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5.放課後
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キーンコーンカーンコーン
チャイムがなり,もう放課後だ。
大地「西条、今日一緒に帰らね?
学校の楽しさを端から端まで語ってやるよ。」
と言って私の肩を組もうとした。
が、私は笑顔でそれを振りほどく。
理恵「いや、興味ないっす。あと私今日さっそく実行委員で残らないといけないから、ばいばい」
冷たく突き放すようにばいばいした理恵。
大地「おん!じゃあまた今度誘うわ。頑張れよ。」
過ぎ去ってゆく理恵に大きな声で大地は言った。
ー放課後ー
静かすぎ。てか2人とか気まず。
涼「理恵ちゃんって彼氏とかいんの??」
何言ってんだこいつ。
理恵「いないですけど。」
早く終わらせて帰りたい。
理恵は紙を漁りだした。
涼「なんで俺ん時は敬語?」
いやだからあなたの事は初めて見た時から嫌いなんです。
興味ないんです。
だんだん堪忍袋のおがパンクしそうになってきた。
理恵「敬語は社会に使う大事な言葉ですよ」
涼「いや同期じゃん、てかさ、理恵ちゃん俺のファンの女子達見ていじめられないかいもってんでしょ」
理恵「でました。今時の言葉。
いもる?芋を掘る?芋をほってなんの得がある?
まぁおじいちゃん家に行った時よく芋掘るし,得っていったら美味しく芋を食べられることだけど…」
辺りはしーんとして夕方のカラスだけが鳴いていた。
え…もしかして私今声にだしてた?
涼「ハハッ…ハハハハハ、理恵ちゃん面白すぎでしょ。」
理恵は顔を赤くした。
今まで心の中に抑えてきた独り言をまさか涼君の前で話しちゃうなんて。
何故かまた辺りはしーんとして
不思議な事に涼君の顔が目の前寸前にある。
ん?顔近くね?
これはいわゆる一般的で言うあの二文字の雰囲気だろう。
やべ 逃げないと。
と逃げようとしたその時
涼「動かないで!」
涼が今までにないぐらいの怒鳴りをあげる。
もう人生のファーストキスは諦めようと思った。
涼「はい!いけたよ」
ん?え?
涼「頭にものすごく大きい虫がついてたんだ、もう大丈夫。」
その虫がいたところを理恵が触るとなにやら硬いものがついている。
理恵「髪留め…?」
涼「よく似合ってる!」
なんじゃこの展開は…
涼が鋭い目をして理恵を見た。
涼「俺、彼氏に立候補してもいいかな?」
は?!
チャイムがなり,もう放課後だ。
大地「西条、今日一緒に帰らね?
学校の楽しさを端から端まで語ってやるよ。」
と言って私の肩を組もうとした。
が、私は笑顔でそれを振りほどく。
理恵「いや、興味ないっす。あと私今日さっそく実行委員で残らないといけないから、ばいばい」
冷たく突き放すようにばいばいした理恵。
大地「おん!じゃあまた今度誘うわ。頑張れよ。」
過ぎ去ってゆく理恵に大きな声で大地は言った。
ー放課後ー
静かすぎ。てか2人とか気まず。
涼「理恵ちゃんって彼氏とかいんの??」
何言ってんだこいつ。
理恵「いないですけど。」
早く終わらせて帰りたい。
理恵は紙を漁りだした。
涼「なんで俺ん時は敬語?」
いやだからあなたの事は初めて見た時から嫌いなんです。
興味ないんです。
だんだん堪忍袋のおがパンクしそうになってきた。
理恵「敬語は社会に使う大事な言葉ですよ」
涼「いや同期じゃん、てかさ、理恵ちゃん俺のファンの女子達見ていじめられないかいもってんでしょ」
理恵「でました。今時の言葉。
いもる?芋を掘る?芋をほってなんの得がある?
まぁおじいちゃん家に行った時よく芋掘るし,得っていったら美味しく芋を食べられることだけど…」
辺りはしーんとして夕方のカラスだけが鳴いていた。
え…もしかして私今声にだしてた?
涼「ハハッ…ハハハハハ、理恵ちゃん面白すぎでしょ。」
理恵は顔を赤くした。
今まで心の中に抑えてきた独り言をまさか涼君の前で話しちゃうなんて。
何故かまた辺りはしーんとして
不思議な事に涼君の顔が目の前寸前にある。
ん?顔近くね?
これはいわゆる一般的で言うあの二文字の雰囲気だろう。
やべ 逃げないと。
と逃げようとしたその時
涼「動かないで!」
涼が今までにないぐらいの怒鳴りをあげる。
もう人生のファーストキスは諦めようと思った。
涼「はい!いけたよ」
ん?え?
涼「頭にものすごく大きい虫がついてたんだ、もう大丈夫。」
その虫がいたところを理恵が触るとなにやら硬いものがついている。
理恵「髪留め…?」
涼「よく似合ってる!」
なんじゃこの展開は…
涼が鋭い目をして理恵を見た。
涼「俺、彼氏に立候補してもいいかな?」
は?!
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