酷い召還されたけど、今は溺愛されて、幸せです!

toranon

文字の大きさ
10 / 21

冒険者ギルド

しおりを挟む
 昨日、誘拐事件から無事に拠点に戻ってから、ずっとローが離してくれない。
 トイレ以外はずっとで、お風呂も入れなかった。『一緒に入るなら良いよ』って言われても、それは無理だし。『洗浄』かけられて終わり。寝る時も強めに抱き締められて、寝苦しかった…。
 朝食の時は、全部ローに『あーん』で食べさせられて、恥ずかしかった…。
 魔法の練習は、ずっと抱っこの状態。的に向かって、何種類か魔法を放つ練習した。
 その後の昼食も、自分で食べられなかった…。

 午後は、外に行くことになった。ローが危ないからと嫌がったけど、団長が『昨日の件もあるから、一緒にギルドへ行くぞ』と言ったから。
 昨日変身した、男の子の姿になって、ローと2人で先に行くことに。団長は少し用があって、後から合流予定。
 外に出ると、ローの目付きが鋭くなって、怖い雰囲気になった。

「ロー、顔が怖くなってるよ。」

 眉間を指で押してみた。すると、少し顔を緩めて、

「ごめんな、昨日みたいに何かありそうで、心配なんだ。」

 そう言いながら、抱っこした私に、頭を擦りつけた。

「そっか。でも、くっ付いてれば安心だよ。」

 心配かけちゃったから、ローのフワフワな頭を、多めに撫でた。

「ユーリ、少し恥ずかしいから、もういいぞ。後でまたやってくれ。」
「分かった、後でね。」

 撫でたの嬉しかったんだね、良かった。ホワホワした気分になっていたら、近くで「キャー!」と悲鳴が聞こえた。
 見ると前から、柄の悪そうな男が3人走って来る。その内1人が、女性物の鞄を持っているのが見えた。

「ユーリ、しっかり掴まってくれ。奴らを捕まえる。」

 ローが男達の前に立ちはだかった。

「何だお前!邪魔だ!」

 2人が殴りかかって来て、1人は走ってすり抜けた。私がいるから、動きにくいんだ。

「くそ、しまった!」

 ローは2人押さえるのに手一杯。
 私が何とかしないと!何か触手みたいな、捕まえる手みたいな、そんなやつ!

「『黒手』!」

 影から黒い手の様なものが、いくつも飛び出して、すり抜けた男をぐるぐる巻きにして、倒した。はぁ、上手く出来たぁ。
 ローが2人を押さえて、

「ユーリ、すごいな。影を使う魔法か?初めて見たぞ。」

 褒められて嬉しくて、もう一度『黒手』をだした。残りの2人もぐるぐる巻きにして、全員持ち上げた。

「ロー、この人達はどうすれば良い?」

 ここは警察的なところあるのかな?

「ギルドに連れて行こう…、そこだけどな。」

 もうギルド前に着いていた。木造の大きな建物で、扉も大きい。黒手で持ち上げたまま、ギルドへ入った。
 中に居る人達から注目を浴びつつ、カウンターへ向かうと、団長がもう来ていた。

「遅かったな。ユーリ、何だそれは?」

 おそらく、ぐるぐる巻きの男達もそうだし、黒い手の事もかな?

「泥棒を2人で捕まえたの。これは、さっき出来るようになった魔法だよ。」
「すごいだろ。これ影から出てるんだぞ。」

 ローが嬉しそうに団長に言った。

「影?初めて見るな。戻ったらやってみるかな。」

 興味深く黒手を観察していた。

「ごめんなさい、待たせて!」

 ギルドの奥から、綺麗なお姉さんが走って来た。

「大丈夫だ。先に泥棒を渡して良いか?そしたらすぐ部屋で話したい。」
「え?何かすごいわね!じゃあそれ貰うわ。ジスト、牢屋に入れといて。」

 男達を降ろして、横に居る眼鏡の男性に渡した。

「じゃあ、付いて来て。」

 お姉さんに先導されて、ギルドの奥の部屋へ入った。
 テーブルの向かいに、お姉さん、私はローの膝、隣に団長が座った。

「さて、初めての子が居るわね。私はギルドマスターのセリーヌよ、よろしくね。」
「ユーリです。よろしくお願いします。」

 セリーヌさん、マスターなんだ。

「『防音』『隠蔽』これは極秘で。話したいのは、ユーリのことだ。訳ありで最近仲間になった。ユーリ、セリーヌは信用できる。元の姿になってくれ。」
「分かった。『解除』」

