流星のクオバディス

三島幸一

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シエルヘキア・上原優一は異世界へ行く

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 優一の目覚めはひどく強引なものだった。紫の水から白い光にたどりつくと体が浮いていく感覚に襲われ、突如として地面へ投げ出されていた。
 激しくむせこんで水を吐き出す。ずぶ濡れになった体に紫の水の甘ったるい臭いが服と一緒にまとわりつく。
「男です、デズワット様! 成功したんですよ!」
「はやるな! この人物が果たしてそうなのか分からんのだぞ!」
 耳奥で誰かのやり取りが聞こえた。
「ボル・シーアから来た人よ、気分はどうだ?」
 顔を上げると赤紫の服が目立つ長髪の男が膝をついて手を差し伸べていた。
 気分はどうだ。
 カチリと優一の頭の中で何かがはまったような気がした。
「最悪だよ……でも人と会えて良かった」
 他人の存在は安心につながる。少なくともつい先程までの異常な事態よりもマシに思える。優一は男の手に掴まるとほとんど男の腕にひっぱられる形で立ち上がった。男はそれだけの腕力を片腕に備えていた。
 男は優一に布を渡すと気さくに話しかけた。
「私はデズワット・ロウ。シエル帝国の軍に席を置いている」
 またカチリとはまったような感覚。
 デズワットと名乗る男の口の動きと聞こえてきた言葉にほんのわずかなズレを感じたがはっきりと理解できる言葉が頭の中に入っていく。洋画の吹き替えに似ていた。
「俺は上原優一。優しさを一番に、って父さんと母さんの名前から一文字ずつ持ってきた」
 優一は頭を拭きながら辺りを見回すと外にいることが分かった。街灯だろうか赤い光を放つ鉄柱が連立している。その光に照らされて自分を支えた男の他にも多くの人を認めた。中には鎧をつけている者もいた。恐らく兵士だろう。
 そして優一は兵士のひとりの横にいる存在に目を奪われた。
 しなやかな二足で立ち、長い尻尾、鋭い爪をもつ前肢、いくつも連なる牙をもつ爬虫類的外見。恐竜のようなモンスターが冷たい目で辺りを見回していた。
「騎竜が珍しいかね?」
「ああ……」
 優一は戸惑いながら頷く。騎馬ではなく騎『竜』。確かに水平に延ばした背中に鞍が乗っている。鞍からは自転車やバイクのハンドルのような握り棒がついており、側部には鉄製の丸太のようなものがついていた。
「野生のガドローでは無理だが卵から還った赤ん坊の頃から育てればああいったことも出来る。訓練と刷り込みというやつだ」
「ガドロー……竜の調教か」
 優一の驚きの吐息が大きく響いた。諦めがついた瞬間だった。
 館が見える。自宅のマンションよりは低いが横の広さを見れば、確実に大きい。
「ここは日本じゃないよな」
「にほん……そうか、君は日本人なのか」
 確認するような問いにデズワットは何かに納得したような顔をしてひとり頷いた。
「知っているのか?」
「夜のように黒い髪と瞳。それが日本人の特徴と聞く。ミスティ様は日本が好きだと言っていた」
「そのミスティって人にあわせてくれないか」
 日本を知る女性ミスティ。優一はミスティなる人物にあって今の状況をよく理解したかった。
 明らかな『異世界』に来てしまったおかげで自分という存在が現実にないような気がしてならない。自分をこの世界に肉付けさせたいのだ。しかしデズワットは優一を手で制した。
「今日は疲れただろう。転移したのだからな。客人を部屋に!」
 デズワットの声に控えていた兵士が優一についてくるように促す。優一は素直に従うと去り際に振り返ってデズワットに聞いた。
「なあ、ボル・シーアってなんだい? 俺はそこから来たらしいけど」
「紫天海のことだ」
「してんかい?」
「シエルヘキアの空に広がる海だ。朝になればよく見える」
「空に海……ね」
 比喩でないのだろう。デズワットの言葉に嘘はない。空の海ボル・シーアがシエルヘキアと呼ばれる場所の常識なのだ。優一はそれ以上は深く考えず館へ入っていった。自分の背中に絡みついてくる無数の視線にはあえて無視した。
 だとしても経験がないほどの奇異の目の数にさらされるのはうっとしい。反射的にパーカーのフードに手をかけるが、フードで視線を遮ったら却って視線を集めてしまうので止めた。そもそも濡れている。今はただ眠りたかった。
「どう見ます?」
 兵士のひとりがデズワットに聞こえる声で囁いた。デズワットは先程までの気さくさから一転し、値踏みするような視線を優一に向けていた。瞳の中の鋭い光。質を見抜こうとする軍人としての目だった。
「あれがミスティさまと同じ『チキュウ』から来た者ならば旧き神の同族であろう。ならば我らの益となるはずだ」
「私にはただの若者にしか見えません」
「流されているとは言え錯乱せずに状況を受け入れようとした、間違いなく力だよ。それに見た目をいうならばミスティさまもただの女だ」

