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先輩
オマケ4
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「う、うそ……うそだよね?」
「ほら、しー……しー……」
「いっ、いやよっ……私ぜったいしないからね!」
「しー……しー……」
「や、ぜ、ぜったい、そんなっ……!」
先輩の耳元に唇をくっつけて、ほとんど音になっていない声で。
その小さな体の中へ、排尿を促す音を流し続けた。
「っ……は、離してよ、ほ、ほんとに、漏れちゃうからぁっ……」
「いいんですよ、漏らしちゃって。きっと気持ちいいですから。こうやって私にハグされたまましちゃったら……。だから、ほら、先輩? しー……しー……」
「だ、だめっ……だめだめだめだめっ……そんなの、だめぇ……」
「恥ずかしいことなんかじゃないです。だって、先輩は漏らしたくて漏らすわけじゃない。悪いのは私です。先輩にイジワルしてるのは私……。だから、先輩が漏らしちゃうのは仕方のないことなんですよ?」
「っ!」
「先輩……しー……しー……」
「…………っ……ぁっ……!」
微かに。
本当に微かに、小さな水音が聞こえ始めた。
部屋の中では聞こえてはいけない、水の流れる音が。
先輩の耳が真っ赤に染まって、体温が上昇していくのを肌越しに感じる。
「ふふっ、上手にしーしーできて偉いですよ、先輩。いい子……いい子……」
「ぁ……っ」
「しーすると気持ちいいですよね、先輩。私にハグされながらしーすると、とっても気持ちいい。そうですよね?」
「ぁっ……やっ……んぅっ……」
頭を撫でて、肌を密着させて先輩を褒める。
私の前でお漏らしをするのは良い事なのだと、その体が覚えるように。
「っ……ふっ……ぅっ……」
やがて先輩は小さくふるふると震えた。
どうやら出し切ったらしい。
「終わりましたか?」
「……最低」
「私のこと嫌いになりましたか?」
「……言わせないで」
「ベッド、行きますか?」
「……先にトイレに行かせて」
「……よろしければ、私が後処理を――」
「いいから!」
その後トイレから帰ってきた先輩といつも通りハグハグした。
いつもよりとても良かった。
「ほら、しー……しー……」
「いっ、いやよっ……私ぜったいしないからね!」
「しー……しー……」
「や、ぜ、ぜったい、そんなっ……!」
先輩の耳元に唇をくっつけて、ほとんど音になっていない声で。
その小さな体の中へ、排尿を促す音を流し続けた。
「っ……は、離してよ、ほ、ほんとに、漏れちゃうからぁっ……」
「いいんですよ、漏らしちゃって。きっと気持ちいいですから。こうやって私にハグされたまましちゃったら……。だから、ほら、先輩? しー……しー……」
「だ、だめっ……だめだめだめだめっ……そんなの、だめぇ……」
「恥ずかしいことなんかじゃないです。だって、先輩は漏らしたくて漏らすわけじゃない。悪いのは私です。先輩にイジワルしてるのは私……。だから、先輩が漏らしちゃうのは仕方のないことなんですよ?」
「っ!」
「先輩……しー……しー……」
「…………っ……ぁっ……!」
微かに。
本当に微かに、小さな水音が聞こえ始めた。
部屋の中では聞こえてはいけない、水の流れる音が。
先輩の耳が真っ赤に染まって、体温が上昇していくのを肌越しに感じる。
「ふふっ、上手にしーしーできて偉いですよ、先輩。いい子……いい子……」
「ぁ……っ」
「しーすると気持ちいいですよね、先輩。私にハグされながらしーすると、とっても気持ちいい。そうですよね?」
「ぁっ……やっ……んぅっ……」
頭を撫でて、肌を密着させて先輩を褒める。
私の前でお漏らしをするのは良い事なのだと、その体が覚えるように。
「っ……ふっ……ぅっ……」
やがて先輩は小さくふるふると震えた。
どうやら出し切ったらしい。
「終わりましたか?」
「……最低」
「私のこと嫌いになりましたか?」
「……言わせないで」
「ベッド、行きますか?」
「……先にトイレに行かせて」
「……よろしければ、私が後処理を――」
「いいから!」
その後トイレから帰ってきた先輩といつも通りハグハグした。
いつもよりとても良かった。
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