44 / 580
第3章 魔法使いの弟子
第43話 カーラを館に連れて帰りました
しおりを挟む
事情を知らないカーラを連れて空を飛ぶ訳にも行きません。
カーラを雇い入れたその日はリーナの馬車で館の入り口まで送ってもらいました。
館を囲む森の入り口で馬車を降ろしてもらい徒歩で館に向かいます。
だって、馬車は結界に阻まれて中には入れませんもの。
「さあ、こっちよ。ついてらっしゃい。」
「シャルロッテ様、ちょっと待ってください。
こっちよって、道が無いじゃないですか。」
よし、よし、結界は正常に機能していますね。
私は森に張った結界に干渉してカーラを結界で阻む者の対象から外しました。
「えっ、森に道が出来た?」
結界で阻む対象から外され、カーラに館へ続く道が認識できるようになったようです。
カーラはいきなり目の前に道が現われて狐につままれた様な表情になりました。
「さっ、ぼうっとしてないで行きますよ。」
ここで一々説明などしません、そんな事をしていたら日が暮れてしまいます。
説明は館に着いてからです。
私が歩き始めるとカーラは首を傾げながらも私の後を追ってきました。
やがて森を抜けて私の館が視界に入ります。
「あれがシャルロッテ様のお屋敷?
あんな大きな屋敷、アタイは初めて見たよ。
シャルロッテ様ってすげえ貴族なんだ。」
よほど驚いたのでしょう、カーラの言葉遣いが素に戻っています。
「ええ、ここが今日からカーラに働いてもらう私の館よ。
ようこそ、私の館へ。歓迎するわ。」
すると前庭で遊んでいたアリィシャちゃんが私の帰宅に気付いて駆け寄ってきました。
「ロッテお姉ちゃん、お帰りなさい!」
そう言って、アリィシャちゃんは私に抱きついてきます。
館に一人ぼっちで寂しかったのでしょう、この四日は毎日こうです。
「はい、ただいま。
一人にしてごめんね。今日で仕事は終ったから、明日からは一緒にいられるわよ。」
「本当?わーい、うれしい!」
明日から一緒にいられることが嬉しかったようで、アリィシャちゃんは私に抱きついたまま頬ずりをしています。
「アリィシャちゃん、今日からここに一緒に住む新しい仲間を紹介するわ。
侍女見習いとして雇うことになったカーラよ。仲良くしてね。」
「はーい。
アリィシャです。仲良くしてくださいね。」
アリィシャちゃんがカーラに向かってぺこりと頭を下げます。
頭を下げた拍子に長い黒髪を後ろで一つに編み込んだ三つ編みがぴょこんと跳ねて可愛いです。
「カーラ、この子は私が保護している妹分のアリィシャちゃんよ。
とても大切にしている子なの、私の妹だと思って接してください。」
「アタイはカーラだ…。
じゃなくて、私はカーラです。よろしくお願いします、アリィシャお嬢様。」
カーラはいつもの口調でアリィシャちゃんに自己紹介しようとしました。
ですが、途中で私の妹だと思って接しろいう指示の意味が解ったのでしょう、とっさに丁寧な口調に改めました。
誰が教えているか、村の人々も一応丁寧な言葉遣いが出来るのです。
今回村を巡って驚いたことの一つなのですが、毎年訪れる徴税官に無礼な口を利くことがないように子供のうちから厳しく躾けているそうです。
村の人々にとって貴族や官吏は畏怖の対象であり、不興をかわないように努めているようです。
「お嬢様?」
「いいのよ。
アリィシャちゃんは私の大切な妹分なのだから、そう呼ばせておいて。」
現状、アリィシャちゃんの立場は明確にしていません。
でも、私と同じ能力を持つこの子を使用人にしようとは考えていないのです。
現状は「食客」と言ったところでしょうか。
館の前で立ち話をしていても仕方がありません、二人を伴って館の中に場所を移すことにします。
カーラも少ないながら荷物があります。先ずは部屋を与えて荷物を置かせようと思いました。
「使用人の私がこんな良い部屋を使ってよろしいのですか?」
部屋に通されたカーラが遠慮がちに尋ねてきました。
案内した部屋はアリィシャちゃんの隣の部屋、本来は私の家族向けの部屋で使用人向けの部屋ではありません。
「三人しか住んでいないのですもの。この方が用があればすぐに呼べて便利でしょう。
わざわざ、離れた使用人向けの部屋を使う必要はないわ。」
部屋にはベッド、クローゼット、ドレッサーが備え付けてあるので不自由はないでしょう。
私はカーラに荷物を置くように指示すると、リビングルームに向かいました。
**********
「さて、カーラには今日からこの館で働いてもらうのですけど、一番大切なことを命じます。
この館には色々と秘密が多いのです。この館の事情について他者に漏らすことを厳禁とします。
破った場合には、仕事をクビにするだけではなく、厳しい罰を与えますので覚悟してください。」
私は出来うる限りの威圧を込めてカーラに告げました。
魔法は使いませんよ、流石にしょっぱなから強制力を働かせようとは思いません。
まずは、カーラの行いに期待です。
私が今まではと違い、厳しい表情になったためでしょう。
「秘密ですか。それはどのようなことですか?」
カーラも真剣な表情で尋ねてきました。
「たくさんあるので、その都度口止めします。カーラは言付けを守ってくれれば良いです。
今日はそのうちで最も大切なことだけ幾つか教えておきます。
最初は私の大切な家族を紹介します、これが最大の秘密です。
良いですか、絶対に他者には秘密です。肉親に漏らすことも禁止ですよ。」
「家族ですか?
