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面倒な頼み事
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「はぁー、行きたくないな。」
団長は、城に行く必要があるが、憂鬱だった。
行くと大抵長話か、面倒な頼み事をされる。
やらかした公爵の息子を持って行かないと。ユーリの話もあるしな…。
「『転移』」
王様は私室で、読書中だった。
「おお、アレク久しぶりだな。今日はどうした?」
王様は突然の転移に慣れていて、動じない。
「話が2つあって来た。」
別空間から、公爵の息子を取り出し、床に転がした。縛ったまま眠らせてある。
「ん?こいつは…公爵の息子だったか?」
「そうだ。ギルドマスターのセリーヌを殺そうとした。処罰を頼む。」
「ああ、分かった。もう1つは?」
「…聖女の件だ。知ってるか?」
「ああ。お前の弟が召還に成功したが、今は行方不明だ。それがどうした?」
王様が不思議そうにたずねた。
「今はうちに居る。悪いが渡すつもりはない、殺されるからな。誰にも漏らすなよ。」
王様は驚いて、目を見開いた。
「そうか。殺されるとはどういうことだ?」
「召還してすぐ、弟が殺そうとした。聖女本人から聞いている。何とか逃げて、うちの団員が保護したんだ。」
王様は頭を抱えた。
「あいつは何て事を…。分かった、あいつには知らせない。アレク、そのまま保護を頼む。」
「まぁ、渡せと言われても無理だがな…。いや、分かった。」
思わず声に出てしまった。
「そうだった、お前に1つ頼みがある。隣国へ、見合いに行って欲しいんだ。」
「は?そんなもの、あいつに行かせてくれ。」
そんな面倒なものに行きたくない。
「それがな、姫がお前を指名してきて、しかも1泊して欲しいと。」
「何だそれは。そんな怪しいものに行きたくない。」
「行くだけで良い。それだけで、好条件の契約を約束してくれたんだ。」
「分かった。何かあった時の対応は勝手にやるからな。」
「それで構わない。」
はぁーっと溜め息をついた。
翌日夕方、隣国へ転移で飛んだ。
「ようこそ、アレク王子。こちらは私の娘、エリスだ。」
「エリスです。よろしくお願いいたします。」
金髪でツインテール、小柄な可愛い感じの姫だ。
「アレクだ。よろしく。」
そのまま姫と食事へ。色々話を振られたが、俺は無表情で、会話は程々にした。面倒だからだ。
引き留められたが、さっさと用意された部屋に行った。
部屋の中は、問題ないな。念のため、身の回りに防御を張り、部屋全体に、探知したら俺にだけ警報が鳴る結界を張った。
寝てしばらくした頃、警報が鳴った。目を開けると、身体の上に姫が乗っていた。
「何してるんだ?」
「決まってるでしょ?既成事実を作るの。国の為に、私と結婚して貰うわ。」
魔法を発動。姫を拘束し、催眠を掛けた。
「はぁーあ。面倒くせぇ。でも、少し遊べそうだな。そういえば、使えそうなの居たな。」
アレクは悪い笑顔を浮かべ、姫の部屋へ向かった。途中で、姫に惚れてる騎士にも催眠をかけ、連れてきた。
「さて、女を下で、男を上にして。記録…大丈夫だな。よし、始めろ。」
姫の服を騎士が脱がせて、交わり出した。
「ああ、アレク様、嬉しいわ。」
「ああ、姫!好きです!私にこんなの栄誉をくださるなんて!」
各々、違う催眠にしてあるが、やることは一緒だ。
笑いを堪えて、自国の城に飛んだ。
「うわ、アレク。見合いは?」
王様は丁度寝るところだった。
「行ってきたが、やっぱり企んでやがった。俺が今夜ここに居たって証言してくれよ。」
「ああ、分かった。済まなかったな。」
「じゃあな」
数日後、情報部隊長のエースが戻って来た。
「団長、隣国の報告書だ。」
「エース、おかえり。隣国って何だっけ?」
「ほら、見合いして、イラついてたやつだよ。」
「ああ、それ。」
あの翌日、姫が俺と寝たと証言した。映像を記録した水晶を国王が見てブチギレ。行為をした騎士が名乗り出て、修羅場に。
念のためうちの王様にも証言を取って、俺は無関係が証明された。
結果、有利な契約を結び、姫は追放、騎士は辺境に送られた、と。
「はは、スッキリしたな。エースありがとう。」
「どういたしまして。ちなみに、追放先は別の国だから安心してくれ。」
「そうか、良かったよ。」
あの姫とは、もう2度と会いたくないからな。
