目が覚めたらトイレだった。

人間に戻るため6

「お前が係長になれたの、課長に体売ったから！？」

「うぇ！？」
オフィスのみんなからの視線が集まった

「ばか、お前声でかいって、、」
俺は係長に襟首を掴まれ、腹に二三発ほどグーを捩じ込まれた。

「ぐぅぅ」
俺は少し倒れ込んだ、コイツこんなに体が細いのに、どれほど力がこもってるんだ。

課長に抱かれたらそういう力が、貰えるのか、アイツ悪魔かよ、、

俺は意識を失った。


「はっ！？」

俺は目を覚ました
一体何が起こっていたんだ、あの掘られた係長に殴られた記憶まるであるが一体誰が俺を運んでくれたんだ。

「えっと、今何時だ、仕事をやらねば！
俺は急いで時計を確認し、オフィスに戻ろうとし、スーツのズボンのポケットからスマホを取り出した。」

「一体今は何時なんだろう。」

俺はスマホを開くき、時間を確認すると、夕方の17時を回っていた。
こんなに寝ていたなんて、思わなかった。
うっ、まだ腹に痛みが、にしてもここはどこだ。
辺りを見渡すと、写真が辺り一面に飾られていた。
歴代の社長とかか？
いて、
あっ、腰がバキバキだ。
起きると、腰がバキバキになっていた。らこのソファはめちゃくちゃ硬かったので、全身が鋼鉄のようになっていた。
とりあえず、俺はここに長時間いるのも、申し訳なく感じ、一旦部屋の外に出ようと思った時

ガチャ
とドアが開き誰かがこの部屋に入る音した。

一体誰だ、課長か、社長か？それとも須藤か、、
俺は恐る恐る誰が入るかこころをドギマギしていた。

「ふしゅー！ふしゅぅぅ」

課長だった。やはり夕方ということもあり、課長は理性を失っていた。
「男、男、男！男！」

ここまで、男のことで理性がなくなるとは
俺は見つからないように、ソファの後ろに隠れ腰を低くしていた。

「ふしゅう、ふしゅう、、ふしゅう
どこだぁ、小林くぅん」

俺を探しているようだ、俺を探しているということは、もしかして、自販機の件で見つかってしまったのか、
勘弁してくれよ

「小林くぅん！体調悪いんだよね、、
アクエリアス持ってきたよー」

くそ、これは罠か
アクエリは好きだが、流石に騙されねぇよ
俺はアクエリというワードに釣られないように耳を塞いだ。

「小林くぅーんいるかぁーい
いるなら出ておいでー」

課長は俺を本気で探すようだ。絶対に逃げねば

「いないなら、いくよぉ」