ここにお住まいなのはシャルロッテ様とアリィシャ様だけと伺った気がしますが?」
「ええ、ここに住む人間は二人だけですね。
でも、人でない者はたくさん居るのです。
みんな出てらっしゃい。それとアインちゃんも来てくれる。」
私はカーラにあらかじめ釘を刺したうえで、精霊たちに呼びかけます。
「「「「「「はーい!」」」」」」
元気の良い返事と共に私の契約精霊が六人、宙に姿を現しました。
「ええっ!」
いきなり現われた精霊たちにカーラが驚きの声を上げます。
そして、やや遅れて…。
「何かお呼びですか?」
アインちゃんがキッチンの方からふよふよと飛んできました。
「みんなに紹介しておくわ。
今日から私の侍女見習いとして、ここに住むことになったカーラです。
みんな、仲良くしてあげてね。」
「「「「「「「はーい」」」」」」」
精霊達から良い返事が返ってきますが、カーラの方は呆気にとられて言葉を失っているようです。
「シャルロッテ様、その珍妙なモノ達はいったい何なのでしょうか?」
少し落ち着いたカーラが、絞り出すように発した言葉がこれでした。
「私の家族に向かって珍妙なモノとは失礼な。
私の大切な家族を侮辱すると赦しませんよ。
ここにいるみんなは精霊、とても神秘的な存在なのです。
それぞれが、凄い力を持っているのですよ。」
私は、六人の契約精霊を一人ずつ紹介しました。
そして、最後にアインちゃんを掌に乗せて。
「この子がブラウニー隊の代表のアインちゃん。
この館の管理はブラウニー隊のみんながしてくれるので、あなたが掃除をする必要はありません。
この子達は気弱なので滅多に姿を現しません。
ですが、この館がこんなにきちんと維持できているのはブラウニー隊のおかげなのです。
カーラも感謝の気持ちを持って接してくださいね。」
私の言葉をカーラは目を丸くして聞いていました、よほど驚いたようです。
「精霊って、よく御伽噺に出て来る精霊ですよね。本当にいたんだ…。」
「ええ、あと二人います。アリィシャちゃん、リアとクシィをここに呼んでもらえる?」
「はい、リア、クシィ、姿を見せて。」
アリィシャちゃんの言葉を受けて二人の精霊が加わりました。
「ここにいる精霊たち九人はここで生活をしていると目にすることが良くあると思います。
くれぐれも機嫌を損ねることは無いようにしてください。
この子達、こんなに可愛い外見ですけど怒らすと怖いですよ。」
「そうよ、アタシ達が愛らしい姿をしているからといって侮るんじゃないわよ。
アタシも威張り散らすつもりはないから、よろしく頼むわよ。」
火の精霊サラちゃんが薄い胸を反らして、偉そうな口調でサーラに声をかけます。
ゆったりとした真紅のドレスを身に纏い、偉そうな口調で話すサラちゃんは、『女王様』という形容がピッタリです。薄い胸が残念ですけど……。
身の丈十インチほどのサラちゃんに上から目線の言葉をかけられてカーラは戸惑っています。
そのうちサラちゃんの力を目にする機会があればサラちゃんの尊大な態度も納得するでしょう。
「この子達精霊は一人一人が凄い力を持っているの、人に知られたら手に入れたいと思う輩が出て来るかもしれないでしょう。
それに、こんな可愛い外見だから好事家に狙われるかも知れないしね。
だから、精霊の存在は私達の仲間以外には秘密なの。これは絶対に守ってくださいね。」
「たしかに、こんなに可愛い存在のことが知れたら、手に入れたいと思う人がいるかも。
そのためにけしからんことを企む人がいるかもしれませんね。
わかりました、精霊のことは誰にももらしません。」
カーラは精霊たちが強大な力を持っていることには半信半疑のようですが、好事家に狙われるおそれについては納得したようです。
まあ、今日のところはそれで良いでしょう。
**********
お読みいただき有り難うございます。
