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5 友人
色んな事が体の中でぐるぐると回り、初めてここで一睡も出来なかった。
昨日は特にレオンの事が気になって仕方がない。ちゃんと伝わっていないような気がするからだ。
だとしても、余所者で、ただの平凡があの人と付き合えるはずも無く。
悩む必要はないと分かっていても、一抹の不安に駆られるのは睡眠不足のせいだろうか。
嫌われてもいいから、ただの悪戯だと思っていてほしい。
「あっ……やべ」
と考え事をしていると、目の前の術がバチリッと火花を飛ばしては術式が黒くなる。それに伴い、指先が少しだけ燃えた。
今回の授業は召喚術。小さな魔物を召喚するはずだったが、床に描いていた術式は焼けこげて、捧げる供物は消え失せ、時間かけて作ったものが更地と化していた。
「完全な失敗だな」
教えていた教師が近づいて来ては、続けて失敗した理由を指摘した。
「一番の問題はここの一文字を間違えていることだが、魔力が均等に行き渡っていないな。途中から爆発を起こしている」
「あはは……」
横を通り過ぎていく小さなコウモリ。周りの生徒は成功していて、もう苦笑うことしか出来なかった。
「また、今度やるから復習しておきなさい」
「はい……了解しました」
腹が痛い。色んな出来事が消化不良起こして疲れたが、それでも学園に来て授業をする。
「イーナ、少しいいか」
授業も無事終わり、教室を出ようとしたところを教師に呼び止められた。
「例の相談だが、返事が来てな。話しておきたい」
一体何の話だと回らない頭でそう思ったが、すぐに教師が話したいことを理解する。
一週間前くらいに学園に国に帰ることを相談していた。学園を辞め国に帰るのは簡単だが、どうしても生活がある。学園を辞めれば補助金は貰えない、だから働き口、もしくは別の学校に身を移すことはできないかというものだ。
「どうでしたか」
「もちろん、いい返事ばかりだ。候補はたくさんあるが、特に君には騎士学校がおすすめするよ。自身の国で学べるとともに、補償もあるから生活に困ることはないよ」
「本当ですかっ」
「それに君は、筆記はまずまずだけど、実力は充分にあるんだ。ここでなら上手くやっていけると思うよ」
一通り見ておきなさいと教師は、分厚いファイルを手渡した。イーナは礼を言ってから受け取り、教室を出た。
改めてファイルの分厚さをみると、この学園に来てよかったと思える。これだけの良い条件で、沢山の選択は出来なかった。
「騎士団か……」
机の上で勉強しているより、外で動いている方がいいのかもしれない。
夜になったら、弟に報告しないと。国に帰れるし、何不十分なく一緒に暮らせる事が出来る。こんな幸せなことはない。
「あの、いいかな」
背後から肩を叩かれ、振り返るとレオンがいた。
「ひっ」
喉が引っ付くような悲鳴が出ては、自然と距離を取ろうと限界まで壁に張り付いた。
その様子に、レオンの方も困ったように眉を下げる。
「ごめん、驚かせるつもりはなかったんだ……君と話がしたくて」
「なっ、話は何ですかっ」
突き放すような言い方になってしまった。それでも、嫌な顔一つせずにレオンは一歩と歩み寄ってくる。
「昨日は急ぎすぎたというか。迫ってしまってごめんね。もう一度、手紙を改めて読み返してみたんだけど、手紙を送ったのは君じゃないね」
一日経って頭が冷えたようで、手紙が別人だと理解してくれたようだ。だから、全くの別人ですとイーナは全力で頭を縦に振る。
「だよね……、大きな勘違いをしてしまった事を謝るよ。迫ってしまったのは、人にあれだけの好意を伝えられるのは初めて戸惑っていたんだ何であんな事言ったのかなって、落ち着いた今なら反省しているよ」
胸の内を明かすレオンに、イーナは彼も距離の取り方が分からなかったのかと納得がいき壁から離れた。
「昨日の事もあるけど……もう一度話を聞いてくれるなら、友人になってくれないかな」
今度は友人として、手を差し伸べる。
あれ、思っていたような展開ではない。目の前の人はただ勘違いをしていただけで、良識があるように見える。
「よろしくお願いします」
友人もおらず、馴染めないイーナに、断る理由もないのでその手を握る。
「ありがとう」とレオンはゆるりと頬を緩ませて笑う。
「その指先どうしたの。黒くなっているけど」
握手した事によって、焼け焦げた指先を見られてしまった。術を失敗した事が恥ずかしくてイーナはサッと手を引き、腕を後ろに組む。
「ちょっと、授業で術を失敗して」
「爪も割れていたし、その教師はどういう教え方をしていたんだ。綺麗な指先を燃えるようなことをして」