 ☆

 一晩も眠ってしまうと優一に疲れは残っていなかった。昨夜はベッドに横になったあとに奈瑞菜のことを思ったが、程よく体が沈むマットの柔らかさに包まれると直ぐに眠ってしまった。
 案内してもらった部屋は、マンションで使っていた6畳の倍はある広さで快適だった。清潔に保たれており、椅子や机やベッドにしろ木彫りのハンドメイドらしく塗料の光沢や飾りの彫りなど芸術を感じる。
 優一は自分がかなりの待遇を受けていることを自覚できた。満足もした。なにせ朝になったら給仕が部屋に朝食を運んできたのだ。初めての経験だった。
 窓から外を覗いた時にボル・シーアを見た。地球の空は爽やかな青が広がるのに対して、シエルヘキアの空は薄い紫が広がっていた。日本の藤色という美しい色と同じだった。
「今日はボル・シーアが薄いです。いい天気になりますよ」
 給仕は部屋を出る際にそう言った。つまり濃い日があり、そういう日は天気が悪いということだ。 
 パンとスープの簡単な朝食をすませると兵士が来た。デズワットが呼んでいるということだった。屋敷の庭へ向かうと青年の朗らかな笑みが優一を迎えた。
「喜んでくれ優一。ミスティさまが君に会いたいとのことだ!」
 デズワットは昨日と同じ赤紫の服を着ている。優一は彼の地位の高さを知らないが兵士とは違うその軍服が、彼を特別な男にしているのはぼんやりと察することができた。
「それはありがたいね。聞きたいことがたくさんあってさ」
「昨日は眠れたか? 馴れぬ場所いや世界では戸惑うだろうが」
「よく眠れたよ。あんなに柔らかいベッドは初めてだった」
「ハハハハッ! そうか、君は意外と図太いな」
「そうかもしれない。今だって俺に良くしてくれるあんたにこうやってタメ口だ」
「ため……ぐち? 優一は愚痴がたまっているのか?」
「日本の言葉。早い話、気安いってことさ」
「なるほど。しかし、それだけ私に心を開いてくれているということか。嫌な気分ではないな」
「ミスティって人はどんな人なんだ?」
「私から聞くよりミスティさま御本人から聞いた方が正確だ。ガドローでいこう」
 兵士が連れてきた竜にデズワットは馴れた様子で跨がる。優一もデズワットに倣おうとするが目の前にいるいかにも肉食恐竜然とした陸を走る竜型モンスターに引け腰になってしまう。
 噛みついたりしないよな? 調教されてるはずなんだし。いや、でも……。
 するとガドローが低く喉を鳴らして唸った。おもわず全身がひきつった。
「シエル帝国の軍人ならば皆ガドローは扱いこなすぞ。早く馴れた方が君の為だ」
 帝国。軍人。馴れろ。そういうことを期待されてるのか俺は。
 優一はおっかなびっくりでガドローの鞍についたハンドルバーに手を伸ばそうとするが、やはりガドローの警戒心は消えそうにない。
「優一、タメ口だ」
 竜上からワインレッドの軍人がつい先程優一に教えてもらった言葉でアドバイスをした。
「警戒するから警戒されるということだ。もっと心を開けばいい」
「……なるほどね」
 優一は改めてガドローを見上げた。鋭利な牙と爪と冷たい蜥蜴の瞳をもつ肉食恐竜のような外見は恐ろしい。
 しかし落ち着いてガドローを観察していく内に優一の中には別の感情が生まれていた。
 カッコいい。
 不意に優一の意識は過去へ飛んだ。恐竜の図鑑にワクワクしていた子供時代。CG映像で白熱した戦いをひろげる恐竜。恐竜からロボットへ変形する玩具。
 獲物をしとめるために無駄を削ぎ落とした端正の取れた全身と鋭利な爪や連歯は弱肉強食の世界で進化を重ねた結果としての機能美があった。
 優一は小さく笑う。印象の反転。優一はガドローを好きになれた。
「よろしく頼む」
 親しみをこめた挨拶をして手綱代わりのハンドルバーに手をかける。ガドローは静かになり、優一が背中に乗るのを待った。優一はガドローを操りながらデズワットに従い、館から伸びる路地を走った。
 ガドローは快速だ。軽快に足を動かし地面を駆けて、気持ちのいい揺れを乗り手に与えてくれる。
「ミスティのいる場所までどれくらいかかるんだ?」
「そう掛からんよ。ほんの5分程だ」
「…………5分?」
 優一は眉をひそめた

