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兄と弟と聖剣
はたしてチェルが戻った時、其処にカイナはまだ居るだろうか
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何度も何度も、穏やかな流れの川に水音を立てながら上下を行き来するチェル。籠に入りそうで入らない魚にある種の射幸心を感じながら、チェルは呑気な狩りをしばらく続けていた。
そしてランプの灯りが必要無くなる程に空も明るくなり始め、水の抵抗によって歩くのも辛く感じてきた頃、ついにその時が訪れた。
「えっ……あっ!」
カイナからのお説教を覚悟し、どうか森で拾い集めた草葉か木の実の中に食べられる物がありますようにと願い始めたチェルの目の前で、ついに魚が籠に入った。
疲れきって重くなっていた足取りも急に軽くなり、チェルは慌てて籠へと駆け寄った。シャツまで濡れるのも気にせずに四つん這いになって、籠の口を上に向けて見れば、その中には見間違いではなく魚が確かに入っていた。
「おぉ……おぉー……」
念願叶った獲物を前にして、チェルはどこかぼんやりとした感嘆の声を上げた。サイズは15センチ程度であり妄想していたよりは小さいが、小食なチェルの一食分としては十分だろう。どれだけ低く見積もってもハチノコ1匹よりは栄養がありそうだった。
「っ……」
籠を胸に抱いたチェルの瞳から涙が零れた。籠の重さとそのボロボロの肌触りの悪さが、チェルの小さな鼻にツンとした痛みをもたらした。
少なくとも今朝の昆虫食は避けられることへの安堵。優しくないカイナが少しは優しくなってくれるかもしれないことへの期待。初めての工作と狩猟が上手くいったことの喜び。
まだその魚が食べられる種類かどうかもわかっていないけれど、チェルの胸は達成感に満ち満ちていた。
「ふふっ……早く帰ろっと……。カイナ兄、もう起きてるかな?」
籠を愛おしそうに抱きながら川から出ると、チェルは帰り道の目印を探し始めた。しかし川を歩き回ったせいか、森のどの辺りから出てきたのかがわからず、印をつけた木は中々見つからなかった。
「あれ? この辺りだったと思うんだけど……あんまり遅くなると、カイナ兄に怒られるかも……」
木にはかなり大きな傷をつけているため、見つからないはずはない。隈なく虱潰しに川に面した木を探せば必ず帰り道はわかる。帰れないことへの不安は無かったが、代わりにチェルの脳裏には別の懸念が浮かび始めていた。
「カイナ兄……まだ居るよね……? 僕のこと、ちゃんと待ってくれてるよね?」
はたしてチェルが戻った時、其処にカイナはまだ居るだろうか。勝手に居なくなったチェルを置いて、疾うに出発してやいないか。
一度顔を見せた不安は徐々にチェルの胸に満ちていた達成感を浸食し、頭から思考を回す為の余白を奪っていく。
冷や汗が一滴垂れ落ちたのを皮切りにして、チェルは慌てて目印を探し始めた。
「はぁっ……はぁっ……どこっ……どこっ? これ……じゃないっ。もっとあっち……? でも、そんなに離れてたっけ?」
チェルの為に亡命までしているカイナがチェルを置いていくはずがない。カイナにチェルを見捨てるつもりがあったのなら、それこそイクスガルドで首を撥ねればよかった。この森の中にチェルを一人置いていくということは、チェルを見殺しにするのと同義であるのだから、今更になってカイナがそんなことをするとは思えない。
心の中では、置いて行かれる可能性を否定する材料をいくらでも思い浮かべることができた。どう考えてもカイナがチェルを見捨てる理屈は存在しない。しかし頭の中で思い起こされる昨夜の出来事が、見捨てられたかもしれないという可能性を否定することを許してはくれなかった。
昨夜、ハチノコを食べさせようとするカイナをチェルは感情的に拒絶した。溢れる感情をそのまま撒き散らして、号泣しながら駄々をこねたのだから、カイナの中でチェルへの心証が悪くなったことは想像に難くない。
そして一晩明けてカイナが目を覚ますと、そのチェルが消えているのだ。離れるなという指示も守らず、カイナにも何も告げず、一人で勝手に居なくなったチェルの帰りをカイナは待つだろうか。
