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異世界転生編
3.能力を選んで転生するよ
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辺りが真っ暗になってから、体感――いや、今は魂感か? でおよそ2分。再び前の世界で死んだときと同じように目の前に白い光が広がった。
多分ここが次の世界への入り口なんだろう。ということは、おそらく目の前に――
「ご名答です、水元統吾さん」
ビンゴ。っていうか俺の名前知ってるんですね。
「その辺りのことは向こうの担当から引き継がれていますからね。何でもごく普通の人生を送ってきたところでとんでもない不幸に見舞われたとかで」
その普通というのはちょっと響き的にアレなんで連呼しないでいただけると……それにしても向こうの神様よりさらに女性寄りなんですね、声を聴いてると。
「私たちは男性向けと女性向けで声を使い分けてますけど、その辺りの好みはここに任せられてますからね」
神様にも好みってあるんだ……まあ当たり前か、てっぺんみたく無人格ならともかく人格は程度の差こそあれ神様にもあるみたいだから……
「それはともかく、向こうの担当にも話を聞いたかと思うんですが、特別転生の条件としてまず前世における記憶と情報の引継ぎ。そして共通の特典として不老不死と不可視のインベントリ。
これに加えて、こちらの世界における容姿に関する希望と簡単な能力を最大ふたつまで、ここで伺うという形になりますがいいですか?」
はい、よろしくお願いします。……あの、担当の神様? 簡単な能力の基準が分からないので無理なお願いをしてしまうかもしれませんがそこは何卒ご勘弁を……
「あ、大丈夫ですよ。というより一瞬で世界を滅ぼしかねないような能力でなければ大抵は大丈夫ですので……」
それを聞いて安心しました。と、能力を決める前にいくつか質問があるんですがよろしいですか?
「ええどうぞ」
この世界は程よく中世ヨーロッパっぽい世界。剣も魔法もあるけどレベルの概念はない世界と伺ってますが……剣はともかく魔法に関してはどれほどのレベルで普及しているものなんですか?
「魔法についてはご想像の通りで、かなり幅広い分野で普及していますよ。戦闘用、生産用、探索用などなど、ちょうど水元統吾さんの元いた世界における科学と同レベルの普及率ですかね」
おお、ということは結構高名な魔法使いとかもいそうな感じ……それと、その世界において国家など世界情勢はどうなっていますか? あ、詳しく言われても把握しきれないので本当にざっくりで結構です。
「ざっくりですか、ざっくりということなら……国家に関してはいくつか大小別れていまして、同盟を結んでたり小競り合いがあったり、まあ水元統吾さんの元いた世界とほとんど同じような感じですね。言語も国によって多かれ少なかれ違ったりしますし。世界全体の規模に関してはそちらほどではなく、本当に北欧の端から南欧の端くらいまでの広さしかありませんが……
産業に関しては農業林業水産業といった第一次産業がメインで、それに伴う形の第二次および第三次産業。なので電子機器などは基本的に存在せず、最近ようやく蒸気機関が普及段階に入ったか入らないかの感じです。ここら辺は中世ヨーロッパよりは若干進んでいますが、大体魔法で事足りてしまうので技術レベルの進歩は産業革命レベルからは程遠いかと。
あ、それと一応各業種にギルドがありますが、一般の方の依頼は総合職ギルドという所謂何でも屋のギルドで受け付けていることが多いようです」
ありがとうございます。なるほど、確かに工業関係は魔法が技術のひとつとして普及している世界では発展しにくいですからね……そう言えば宗教などに関してはどうなっていますか? 俺の元いた世界ほどにごっちゃごっちゃだと把握するのに時間がかかりそうで怖いんですが……
「そうですね……でもその辺りは特に問題になることはないと思います。国が複数あるとはいえ理不尽に苦痛を受け続けてきた人々がいない関係で、一神教に相当する宗教はほぼ存在しませんから。大体は精霊や妖怪の類を信仰する多神教的な世界ですよ」
その話を聞く限り、そちらの世界では一神教ってだけでカルト扱いされることも想定しなきゃいけませんね……わかりました、ありがとうございます。
「質問は以上ですか? ではご希望の能力と容姿をお願いします。なお容姿に関しましては生前の基本容姿を引き継いでおりますので、それに沿った形がよろしければそれも構いません」
ありがとうございます。ではお言葉に甘えまして。
まず容姿に関してですが、基本は生前の姿で。ただし年齢は18歳時点のもので、身長は変わらず中肉体型を採用してください。
「分かりました。わたしとしてもそのオーダーは正直助かります。中には突拍子もない容姿をオーダーする方もいるので、そういう場合は1から作り直しでどうしても要望通りにならないんですよね……」
心中お察しします。
それと能力についてですが、取り敢えず「全ての言語を不自由なく操る力」、これをひとつ目にお願いします。出来ますか?