今日も20時にもう1話投稿いたします。
引き続きお読み頂けたら幸いです。
*お願い
9月1日から始まりましたアルファポリスの第13回ファンタジー小説大賞にこの作品をエントリーしています。
応援してくださる方がいらっしゃいましたら、本作品に投票して頂けるととても嬉しいです。
ぶしつけにこのようなお願いをして恐縮ですが、よろしくお願いします。
投票は、PCの方は表題ページの左上、「作品の情報」の上の『黄色いボタン』です。
スマホアプリの方は表題ページの「しおりから読む」の上の『オレンジ色のボタン』です。
カーラを雇い入れたその日はリーナの馬車で館の入り口まで送ってもらいました。
館を囲む森の入り口で馬車を降ろしてもらい徒歩で館に向かいます。
だって、馬車は結界に阻まれて中には入れませんもの。
「さあ、こっちよ。ついてらっしゃい。」
「シャルロッテ様、ちょっと待ってください。
こっちよって、道が無いじゃないですか。」
よし、よし、結界は正常に機能していますね。
私は森に張った結界に干渉してカーラを結界で阻む者の対象から外しました。
「えっ、森に道が出来た?」
結界で阻む対象から外され、カーラに館へ続く道が認識できるようになったようです。
カーラはいきなり目の前に道が現われて狐につままれた様な表情になりました。
「さっ、ぼうっとしてないで行きますよ。」
ここで一々説明などしません、そんな事をしていたら日が暮れてしまいます。
説明は館に着いてからです。
私が歩き始めるとカーラは首を傾げながらも私の後を追ってきました。
やがて森を抜けて私の館が視界に入ります。
「あれがシャルロッテ様のお屋敷?
あんな大きな屋敷、アタイは初めて見たよ。
シャルロッテ様ってすげえ貴族なんだ。」
よほど驚いたのでしょう、カーラの言葉遣いが素に戻っています。
「ええ、ここが今日からカーラに働いてもらう私の館よ。
ようこそ、私の館へ。歓迎するわ。」
すると前庭で遊んでいたアリィシャちゃんが私の帰宅に気付いて駆け寄ってきました。
「ロッテお姉ちゃん、お帰りなさい!」
そう言って、アリィシャちゃんは私に抱きついてきます。
館に一人ぼっちで寂しかったのでしょう、この四日は毎日こうです。
「はい、ただいま。
一人にしてごめんね。今日で仕事は終ったから、明日からは一緒にいられるわよ。」
「本当?わーい、うれしい!」
明日から一緒にいられることが嬉しかったようで、アリィシャちゃんは私に抱きついたまま頬ずりをしています。
「アリィシャちゃん、今日からここに一緒に住む新しい仲間を紹介するわ。
侍女見習いとして雇うことになったカーラよ。仲良くしてね。」
「はーい。
アリィシャです。仲良くしてくださいね。」
アリィシャちゃんがカーラに向かってぺこりと頭を下げます。
頭を下げた拍子に長い黒髪を後ろで一つに編み込んだ三つ編みがぴょこんと跳ねて可愛いです。
「カーラ、この子は私が保護している妹分のアリィシャちゃんよ。
とても大切にしている子なの、私の妹だと思って接してください。」
「アタイはカーラだ…。
じゃなくて、私はカーラです。よろしくお願いします、アリィシャお嬢様。」
カーラはいつもの口調でアリィシャちゃんに自己紹介しようとしました。
ですが、途中で私の妹だと思って接しろいう指示の意味が解ったのでしょう、とっさに丁寧な口調に改めました。
誰が教えているか、村の人々も一応丁寧な言葉遣いが出来るのです。
今回村を巡って驚いたことの一つなのですが、毎年訪れる徴税官に無礼な口を利くことがないように子供のうちから厳しく躾けているそうです。
村の人々にとって貴族や官吏は畏怖の対象であり、不興をかわないように努めているようです。
「お嬢様?」
「いいのよ。
アリィシャちゃんは私の大切な妹分なのだから、そう呼ばせておいて。」