 ローの膝の上だけど、元の姿に戻った。

「あら、可愛い女の子ね。ん?ロー?何その顔!?アレク、ローがおかしいんだけど!?」

 さっきまでキリッとしていたローは、今は笑顔でデレッとしてる。

「信じられないだろ?俺も初めて見たときは信じられなくて、色々疑ったよ。ユーリにだけだから、まぁ、慣れてくれ。」
「あのローが!うわー不思議ね。」
「話が進まないな。ユーリさっきの姿になってくれ。」
「『変身』」

 また男の子の姿になったら、ローがシュンとなった。

「話を戻すぞ。ユーリは、異世界から来た。王族が召還してな。殺されそうになって、逃げた所をローが見つけて、うちで保護する事なったんだ。魔力は俺並みにあるから、魔法が使えるぞ。」
「異世界?そんな事あるのね…。無事で良かったわ。でも、ローが見つけたって何?」

 セリーヌさんが、ローの事を見た。

「酒場で飲んでたら、隠蔽使って入って来て、可愛いかったから、彼女にした。」 

ローがザックリ過ぎる説明をして、私の頬にチュッとした。

「あー、追っ手から助けて、それで気に入ったらしい。それで、うちで保護するって連れて来て。全然離さなくて、部屋も一緒なんだ。」

 団長は苦笑いしている。

「ええ?何それ。ユーリちゃん大丈夫なの?そんなのに懐かれちゃって。」
「問題無い。ユーリは俺の彼女だからな。」

 セリーヌさんが私に聞いたのに、ローが代わりに答えた。

「あんたに聞いてないわよ。本当に彼女なの?」
「だから…。」
「はい、そうです。」

 喋ろうとしたローの口を手で押えて、私が答えた。ちょっと恥ずかしい。

「そっか、それなら良かったわ。」

 ローを見ると、口を塞がれたまま、笑顔で私を見ていて、慌てて手を離した。

「それで、もし何かあれば、セリーヌにも協力を頼むかもしれない。その時はよろしく。」
「そういう事なら、喜んで協力するわ。でも、何も無くても、ユーリちゃんと話したりしたいわ。」
「それは…」
「私も話したいです。」

 セリーヌさんの嬉しい提案を、またローの口を塞いで、受けた。ローは不満そうに唸ってる。

「ふふっ、面白いわね。」
「『結界』!」

 ガシャーン!
 団長が急に魔法を発動させると、後ろの窓ガラスが割れ、破片は弾かれた。

「くそ!」

 突然部屋の中に黒服の男が現れ、ナイフを持ってセリーヌに襲いかった。

「『麻痺』」
「『黒手』」

 団長が麻痺させ、私が拘束した。セリーヌさんに、怪我なくて良かった。

「『自白』狙いは誰だ?依頼人は?」
「う、ぐ、ギルドマスターのセリーヌだ。依頼人は、ジストと公爵の息子の2人だ。」
「セリーヌ、理由に心当たりは?」

 セリーヌは溜め息をついた。

「ジストは、私のせいでマスターになれなかったから。公爵の息子は、求婚を断ったからだわ。あー最悪ね。」

 セリーヌは、ガックリ項垂れた。

「アレク、他の情報吐かせておいてくれる?私は、ジストを捕まえてくるわ!」

 セリーヌは部屋から出て行った。団長は、男に尋問を始めた。

「君は裏の組織かな?公爵の息子はどこにいる?」
「俺達は傭兵だ。普段はこんな依頼受けない。公爵の息子は、仲間のところに居る。」

 男は辛そうな表情になった。

「ねぇ、もしかして脅されてるの?」

 私が質問すると、男は目を大きく見開いた。

「そうだ。仲間全員人質に取られた。丘の上に居る。依頼に失敗すれば、全員殺される。」
「そっか…。団長、助けられませんか?」
「何で助けたいんだ?」

 団長がいつもと違う鋭い目で言った。

「脅されて、仲間が殺されそうなんですよ?1人では助けられないから、仕方なくした事です。私達が手伝えば、助けられるでしょう?」
「ユーリ、優しいんだな。」

 ローが優しく笑って言った。

「はぁ、分かった。ユーリ、作戦はあるの?」

 団長は、溜め息と苦笑いで言った。

「私だけ一緒に行って、油断したところで、拘束して無力化します。」
「なっ、ダメだ!俺も行く!」
「おい、ロー。お前は信じて待て。ユーリ、出来るんだな?」
「うん、黒手が適任だよ。」