 ☆
 
「はじめまして上原優一くん。私がミスティ。ミスティ・パープル」
 研究所と言われた場所で待っていた女性は優一に手を差し出した。
 冴えるような赤い髪はウエーブがかかっていて背中まである。大きく開いた黒いローブから見える胸と伸びる足に優一の視線は釘付けにされた。長いまつ毛に縁どられた金色の瞳は妖しくも知性を感じさせる。
 ミスティのような大人っぽさを備えた女性は優一の周りにはいないタイプ女性だった。
「はじめまして」
 優一が近づいてミスティの手を握るとそっと握り返された。薔薇のような甘い誘惑的な香りがする。この世界に来る前に飲み込まれた紫色の水と同じ香り。
「好きなところにかけて。今なにか持ってくるわ」
 促されるままに優一は近くのソファーに腰をかけるとミスティはポットと二人分のカップと焼き菓子の乗った皿を持ってきた。カップには見たことのない赤い木の実が入っていた。
 ミスティがスプーンで木の実を潰した後にポットのお湯を注いでいたので優一もそうした。木の実はお湯を赤い色に染めた。カップから昇る白い湯気には紅茶に似た香ばしさがあった。
 ミスティはカップに一口つけると優一を見つめた。
「君の質問を受ける前に私が喋っていいかしら? 私の喋ることに君の知りたいこともあるだろうから」
「え、ええ……」
「この異世界シエルヘキアは、紫天海ボル・シーアに覆われた世界なの。最もボル・シーアそのものは次元の隔たりがあるのかいくら観測機を飛ばしても全然到達できないけど。館をみれば分かるけど建築物は石やレンガ造り、衣服は麻や綿に近い素材でジャケットやスラックス、ベルトやブーツの観点から見てもヨーロッパ的な文化が主になっているわ。でも単位にメートルやキログラムが使われているのは正直私も驚いたわ」
「時間もですよね?」
 優一は相槌を打つようにして自分の疑問を挟んだ。デズワットの語った『5分』という考え方。あれはデズワットの言葉が自分に理解できるように変換されたのか、それとも本当に『5分』というものがシエルヘキアに存在するのかを知りたかった。
「多くの単位が私たちの地球での国際単位が使われている。表記も含めて、ね」
「なんだか異世界なのに一気に親近感がわくなあ」
「いくら同じ人類としての体系をとっていても文化はともかく単位までが地球と同じになるとは考えられないわ」
「地球ですら長さを表す単位だけでも色々ありますもんね、ヤード、マイル、尺、寸……」
「可能性はなくはないのよ」
「考えれないのにですか?」
「この世界で最初に作られた単位が地球の国際基準だったらどうかしら?」
「それを律儀にずっと守ってきたっていうんですか。いくら便利なものだとしても」
「シエルヘキア創世録・1章の22節。まだ幼い私たちは空の海から降りてきた力ある人が与えてくれた知恵によって大きく育つことができたのです」
 優一はミスティの言葉をゆっくりと吟味した。
「空の海。ボル・シーア。そこから降りてきた人……もしかして」
 優一の出した答えにミスティは嬉しそうに微笑んだ。
「そう。私や君のように地球から来た人が知恵を与えたって考えられないかしら?」
「理屈の上では。神様の決めたことならば時代が変わっても継承されていくでしょうし。でも信じられません。地球から飛ばされた人間がそこで文明の発端になるなんて」
「信じられなくても、この世界ではそれが真実とされてるわ。シエルヘキアの人は旧き神と呼んでいる。ただ最初にやってきた人も教えられることに限度があったのね。地球の視点で見て、未熟な技術もあるわ」
 ミスティは知識として知っていても再現できるかは別だ、と言いたいのだと優一は思った。
「ミスティさんもシエルヘキアの文明に貢献しているんですか?」
「主に設計でね。あなたを呼んだのには理由があってね」
 不意にミスティの顔が艶かしいものに変わった。優一を見つめる瞳は濡れて、危険な光を宿している。赤髪の女はすっと自然に優一側のソファーに移ってきた。
 優一は自分の手にミスティの手が重なっていることに気づいた。振りほどけるはずなのに重ねられた手は重く、そして熱い。
「すごい香り。私以上だわ」
 糸を引きそうなねっとりとした声でささやくとミスティは優一に顔を近づけて鼻を小さく鳴らす。その顔は火照ったように赤い。
 香り。でも俺はなにもつけていない。
 目の前の女の誘惑で熱く滾る体に残る理性は少ない。優一がミスティを受け入れようとした時だった。
 扉がノックされる音が優一を現実に引き戻してくれた。
「ミスティさま。反乱軍です」
 デズワットの声だった。
「そう……分かったわ。直ぐに行くから準備しておいて。メガガイストもね」
「アレの用意もなさいますか?」
「ええ、もちろん」
 ミスティは短くやり取りを終わらせると立ち上がった。先程までの淫靡な空気はすっかり感じられない。
 それでも優一は自分を見下ろす瞳に何か凄まじいものが渦巻いているのを悟った。
「ついてらっしゃい、優一くん。あなたの行く場所は私の所よ」
 抗うことはできなかった。
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