言わせるより、顔も見たくもないのですが……)
困ったようにリヴィアスは内心で本音を思う。
婚約破棄をしたのだから、今後のパーティーにお互い出席したとしても、もう挨拶することも、会うこともないとリヴィアスは思っていた。
ラディウスからは一、二度は会うことになるというのは分かるが、お互い、特にアルギロス側は無駄に高いプライドが邪魔をして、リヴィアスを見掛けたら、離れるだろうと思う。
リヴィアスはもちろんだが、アルギロスもまた、未練はないと思っていた。
だが、実際はリヴィアスの予想とは違っていた。
あちらは、リヴィアスが入場した途端、他の貴族達を無視して大声で名を叫んだ。
守るように囲んでくれる家族と親族から、冷ややかな魔力が漂っているのをリヴィアスは感じた。
ラディウスはまだ魔力は漏れてはいない。少しだけ、アルギロスがどのような反応をするのか、と面白そうに見ている。
「……おかしいな。レイディアンスは“水碧の大公殿下”と言われているから分かるが、プロミネンスは炎神系、ライトニングは雷神系、エリスロースは竜神の加護を持って生まれるはず……水神、氷神系の冷ややかな魔力が漂うのは何故だ?」
と、余裕のある呟きをする始末だ。
「大公殿下! リヴィアスと話がしたいのです! そこをどいて頂けませんか?!」
アルギロスからまた自分の名前を叫ばれ、リヴィアスはびくりと震える。
自分より背が高い面々に囲まれていることで、リヴィアスはまだアルギロスの姿が見えないが、それでも声を聞くと動揺する。
(……アシェル様のお陰で、落ち着けたのに……)
徐々に指先が冷たくなっていくのを感じる。
それをいち早く気付き、ラディウスが右手でそっと温める。
「――自ら婚約破棄を宣言しておきながら、まだ我が息子の名を呼ぶか。前にも言ったはずだ。我が大公家とお前との縁は切れた。お前が自ら切った。それでも執拗に我が息子の邪魔をすると言うなら、こちらも相手になるが?」
冷ややかな紺碧色の目を鋭く細め、ミストラルはアルギロスに返す。
かなり弱めた威圧をアルギロスに向けると、ウィキッド侯爵が慌てて前に出る。
「ミストラル殿下! 申し訳ございません! 今はどうか、少しだけお待ち頂けますでしょうか」
「そうだな。ミストラル、落ち着け。まずは私の話を聞いてくれ」
謝るウィキッド侯爵に同意するように、パーティー会場の王族が座る場所で、イリオス国王もミストラルに声を掛ける。
「……陛下。私は至って落ち着いておりますが? 落ち着いていなければ、そこの小僧と隣の小娘の首を即刻撥ねています」
「「ヒィッ」」
ミストラルに鋭く睨まれ、アルギロスと、リヴィアスからは見えないが隣にいたらしいプサリ男爵家の養女モノリスが小さく悲鳴を上げる。
そのくらい簡単にやってのける実力があるだけに、不幸なことに想像してしまった周囲の貴族達からざわめきが消え、会場内がしんと静まる。
「それでは、まず、我が王家主催のパーティーを始める前に、皆も知っている通り、二ヶ月前の王立タイバス学園の卒業パーティーで、ウィキッド侯爵家の長男アルギロスが、レイディアンス大公家の次男で我が甥にあたるリヴィアスに婚約破棄を宣言した。更には先の国内に流行った病の特効薬を作り、民達を救ったのはリヴィアスではなく、プサリ男爵家の養女モノリスだと発言したことについて、レイディアンス大公家の長男グレイシアの要請により、我が王家の査問機関が調査した結果を皆に報告しよう」
静かになったのを見計らい、椅子に腰掛け、イリオス国王が厳かに告げ、隣に立つ王太子のリュミエールを見上げる。
リュミエールは頷き、一度、周囲を見渡したあとに口を開いた。
「結論から言うと、国内に流行った病の特効薬は、レイディアンス大公家の次男リヴィアス卿が作ったもので間違いない。特効薬の実物もレシピを含め、国王陛下に報告し、宮廷薬師の薬師長に提出して、承認を得ている。私も王家の代表として、その場に立ち会っており、レシピの筆跡もリヴィアス卿のものであり、その場で特効薬も作った。鑑定の魔導具でも、製作者はリヴィアス卿であると記されてあり、プサリ男爵家の養女の名前は一切なかった」
リュミエールは金色の目を細め、アルギロスとモノリスを見据える。
「う、嘘ではありません! 私が特効薬を作りました!」
モノリスが必死の形相で、イリオス国王とリュミエールを見つめる。
「では、聞くが、特効薬に使う素材は何だ? 其方が作ったというのなら、分かるだろう?」
尚も金色の目を細め、リュミエールはモノリスを睨む。
「い、一年前に作ったものなので、お、覚えていません」
顔を青くして、モノリスは小さく言う。
「リヴィアス卿は分かるか?」
「はい、殿下。細々としたものは省略致しますが、主に使用する素材を申し上げます」
ミストラル達に囲まれた場所から数歩左にずれて、リヴィアスは頷き、細々としたものは省略し、主に使う素材を告げた。
それをレシピで確認したリュミエールは大きく頷いた。
「――合っているな。間違いない。これでも、其方が作ったものと申すか?」
冷めた金色の目でモノリスを見下ろし、リュミエールは衛兵を呼ぶ。
「プサリ男爵令嬢。其方はリヴィアス卿の功績をさも己のもののように言い、リヴィアス卿に冤罪を掛けようとした。更には、リヴィアス卿に婚約者がいるにもかかわらず、婚約者を誘惑し、不貞を行った。リヴィアス卿は準王族だ。そのリヴィアス卿に、これは許されるものではない」
モノリスから少し離れた位置で、彼女の家族と思われるプサリ男爵夫妻と義兄が緩く頭を振った。
「よって、プサリ男爵令嬢の養女としての立場と薬師見習いの資格を剥奪。今後も、貴族の養女になることを認めないものとする。リヴィアス卿に謝罪したのち、王城より即刻立ち去れ」
イリオス国王の代わりに、リュミエールが言い放つ。
男爵家の養女としての立場を剥奪……つまりは、平民に戻ることになることを理解したモノリスは顔色を変える。
「そ、そんな……! ごめんなさい! そんなつもりはなかったんです! 私はリヴィアス様のことが、好きで、お側にいたくて……! 平民に戻りたくない……!」
王家の決定に、モノリスが青褪めた顔で必死に叫ぶ。
「尚更、悪いな。リヴィアス卿は王弟の息子――準王族にあたる。安易に触れられるものでもなく、其方が掻き乱したことで、リヴィアス卿の婚約も穢した。これは王家の決定事項であり、覆ることはない」
「いやぁ……! アル様ぁ! 助けて! お養父様! お養母様! お義兄様!」
リュミエールの言葉に、モノリスは悲鳴と共に、アルギロスと男爵家の家族に助けを求めるが、王家の決定を誰も覆すことは出来ない。
「リヴィアス様! そんなつもりはなかったんです! 私は、ただ貴方のことが……!」
必死にモノリスはリヴィアスに向かって手を延ばすが、間にミストラルが入り、美しい『月華の君』の姿を遮る。
「気安く我が息子の名を呼ぶな。息子も呼ぶことを認めていないはずだ」
ミストラルが冷ややかに言い放ち、モノリスにのみ軽い威圧を放つ。
すぐその威圧を感じ取り、モノリスはがくがくと足を震わせ、床にぺたりと座り込んだ。その近くに、衛兵達が囲い、逃げられないようにする。
泣き喚くモノリスを不快に感じたのか、ミストラルは沈黙魔法を掛けた。
声が届かなくなり、モノリスは絶望の表情になった。
平民から男爵家の養女になった少女の夢は、儚くも散り、心の底から嫌悪していた平民に逆戻りすることになった。
※いつも読んで下さり、ありがとうございます!
ひとまず、一人目の断罪? です。
次話も断罪です。
続けて一話で書こうかと思ったのですが、予想以上に長くなったので、二つに分けました。
どうにか24時までには更新したいと思っていますので、宜しくお願い致します!
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