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王子に恋した人魚姫、脚を手に入れ会いに行く〜エミーナが描いた1ダースの絵〜
愛される理由
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王子さまの婚約者となったエミーナは、先生を付けてもらって文字を教わった。彼女はアルファベットの発音を聞いて学び、アルファベットをどう組み合わせれば自分の名を正しく呼んでもらえるのか、試行錯誤を重ねる。
そしてついに、先生は彼女が綴った文字を見て、「エミーナ・ド・ロマーヒ」と正しく読んでくれた。彼女は自分の名前エミーナ・ド・ロマーヒをアルファベットで書き表すことができたのだ!
先生が侍女に王子さまを呼んでくるように言ってくれたので、王子さまはすぐに駆けつけてくれた。
エミーナは自分が羊皮紙に書き綴った名前を嬉しそうに王子さまに見せる。
「『エミーナ・ド・ロマーヒ』。これが君の名前なんだね?」
エミーナは笑顔で頷く。王子さまはたいそう喜んだ。やっと愛する人の名を呼ぶことができるようになったのだから。
「エミーナ。君は可愛い絵描きさんで、優秀な学び手だね。きっと素晴しい王太子妃にもなれるよ」
エミーナの笑顔が弾ける。王子さまが両手を広げると、エミーナはその胸に飛び込んだ。二人は強く抱きしめ合う。
「これでようやく正式な婚約発表ができる! さあ、父王に報告だ」
二人は出会ってから一年後に荘厳な結婚式を挙げ、エミーナは王太子妃となった。その一年後には王子が誕生し、国王一家と国民を大喜びさせた。
出産後、エミーナ妃は身体障害者支援団体名誉総裁に就任し、車イスの普及に尽力した。と同時に聾唖者支援団体名誉総裁にも就任し、この国にはまだ存在してなかった手話を考案し、手話の普及にも尽力したのだ。
他にも国民の識字率を上げる事業と絵画教育支援事業を立ち上げ、この国の福祉と教育と芸術の向上に大きく貢献した。エミーナは自分の幸せだけではなく、国民の幸せをも願っていたのだ。その結果、エミーナ妃は全国民から敬愛された。
めでたしめでたし。
王子さまの命を助け恋に落ちたエミーナは、自ら行動した。すなわち海の魔女に掛け合い、声と引き換えに脚をもらい、王子さまに会いに行き、絵を描いて、身振り手振りで「王子さまを自分が助けた」と事実を伝えたのだ。そして王子さまへの愛を表情と行動によって表現した。
それらすべての努力が実を結び、エミーナは王子さまから愛されたのだ。褒美に『王子さまが欲しい』と自分の意思を明確に伝え、文字を学んで自分の名前の綴り方を見つけ出し、正式な婚約発表に漕ぎ着けたから王子さまと結婚できたのだ。
実際のところ、王子さまなんかめったにやって来ない。親切な魔法使いもまずめったに現れることなどない。王子さまや魔法使いを待ってるだけじゃ、年老いて朽ち果てるだけ。
だから乙女たちよ、自分の手で幸せを掴み取りに行くのだ。頭を使え、知恵を絞れ。王子さまに会いに行け。何としてでも想いを伝えるのだ。欲しいものは「欲しい」と言うのだ。何も行動せず、黙って待ってるだけでは想いは伝わらない。王子さまはエスパーじゃない。
そしてついに、先生は彼女が綴った文字を見て、「エミーナ・ド・ロマーヒ」と正しく読んでくれた。彼女は自分の名前エミーナ・ド・ロマーヒをアルファベットで書き表すことができたのだ!
先生が侍女に王子さまを呼んでくるように言ってくれたので、王子さまはすぐに駆けつけてくれた。
エミーナは自分が羊皮紙に書き綴った名前を嬉しそうに王子さまに見せる。
「『エミーナ・ド・ロマーヒ』。これが君の名前なんだね?」
エミーナは笑顔で頷く。王子さまはたいそう喜んだ。やっと愛する人の名を呼ぶことができるようになったのだから。
「エミーナ。君は可愛い絵描きさんで、優秀な学び手だね。きっと素晴しい王太子妃にもなれるよ」
エミーナの笑顔が弾ける。王子さまが両手を広げると、エミーナはその胸に飛び込んだ。二人は強く抱きしめ合う。
「これでようやく正式な婚約発表ができる! さあ、父王に報告だ」
二人は出会ってから一年後に荘厳な結婚式を挙げ、エミーナは王太子妃となった。その一年後には王子が誕生し、国王一家と国民を大喜びさせた。
出産後、エミーナ妃は身体障害者支援団体名誉総裁に就任し、車イスの普及に尽力した。と同時に聾唖者支援団体名誉総裁にも就任し、この国にはまだ存在してなかった手話を考案し、手話の普及にも尽力したのだ。
他にも国民の識字率を上げる事業と絵画教育支援事業を立ち上げ、この国の福祉と教育と芸術の向上に大きく貢献した。エミーナは自分の幸せだけではなく、国民の幸せをも願っていたのだ。その結果、エミーナ妃は全国民から敬愛された。
めでたしめでたし。
王子さまの命を助け恋に落ちたエミーナは、自ら行動した。すなわち海の魔女に掛け合い、声と引き換えに脚をもらい、王子さまに会いに行き、絵を描いて、身振り手振りで「王子さまを自分が助けた」と事実を伝えたのだ。そして王子さまへの愛を表情と行動によって表現した。
それらすべての努力が実を結び、エミーナは王子さまから愛されたのだ。褒美に『王子さまが欲しい』と自分の意思を明確に伝え、文字を学んで自分の名前の綴り方を見つけ出し、正式な婚約発表に漕ぎ着けたから王子さまと結婚できたのだ。
実際のところ、王子さまなんかめったにやって来ない。親切な魔法使いもまずめったに現れることなどない。王子さまや魔法使いを待ってるだけじゃ、年老いて朽ち果てるだけ。
だから乙女たちよ、自分の手で幸せを掴み取りに行くのだ。頭を使え、知恵を絞れ。王子さまに会いに行け。何としてでも想いを伝えるのだ。欲しいものは「欲しい」と言うのだ。何も行動せず、黙って待ってるだけでは想いは伝わらない。王子さまはエスパーじゃない。
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