妹を想いながら転生したら

弓立歩

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本編

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服屋に着いたエミリーは大変だった。次から次へとリライアに服を着せては替えを繰り返し、15着以上は着替えさせただろう。そのおかげもあってか服の方は結構早くに決まった。

「良いのが買えてよかったです」

「店を開くとなるとそれなりの服もいるから、ちょうどだったわね」

「ええ、それに着替え自体なかったこともあって助かりました。エミリーさんありがとう」

「えへへ、服選びとかは任せといて。買えないことばっかりだったけど、ずっと見てたから目だけは肥えてるんだ~」

「いつも素通りせずにいてよかったわね」

「そうそう、そういえばティアも買ってたよね?」

「私も今回で服はボロボロだし、ちょうどよかったから」

飛竜との戦いで、私も服はなくなってしまったのでエミリーが服を着せ替えてる間に、色んな服を試していた。店員さんには今着ている服も似合っていると言われてうれしかったけれど、もう少し地味な服も持っていたかったし。結局、3着上下をそろえて買ってしまった。

「エミリーも買ったんでしょそれ」

「もちろんだよ。依頼料ももらったし、今買っとかないとね」

あれだけ他人の服を見ながらよく自分の分を選ぶ時間があったものだと感心したが、サイズなんかは計らなくても分かるので、案外簡単だという。私はサイズを外したくはないので着てみないと気が済まない性質だが、エミリーは違うみたいだ。思いのほか買いすぎた気もするけど、そのまま家具屋に入る。

「いらっしゃいませ~」

家具屋のお姉さんが元気よく出迎えてくれる。私たちはリライアの部屋に置くタンスや、小道具が置ける棚などを見ていく。いいものがあれば…ちょっと値段とかみ合わない。う~んと唸りながら店内を見回す。

「いいものがそろってるけど…」

「ちょっと私たちには良すぎるかなぁ」

「これなんかどうだと思います?」

「う~ん、いいと思うけど結構湿気てそうじゃない?」

特価という札のある通り、そのタンスは木材が十分に乾燥せず作ったのか湿気た感じが強い。長く使っていけばそこそこよさそうだが、今すぐ使うとなると難ありかな。

「ああ、それですね。お気づきの通り、質はいいんですがちょっと乾燥が足りないんですよね」

店員さんも場所が取るから売りたいようだが、あとで返品されても困るのだろう。結構、難しい顔をしている。

「要は乾燥だけ促進させればいいのよね…。リライアこれ買いましょう」

「ええ、いいんですか?店員さんも言われてましたけどすぐに使うのには向いてないって」

「それでも同じ価格帯のものより素材は1ランク上よ。この値段で買えるなら作り自体はしっかりしているし安いわよ」

「ティアさんがそういうなら…」

「よろしいですか?」

「はい。こちらをお願いします。一緒にこれも」

リライアが指さしたのは、タンスの横や上にでも置けそうな棚だ。さっきのものともデザイン的にもあっている。

「承知しました。では、合わせて小金貨1枚と銀貨3枚です」

「はい」

「ありがとうございます。商品の搬入はどういたしましょうか?」

「持っていけるから大丈夫よ。ドアだけ開けてもらえるかしら?」

「はあ」

店員さんが要領を得ない感じでドアを開ける。棚の方はそこまで大きくないためリライアが持っていく。タンスに関しては私が下を持つ。ちゃんと手がかかったところで、風の魔法を使って隙間を空けるように運んでいく。

「それじゃあ」

私たちは家具屋を出てリライアのお店に向かう。店に向かう途中は結構注目を浴びたけど、今回ばかりはしょうがない。搬入を待っていると開店の時期にも差し障りができる。入り口自体は大きくないから、こういう家具類は先に入れておかないと、折角並べた商品を片付けてしまわないといけなくなってしまうもの。

「リライア重たくない?」

「何とか大丈夫そうです。エミリーさんが私の服を持っていてくださいますし」

「ならよかったわ。エミリー、前だけ見ておいてね。私あんまり見えないから」

「りょう~か~い」

エミリーが元気よく歩いていく。私たちはその後ろを見失わないようについていく。数分後、店に着いた。

「ようやくつきました~」

「お疲れリライア。休みたいところ申し訳ないけど、2Fへ行ってくれる?」

「あ、すみません。すぐ行きます」

2Fに着くと、私はリライアにどこにタンスを置けばいいか尋ねる。

「こちらへお願いします。…そうですもう少し奥に、そこで降ろしてください」

「はい、っと。こんな感じかしらね」

「ピッタリです。ありがとうございます、ティアさん」

「棚の方は任せるわ。あっちはどんな感じで置けばいいかわからないから」

「もちろんです。あれぐらいは自分でやります」

「それじゃあ行きましょうか!」

「どこにです?」

「他の店を回って、ここでも売れそうなものの調査と…」

「美味しいものの食べ歩き、だよね!」

「そういうこと。さっ行きましょう」

私とエミリーに両手を捕まれリライアは歩きだす。最初は戸惑ってされるがままだったが、直ぐに私たちと歩幅を合わせて駆け出す。私たちの休日はこれからだ。

「あれあれ、あそこのパフェがおいしいんだよ~。いちごがおすすめかな」

「そうね。あ、私はブルーベリーで」

「じゃあ、私はお薦めのいちごでお願いします」

「はい、どうぞ!」

お店の人が3つ渡してくれる。私がまとめて払いみんなに渡す。この味いつ食べてもおいしいわ。

「わぁ~。おいしいですね。村にいたときはこんなの食べられなったです」

「氷とかの関係で、水系の魔法使いの人がいないと作れないからね」

「それもそうですけど、レシピ自体が無くてみんなこんなものがあるなんて知らないですよ」

「じゃあ、食べられてよかったわね」

「ええ、こういうのがもっと食べやすくなるといいですね」

パフェといっても電気のないこの世界では、魔法使いを雇って氷で冷やして作っているのだ。当然、魔法使いの給料は高く、値段に跳ね返ってくる。氷室?というのだろうか。ああいうのを作ってしまえばいいのだろうが、冷気を供給し続けることが難しい為、どちらにせよやや高級品だろう。

「じゃあ次はあっち行こう?」

食べ終わるや否やすぐにエミリーが次の店を見つけた。今度はプリンの店のようだ。この店のプリンは普通のものとなめらかなプリンの中間ぐらいだ。口当たりも良く、私も結構好きな部類だ。こちらも残念ながら冷やす工程のおかげで少々お高いが、今日は余裕があるのですぐに食いついたのだろう。

「あそこは?」

「あそこはプリンを売っているの」

「プリンですか?聞いたことあります。卵から作るお菓子ですよね」

「ええ、食べたことがないなら一緒に食べましょうか。あそこはお薦めよ」

「はい。行きましょう!」

プリンも3つ注文して3人で食べる。この味、この食感がいいのよね。

「ん?どうしたの?」

「ふふっ。なんでもないよ」

「変なエミリー」

プリンも食べ終わり、他に何かないかとさらに通りを物色するエミリー。だが、そうそう食指を動かされるものが見つからないようで、さっきから行ったり来たりするばかりだ。

「見つからないなら、今日はこの辺でおしまいにすれば?まだしばらくはいることだし、夕食を豪華にするとかね」

「むむっ。その手があったか。そうしよう。宿に戻ったらすぐに手配しなきゃ」

「やれやれ、ようやく収まりそうね。そういえばリライアは夕食はどうする?」

「私はこの辺の店も知りたいので、どこか探してみます」

「なら、カークスたちにも伝えておくわ。明日は店にいるの?」

「そのつもりです。でも、午前中はちょっと出かけるかもしれません」

「わかったわ。用があれば午後に行くことにするわね」

「ティアー。他にどこか見るの?」

「ええ、リライアが店に置くものを見にね」

そう言って、武器屋から順番に店を見ていく。武器屋では安物なんかは筒状のところにけがや傷防止の鞘や布を巻いてスペースを確保していた。確かに物を置きたいときには便利そうだ。全部飾っていたら場所が足りないものね。

私は武器はもらったものがあったのでこれまで鍛冶屋には行ったことがあった。しかし、武器屋にはカークスたちについていったことはあるけど、持っている以上のものもなくすぐ出た記憶しかない。道具屋では商品をある程度並べて、残りの在庫は奥にしまっておくことで、種類を並べられるようにしていた。一人でやるには在庫の管理が大変そうだけど、理に適っている。

「数件見たけれど、どこも陳列には気を使っているみたいね」

「そうですね。いかに目に付くように置くかと、よく売れるものの配置は参考になります」

「今の予定なら飛竜のうろこの大きい物をどこに置くかよね」

「そうですね。加工前とはいえあれがあれば目玉商品としては十分ですね」

「でも、飛竜関係だけっていうのものね…」

「ポーションとかは他の店ともかぶっちゃうしね~」

「それどころか仕入れ先を持っていないから、割高で仕入れるたびにマイナスよ。何か、仕入れにお金がかからなくて、素材や食料として使えるものがあればいいんだけど」

「食べ物かあ~、そうだ!」

「何か思い当たるものがあるのエミリー?」

「ちょっと耳貸して?」

私はエミリーに言われるがまま、耳を貸す。

「カリンちゃんの村で貰ったもの売ってみたら?あれってこの辺じゃ見かけないし、売れるかもしれないよ?」

「確かに…。あれなら売れるかもしれないけど、代わりにこっちからも何か渡さないとだめよ。貴重な食料を分けてもらうことになるんだから」

「そっか。なら、すぐにはむりかなぁ」

「いいえ。商品に新鮮さも必要だしちょっとぐらいあった方がいいかも。次に行ったときにでも話をしてみましょう」

「何か心当たりがあるんですか?」

「一応ね。ただし、申し訳ないけど出どころは話せないから、売り切りになってしまうけれど」

「かまいません。今は何か商品が必要ですから、あればあるだけうれしいです」

「分かったわ。期待しないで待っててね」

「はい!あっ、もう店に着いちゃいましたね」

「ほんとだ。楽しいとあっという間だね」

「そうね」

私たちはリライアの店に置いていた服を取って宿へと帰る。

「じゃあ、またね」

「はい、今日はありがとうございました」

「ばいば~い」

宿に帰ったエミリーはすぐさまリサに今日のメニューの変更を申し出る。リサは太っ腹だねと言いながら奥に伝えている。ニコニコしながら戻ってくるエミリーと一緒に私は一旦部屋に戻った。