「はい、その程度であれば何ら問題なく。ではあらかじめこの世界とあなたが元いた世界で使用されている全ての言語を、多方向翻訳可能なようにインプットしておきますね。
ひとつ目ということはふたつ目も所望されるということでいいですか?」
はい。これは出来ればで構わないんですが……「全ての魔法のエキスパート、魔力無尽蔵」にしてください。
「うーん……それはちょっと難しいかもしれません。単に魔法のエキスパートというだけでもぎりぎりアウトなのに、魔力無尽蔵までとなると戦闘系魔法で世界にどういう影響を及ぼすか想像出来ませんので……」
やっぱりこれは無理か……ならもうちょっと要求を下げます。「全ての生産魔法のエキスパート、桁違いに多い魔力」にしてください。これなら大丈夫では?
「それなら問題ありません。一応魔力は就寝や瞑想、ポーション摂取で回復出来ますのである程度の魔力があれば一日使用する分は賄えてしまいますが、やっぱり限度というか枷は設けておかないと何でもありになってしまいますからね……
とにかく、ふたつ目の能力はそれで問題ありませんか?」
ありません、よろしくお願いします。
「それでは確認します。容姿は18歳時点の生前の容姿を基本に中肉体型、能力は全言語の多方向翻訳認識能力、多大な魔力をベースにしたエキスパート級生産魔法全種。以上でよろしいですか?」
はい、それで結構です。……本当に至れり尽くせりだな、ありがとうございます。
「いえいえ、これが仕事ですので……それでは良い旅を!」
そしてまた、周囲が瞬時に暗転する。……そう言えば向こうの神様もこっちの神様も、結局俺の名前をフルネームでしか呼んでなかったな……今となってはもうどうでもいいことなのかもしれないけど。
―――
辺り一面暗闇になってからおよそ1分ほど経過したところで、目の前がかすかに明るくなったように感じた。先程までよりもっと曖昧な感じで、何か厚めのフィルターを通して見ているかのような明るさだった。
「……ん」
思わず声を漏らす。……声を漏らすということは、発声器官も聴覚も戻っているということだろうか。そう言えば先程よりはっきり息をしている感じがする。草のにおいが鼻をくすぐり、風が肌をなでている感覚もある。ということは……
ゆっくり瞼を開けてみると、目の前には雲ひとつない青空が広がっていた。起き上がって周囲を確認してみると、どうやら俺は丘の上の草原に寝っ転がっていたらしいことが分かる。
「……やっぱり。これで転生成功したってことなのかな」
取り敢えず、体を動かす感覚を思い出しておこう。手をぐーぱーし、足首を回し、首を動かし、背を伸ばし……
よし、問題なさそうだ。前の世界と同じ感覚……実際には少しばかり体が軽いけど、これはきっと体格や年齢の関係なんだろうな。要望受けてくれてありがとう、神様。あとで姿見か何か探して今の容姿を確認しておこう。
服装は……簡単なシャツにズボン、か。裸で放り出されたわけじゃなくてよかったと思っておこう。さて、と。
「取り敢えずは街で情報収集と行きますか!」
見れば少し丘を下ったところに道らしきものがあるし、そこからふもとに降りていけば問題なく街や村のひとつは見つかるだろう。
さて、ここから新しい人生の始まりだ!
