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兄と弟と聖剣
プラマイゼロ……むしろ、プラスかも
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水音に誘われたチェルが辿り着いたのは、森の中を流れる少し開けた川だった。上流から下流まで見通しが良く、川も澄んだ水が流れており、ランプで照らせば底まで良く見えた。チェルの期待通りに食べ応えのありそうな魚の姿も岩陰に複数見えた。
「あれだけいれば……1匹くらいは……。でも、どうやって捕ろう……」
チェルが最初に思いついたのは釣りだった。釣り竿は持ち合わせていないものの、チェルは聖剣を持っている。ただの短剣に成り下がってはいるが、釣り竿の材料を集めるのには十分に役に立つ。餌も野営地まで戻ればハチノコがある。
しかしながら、チェルの知識と技術力ではいくら素材があっても釣り竿は作れない。竿と糸はどうにかなっても、釣り針がどうにもならないためチェルは釣りを諦めた。
目に見える位置に魚が居るのだから、聖剣で直接捕るという手もある。いくらチェルが非力であろうとも、聖剣の鋭さがあれば魚の鱗を貫くなど容易い。
問題は非力なチェルが聖剣を投擲したところで水中を泳ぐ魚には当たりそうもないということだ。川の中に入って直接突くということも考えたが、ごろごろとした石が転がっており見るからに足場が悪い。転んで尻もちをついてしまい、服を濡らしてカイナに呆れられる姿が脳裏に浮かんだため、チェルはこれも諦めた。
一度期待してしまった心は目の前の魚を見逃して引き下がることを許してはくれず、チェルは頭をひねりながらしばらくうんうんと唸っていた。
「んー……うーん……あっ……かご……?」
チェルの脳裏に浮かんだのは、いつの日かイクスガルドの城下町で見た光景。店先で椅子に座った老婆が編み上げては店頭に並べていた、木製の籠をチェルは思い起こしていた。
程よく隙間の空いた網目状は水は通し、魚は捕える罠となる。売り物であった籠は綺麗に加工された木材で編まれていたが、即席の魚取り用なら木の枝でも事足りる。籠を編んでいる老婆の姿を観察していたことがあったおかげで、鮮明では無いものの作り方も記憶にあった。
「いけそう……かな……? とりあえず、やってみよ……」
そもそも力が貧弱なチェルでは取れる選択肢は多くなく、悩んだところで時間の無駄に近い。同じ無駄であれば、籠作りに費やしてみようとチェルは決めた。
材料となる木の枝とつるを聖剣で刈り取っては抱え込んで川縁へと運んでいくチェル。少しでも柔らかくなるように材料を川の水に浸しながら、自身の力でも扱えそうな細い枝をひたすらに集めていく。
「ふーっ……ふーっ……これくらいでいい……かな……? えっと……確か、こんなふうに……」
ランプの灯りで手元を照らしながらチェルは籠を編み始めた。チェルの腕力でもギリギリ扱える枝を軸にして、記憶を頼りにつるで枝をまとめあげていく。
「んっ……ふぅっ……んぃっ……はーっ、はーっ、はーっ、はーっ……もうちょっと削ろう……」
自在に動かせなくなったものの聖剣の切れ味は健在であり、木材を削って太さと硬さを調整するためには十分であった。非力なチェルでも木の枝の加工は可能であり、時間こそかかっているものの籠は段々と形を成していく。
カイナがしていた薪割りのやり方を真似して、聖剣の背を木材で叩いて木の枝を削ったり。削り過ぎたり折れてしまった木材は投げ捨てて材料を無駄遣いして。
木の枝で指を切っては、ぷっくりと膨らむ血玉を赤い舌先で舐めとっては応急処置をして。枝を曲げるのに疲れて筋肉が悲鳴を上げては、へそを晒すのも気にせずに寝そべっては休憩して。
そうして空が白み始めた頃、チェルは不格好ながらも一つの籠を作り上げた。
「……へたっぴ。これ……崩れないかな?」