 私は拳をぎゅっと握った。

「おい、お前ら何勝手に…。子どもには無理だ。あいつは利用価値が無いと見向きもしない。」

 男は諦めた表情を浮かべた。

「それならこれは?『変身』」

 銀髪の女性に姿を変えた。

「そのユーリも可愛い。」

 ローは置いておいて、男は驚いていた。

「は?子どもじゃないのか?魔法使えるのか…?」
「これなら利用価値ある?」
「ああ、それならあるな。だが相手は公爵の息子だぞ。捕まえても後が…。」
「そこからは俺の仕事だ。ユーリ、死んでさえいなければ問題無い。思いっきりやってこい。」

 団長が少し悪い笑顔で言った。

「分かった。ねぇ、あなたの名前は?」
「ガイだ。」

 ガイの拘束を解いた。

「ユーリ気をつけてな。待ってるから。」

 ローが優しくキスしてくれた。

「ユーリ、ガイ。丘の近くに送るぞ。『転移』」

 団長に飛ばしてもらって、丘の上が見えるすぐ側まで来た。
 ガイの仲間達は真ん中に集められ、周りに何人かが見張りをしている。1人高そうな服の男が居る。

「敵は5人、あの服が違うのが公爵の息子だ。お前の容姿なら、あいつが食いつくはず。その隙に雑魚を攻撃すれば、仲間が加勢する。それで良いか?」
「良いよ。あ、最初に成功したって言ってね。じゃあ、私の腕掴んで。行こう!」

 ガイに腕を掴まれて、引っ張られる私。

「遅くなった。依頼は成功した。仲間を離してくれ。」
「そうか、良くやった。あの女は俺を弄びやがった、死んで当然だ!あー気が晴れた!ところで…可愛いらしいな、何だそいつは?」

 よし、私に興味を持った!少し震える演技を始めた。

「容姿が良いのが居たから、殺したやつの変わりにどうだ?」
「い、いや…。」

 ジロジロ見られて、嫌がる演技を。

「少し調教すれば、従順になりそうだな。よし、貰おう。仲間は返してやろう。」
「ひっ、やぁ。」

 公爵の息子に腰を持たれて、気持ち悪い。その間にガイは仲間と合流し、敵の1人を締めて落とした。
 それを合図に、私は『黒手』で素早く拘束して持ち上げ、残りの敵もガイの仲間によって、拘束した。ガイ含め、能力は高いようだ。

「ユーリ、終わったみたいだね。」

 団長が私の背後に現れた。

「団長、敵を全員拘束したよ。ガイの仲間も全員無事。結構強いから、スカウトするのはどうかな?」
「ん?こいつら全員か?少し検討させてくれ。ひとまずギルドへ行くぞ。『転移』」

 ギルドのさっきの部屋に戻った…ら、ローに横抱きにされた。

「ユーリ、無事だな?良かった。」

 ほっとしたローに言われた。心配させちゃった。

「ごめんね、無茶な事して。今日はもう離れないから、許してくれる?」
「良いぞ。」

 ローの機嫌が良くなったから、良かった。

「まずは、ユーリ、そいつ俺にくれ。」

 団長に公爵の息子を渡すと、別空間に放り込んだ。

「次、残りの奴らは、セリーヌにやる。」
「分かったわ。ジストと共にきっちりやるわ。」

 セリーヌから、怒りのオーラがでてる。

「さて、お前達の希望を聞こうか。どうしたい?」

 ガイと仲間達は顔を見合わせた。

「それなら、私ガイ貰いたいんだけど、どう?副ギルドマスターの役職で、私の手伝いよ。給料は割りと良いわよ。」

 希望を告げるまえに、セリーヌが先にスカウトした。

「は?俺殺そうとしたのに良いのか?」

 ガイは意外な展開に驚いている。

「問題ないわ。あれで強さが分かったし。」
「なら、よろしく頼む。」

 ガイはセリーヌに頭を下げた。

「他の希望は?」
「リーダーが居るなら、他は特に…。」

 1人が言うと、他の仲間も頷いた。

「そうか、では残りの4人はうちに入れ。それで、毎日1人ずつ交代でガイの補佐につけ。それでどうだ?」

 全員が頷いた。

「助けてくれた上に、この先の面倒まで。ありがとう。」

 ガイが、嬉しそうに、私達にお礼を言った。

 ようやく終わって、拠点に戻ってきた。
新しくサイ、スウ、アリサ、ジンが仲間になって、拠点に連れて来た。仲良くなれたら良いな。
 残念ながら、私は部屋に直行して、ベッドでローに抱き締められてます。

「ああ、ユーリ。今日はもうこのまま過ごそうな。」
「うん。」

 ローの顔を見たら、唇に軽くチュッとしてから、後頭部を抑えて、深いキスをし始めた。息が上手く出来なくて、苦しい…。
 唇が離れると、はぁ、はぁ、と空気を吸い込んだ。