多分ここが次の世界への入り口なんだろう。ということは、おそらく目の前に――
「ご名答です、水元統吾さん」
ビンゴ。っていうか俺の名前知ってるんですね。
「その辺りのことは向こうの担当から引き継がれていますからね。何でもごく普通の人生を送ってきたところでとんでもない不幸に見舞われたとかで」
その普通というのはちょっと響き的にアレなんで連呼しないでいただけると……それにしても向こうの神様よりさらに女性寄りなんですね、声を聴いてると。
「私たちは男性向けと女性向けで声を使い分けてますけど、その辺りの好みはここに任せられてますからね」
神様にも好みってあるんだ……まあ当たり前か、てっぺんみたく無人格ならともかく人格は程度の差こそあれ神様にもあるみたいだから……
「それはともかく、向こうの担当にも話を聞いたかと思うんですが、特別転生の条件としてまず前世における記憶と情報の引継ぎ。そして共通の特典として不老不死と不可視のインベントリ。
これに加えて、こちらの世界における容姿に関する希望と簡単な能力を最大ふたつまで、ここで伺うという形になりますがいいですか?」
はい、よろしくお願いします。……あの、担当の神様? 簡単な能力の基準が分からないので無理なお願いをしてしまうかもしれませんがそこは何卒ご勘弁を……
「あ、大丈夫ですよ。というより一瞬で世界を滅ぼしかねないような能力でなければ大抵は大丈夫ですので……」
それを聞いて安心しました。と、能力を決める前にいくつか質問があるんですがよろしいですか?
「ええどうぞ」
この世界は程よく中世ヨーロッパっぽい世界。剣も魔法もあるけどレベルの概念はない世界と伺ってますが……剣はともかく魔法に関してはどれほどのレベルで普及しているものなんですか?
「魔法についてはご想像の通りで、かなり幅広い分野で普及していますよ。戦闘用、生産用、探索用などなど、ちょうど水元統吾さんの元いた世界における科学と同レベルの普及率ですかね」
おお、ということは結構高名な魔法使いとかもいそうな感じ……それと、その世界において国家など世界情勢はどうなっていますか? あ、詳しく言われても把握しきれないので本当にざっくりで結構です。
「ざっくりですか、ざっくりということなら……国家に関してはいくつか大小別れていまして、同盟を結んでたり小競り合いがあったり、まあ水元統吾さんの元いた世界とほとんど同じような感じですね。言語も国によって多かれ少なかれ違ったりしますし。世界全体の規模に関してはそちらほどではなく、本当に北欧の端から南欧の端くらいまでの広さしかありませんが……
産業に関しては農業林業水産業といった第一次産業がメインで、それに伴う形の第二次および第三次産業。なので電子機器などは基本的に存在せず、最近ようやく蒸気機関が普及段階に入ったか入らないかの感じです。ここら辺は中世ヨーロッパよりは若干進んでいますが、大体魔法で事足りてしまうので技術レベルの進歩は産業革命レベルからは程遠いかと。
あ、それと一応各業種にギルドがありますが、一般の方の依頼は総合職ギルドという所謂何でも屋のギルドで受け付けていることが多いようです」
ありがとうございます。なるほど、確かに工業関係は魔法が技術のひとつとして普及している世界では発展しにくいですからね……そう言えば宗教などに関してはどうなっていますか? 俺の元いた世界ほどにごっちゃごっちゃだと把握するのに時間がかかりそうで怖いんですが……
「そうですね……でもその辺りは特に問題になることはないと思います。国が複数あるとはいえ理不尽に苦痛を受け続けてきた人々がいない関係で、一神教に相当する宗教はほぼ存在しませんから。大体は精霊や妖怪の類を信仰する多神教的な世界ですよ」
その話を聞く限り、そちらの世界では一神教ってだけでカルト扱いされることも想定しなきゃいけませんね……わかりました、ありがとうございます。
「質問は以上ですか? ではご希望の能力と容姿をお願いします。なお容姿に関しましては生前の基本容姿を引き継いでおりますので、それに沿った形がよろしければそれも構いません」
ありがとうございます。ではお言葉に甘えまして。
まず容姿に関してですが、基本は生前の姿で。ただし年齢は18歳時点のもので、身長は変わらず中肉体型を採用してください。
「分かりました。わたしとしてもそのオーダーは正直助かります。中には突拍子もない容姿をオーダーする方もいるので、そういう場合は1から作り直しでどうしても要望通りにならないんですよね……」
心中お察しします。
それと能力についてですが、取り敢えず「全ての言語を不自由なく操る力」、これをひとつ目にお願いします。出来ますか?