傷だらけになった両腕で籠に圧力を加えてみるが、籠はビクともしない。しかしこれがチェルのひ弱さと籠の頑強さのどちらを証明しているのかはチェルにはわからなかった。
「まあ、いいや……沈めてみよ……」
川底の石で固定しながら籠を川に沈めるチェル。川の流れに晒されても籠が崩れる様子はなく、しっかりと不細工な形状を保っていた。
「んー……良さそう。それじゃあ、後は此処に追い込めればいいかな……」
川上からわざと派手に飛沫を立てながら川下へと移動すれば、魚たちはチェルから逃げるように川下へと移動する。それを繰り返している内に設置した籠に自ら飛び込む魚が出てくるだろう。それがチェルの考えた魚取りであった。
「日が昇る前に捕まるといいけど……どうだろ……?」
靴の中に水が浸入してくる冷たさを感じながら、チェルは川に足を浸して歩く。ランプで川を照らし、岩陰に隠れる魚を見つけては水飛沫を立てて籠の方へと追い立てる。
チェルがいくらひ弱で細身で小柄であろうと、その辺の川魚よりは圧倒的に大きく強い。筋肉も贅肉も無い細い足であろうとも、少し近づけるだけで魚は一目散に逃げていき、チェルは狩猟としての楽しさを感じていた。
「あっ……っ」
チェルが持つランプが照らす先で、一匹の魚が勢いよくチェルから逃げた。その魚は一目散に設置した籠へと向かっていき、チェルも期待で喉を鳴らし胸を高鳴らせた。
しかし籠に入る直前で魚は方向転換すると、素早くチェルの足の間を抜けて川上へと逃げて行ってしまった。
「わっとっ、とっ!?」
足元を通った魚に気を取られバランスを崩したチェルは川底の石に躓いて尻もちをついてしまった。ズボンを含め下着までもが水にぐっしょりと濡れてしまい、足の付け根のしわにまで下着が張り付いて、不快な感覚がチェルの脳天までじわじわと登ってきた。
「……まあ、魚が捕れれば……多分、怒られないしプラマイゼロ……むしろ、プラスかも……きっと……」
下半身をびしょびしょにして帰ってきたチェルに呆れるカイナの顔を、魚に喜ぶカイナの顔で上書きするチェル。魚が捕れなければマイナスで終わることには目を瞑り、立ち上がって川上からの追い込みを再開した。
「あれだけいれば……1匹くらいは……。でも、どうやって捕ろう……」
チェルが最初に思いついたのは釣りだった。釣り竿は持ち合わせていないものの、チェルは聖剣を持っている。ただの短剣に成り下がってはいるが、釣り竿の材料を集めるのには十分に役に立つ。餌も野営地まで戻ればハチノコがある。
しかしながら、チェルの知識と技術力ではいくら素材があっても釣り竿は作れない。竿と糸はどうにかなっても、釣り針がどうにもならないためチェルは釣りを諦めた。
目に見える位置に魚が居るのだから、聖剣で直接捕るという手もある。いくらチェルが非力であろうとも、聖剣の鋭さがあれば魚の鱗を貫くなど容易い。
問題は非力なチェルが聖剣を投擲したところで水中を泳ぐ魚には当たりそうもないということだ。川の中に入って直接突くということも考えたが、ごろごろとした石が転がっており見るからに足場が悪い。転んで尻もちをついてしまい、服を濡らしてカイナに呆れられる姿が脳裏に浮かんだため、チェルはこれも諦めた。
一度期待してしまった心は目の前の魚を見逃して引き下がることを許してはくれず、チェルは頭をひねりながらしばらくうんうんと唸っていた。
「んー……うーん……あっ……かご……?」
チェルの脳裏に浮かんだのは、いつの日かイクスガルドの城下町で見た光景。店先で椅子に座った老婆が編み上げては店頭に並べていた、木製の籠をチェルは思い起こしていた。
程よく隙間の空いた網目状は水は通し、魚は捕える罠となる。売り物であった籠は綺麗に加工された木材で編まれていたが、即席の魚取り用なら木の枝でも事足りる。籠を編んでいる老婆の姿を観察していたことがあったおかげで、鮮明では無いものの作り方も記憶にあった。