現状、アリィシャちゃんの立場は明確にしていません。
でも、私と同じ能力を持つこの子を使用人にしようとは考えていないのです。
現状は「食客」と言ったところでしょうか。
館の前で立ち話をしていても仕方がありません、二人を伴って館の中に場所を移すことにします。
カーラも少ないながら荷物があります。先ずは部屋を与えて荷物を置かせようと思いました。
「使用人の私がこんな良い部屋を使ってよろしいのですか?」
部屋に通されたカーラが遠慮がちに尋ねてきました。
案内した部屋はアリィシャちゃんの隣の部屋、本来は私の家族向けの部屋で使用人向けの部屋ではありません。
「三人しか住んでいないのですもの。この方が用があればすぐに呼べて便利でしょう。
わざわざ、離れた使用人向けの部屋を使う必要はないわ。」
部屋にはベッド、クローゼット、ドレッサーが備え付けてあるので不自由はないでしょう。
私はカーラに荷物を置くように指示すると、リビングルームに向かいました。
**********
「さて、カーラには今日からこの館で働いてもらうのですけど、一番大切なことを命じます。
この館には色々と秘密が多いのです。この館の事情について他者に漏らすことを厳禁とします。
破った場合には、仕事をクビにするだけではなく、厳しい罰を与えますので覚悟してください。」
私は出来うる限りの威圧を込めてカーラに告げました。
魔法は使いませんよ、流石にしょっぱなから強制力を働かせようとは思いません。
まずは、カーラの行いに期待です。
私が今まではと違い、厳しい表情になったためでしょう。
「秘密ですか。それはどのようなことですか?」
カーラも真剣な表情で尋ねてきました。
「たくさんあるので、その都度口止めします。カーラは言付けを守ってくれれば良いです。
今日はそのうちで最も大切なことだけ幾つか教えておきます。
最初は私の大切な家族を紹介します、これが最大の秘密です。
良いですか、絶対に他者には秘密です。肉親に漏らすことも禁止ですよ。」
「家族ですか?
ここにお住まいなのはシャルロッテ様とアリィシャ様だけと伺った気がしますが?」
「ええ、ここに住む人間は二人だけですね。
でも、人でない者はたくさん居るのです。
みんな出てらっしゃい。それとアインちゃんも来てくれる。」
私はカーラにあらかじめ釘を刺したうえで、精霊たちに呼びかけます。
「「「「「「はーい!」」」」」」
元気の良い返事と共に私の契約精霊が六人、宙に姿を現しました。
「ええっ!」
いきなり現われた精霊たちにカーラが驚きの声を上げます。
そして、やや遅れて…。
「何かお呼びですか?」
アインちゃんがキッチンの方からふよふよと飛んできました。
「みんなに紹介しておくわ。
今日から私の侍女見習いとして、ここに住むことになったカーラです。
みんな、仲良くしてあげてね。」
「「「「「「「はーい」」」」」」」
精霊達から良い返事が返ってきますが、カーラの方は呆気にとられて言葉を失っているようです。
「シャルロッテ様、その珍妙なモノ達はいったい何なのでしょうか?」
少し落ち着いたカーラが、絞り出すように発した言葉がこれでした。
「私の家族に向かって珍妙なモノとは失礼な。
私の大切な家族を侮辱すると赦しませんよ。
ここにいるみんなは精霊、とても神秘的な存在なのです。
それぞれが、凄い力を持っているのですよ。」
私は、六人の契約精霊を一人ずつ紹介しました。
そして、最後にアインちゃんを掌に乗せて。
「この子がブラウニー隊の代表のアインちゃん。
この館の管理はブラウニー隊のみんながしてくれるので、あなたが掃除をする必要はありません。
この子達は気弱なので滅多に姿を現しません。
ですが、この館がこんなにきちんと維持できているのはブラウニー隊のおかげなのです。
カーラも感謝の気持ちを持って接してくださいね。」