「決して、その教師のせいでは無くて! 俺が下手くそで、というから昔から術は嫌いで……はい、術が苦手なんです」
言葉にするだけで自身の駄目さ加減に、泣きそうになる。ここに来てからというもの、更に理解させられた、俺は術関連の事について全くセンスがない。今日だから召喚術を失敗した話ではない。
勉強はしているから理屈は理解しているが、いざ実践をすると何故が上手くいかず。練習を重ね上手くいったとしても、平凡な事しか出来ない。高度な学術を学んでこの有様、教師に怒られても仕方がない。
「君は術、下手なの」
「うっ、そうです」
「うーん、そうか。なら、術を教えようか? 自慢じゃないけど、私はそれなりに術が得意だから」
レオンは手の平を横に出しては簡単に小さな火を作る。手を閉じれば、火は包み込まれるようにすぐに消えた。その間、術を唱えて数秒もかからず、手のひらが焼け焦げることもない。
「すごい、どうやって」
「すごいでしょ、って今のは精霊のおかげだけど」
タネを明かすようにレオンの後ろ側に、丸くて黒い物体が浮かぶ。昨日誰かが言った精霊だ。
精霊は近づいてきては挨拶するかのようにイーナの鼻先に触れる。
「こんにちわ」
イーナが言うと、精霊は更に鼻先に密着してはキュルキュルと鳴いた。鳴いたというか、言葉が理解できなかった。ラジオが壊れた時のような、耳を拒否するような音だ。
「こんにちわ、って返しているよ」
レオンには言葉が分かるようだ。そして、こちらの言葉は精霊には理解できている。
「レオンさんは、精霊使いなんですね」
「そうだよ。こっちにおいで」
呼びながらレオンが指先を曲げると黒い精霊は飛んでいき、そこに止まる。
「基本的な事くらいは教えられるけど、どうかな」
学園で最強と言われる術師に、教えてもらえるなんて願ってもできない事だ。
だから、返答は「よろしくお願いします」である。
「うん、よかった。じゃあ、まず焦げた指先を見せてくれるかな。術で治してみせるから」
イーナは後ろで結んでいた手を離し、片手をレオンに差し出した。
レオンはその指先の形を確かめるように丹念に撫でる。怪我を調べられていると分かっていても、指先がこしょばくてイーナは足元が少しだけ揺れる。
ていうか、この人まつ毛が長いな。手を見ようと下を向く綺麗な顔は丁度まつ毛が見えて、髪の毛と同じ金色に光っていた。近くで見ても端正で顔立ちしている。
意識を違う方に移しつつ、我慢だと言い聞かせてもイーナの足が引いていき、手が離れると言ったところで手を力強く引かれた。
そして、口元に指を持っていっては一本の指を咥えた。
「ちょっと何を」
手を引こうとするがレオンの力は強く、手の中から抜けない。
「だいじょう、ちりょうだから」
口に指を咥えながらレオンは言う。真剣な眼差しに、やめろとは言えずにイーナは身守るしかない。
「いって」
唾液が割れた爪に入りジーンと染みる。痛みを感じたと思えば、ふわりとしたあたたかさに包まれ痛みが引いていく。
「ほら、治った」
口から指を離したレオン。イーナが確かめるために手を見てみると指先全ての傷が治っていた。
割れていた爪は、形の整った綺麗な爪に戻り、焼けてザラザラと荒れていた肌は、滑らかになっていた。
残るのは焼けた炭だけ。
「指先に残っている炭は洗えば、元の通りになるから」
「……ありがとうございます」
治してくれたことは大変ありがたいが、それでも躊躇なく口に咥えられた事が恥ずかしくて下を向く。
「恥ずかしかった?」
「それなりに」
「ふふっ、それはよかった。反応、可愛かったよ」
「よくないですよ、からかわないでください」
レオンは口元を隠して再び笑うのだった。
*
術の勉強をレオンと約束をしたその日に、弟に電話をかけてここまで至った経緯を話した。
そして、爆笑された。
「笑うな」
「だって、法って……断り方を聞いた事がないっ」
「うるさいっ、咄嗟に出たんだから仕方ないだろ」
「もっとなかったわけっ」
悔しいが言い返せない、笑い続ける弟が止むまで待つしかなかった
「でも、良かったね。友人ができて。兄さん、ずっと馴染めないって悩んでいたから気になってた」
「そう、やっと話せる人が出来たんだ。最初は変な人かと思ったけど、良い先輩だった。怪我も治してくれたし」
「うん、良かった。友人になったからには、ちゃんと事情を話しておきなよ。近い内にこっちに帰ってくるんだから」
「分かってる。話しておくさ」
弟に言いつつも、あの人にとってはそんな大事な話でもないから直前ぐらいでも良いかと思っている。レオンは、どう見たって友人が多そうだし、俺一人が国に帰ったところで気にはしないだろうと。