「はい、その程度であれば何ら問題なく。ではあらかじめこの世界とあなたが元いた世界で使用されている全ての言語を、多方向翻訳可能なようにインプットしておきますね。
ひとつ目ということはふたつ目も所望されるということでいいですか?」
はい。これは出来ればで構わないんですが……「全ての魔法のエキスパート、魔力無尽蔵」にしてください。
「うーん……それはちょっと難しいかもしれません。単に魔法のエキスパートというだけでもぎりぎりアウトなのに、魔力無尽蔵までとなると戦闘系魔法で世界にどういう影響を及ぼすか想像出来ませんので……」
やっぱりこれは無理か……ならもうちょっと要求を下げます。「全ての生産魔法のエキスパート、桁違いに多い魔力」にしてください。これなら大丈夫では?
「それなら問題ありません。一応魔力は就寝や瞑想、ポーション摂取で回復出来ますのである程度の魔力があれば一日使用する分は賄えてしまいますが、やっぱり限度というか枷は設けておかないと何でもありになってしまいますからね……
とにかく、ふたつ目の能力はそれで問題ありませんか?」
ありません、よろしくお願いします。
「それでは確認します。容姿は18歳時点の生前の容姿を基本に中肉体型、能力は全言語の多方向翻訳認識能力、多大な魔力をベースにしたエキスパート級生産魔法全種。以上でよろしいですか?」
はい、それで結構です。……本当に至れり尽くせりだな、ありがとうございます。
「いえいえ、これが仕事ですので……それでは良い旅を!」
そしてまた、周囲が瞬時に暗転する。……そう言えば向こうの神様もこっちの神様も、結局俺の名前をフルネームでしか呼んでなかったな……今となってはもうどうでもいいことなのかもしれないけど。
―――
辺り一面暗闇になってからおよそ1分ほど経過したところで、目の前がかすかに明るくなったように感じた。先程までよりもっと曖昧な感じで、何か厚めのフィルターを通して見ているかのような明るさだった。
「……ん」
思わず声を漏らす。……声を漏らすということは、発声器官も聴覚も戻っているということだろうか。そう言えば先程よりはっきり息をしている感じがする。草のにおいが鼻をくすぐり、風が肌をなでている感覚もある。ということは……
ゆっくり瞼を開けてみると、目の前には雲ひとつない青空が広がっていた。起き上がって周囲を確認してみると、どうやら俺は丘の上の草原に寝っ転がっていたらしいことが分かる。
「……やっぱり。これで転生成功したってことなのかな」
取り敢えず、体を動かす感覚を思い出しておこう。手をぐーぱーし、足首を回し、首を動かし、背を伸ばし……
よし、問題なさそうだ。前の世界と同じ感覚……実際には少しばかり体が軽いけど、これはきっと体格や年齢の関係なんだろうな。要望受けてくれてありがとう、神様。あとで姿見か何か探して今の容姿を確認しておこう。
服装は……簡単なシャツにズボン、か。裸で放り出されたわけじゃなくてよかったと思っておこう。さて、と。
「取り敢えずは街で情報収集と行きますか!」
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