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第6話_天才幼女との邂逅
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北草原。王都から三日、山越えと谷道を経て、ようやく風の抜ける平野へと至った。
小高い丘の上、赤と黄色の布が揺れ、カラクリ仕掛けの門を備えた仮設遊園地がぽつんと建っていた。
草地に映える風車。空中で回る案内板。移動式の観覧台。
それらはどれも、子供向けの素朴な装飾でありながら、確かな技術によって成立していた。
巧たちは、村の老人からその存在を聞き、馬車を止めて様子を見に来ていた。
「遊園地? こんな辺境で?」
「しかも動いてる……いや、正確には“浮いて動いてる”構造だ」
友子がゴーグルをずらして目を凝らす。
「見て、あの回転支柱。下部に魔力循環用の螺旋筒が埋まってるわ。やば、私以外にこんなの設計する人いたんだ……」
裕哉が笑いながら言った。
「それが“レジーナ”だ。おそらく、あの案内塔の裏にいるはず」
ちょうどそこに、金属音を響かせながら回転板を整備していた一人の少女がいた。
年のころは十歳ほど。長い三つ編み、オーバーサイズの工具ベルト、頬には油の痕。
「おーい、レジーナ! 久しぶりだな!」
裕哉が手を振ると、少女──レジーナは振り返り、鋭く叫んだ。
「動くな、誰だ貴様ら! ここは技術保護区域! 勝手に立ち入ったら爆発するぞ!」
「……おいおい、警告のスケールが過激すぎないか」
勇が戸惑う中、すずがひそっと言う。
「もしかして……あれが“天才幼女”?」
レジーナは工具をぶんぶん振り回しながら近づいてくる。
「裕哉兄貴は知ってるけど、そっちの連中は誰よ!? 目的を簡潔に述べて、三十秒以内!」
まくしたてられた巧が、顔色一つ変えずに言った。
「旅の一行だ。協力を頼みに来た」
「一行? 何の? お遊戯会の慰問団?」
「違う。“王国再構築”チームだ」
「はあ? 何その物騒な響き。超好きだけど!」
レジーナはご機嫌に笑ったかと思うと、いきなり手を引き寄せて、巧の腕をつかんだ。
「よし、話は裏のラボで聞こう。騒音避けに地下もある。ていうか、王国ってほんとに壊れるの? じゃあ、私の技術で基礎から設計し直せるかな」
「……この子、ヤバい」
すずがぼそっと言った。
「でも、悪い子じゃなさそうよ。たぶん。たぶんね」
案内された先は、草の丘をくり抜いて作られた地下室だった。小型ボイラー、転写板、魔導設計図、試験機材──その全てが高精度で整っていた。
「これは全部……一人で?」
紗織が目を見張る。レジーナは鼻を鳴らす。
「うん。王立魔導学院を三年飛び級で卒業したし、そのあとも軍事技術に流用されそうになって逃げてきた。今は自分の好きなものだけ作ってるの」
友子が前へ出た。
「じゃああんたが“案内板システム”の開発者ね。“対象の思考傾向に応じて、自動で分岐選択肢を導く視覚誘導案内”──あれは、私の論文でも未完成だった」
「えっ、知ってるの!? あれは“レジーナ式ルミナスプロンプトVer1.8β”!」
二人の目が交差する。
「“論破するか、共闘するか”選ぶなら、私は後者」
「ふっ、私もよ。“真に語れる者”となら、敵にはならない」
硬い握手が交わされた。
「……どんな友情の成立の仕方よそれ……」
すずが思わずつぶやいた。
地下ラボの奥、円形の設計卓を囲んで、天才幼女ふたり──友子とレジーナは、まるで弾丸の応酬のように専門用語を飛ばし合っていた。
「新型エネルギー変換器は、第二魔素の共振を使ってるの?」
「いや、擬似触媒結晶を三層構造にしてる。最下層の断熱帯で蓄熱変換。あと、熱暴走防止に非直線展開式冷却膜を!」
「うわ、それ私の三年前のアイディアに似てる! 嬉しいけど悔しい!」
ふたりの間に一般人の入る余地はない。勇がぽつりと呟いた。
「……完全に別の言語だな」
「会話してるようには見えるけど、私にはまったく理解できませんわ」
紗織も肩をすくめる。
そのとき、ふとレジーナが手を止め、こちらを向いた。
「で、本題。あなたたちは“何をしようとしてる”の?」
真顔だった。その一言で、ラボの空気が少しだけ引き締まった。
巧が静かに口を開く。