最近は電話というものがあるし、大丈夫だろうと楽観的に考えていた。それが後に響いていくとは知らずに。
昨日は特にレオンの事が気になって仕方がない。ちゃんと伝わっていないような気がするからだ。
だとしても、余所者で、ただの平凡があの人と付き合えるはずも無く。
悩む必要はないと分かっていても、一抹の不安に駆られるのは睡眠不足のせいだろうか。
嫌われてもいいから、ただの悪戯だと思っていてほしい。
「あっ……やべ」
と考え事をしていると、目の前の術がバチリッと火花を飛ばしては術式が黒くなる。それに伴い、指先が少しだけ燃えた。
今回の授業は召喚術。小さな魔物を召喚するはずだったが、床に描いていた術式は焼けこげて、捧げる供物は消え失せ、時間かけて作ったものが更地と化していた。
「完全な失敗だな」
教えていた教師が近づいて来ては、続けて失敗した理由を指摘した。
「一番の問題はここの一文字を間違えていることだが、魔力が均等に行き渡っていないな。途中から爆発を起こしている」
「あはは……」
横を通り過ぎていく小さなコウモリ。周りの生徒は成功していて、もう苦笑うことしか出来なかった。
「また、今度やるから復習しておきなさい」
「はい……了解しました」
腹が痛い。色んな出来事が消化不良起こして疲れたが、それでも学園に来て授業をする。
「イーナ、少しいいか」
授業も無事終わり、教室を出ようとしたところを教師に呼び止められた。
「例の相談だが、返事が来てな。話しておきたい」
一体何の話だと回らない頭でそう思ったが、すぐに教師が話したいことを理解する。
一週間前くらいに学園に国に帰ることを相談していた。学園を辞め国に帰るのは簡単だが、どうしても生活がある。学園を辞めれば補助金は貰えない、だから働き口、もしくは別の学校に身を移すことはできないかというものだ。
「どうでしたか」
「もちろん、いい返事ばかりだ。候補はたくさんあるが、特に君には騎士学校がおすすめするよ。自身の国で学べるとともに、補償もあるから生活に困ることはないよ」
「本当ですかっ」
「それに君は、筆記はまずまずだけど、実力は充分にあるんだ。ここでなら上手くやっていけると思うよ」
一通り見ておきなさいと教師は、分厚いファイルを手渡した。イーナは礼を言ってから受け取り、教室を出た。
改めてファイルの分厚さをみると、この学園に来てよかったと思える。これだけの良い条件で、沢山の選択は出来なかった。
「騎士団か……」
机の上で勉強しているより、外で動いている方がいいのかもしれない。
夜になったら、弟に報告しないと。国に帰れるし、何不十分なく一緒に暮らせる事が出来る。こんな幸せなことはない。
「あの、いいかな」
背後から肩を叩かれ、振り返るとレオンがいた。
「ひっ」
喉が引っ付くような悲鳴が出ては、自然と距離を取ろうと限界まで壁に張り付いた。
その様子に、レオンの方も困ったように眉を下げる。
「ごめん、驚かせるつもりはなかったんだ……君と話がしたくて」
「なっ、話は何ですかっ」
突き放すような言い方になってしまった。それでも、嫌な顔一つせずにレオンは一歩と歩み寄ってくる。
「昨日は急ぎすぎたというか。迫ってしまってごめんね。もう一度、手紙を改めて読み返してみたんだけど、手紙を送ったのは君じゃないね」
一日経って頭が冷えたようで、手紙が別人だと理解してくれたようだ。だから、全くの別人ですとイーナは全力で頭を縦に振る。
「だよね……、大きな勘違いをしてしまった事を謝るよ。迫ってしまったのは、人にあれだけの好意を伝えられるのは初めて戸惑っていたんだ何であんな事言ったのかなって、落ち着いた今なら反省しているよ」
胸の内を明かすレオンに、イーナは彼も距離の取り方が分からなかったのかと納得がいき壁から離れた。
「昨日の事もあるけど……もう一度話を聞いてくれるなら、友人になってくれないかな」
今度は友人として、手を差し伸べる。
あれ、思っていたような展開ではない。目の前の人はただ勘違いをしていただけで、良識があるように見える。
「よろしくお願いします」
友人もおらず、馴染めないイーナに、断る理由もないのでその手を握る。
「ありがとう」とレオンはゆるりと頬を緩ませて笑う。
「その指先どうしたの。黒くなっているけど」
握手した事によって、焼け焦げた指先を見られてしまった。術を失敗した事が恥ずかしくてイーナはサッと手を引き、腕を後ろに組む。
「ちょっと、授業で術を失敗して」
「爪も割れていたし、その教師はどういう教え方をしていたんだ。綺麗な指先を燃えるようなことをして」
「決して、その教師のせいでは無くて! 俺が下手くそで、というから昔から術は嫌いで……はい、術が苦手なんです」