「いけそう……かな……? とりあえず、やってみよ……」
そもそも力が貧弱なチェルでは取れる選択肢は多くなく、悩んだところで時間の無駄に近い。同じ無駄であれば、籠作りに費やしてみようとチェルは決めた。
材料となる木の枝とつるを聖剣で刈り取っては抱え込んで川縁へと運んでいくチェル。少しでも柔らかくなるように材料を川の水に浸しながら、自身の力でも扱えそうな細い枝をひたすらに集めていく。
「ふーっ……ふーっ……これくらいでいい……かな……? えっと……確か、こんなふうに……」
ランプの灯りで手元を照らしながらチェルは籠を編み始めた。チェルの腕力でもギリギリ扱える枝を軸にして、記憶を頼りにつるで枝をまとめあげていく。
「んっ……ふぅっ……んぃっ……はーっ、はーっ、はーっ、はーっ……もうちょっと削ろう……」
自在に動かせなくなったものの聖剣の切れ味は健在であり、木材を削って太さと硬さを調整するためには十分であった。非力なチェルでも木の枝の加工は可能であり、時間こそかかっているものの籠は段々と形を成していく。
カイナがしていた薪割りのやり方を真似して、聖剣の背を木材で叩いて木の枝を削ったり。削り過ぎたり折れてしまった木材は投げ捨てて材料を無駄遣いして。
木の枝で指を切っては、ぷっくりと膨らむ血玉を赤い舌先で舐めとっては応急処置をして。枝を曲げるのに疲れて筋肉が悲鳴を上げては、へそを晒すのも気にせずに寝そべっては休憩して。
そうして空が白み始めた頃、チェルは不格好ながらも一つの籠を作り上げた。
「……へたっぴ。これ……崩れないかな?」
傷だらけになった両腕で籠に圧力を加えてみるが、籠はビクともしない。しかしこれがチェルのひ弱さと籠の頑強さのどちらを証明しているのかはチェルにはわからなかった。
「まあ、いいや……沈めてみよ……」
川底の石で固定しながら籠を川に沈めるチェル。川の流れに晒されても籠が崩れる様子はなく、しっかりと不細工な形状を保っていた。
「んー……良さそう。それじゃあ、後は此処に追い込めればいいかな……」
川上からわざと派手に飛沫を立てながら川下へと移動すれば、魚たちはチェルから逃げるように川下へと移動する。それを繰り返している内に設置した籠に自ら飛び込む魚が出てくるだろう。それがチェルの考えた魚取りであった。
「日が昇る前に捕まるといいけど……どうだろ……?」
靴の中に水が浸入してくる冷たさを感じながら、チェルは川に足を浸して歩く。ランプで川を照らし、岩陰に隠れる魚を見つけては水飛沫を立てて籠の方へと追い立てる。
チェルがいくらひ弱で細身で小柄であろうと、その辺の川魚よりは圧倒的に大きく強い。筋肉も贅肉も無い細い足であろうとも、少し近づけるだけで魚は一目散に逃げていき、チェルは狩猟としての楽しさを感じていた。
「あっ……っ」
チェルが持つランプが照らす先で、一匹の魚が勢いよくチェルから逃げた。その魚は一目散に設置した籠へと向かっていき、チェルも期待で喉を鳴らし胸を高鳴らせた。
しかし籠に入る直前で魚は方向転換すると、素早くチェルの足の間を抜けて川上へと逃げて行ってしまった。
「わっとっ、とっ!?」
足元を通った魚に気を取られバランスを崩したチェルは川底の石に躓いて尻もちをついてしまった。ズボンを含め下着までもが水にぐっしょりと濡れてしまい、足の付け根のしわにまで下着が張り付いて、不快な感覚がチェルの脳天までじわじわと登ってきた。
「……まあ、魚が捕れれば……多分、怒られないしプラマイゼロ……むしろ、プラスかも……きっと……」
下半身をびしょびしょにして帰ってきたチェルに呆れるカイナの顔を、魚に喜ぶカイナの顔で上書きするチェル。魚が捕れなければマイナスで終わることには目を瞑り、立ち上がって川上からの追い込みを再開した。
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