「ユーリ、鼻で呼吸すると楽だぞ。もう一度やってみよう。」

 今度は鼻で呼吸を意識して、ローと舌を絡めた。さっきより苦しくない。

「上手く出来てる。もう少ししよう。」

 舌を絡めたり、吸われたり、舐められたり。なんだかフワフワして、身体の奥がキュンとなる。ローが背中や腰、お尻を撫でたりするから、少しゾワゾワする。
 でも気持ち良いから、ずっとこうしていたい。
 唇が離れて、少し寂しさを感じた。ローを見つめると、ぎゅっとされた。

「ユーリ、そんな顔で見られたら、我慢出来なくなる…。」

 そう言うと、激しく唇を奪われた。

「あ、んん、はぁ、ふ。」

 呼吸が追い付かなくて、甘い声が出てしまう。

「ああ、ユーリ…。このままじゃ…。少し待っててくれ…。」

 そういうと慌ててローは、浴室に入った。
温もりがなくなり、すごく寂しくなって、涙が溢れてきた。また感情のコントロールが…。

「待たせた…ユーリ?どうしたんだ?」

 しばらくしてローがベッドに入り、涙が止まらない私の顔を見て驚いた。

「寂しくて…またコントロールが…おかしくて…。」

 腰を引き寄せ、身体が密着した。私の涙を拭きながら、

「離れてごめんな。襲いそうになったから、鎮めてきたんだ。もう離れないから。」

 唇に軽くチュッとした。私はローの言った意味を理解して、顔が熱くなった。

「えっと…ごめん…ね?」

 私の為に、我慢してくれてるから…。

「謝らなくて良い。ユーリの事を大事にしたいんだ。それにもしするなら、じっくり時間をかけて気持ち良くしたいからな。」

 ちょっと想像して、心臓が早くなった。

「まだ焦らなくて良いんだ。まずはキスに慣れて貰わないとな。」
「うん…。」

 イタズラっぽい顔で笑った。
 その後は、話してるうちに、眠りに落ちていた。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

五年後、元夫の後悔が遅すぎる。~娘が「パパ」と呼びそうで困ってます~

放浪人
恋愛
「君との婚姻は無効だ。実家へ帰るがいい」 大聖堂の冷たい石畳の上で、辺境伯ロルフから突然「婚姻は最初から無かった」と宣告された子爵家次女のエリシア。実家にも見放され、身重の体で王都の旧市街へ追放された彼女は、絶望のどん底で愛娘クララを出産する。 生き抜くために針と糸を握ったエリシアは、持ち前の技術で不思議な力を持つ「祝布(しゅくふ)」を織り上げる職人として立ち上がる。施しではなく「仕事」として正当な対価を払い、決して土足で踏み込んでこない救恤院の監督官リュシアンの温かい優しさに触れエリシアは少しずつ人間らしい心と笑顔を取り戻していった。 しかし五年後。辺境を襲った疫病を救うための緊急要請を通じ、エリシアは冷酷だった元夫ロルフと再会してしまう。しかも隣にいる娘の青い瞳は彼と瓜二つだった。 「すまない。私は父としての責任を果たす」 かつての合理主義の塊だった元夫は、自らの過ちを深く悔い、家の権益を捨ててでも母子を守る「強固な盾」になろうとする。娘のクララもまた、危機から救ってくれた彼を「パパ」と呼び始めてしまい……。 だが、どんなに後悔されても、どんなに身を挺して守られても、一度完全に壊された関係が元に戻ることは絶対にない。エリシアが真の伴侶として選ぶのは、凍えた心を溶かし、温かい日常を共に歩んでくれたリュシアンただ一人だった。 これは、全てを奪われた一人の女性が母として力強く成長し誰にも脅かされることのない「本物の家族」と「静かで確かな幸福」を自分の手で選び取るまでの物語。

子供にしかモテない私が異世界転移したら、子連れイケメンに囲まれて逆ハーレム始まりました

もちもちのごはん
恋愛
地味で恋愛経験ゼロの29歳OL・春野こはるは、なぜか子供にだけ異常に懐かれる特異体質。ある日突然異世界に転移した彼女は、育児に手を焼くイケメンシングルファザーたちと出会う。泣き虫姫や暴れん坊、野生児たちに「おねえしゃん大好き!!」とモテモテなこはるに、彼らのパパたちも次第に惹かれはじめて……!? 逆ハーレム? ざまぁ? そんなの知らない!私はただ、子供たちと平和に暮らしたいだけなのに――!

敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています

藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。 結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。 聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。 侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。 ※全11話 2万字程度の話です。

男子高校生だった俺は異世界で幼児になり 訳あり筋肉ムキムキ集団に保護されました。

カヨワイさつき
ファンタジー
高校3年生の神野千明(かみの ちあき)。 今年のメインイベントは受験、 あとはたのしみにしている北海道への修学旅行。 だがそんな彼は飛行機が苦手だった。 電車バスはもちろん、ひどい乗り物酔いをするのだった。今回も飛行機で乗り物酔いをおこしトイレにこもっていたら、いつのまにか気を失った?そして、ちがう場所にいた?! あれ?身の危険?!でも、夢の中だよな? 急死に一生?と思ったら、筋肉ムキムキのワイルドなイケメンに拾われたチアキ。 さらに、何かがおかしいと思ったら3歳児になっていた?! 変なレアスキルや神具、 八百万(やおよろず)の神の加護。 レアチート盛りだくさん?! 半ばあたりシリアス 後半ざまぁ。 訳あり幼児と訳あり集団たちとの物語。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 北海道、アイヌ語、かっこ良さげな名前 お腹がすいた時に食べたい食べ物など 思いついた名前とかをもじり、 なんとか、名前決めてます。     *** お名前使用してもいいよ💕っていう 心優しい方、教えて下さい🥺 悪役には使わないようにします、たぶん。 ちょっとオネェだったり、 アレ…だったりする程度です😁 すでに、使用オッケーしてくださった心優しい 皆様ありがとうございます😘 読んでくださる方や応援してくださる全てに めっちゃ感謝を込めて💕 ありがとうございます💞

次期騎士団長の秘密を知ってしまったら、迫られ捕まってしまいました

Karamimi
恋愛
侯爵令嬢で貴族学院2年のルミナスは、元騎士団長だった父親を8歳の時に魔物討伐で亡くした。一家の大黒柱だった父を亡くしたことで、次期騎士団長と期待されていた兄は騎士団を辞め、12歳という若さで侯爵を継いだ。 そんな兄を支えていたルミナスは、ある日貴族学院3年、公爵令息カルロスの意外な姿を見てしまった。学院卒院後は騎士団長になる事も決まっているうえ、容姿端麗で勉学、武術も優れているまさに完璧公爵令息の彼とはあまりにも違う姿に、笑いが止まらない。 お兄様の夢だった騎士団長の座を奪ったと、一方的にカルロスを嫌っていたルミナスだが、さすがにこの秘密は墓場まで持って行こう。そう決めていたのだが、翌日カルロスに捕まり、鼻息荒く迫って来る姿にドン引きのルミナス。 挙句の果てに“ルミタン”だなんて呼ぶ始末。もうあの男に関わるのはやめよう、そう思っていたのに… 意地っ張りで素直になれない令嬢、ルミナスと、ちょっと気持ち悪いがルミナスを誰よりも愛している次期騎士団長、カルロスが幸せになるまでのお話しです。 よろしくお願いしますm(__)m

転移先で日本語を読めるというだけで最強の男に囚われました

桜あずみ
恋愛
異世界に転移して二年。 言葉も話せなかったこの国で、必死に努力して、やっとこの世界に馴染んできた。 しかし、ただ一つ、抜けなかった癖がある。 ──ふとした瞬間に、日本語でメモを取ってしまうこと。 その一行が、彼の目に留まった。 「この文字を書いたのは、あなたですか?」 美しく、完璧で、どこか現実離れした男。 日本語という未知の文字に強い関心を示した彼は、やがて、少しずつ距離を詰めてくる。 最初はただの好奇心だと思っていた。 けれど、気づけば私は彼の手の中にいた。 彼の正体も、本当の目的も知らないまま。すべてを知ったときには、もう逃げられなかった。 【ご報告】 2月15日付で、誤字脱字の修正および一部表現の見直しを行いました。 ただし、記載内容の趣旨に大きな変更はございません。 引き続きよろしくお願いいたします。

〖完結〗旦那様には出て行っていただきます。どうか平民の愛人とお幸せに·····

藍川みいな
恋愛
「セリアさん、単刀直入に言いますね。ルーカス様と別れてください。」 ……これは一体、どういう事でしょう? いきなり現れたルーカスの愛人に、別れて欲しいと言われたセリア。 ルーカスはセリアと結婚し、スペクター侯爵家に婿入りしたが、セリアとの結婚前から愛人がいて、その愛人と侯爵家を乗っ取るつもりだと愛人は話した…… 設定ゆるゆるの、架空の世界のお話です。 全6話で完結になります。

処理中です...