言葉にするだけで自身の駄目さ加減に、泣きそうになる。ここに来てからというもの、更に理解させられた、俺は術関連の事について全くセンスがない。今日だから召喚術を失敗した話ではない。
勉強はしているから理屈は理解しているが、いざ実践をすると何故が上手くいかず。練習を重ね上手くいったとしても、平凡な事しか出来ない。高度な学術を学んでこの有様、教師に怒られても仕方がない。
「君は術、下手なの」
「うっ、そうです」
「うーん、そうか。なら、術を教えようか? 自慢じゃないけど、私はそれなりに術が得意だから」
レオンは手の平を横に出しては簡単に小さな火を作る。手を閉じれば、火は包み込まれるようにすぐに消えた。その間、術を唱えて数秒もかからず、手のひらが焼け焦げることもない。
「すごい、どうやって」
「すごいでしょ、って今のは精霊のおかげだけど」
タネを明かすようにレオンの後ろ側に、丸くて黒い物体が浮かぶ。昨日誰かが言った精霊だ。
精霊は近づいてきては挨拶するかのようにイーナの鼻先に触れる。
「こんにちわ」
イーナが言うと、精霊は更に鼻先に密着してはキュルキュルと鳴いた。鳴いたというか、言葉が理解できなかった。ラジオが壊れた時のような、耳を拒否するような音だ。
「こんにちわ、って返しているよ」
レオンには言葉が分かるようだ。そして、こちらの言葉は精霊には理解できている。
「レオンさんは、精霊使いなんですね」
「そうだよ。こっちにおいで」
呼びながらレオンが指先を曲げると黒い精霊は飛んでいき、そこに止まる。
「基本的な事くらいは教えられるけど、どうかな」
学園で最強と言われる術師に、教えてもらえるなんて願ってもできない事だ。
だから、返答は「よろしくお願いします」である。
「うん、よかった。じゃあ、まず焦げた指先を見せてくれるかな。術で治してみせるから」
イーナは後ろで結んでいた手を離し、片手をレオンに差し出した。
レオンはその指先の形を確かめるように丹念に撫でる。怪我を調べられていると分かっていても、指先がこしょばくてイーナは足元が少しだけ揺れる。
ていうか、この人まつ毛が長いな。手を見ようと下を向く綺麗な顔は丁度まつ毛が見えて、髪の毛と同じ金色に光っていた。近くで見ても端正で顔立ちしている。
意識を違う方に移しつつ、我慢だと言い聞かせてもイーナの足が引いていき、手が離れると言ったところで手を力強く引かれた。
そして、口元に指を持っていっては一本の指を咥えた。
「ちょっと何を」
手を引こうとするがレオンの力は強く、手の中から抜けない。
「だいじょう、ちりょうだから」
口に指を咥えながらレオンは言う。真剣な眼差しに、やめろとは言えずにイーナは身守るしかない。
「いって」
唾液が割れた爪に入りジーンと染みる。痛みを感じたと思えば、ふわりとしたあたたかさに包まれ痛みが引いていく。
「ほら、治った」
口から指を離したレオン。イーナが確かめるために手を見てみると指先全ての傷が治っていた。
割れていた爪は、形の整った綺麗な爪に戻り、焼けてザラザラと荒れていた肌は、滑らかになっていた。
残るのは焼けた炭だけ。
「指先に残っている炭は洗えば、元の通りになるから」
「……ありがとうございます」
治してくれたことは大変ありがたいが、それでも躊躇なく口に咥えられた事が恥ずかしくて下を向く。
「恥ずかしかった?」
「それなりに」
「ふふっ、それはよかった。反応、可愛かったよ」
「よくないですよ、からかわないでください」
レオンは口元を隠して再び笑うのだった。
*
術の勉強をレオンと約束をしたその日に、弟に電話をかけてここまで至った経緯を話した。
そして、爆笑された。
「笑うな」
「だって、法って……断り方を聞いた事がないっ」
「うるさいっ、咄嗟に出たんだから仕方ないだろ」
「もっとなかったわけっ」
悔しいが言い返せない、笑い続ける弟が止むまで待つしかなかった
「でも、良かったね。友人ができて。兄さん、ずっと馴染めないって悩んでいたから気になってた」
「そう、やっと話せる人が出来たんだ。最初は変な人かと思ったけど、良い先輩だった。怪我も治してくれたし」
「うん、良かった。友人になったからには、ちゃんと事情を話しておきなよ。近い内にこっちに帰ってくるんだから」
「分かってる。話しておくさ」
弟に言いつつも、あの人にとってはそんな大事な話でもないから直前ぐらいでも良いかと思っている。レオンは、どう見たって友人が多そうだし、俺一人が国に帰ったところで気にはしないだろうと。
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