私の言葉をカーラは目を丸くして聞いていました、よほど驚いたようです。
「精霊って、よく御伽噺に出て来る精霊ですよね。本当にいたんだ…。」
「ええ、あと二人います。アリィシャちゃん、リアとクシィをここに呼んでもらえる?」
「はい、リア、クシィ、姿を見せて。」
アリィシャちゃんの言葉を受けて二人の精霊が加わりました。
「ここにいる精霊たち九人はここで生活をしていると目にすることが良くあると思います。
くれぐれも機嫌を損ねることは無いようにしてください。
この子達、こんなに可愛い外見ですけど怒らすと怖いですよ。」
「そうよ、アタシ達が愛らしい姿をしているからといって侮るんじゃないわよ。
アタシも威張り散らすつもりはないから、よろしく頼むわよ。」
火の精霊サラちゃんが薄い胸を反らして、偉そうな口調でサーラに声をかけます。
ゆったりとした真紅のドレスを身に纏い、偉そうな口調で話すサラちゃんは、『女王様』という形容がピッタリです。薄い胸が残念ですけど……。
身の丈十インチほどのサラちゃんに上から目線の言葉をかけられてカーラは戸惑っています。
そのうちサラちゃんの力を目にする機会があればサラちゃんの尊大な態度も納得するでしょう。
「この子達精霊は一人一人が凄い力を持っているの、人に知られたら手に入れたいと思う輩が出て来るかもしれないでしょう。
それに、こんな可愛い外見だから好事家に狙われるかも知れないしね。
だから、精霊の存在は私達の仲間以外には秘密なの。これは絶対に守ってくださいね。」
「たしかに、こんなに可愛い存在のことが知れたら、手に入れたいと思う人がいるかも。
そのためにけしからんことを企む人がいるかもしれませんね。
わかりました、精霊のことは誰にももらしません。」
カーラは精霊たちが強大な力を持っていることには半信半疑のようですが、好事家に狙われるおそれについては納得したようです。
まあ、今日のところはそれで良いでしょう。
**********
お読みいただき有り難うございます。
今日も20時にもう1話投稿いたします。
引き続きお読み頂けたら幸いです。
*お願い
9月1日から始まりましたアルファポリスの第13回ファンタジー小説大賞にこの作品をエントリーしています。
応援してくださる方がいらっしゃいましたら、本作品に投票して頂けるととても嬉しいです。
ぶしつけにこのようなお願いをして恐縮ですが、よろしくお願いします。
投票は、PCの方は表題ページの左上、「作品の情報」の上の『黄色いボタン』です。
スマホアプリの方は表題ページの「しおりから読む」の上の『オレンジ色のボタン』です。
1
あなたにおすすめの小説
『処刑されるたびに12歳に戻る悪役令嬢、7回目の人生は「何もせず寝て過ごす」ことに決めたら、なぜか周囲が勝手に勘違いして聖女扱いされています
六角
恋愛
公爵令嬢リリアーナは、18歳の誕生日に必ず断罪・処刑されては12歳に戻るという地獄のループを6回も繰り返していた。 真面目に努力しても、剣を極めても、裏社会を支配しても、結局は殺される運命。 心折れた彼女は、7回目の人生でついに決意する。 「もう頑張らない。どうせ死ぬなら、今回はひたすら寝て過ごそう」と。
しかし、安眠を求めて「うるさい」と敵を黙らせれば『王者の覇気』と恐れられ、寝ぼけて放った魔法は『神の奇跡』と崇められ、枕への異常なこだわりは『深遠なる儀式』と誤解されてしまう。 気がつけば、ストーカー気味のヤンデレ王子、パン屋の元ヒロイン、狂犬の如きライバル令嬢、元部下の暗殺者、そして不眠症の魔王までもが彼女の信者となり、リリアーナは意図せずして国を、そして世界を救う「最強の聖女」へと祭り上げられていく。
「お願いだから、私を寝かせて!」 睡眠欲だけで運命(システム)さえもねじ伏せる、無気力悪役令嬢の痛快勘違いサクセス(?)ストーリー!