カイナからすれば目的がわからないのだから、チェルがどの程度で戻るのかはわからない。そもそもチェルに戻ってくるつもりがあるのかもわからない。あのチェルの拒絶を見た後では、全てが嫌になって逃げだしたと思われている可能性もある。
何より、カイナはチェルの事を好ましく思っていない。亡命についてきてくれて、守ってくれてはいるけれども、チェルの事が好きではないことはその態度から伝わってくる。ただ父から頼まれたからここまで面倒を見ているだけで、自分から逃げ出したチェルを追いかけることまでする義理は無いのかもしれない。
「あっ――!」
水と魚の入った籠を抱え必死に走っていたチェルであったが、足がもつれて転んでしまった。食べられるかもしれないという希望の元に集めていた草葉や木の実が辺りにぶちまけられ、腕と指に傷をつけてまで作り上げた籠も壊れてただの枝に戻ってしまった。
「いっつぅっ……あぁっ!?」
擦りむいた膝の痛みに悶える暇もチェルには無かった。懸命に作った籠が壊れたことによって、中に入っていた獲物も外に飛び出してしまっていた。
転んで地面に這いつくばるチェルの目の前では、苦労して捕まえた魚が川へと逃げ込もうとピチピチと跳ねていた。
「だっ、だめっ……待って……待ってっ……!」
苦労して作った籠の残骸に嘆く暇も無い。痛む足を庇いながら、這いずるようにして魚へと手を伸ばすチェル。生死と尊厳と賭けた人と魚の追いかけっこは、わずかに人が優勢なように見えた。
血を流す膝の痛みに耐えながら、魚へと震える指先を伸ばすチェル。指先が触れたが跳ねる魚は上手く捕まえられず、むしろ川へと押し出してしまう。
「あっ……あっ……もうっ……んぅっ」
足を庇っていたせいで魚を逃してしまっては目も当てられない。カイナのこともあるのにもたもたしてもいられない。
チェルは痛みを覚悟し意を決して立ち上がり、魚を逃がさないように身体全体を被せようとした。
しかし――
「そこを動くなっ!!」
「ひぃっ!?」
突然の怒声にチェルは反射的に縮こまった。知らない男性の声はチェルの脳裏に拳を振り上げるダズの姿を思い起こさせ、一瞬で身体を硬直させられてしまった。
「なっ、なにっ……? だれ……? なんなの? あっ――」
か細い腕で頭を覆いながら周囲を警戒するチェル。その視界の端で、魚が飛沫を上げながら川の中へと潜っていくのが見えた。
そしてランプの灯りが必要無くなる程に空も明るくなり始め、水の抵抗によって歩くのも辛く感じてきた頃、ついにその時が訪れた。
「えっ……あっ!」
カイナからのお説教を覚悟し、どうか森で拾い集めた草葉か木の実の中に食べられる物がありますようにと願い始めたチェルの目の前で、ついに魚が籠に入った。
疲れきって重くなっていた足取りも急に軽くなり、チェルは慌てて籠へと駆け寄った。シャツまで濡れるのも気にせずに四つん這いになって、籠の口を上に向けて見れば、その中には見間違いではなく魚が確かに入っていた。
「おぉ……おぉー……」
念願叶った獲物を前にして、チェルはどこかぼんやりとした感嘆の声を上げた。サイズは15センチ程度であり妄想していたよりは小さいが、小食なチェルの一食分としては十分だろう。どれだけ低く見積もってもハチノコ1匹よりは栄養がありそうだった。
「っ……」
籠を胸に抱いたチェルの瞳から涙が零れた。籠の重さとそのボロボロの肌触りの悪さが、チェルの小さな鼻にツンとした痛みをもたらした。
少なくとも今朝の昆虫食は避けられることへの安堵。優しくないカイナが少しは優しくなってくれるかもしれないことへの期待。初めての工作と狩猟が上手くいったことの喜び。
まだその魚が食べられる種類かどうかもわかっていないけれど、チェルの胸は達成感に満ち満ちていた。
「ふふっ……早く帰ろっと……。カイナ兄、もう起きてるかな?」
籠を愛おしそうに抱きながら川から出ると、チェルは帰り道の目印を探し始めた。しかし川を歩き回ったせいか、森のどの辺りから出てきたのかがわからず、印をつけた木は中々見つからなかった。
「あれ? この辺りだったと思うんだけど……あんまり遅くなると、カイナ兄に怒られるかも……」