「そうそう。ちょっとみんなに話したいことがあるから、この後カークスたちの部屋に行きましょうか」

「いいよ~」

コンコン

「誰だ?」

「ティアよ。今入ってもいい?」

「ああ、かまわないぞ」

部屋にはカークスとフォルトがいた。

「キルドは?」

「ああ、今日は出かけるといっていたから朝まで戻らないかもな」

「そうなのね」

「どうしたんだティア?」

「いえ、みんな揃っていたら言おうと思ったことがあったんだけど…」

「なら、私が後で伝えておこう」

「そう?じゃあちょっと待ってね」

私はすぐに風の魔法を展開して音が漏れないように結界を張る。

「ん?」

「一応、機密事項なの。戻る前に話をしていた飛竜の目についてよ」

「ああ、何かに使えるとカリンたちが言っていたあれか。何か分かったのか?」

「実はあれ魔族召喚の儀式に使われるものみたいなの」

「何だと!魔族の目撃情報自体すでに何年もないぞ。そんなに重要なものだったとは…」

「そうなると、しばらくは安全といえすぐにでも破壊すべきだな」

「私もそう思ったんだけど、あれって魔光玉の材料でもあるらしいの」

「魔光玉って、結構いい杖とかについてるあの玉の事?」

「そう。竜種の成体の目に光の魔法をかけ続けると、変化してなるらしいのよ」

「そんな事、初めて聞いたな」

「私もよ。でも、あれはかなり高値で取引されるから、製造方法はみんな外部に漏らさないでしょうね」

「確かに、飛竜などの目から作ると知らなかったら、置物にもならんし二束三文だな」

「なら、それを試してみるのか?」

「ええ、次に行ったときにやってみようと思うの。飛竜の目は竜種でも扱いやすいから試すにはもってこいらしいのよ」

「しかし、そんな情報どこで聞いたんだ?」

「お婆様が知ってたみたいなの。どうしてかまではわからないけれど」

「…そこまで詳しいなら魔法使いとしても名が知れていいはずだな」

「まあ、とりあえずは今度いったときにその方法を使うってことだよね」

「ええ、できれば光の魔法が使えるエミリーにも手伝って欲しい」

「もちろんいいよ。あれって結構貴重だし、一回持ってみたかったんだ」

「なら決まりだな。今度いつ行くかをキルドが帰ってきたら相談する」

「ええ、明日の鍛冶屋のこともあるし、日にちはちょっと待ってくれると嬉しいわ」

「あそこならそこまで急がなくても大丈夫だろう」

「それと…」

「まだ何かあるのか?」

「いえ、リライアの店に並べる商品なのだけど、カリンの村で食べた木の実なんかを売れたりしないかしら?」

「木の実を?なるほど既製品を並べても売れないから、普段店に並ばないものを売るという事か」

「どう?」

「あまり産地が分かるようなことは避けたいが、店も軌道に乗ってもらわないといけないしな。ただし、向こうの了解が条件だな」

「それはもちろんよ。カリンに今度会ったらお願いしてみるわ」

「長老にも話を通さないといけないだろうから、それは俺がやろう」

「あとは、何を代わりに渡すかだな。金など渡しても仕方ないだろうし、気に入りそうなものをいくつか持っていくか?」

「そうだね。ものがあった方が決めやすいと思うしね」

「じゃあ各自で2つぐらいずつ持ち寄るとするか」

「お願いね。じゃあ、話はこれで大丈夫?」

「ああ、問題ない」

「キルドにも話をしておくよ。こういうことはあいつの方が得意そうだからな」

「よろしくね。ただし、くれぐれも他の人に聞こえないようにね」

「注意しよう」

「じゃあ、明日は朝食を食べたらいけるように準備だけしといてね」

「ああ分かった」

「それじゃ」

「じゃあね~」

必要なことを話し終え、私たちは部屋に戻ってすぐにお風呂に入る。今日はいろいろ回って疲れたし、明日に差し支えないようにしないと。お風呂から上がると、先に上がったテンションの高いエミリーが部屋にいた。

「どうしたのそんなにはしゃいで?」

「もうすぐ、ごはんなんだよ~楽しみだなぁ」

「そういえば、頼んでたわね」

夕食に降りた私たちは料理を見て、目を輝かせてはしゃぐエミリーにため息をつきながら食事をするのであった。

「あ~たべた~」

「初めて見たけどボリュームも、質もすごいわね」

「まあ、結構するしね。でも満足だよ~」

けぷっと小さく喉を鳴らしてエミリーはつぶやく。

「私は途中から胃が痛かったわ」

見ていてちょっと胸焼けがする量だった。私がそこまで食べないせいもあるのだろうけど、あの量はないな。頼まないようにしようと心に誓った。

「あ~食べたら眠くなってきちゃった」

「明日は一緒に朝食べたら出かけるんだから、もう寝たら?」

「う~ん、そうしよっかな。おやすみ~」

「おやすみなさい」

エミリーはもうだめだといわんばかりにベッドに入って寝始める。私も寝たいけれど、カリンの村にいて思った魔導書とは別に日記をつけようと白紙の書を開く。

「とりあえず簡単に書いていけばいいわよね。今日は王都に戻って初めての日。リライアとエミリーの二人で店を見に行ったあと、家具屋服を買った。その後は食べ歩きをした。リライアは王都にきて日が浅い為、パフェやプリンは初めてだったが気に入ったようだ。こんなとこかしらね」

私はパタンと本を閉じるとそろそろ寝ようとベッドにもぐりこむ。

「お休みエミリー」
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