まさか、今後会うことになるとは、この時は思いもしなかった。
団長は、城に行く必要があるが、憂鬱だった。
行くと大抵長話か、面倒な頼み事をされる。
やらかした公爵の息子を持って行かないと。ユーリの話もあるしな…。
「『転移』」
王様は私室で、読書中だった。
「おお、アレク久しぶりだな。今日はどうした?」
王様は突然の転移に慣れていて、動じない。
「話が2つあって来た。」
別空間から、公爵の息子を取り出し、床に転がした。縛ったまま眠らせてある。
「ん?こいつは…公爵の息子だったか?」
「そうだ。ギルドマスターのセリーヌを殺そうとした。処罰を頼む。」
「ああ、分かった。もう1つは?」
「…聖女の件だ。知ってるか?」
「ああ。お前の弟が召還に成功したが、今は行方不明だ。それがどうした?」
王様が不思議そうにたずねた。
「今はうちに居る。悪いが渡すつもりはない、殺されるからな。誰にも漏らすなよ。」
王様は驚いて、目を見開いた。
「そうか。殺されるとはどういうことだ?」
「召還してすぐ、弟が殺そうとした。聖女本人から聞いている。何とか逃げて、うちの団員が保護したんだ。」
王様は頭を抱えた。
「あいつは何て事を…。分かった、あいつには知らせない。アレク、そのまま保護を頼む。」
「まぁ、渡せと言われても無理だがな…。いや、分かった。」
思わず声に出てしまった。
「そうだった、お前に1つ頼みがある。隣国へ、見合いに行って欲しいんだ。」
「は?そんなもの、あいつに行かせてくれ。」
そんな面倒なものに行きたくない。
「それがな、姫がお前を指名してきて、しかも1泊して欲しいと。」
「何だそれは。そんな怪しいものに行きたくない。」
「行くだけで良い。それだけで、好条件の契約を約束してくれたんだ。」
「分かった。何かあった時の対応は勝手にやるからな。」
「それで構わない。」
はぁーっと溜め息をついた。
翌日夕方、隣国へ転移で飛んだ。
「ようこそ、アレク王子。こちらは私の娘、エリスだ。」
「エリスです。よろしくお願いいたします。」
金髪でツインテール、小柄な可愛い感じの姫だ。
「アレクだ。よろしく。」
そのまま姫と食事へ。色々話を振られたが、俺は無表情で、会話は程々にした。面倒だからだ。
引き留められたが、さっさと用意された部屋に行った。
部屋の中は、問題ないな。念のため、身の回りに防御を張り、部屋全体に、探知したら俺にだけ警報が鳴る結界を張った。
寝てしばらくした頃、警報が鳴った。目を開けると、身体の上に姫が乗っていた。
「何してるんだ?」
「決まってるでしょ?既成事実を作るの。国の為に、私と結婚して貰うわ。」
魔法を発動。姫を拘束し、催眠を掛けた。
「はぁーあ。面倒くせぇ。でも、少し遊べそうだな。そういえば、使えそうなの居たな。」
アレクは悪い笑顔を浮かべ、姫の部屋へ向かった。途中で、姫に惚れてる騎士にも催眠をかけ、連れてきた。
「さて、女を下で、男を上にして。記録…大丈夫だな。よし、始めろ。」
姫の服を騎士が脱がせて、交わり出した。
「ああ、アレク様、嬉しいわ。」
「ああ、姫!好きです!私にこんなの栄誉をくださるなんて!」
各々、違う催眠にしてあるが、やることは一緒だ。
笑いを堪えて、自国の城に飛んだ。
「うわ、アレク。見合いは?」
王様は丁度寝るところだった。
「行ってきたが、やっぱり企んでやがった。俺が今夜ここに居たって証言してくれよ。」
「ああ、分かった。済まなかったな。」
「じゃあな」
数日後、情報部隊長のエースが戻って来た。
「団長、隣国の報告書だ。」
「エース、おかえり。隣国って何だっけ?」
「ほら、見合いして、イラついてたやつだよ。」
「ああ、それ。」
あの翌日、姫が俺と寝たと証言した。映像を記録した水晶を国王が見てブチギレ。行為をした騎士が名乗り出て、修羅場に。
念のためうちの王様にも証言を取って、俺は無関係が証明された。
結果、有利な契約を結び、姫は追放、騎士は辺境に送られた、と。
「はは、スッキリしたな。エースありがとう。」
「どういたしまして。ちなみに、追放先は別の国だから安心してくれ。」
「そうか、良かったよ。」
あの姫とは、もう2度と会いたくないからな。
まさか、今後会うことになるとは、この時は思いもしなかった。
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