「俺たちは、王国の中枢に巣食う腐敗を暴き、変えようとしている。勇は王家の血を引くが、勘当された。紗織は冤罪を受け、すずは民の声を伝える吟遊詩人。そして俺たちを支えるのが裕哉と……お前のような知恵ある者だ」
「ふむ。目的は真っ直ぐね。で、その中で私はどんな役割を?」
勇が答えた。
「君の技術が必要だ。民のための案内装置、識別式回路、そして……兵器ではない“守る力”。軍の魔導術ではなく、民の手に届く防衛システムを構築したい」
「なるほど……」
レジーナは頬に指をあて、小さくうなずいた。
「面白いわ。でも、一つだけ条件がある」
「なんでも言ってくれ」
すぐに返す勇に、レジーナはニヤリと笑った。
「──私に、“正式な研究所”をちょうだい。王立とか関係ない、“私だけの”ラボ。材料費、運搬費、助手代込み。命をかけるなら、それくらいの投資はしてもらうわよ?」
すずが口を挟む。
「……さすが天才幼女、要求が国家規模だわ」
しかし、勇は一歩も引かなかった。
「約束する。必ず用意する。……この国を変えると決めたのなら、それくらいできなきゃ意味がない」
レジーナは驚いたように一瞬だけ目を見開き、そしてふっと笑った。
「いいわ。じゃあ乗る。“王国再構築計画”ってやつに」
そして手を差し出す。
「私の名前はレジーナ・クラウゼ。肩書きは“未来の魔導技術局長”──さあ、革命の設計図を描きましょうか」
勇がその手を強く握り返した。
こうして、天才幼女ふたり目が仲間に加わった瞬間だった。
* * *
その夜。丘の上の移動遊園地は、わずかな時間だけ、近隣の子どもたちに開放された。
レジーナの案内装置で光るサインが子供たちを誘導し、友子が即席で安全補強したアトラクションがくるくると回る。
勇は遊具の土台を点検しながら、ひとりの少年の落とした靴を拾い上げて返した。
「ありがとう、おじさん!」
「おじ、さん……?」
「……王子って年齢でもないし、まあ否定はしないが」
すずが後ろから吹き出す。
「ふふっ、王子様もいよいよ“おじさん”扱いかぁ。いいねぇ、人生味出てきたわね!」
その声に振り向いて、勇もまた笑った。
泥だらけになった仲間たちは、笑いながら、風の吹き抜ける北草原の夜を過ごした。
それは、逃げ道ではなく“選び取った道”の第一歩。
まだ道のりは遠い。
だが、彼らは確かに歩き出した。
小高い丘の上、赤と黄色の布が揺れ、カラクリ仕掛けの門を備えた仮設遊園地がぽつんと建っていた。
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それらはどれも、子供向けの素朴な装飾でありながら、確かな技術によって成立していた。
巧たちは、村の老人からその存在を聞き、馬車を止めて様子を見に来ていた。
「遊園地? こんな辺境で?」
「しかも動いてる……いや、正確には“浮いて動いてる”構造だ」
友子がゴーグルをずらして目を凝らす。
「見て、あの回転支柱。下部に魔力循環用の螺旋筒が埋まってるわ。やば、私以外にこんなの設計する人いたんだ……」
裕哉が笑いながら言った。
「それが“レジーナ”だ。おそらく、あの案内塔の裏にいるはず」
ちょうどそこに、金属音を響かせながら回転板を整備していた一人の少女がいた。
年のころは十歳ほど。長い三つ編み、オーバーサイズの工具ベルト、頬には油の痕。
「おーい、レジーナ! 久しぶりだな!」
裕哉が手を振ると、少女──レジーナは振り返り、鋭く叫んだ。
「動くな、誰だ貴様ら! ここは技術保護区域! 勝手に立ち入ったら爆発するぞ!」
「……おいおい、警告のスケールが過激すぎないか」
勇が戸惑う中、すずがひそっと言う。
「もしかして……あれが“天才幼女”?」
レジーナは工具をぶんぶん振り回しながら近づいてくる。
「裕哉兄貴は知ってるけど、そっちの連中は誰よ!? 目的を簡潔に述べて、三十秒以内!」
まくしたてられた巧が、顔色一つ変えずに言った。
「旅の一行だ。協力を頼みに来た」
「一行? 何の? お遊戯会の慰問団?」
「違う。“王国再構築”チームだ」
「はあ? 何その物騒な響き。超好きだけど!」
レジーナはご機嫌に笑ったかと思うと、いきなり手を引き寄せて、巧の腕をつかんだ。
「よし、話は裏のラボで聞こう。騒音避けに地下もある。ていうか、王国ってほんとに壊れるの? じゃあ、私の技術で基礎から設計し直せるかな」