3歳で捨てられた件
玲羅
恋愛
前世の記憶を持つ者が1000人に1人は居る時代。
それゆえに変わった子供扱いをされ、疎まれて捨てられた少女、キャプシーヌ。拾ったのは宰相を務めるフェルナー侯爵。
キャプシーヌの運命が再度変わったのは貴族学院入学後だった。
ネグレクトされていた四歳の末娘は、前世の経理知識で実家の横領を見抜き追放されました。これからはもふもふ聖獣と美食巡りの旅に出ます。
旅する書斎(☆ほしい)
ファンタジー
アークライト子爵家の四歳の末娘リリアは、家族から存在しないものとして扱われていた。食事は厨房の残飯、衣服は兄姉のお下がりを更に継ぎ接ぎしたもの。冷たい床で眠る日々の中、彼女は高熱を出したことをきっかけに前世の記憶を取り戻す。
前世の彼女は、ブラック企業で過労死した経理担当のOLだった。
ある日、父の書斎に忍び込んだリリアは、ずさんな管理の家計簿を発見する。前世の知識でそれを読み解くと、父による悪質な横領と、家の財産がすでに破綻寸前であることが判明した。
「この家は、もうすぐ潰れます」
家族会議の場で、リリアはたった四歳とは思えぬ明瞭な口調で破産の事実を突きつける。激昂した父に「疫病神め!」と罵られ家を追い出されたリリアだったが、それは彼女の望むところだった。
手切れ金代わりの銅貨数枚を握りしめ、自由を手に入れたリリア。これからは誰にも縛られず、前世で夢見た美味しいものをたくさん食べる生活を目指す。
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。
学園アルカナディストピア
石田空
ファンタジー
国民全員にアルカナカードが配られ、大アルカナには貴族階級への昇格が、小アルカナには平民としての屈辱が与えられる階級社会を形成していた。
その中で唯一除外される大アルカナが存在していた。
何故か大アルカナの内【運命の輪】を与えられた人間は処刑されることとなっていた。
【運命の輪】の大アルカナが与えられ、それを秘匿して生活するスピカだったが、大アルカナを持つ人間のみが在籍する学園アルカナに召喚が決まってしまう。
スピカは自分が【運命の輪】だと気付かれぬよう必死で潜伏しようとするものの、学園アルカナ内の抗争に否が応にも巻き込まれてしまう。
国の維持をしようとする貴族階級の生徒会。
国に革命を起こすために抗争を巻き起こす平民階級の組織。
何故か暗躍する人々。
大アルカナの中でも発生するスクールカースト。
入学したてで右も左もわからないスピカは、同時期に入学した【愚者】の少年アレスと共に抗争に身を投じることとなる。
ただの学園内抗争が、世界の命運を決める……?
サイトより転載になります。
神々の愛し子って何したらいいの?とりあえずのんびり過ごします
夜明シスカ
ファンタジー
アリュールという世界の中にある一国。
アール国で国の端っこの海に面した田舎領地に神々の寵愛を受けし者として生を受けた子。
いわゆる"神々の愛し子"というもの。
神々の寵愛を受けているというからには、大事にしましょうね。
そういうことだ。
そう、大事にしていれば国も繁栄するだけ。
簡単でしょう?
えぇ、なんなら周りも巻き込んでみーんな幸せになりませんか??
−−−−−−
新連載始まりました。
私としては初の挑戦になる内容のため、至らぬところもあると思いますが、温めで見守って下さいませ。
会話の「」前に人物の名称入れてみることにしました。
余計読みにくいかなぁ?と思いつつ。
会話がわからない!となるよりは・・
試みですね。
誤字・脱字・文章修正 随時行います。
短編タグが長編に変更になることがございます。
*タイトルの「神々の寵愛者」→「神々の愛し子」に変更しました。
美男美女の同僚のおまけとして異世界召喚された私、ゴミ無能扱いされ王城から叩き出されるも、才能を見出してくれた隣国の王子様とスローライフ
さら
恋愛
会社では地味で目立たない、ただの事務員だった私。
ある日突然、美男美女の同僚二人のおまけとして、異世界に召喚されてしまった。
けれど、測定された“能力値”は最低。
「無能」「お荷物」「役立たず」と王たちに笑われ、王城を追い出されて――私は一人、行くあてもなく途方に暮れていた。
そんな私を拾ってくれたのは、隣国の第二王子・レオン。
優しく、誠実で、誰よりも人の心を見てくれる人だった。
彼に導かれ、私は“癒しの力”を持つことを知る。
人の心を穏やかにし、傷を癒す――それは“無能”と呼ばれた私だけが持っていた奇跡だった。
やがて、王子と共に過ごす穏やかな日々の中で芽生える、恋の予感。
不器用だけど優しい彼の言葉に、心が少しずつ満たされていく。
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる