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2章 交流
ついに…みえる…みえるぞー!
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めっちゃ時間が飛びます。植物状態を書くのと、誰とも絡みがないのが難しいので、急ピッチで進めていきます。すみません、
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
やっほー。セレナです。
正直どのくらいの時間がたったのかわかんないのですが、多分3ヶ月くらい経ちました。
そして、今、ついに目を開けれるようになりました。想像よりふりふりしたどピンクのどぎつい部屋に寝かせられているみたいです。目を開けられるようにはなったと言っても、顔は動かせないので天井と頑張ってきょろきょろ…いや、ぎょろぎょろしてわかった情報です。
嗅覚と触覚は完全に戻りました。身体を拭かれてるのが恥ずかしいです。逆に意識もあるし、感覚もあるのに何もできないのが恐怖です。まだ瞼しか動かないので、誰にもバレないようにしたいと思います…
あー、暇だし魔法でも試してみようかなぁ
そう、今日まで、ずっと魔法を勉強してきた。記憶はあると言っても使いこなせるかはまた別の話。たくさんイメトレを重ねた。その結果なんと無詠唱でもできることが判明したのだ。
私はまず目を閉じて、体内を巡る魔素を見つける。それを感じるとだんだん暖かくなってくるのがわかる。それを爪先、手足、満遍なく行き渡らせる。
ふぅ…結構きついなぁ、
私はしばらく魔素を操る練習をしていた。
すると…
ギィーッ
まずい、誰か来た!もうそんな時間だったか!どうしよう、途中で止められないよ。あ、この足音はルアンさんだ。
「お嬢様~こんにちは。お世話しにきたよ。今日も最悪な1日ですね~。」
そう言って近寄ってくる。
「あれ?お嬢様汗かいてる、大丈夫かな、何かの病気か?医者呼んできた方がいいかなー…」
うぅ、どうしよう。このままじゃ目覚めかけてることがバレてまた殺されちゃう。あ!あれがあったじゃないか!うーんできるかなぁ
『あのぉ、もしもし?聞こえてますか?』
「!!!?????~~」
ルアンさんは声なき悲鳴をあげた。
よかったー、大声出されなくて。
「え?今の声お嬢様ですか?」
『はい、そうですー!あのぉ、医者は呼ばないでください!呼ばれちゃうとあの女にまた殺されちゃうので…この汗はだんだん感覚が戻ってきたので魔素を操る練習をしてた結果です』
「そ、そうだったんですね。絶対言いません。にしても、お嬢様の声、可愛いですね。容姿もとても可憐で美しいし…あ、もしかして今までの俺たちの声も聞こえてたり…しましたか?俺、たくさん失礼なことを…」
『うーん、自分の容姿はわからないけど、綺麗なのはお世話をしてくださってる、リアンさん達のおかげですよ?
聞こえてました!情報知る術がなかったのでとても助かってましたよ~!ありがとうございます!植物状態って孤独で怖くて不安だしとっても暇なんですよ、やりたくても何もできないし。まぁ、そのおかげで色んな人が重大な秘密をペラペラ喋ってくれたので、私は復活したら…ふふふふ』
「女性が、感謝を…それにしても、お嬢様は昔からこんな感じなのでしょうか…その、この国の女性とはまるで違う、というか…」
『それがねぇ、意識を取り戻したのは5ヶ月くらい?前でね、それ以前の記憶がないのよ。毒を盛られてたのがわかったのもあの女が私にペラペラ喋っててわかったことだし…あ、でもあの女が言うには毎日本を読んでて不気味だったらしいわ』
「ぶはっっっ、そ、それは…」
ルアンさんの声が震えている、うんうん。少しでも笑ってもらえてよかった。
『ルアンさん、改めてお礼を言わせて?あなた達が植物状態の私を人として扱ってくれていたから、今こうして生きていけてる。大変だったと思うけど、私を蔑ろにしないでくれて、本当にありがとう。実はもう、嗅覚、触覚、視覚は戻ってるの。動かせないけどね、いきなり目を開けたらびっくりさせちゃうかなって思って…あなたのことを見てもいい?』
「!!??はい!俺のほうこそ、お嬢様のお世話をすることでなんとか自分を保って居られました。今、貴方と話せることがとても嬉しい。幻聴じゃないですよね…俺は、薄汚れているので…その、見ていい気分になるものじゃないと思います。」
『そんなの、私が判断することだから、見せて?』
私は目を開けた。するとそこには、息を呑むほど美しい、美形のドアップがあった。
え!?予想外なんですけど!!確かに、傷や汚れがついて、本来輝くであろう金の髪が汚れてしまっている。
目にはうっすらくまもあるし、髭も生えまくっているし、顔色も悪い。でも色白で、鼻筋が通っていて青い瞳で…美形なのは隠せていない。
目を見開いて固まってしまった私に彼は悲しそうな、寂しそうな、落胆したような表情をして
「すみません、お見苦しい物をお見せしてしまって…俺はもう行きますね…」
『まって!違うわ!!ほんとに!その…固まってしまったのは貴方にみ、み、見惚れていたからなの!』
「は?」
『そ、そういうわけだから、かんちがいしないでよね!』
「ふっ、なんだそれ、あははは!お嬢様趣味悪いっすねー!」
『悪くなんかない!貴方は本当に素敵な人だわ、とてもかっこいい』
「…そんなわけ…」
『数ヶ月、あなたのことを観察して、とても優しい人だと思った、優しすぎるがゆえに、人一倍損な立ち回りを引き受けてしまう。それに、頭が良いし、面倒見がいいし、ユーモアがあるし、貴方は見た目云々を抜きにしてもとてもかっこいい、正直、意識を取り戻してから今日までで、貴方、いいえ、貴方達3人はとてもかっこよくて、やさしい人達だと思った』
「そ、そんな優しい言葉で期待させておいて!どうせあんたも捨てるんだろ!」
『ふっっ、植物状態の私がどうやってあなた達を捨てるっていうのよ、文字通り、あなた達なしだと生きていけないわ~』
「!!??…あんた、変わってるな」
『ありがとう』
「ほ、褒めてねぇよ…」
『え~褒めてないの?…うーん、嫌われちゃったかな、私うざすぎた?、、』
「別にっ、嫌いじゃねえよ。ただ、その言葉を素直に信じるには、俺には時間がかかる…」
『うん。信じてもらえるまで待つよ。何度でも言ってあげる。ルアンはかっこいい!優しい!賢い!イケメン!天才!ひげ!』
「おい!なんか最後適当じゃないか?」
『むぅ、だって髭生えてるじゃん』
「なんだそれ笑、それより、あんたの事他のやつには言わない方がいいんだよな?カイとセオはどうする?」
『叫ばれても困るんだよなぁ…動けるようになるまであの女に知られるわけにはいかないし…うーん、』
「いや、まじ、普通叫ぶぞ。最初に来たのが俺で良かったなぁ。てか俺も自分、よく叫ばなかったと思う」
『ですよねぇ、本当は2人ともお話ししたいんだけど…動けるようになるまで我慢するよ』
「あぁ、それがいいだろう。ちなみに魔素を循環させて、変質させるのは試したか?」
『変質?ううん、まだ…ていうか変質って無詠唱でもできるの?』
「あぁ、できる。変質はイメージが大事なんだ。糸みたいにして自分を操ったり…とかできないかと思ってな、」
『おお!確かにそれならできそう!試してみるよ。にしても魔法に詳しいね?』
「俺の母親は魔女だったからな、よく書斎に忍び込んで本を読んでいた。でも、この国で男が学をつけるのは禁忌とされていて、ある日見つかって、そのまま売られた。」
『そうだったのね…でも、あなたのおかげで私は希望を見出せたわ!それにそんな状況で読んだ知識がしっかり身について、応用できるなんて、天才すぎるわ!』
「お、おう…」
そうして、私は久しぶりに人と話してとても嬉しかった。ルアンさんは、流石に長居してると怪しまれると言って、私の身体をパパッと吹き、(気まずそうだった)出ていった。
よし!変質試してみますか~!
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やっほー。セレナです。
正直どのくらいの時間がたったのかわかんないのですが、多分3ヶ月くらい経ちました。
そして、今、ついに目を開けれるようになりました。想像よりふりふりしたどピンクのどぎつい部屋に寝かせられているみたいです。目を開けられるようにはなったと言っても、顔は動かせないので天井と頑張ってきょろきょろ…いや、ぎょろぎょろしてわかった情報です。
嗅覚と触覚は完全に戻りました。身体を拭かれてるのが恥ずかしいです。逆に意識もあるし、感覚もあるのに何もできないのが恐怖です。まだ瞼しか動かないので、誰にもバレないようにしたいと思います…
あー、暇だし魔法でも試してみようかなぁ
そう、今日まで、ずっと魔法を勉強してきた。記憶はあると言っても使いこなせるかはまた別の話。たくさんイメトレを重ねた。その結果なんと無詠唱でもできることが判明したのだ。
私はまず目を閉じて、体内を巡る魔素を見つける。それを感じるとだんだん暖かくなってくるのがわかる。それを爪先、手足、満遍なく行き渡らせる。
ふぅ…結構きついなぁ、
私はしばらく魔素を操る練習をしていた。
すると…
ギィーッ
まずい、誰か来た!もうそんな時間だったか!どうしよう、途中で止められないよ。あ、この足音はルアンさんだ。
「お嬢様~こんにちは。お世話しにきたよ。今日も最悪な1日ですね~。」
そう言って近寄ってくる。
「あれ?お嬢様汗かいてる、大丈夫かな、何かの病気か?医者呼んできた方がいいかなー…」
うぅ、どうしよう。このままじゃ目覚めかけてることがバレてまた殺されちゃう。あ!あれがあったじゃないか!うーんできるかなぁ
『あのぉ、もしもし?聞こえてますか?』
「!!!?????~~」
ルアンさんは声なき悲鳴をあげた。
よかったー、大声出されなくて。
「え?今の声お嬢様ですか?」
『はい、そうですー!あのぉ、医者は呼ばないでください!呼ばれちゃうとあの女にまた殺されちゃうので…この汗はだんだん感覚が戻ってきたので魔素を操る練習をしてた結果です』
「そ、そうだったんですね。絶対言いません。にしても、お嬢様の声、可愛いですね。容姿もとても可憐で美しいし…あ、もしかして今までの俺たちの声も聞こえてたり…しましたか?俺、たくさん失礼なことを…」
『うーん、自分の容姿はわからないけど、綺麗なのはお世話をしてくださってる、リアンさん達のおかげですよ?
聞こえてました!情報知る術がなかったのでとても助かってましたよ~!ありがとうございます!植物状態って孤独で怖くて不安だしとっても暇なんですよ、やりたくても何もできないし。まぁ、そのおかげで色んな人が重大な秘密をペラペラ喋ってくれたので、私は復活したら…ふふふふ』
「女性が、感謝を…それにしても、お嬢様は昔からこんな感じなのでしょうか…その、この国の女性とはまるで違う、というか…」
『それがねぇ、意識を取り戻したのは5ヶ月くらい?前でね、それ以前の記憶がないのよ。毒を盛られてたのがわかったのもあの女が私にペラペラ喋っててわかったことだし…あ、でもあの女が言うには毎日本を読んでて不気味だったらしいわ』
「ぶはっっっ、そ、それは…」
ルアンさんの声が震えている、うんうん。少しでも笑ってもらえてよかった。
『ルアンさん、改めてお礼を言わせて?あなた達が植物状態の私を人として扱ってくれていたから、今こうして生きていけてる。大変だったと思うけど、私を蔑ろにしないでくれて、本当にありがとう。実はもう、嗅覚、触覚、視覚は戻ってるの。動かせないけどね、いきなり目を開けたらびっくりさせちゃうかなって思って…あなたのことを見てもいい?』
「!!??はい!俺のほうこそ、お嬢様のお世話をすることでなんとか自分を保って居られました。今、貴方と話せることがとても嬉しい。幻聴じゃないですよね…俺は、薄汚れているので…その、見ていい気分になるものじゃないと思います。」
『そんなの、私が判断することだから、見せて?』
私は目を開けた。するとそこには、息を呑むほど美しい、美形のドアップがあった。
え!?予想外なんですけど!!確かに、傷や汚れがついて、本来輝くであろう金の髪が汚れてしまっている。
目にはうっすらくまもあるし、髭も生えまくっているし、顔色も悪い。でも色白で、鼻筋が通っていて青い瞳で…美形なのは隠せていない。
目を見開いて固まってしまった私に彼は悲しそうな、寂しそうな、落胆したような表情をして
「すみません、お見苦しい物をお見せしてしまって…俺はもう行きますね…」
『まって!違うわ!!ほんとに!その…固まってしまったのは貴方にみ、み、見惚れていたからなの!』
「は?」
『そ、そういうわけだから、かんちがいしないでよね!』
「ふっ、なんだそれ、あははは!お嬢様趣味悪いっすねー!」
『悪くなんかない!貴方は本当に素敵な人だわ、とてもかっこいい』
「…そんなわけ…」
『数ヶ月、あなたのことを観察して、とても優しい人だと思った、優しすぎるがゆえに、人一倍損な立ち回りを引き受けてしまう。それに、頭が良いし、面倒見がいいし、ユーモアがあるし、貴方は見た目云々を抜きにしてもとてもかっこいい、正直、意識を取り戻してから今日までで、貴方、いいえ、貴方達3人はとてもかっこよくて、やさしい人達だと思った』
「そ、そんな優しい言葉で期待させておいて!どうせあんたも捨てるんだろ!」
『ふっっ、植物状態の私がどうやってあなた達を捨てるっていうのよ、文字通り、あなた達なしだと生きていけないわ~』
「!!??…あんた、変わってるな」
『ありがとう』
「ほ、褒めてねぇよ…」
『え~褒めてないの?…うーん、嫌われちゃったかな、私うざすぎた?、、』
「別にっ、嫌いじゃねえよ。ただ、その言葉を素直に信じるには、俺には時間がかかる…」
『うん。信じてもらえるまで待つよ。何度でも言ってあげる。ルアンはかっこいい!優しい!賢い!イケメン!天才!ひげ!』
「おい!なんか最後適当じゃないか?」
『むぅ、だって髭生えてるじゃん』
「なんだそれ笑、それより、あんたの事他のやつには言わない方がいいんだよな?カイとセオはどうする?」
『叫ばれても困るんだよなぁ…動けるようになるまであの女に知られるわけにはいかないし…うーん、』
「いや、まじ、普通叫ぶぞ。最初に来たのが俺で良かったなぁ。てか俺も自分、よく叫ばなかったと思う」
『ですよねぇ、本当は2人ともお話ししたいんだけど…動けるようになるまで我慢するよ』
「あぁ、それがいいだろう。ちなみに魔素を循環させて、変質させるのは試したか?」
『変質?ううん、まだ…ていうか変質って無詠唱でもできるの?』
「あぁ、できる。変質はイメージが大事なんだ。糸みたいにして自分を操ったり…とかできないかと思ってな、」
『おお!確かにそれならできそう!試してみるよ。にしても魔法に詳しいね?』
「俺の母親は魔女だったからな、よく書斎に忍び込んで本を読んでいた。でも、この国で男が学をつけるのは禁忌とされていて、ある日見つかって、そのまま売られた。」
『そうだったのね…でも、あなたのおかげで私は希望を見出せたわ!それにそんな状況で読んだ知識がしっかり身について、応用できるなんて、天才すぎるわ!』
「お、おう…」
そうして、私は久しぶりに人と話してとても嬉しかった。ルアンさんは、流石に長居してると怪しまれると言って、私の身体をパパッと吹き、(気まずそうだった)出ていった。
よし!変質試してみますか~!
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