木にはかなり大きな傷をつけているため、見つからないはずはない。隈なく虱潰しに川に面した木を探せば必ず帰り道はわかる。帰れないことへの不安は無かったが、代わりにチェルの脳裏には別の懸念が浮かび始めていた。
「カイナ兄……まだ居るよね……? 僕のこと、ちゃんと待ってくれてるよね?」
はたしてチェルが戻った時、其処にカイナはまだ居るだろうか。勝手に居なくなったチェルを置いて、疾うに出発してやいないか。
一度顔を見せた不安は徐々にチェルの胸に満ちていた達成感を浸食し、頭から思考を回す為の余白を奪っていく。
冷や汗が一滴垂れ落ちたのを皮切りにして、チェルは慌てて目印を探し始めた。
「はぁっ……はぁっ……どこっ……どこっ? これ……じゃないっ。もっとあっち……? でも、そんなに離れてたっけ?」
チェルの為に亡命までしているカイナがチェルを置いていくはずがない。カイナにチェルを見捨てるつもりがあったのなら、それこそイクスガルドで首を撥ねればよかった。この森の中にチェルを一人置いていくということは、チェルを見殺しにするのと同義であるのだから、今更になってカイナがそんなことをするとは思えない。
心の中では、置いて行かれる可能性を否定する材料をいくらでも思い浮かべることができた。どう考えてもカイナがチェルを見捨てる理屈は存在しない。しかし頭の中で思い起こされる昨夜の出来事が、見捨てられたかもしれないという可能性を否定することを許してはくれなかった。
昨夜、ハチノコを食べさせようとするカイナをチェルは感情的に拒絶した。溢れる感情をそのまま撒き散らして、号泣しながら駄々をこねたのだから、カイナの中でチェルへの心証が悪くなったことは想像に難くない。
そして一晩明けてカイナが目を覚ますと、そのチェルが消えているのだ。離れるなという指示も守らず、カイナにも何も告げず、一人で勝手に居なくなったチェルの帰りをカイナは待つだろうか。
カイナからすれば目的がわからないのだから、チェルがどの程度で戻るのかはわからない。そもそもチェルに戻ってくるつもりがあるのかもわからない。あのチェルの拒絶を見た後では、全てが嫌になって逃げだしたと思われている可能性もある。
何より、カイナはチェルの事を好ましく思っていない。亡命についてきてくれて、守ってくれてはいるけれども、チェルの事が好きではないことはその態度から伝わってくる。ただ父から頼まれたからここまで面倒を見ているだけで、自分から逃げ出したチェルを追いかけることまでする義理は無いのかもしれない。
「あっ――!」
水と魚の入った籠を抱え必死に走っていたチェルであったが、足がもつれて転んでしまった。食べられるかもしれないという希望の元に集めていた草葉や木の実が辺りにぶちまけられ、腕と指に傷をつけてまで作り上げた籠も壊れてただの枝に戻ってしまった。
「いっつぅっ……あぁっ!?」
擦りむいた膝の痛みに悶える暇もチェルには無かった。懸命に作った籠が壊れたことによって、中に入っていた獲物も外に飛び出してしまっていた。
転んで地面に這いつくばるチェルの目の前では、苦労して捕まえた魚が川へと逃げ込もうとピチピチと跳ねていた。
「だっ、だめっ……待って……待ってっ……!」
苦労して作った籠の残骸に嘆く暇も無い。痛む足を庇いながら、這いずるようにして魚へと手を伸ばすチェル。生死と尊厳と賭けた人と魚の追いかけっこは、わずかに人が優勢なように見えた。
血を流す膝の痛みに耐えながら、魚へと震える指先を伸ばすチェル。指先が触れたが跳ねる魚は上手く捕まえられず、むしろ川へと押し出してしまう。
「あっ……あっ……もうっ……んぅっ」
足を庇っていたせいで魚を逃してしまっては目も当てられない。カイナのこともあるのにもたもたしてもいられない。
チェルは痛みを覚悟し意を決して立ち上がり、魚を逃がさないように身体全体を被せようとした。
しかし――
「そこを動くなっ!!」
「ひぃっ!?」
突然の怒声にチェルは反射的に縮こまった。知らない男性の声はチェルの脳裏に拳を振り上げるダズの姿を思い起こさせ、一瞬で身体を硬直させられてしまった。
「なっ、なにっ……? だれ……? なんなの? あっ――」
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