「……この子、ヤバい」
すずがぼそっと言った。
「でも、悪い子じゃなさそうよ。たぶん。たぶんね」
案内された先は、草の丘をくり抜いて作られた地下室だった。小型ボイラー、転写板、魔導設計図、試験機材──その全てが高精度で整っていた。
「これは全部……一人で?」
紗織が目を見張る。レジーナは鼻を鳴らす。
「うん。王立魔導学院を三年飛び級で卒業したし、そのあとも軍事技術に流用されそうになって逃げてきた。今は自分の好きなものだけ作ってるの」
友子が前へ出た。
「じゃああんたが“案内板システム”の開発者ね。“対象の思考傾向に応じて、自動で分岐選択肢を導く視覚誘導案内”──あれは、私の論文でも未完成だった」
「えっ、知ってるの!? あれは“レジーナ式ルミナスプロンプトVer1.8β”!」
二人の目が交差する。
「“論破するか、共闘するか”選ぶなら、私は後者」
「ふっ、私もよ。“真に語れる者”となら、敵にはならない」
硬い握手が交わされた。
「……どんな友情の成立の仕方よそれ……」
すずが思わずつぶやいた。
地下ラボの奥、円形の設計卓を囲んで、天才幼女ふたり──友子とレジーナは、まるで弾丸の応酬のように専門用語を飛ばし合っていた。
「新型エネルギー変換器は、第二魔素の共振を使ってるの?」
「いや、擬似触媒結晶を三層構造にしてる。最下層の断熱帯で蓄熱変換。あと、熱暴走防止に非直線展開式冷却膜を!」
「うわ、それ私の三年前のアイディアに似てる! 嬉しいけど悔しい!」
ふたりの間に一般人の入る余地はない。勇がぽつりと呟いた。
「……完全に別の言語だな」
「会話してるようには見えるけど、私にはまったく理解できませんわ」
紗織も肩をすくめる。
そのとき、ふとレジーナが手を止め、こちらを向いた。
「で、本題。あなたたちは“何をしようとしてる”の?」
真顔だった。その一言で、ラボの空気が少しだけ引き締まった。
巧が静かに口を開く。
「俺たちは、王国の中枢に巣食う腐敗を暴き、変えようとしている。勇は王家の血を引くが、勘当された。紗織は冤罪を受け、すずは民の声を伝える吟遊詩人。そして俺たちを支えるのが裕哉と……お前のような知恵ある者だ」
「ふむ。目的は真っ直ぐね。で、その中で私はどんな役割を?」
勇が答えた。
「君の技術が必要だ。民のための案内装置、識別式回路、そして……兵器ではない“守る力”。軍の魔導術ではなく、民の手に届く防衛システムを構築したい」
「なるほど……」
レジーナは頬に指をあて、小さくうなずいた。
「面白いわ。でも、一つだけ条件がある」
「なんでも言ってくれ」
すぐに返す勇に、レジーナはニヤリと笑った。
「──私に、“正式な研究所”をちょうだい。王立とか関係ない、“私だけの”ラボ。材料費、運搬費、助手代込み。命をかけるなら、それくらいの投資はしてもらうわよ?」
すずが口を挟む。
「……さすが天才幼女、要求が国家規模だわ」
しかし、勇は一歩も引かなかった。
「約束する。必ず用意する。……この国を変えると決めたのなら、それくらいできなきゃ意味がない」
レジーナは驚いたように一瞬だけ目を見開き、そしてふっと笑った。
「いいわ。じゃあ乗る。“王国再構築計画”ってやつに」
そして手を差し出す。
「私の名前はレジーナ・クラウゼ。肩書きは“未来の魔導技術局長”──さあ、革命の設計図を描きましょうか」
勇がその手を強く握り返した。
こうして、天才幼女ふたり目が仲間に加わった瞬間だった。
* * *
その夜。丘の上の移動遊園地は、わずかな時間だけ、近隣の子どもたちに開放された。
レジーナの案内装置で光るサインが子供たちを誘導し、友子が即席で安全補強したアトラクションがくるくると回る。
勇は遊具の土台を点検しながら、ひとりの少年の落とした靴を拾い上げて返した。
「ありがとう、おじさん!」
「おじ、さん……?」
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すずが後ろから吹き出す。
「ふふっ、王子様もいよいよ“おじさん”扱いかぁ。いいねぇ、人生味出てきたわね!」
その声に振り向いて、勇もまた笑った。
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